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第3章 ゴースト・キング編
第219話 覚醒者・ガブリス・モートル
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「おぉ、これはこれは、この俺を幽使術で操っていたガブリス・モートルさんじゃないか」
「ははは、君には驚いたよ」
「テメェは、もう、用済み。今度はこの俺が世界を奪う番だッ!!」
「それはどうかな?」
ガブリスが手を広げた。すると、ガブリスの手のひらにロールが吸収された。さらに、辺りの空間が歪みだし、空がどんどん、ガブリスの手に吸収されていった。しばらくして、携帯が鳴った。発信主はアメリカGEAだった。
「はい、どうしました?」
「たった今、モンタナ州とアイダホ州が元通りに戻りました。つまり、あなた達はもう、ゴースト・キングの亜空間の中にいません。下手をすれば、街や他の州にも被害が出ます。気をつけてください」
そう言って、電話は切れた。ガブリスが
「クククッ、俺の力はここでは収まらない。まだまだ、終わらないッ!!」
そう言って、再び、両手を広げた。すると、四方八方、色んな方面から手元に青い人魂が集まってきた。そして、それらを吸収していくうちにガブリスは、恐山決戦の時の凪澤のような怪人の姿になった。
「俺の術で大量に生まれた幽霊たちの吸収は終わった。さて、どこから壊そうか?」
「何言ってんだよ、俺たちを倒してから、先に行けよ、ガブリス・モートル」
俺がそう言うと、ガブリスは苦笑いしながら、
「すまないね、君たちのような雑魚には興味ないんだよ」
と答えた。すると、
「弓術・海火矢ッ!!」
本郷さんが術を使った。しかし、ガブリスはそれをあっさりと払い除けた。そして、
「幽使術・雷轟ッ!!」
上空から降り注ぐ電撃。優牙たちからすれば、それは異常なものだった。なぜなら、ガブリスは幽使術で『雷轟』を使用したからだ。
「ははは、君には驚いたよ」
「テメェは、もう、用済み。今度はこの俺が世界を奪う番だッ!!」
「それはどうかな?」
ガブリスが手を広げた。すると、ガブリスの手のひらにロールが吸収された。さらに、辺りの空間が歪みだし、空がどんどん、ガブリスの手に吸収されていった。しばらくして、携帯が鳴った。発信主はアメリカGEAだった。
「はい、どうしました?」
「たった今、モンタナ州とアイダホ州が元通りに戻りました。つまり、あなた達はもう、ゴースト・キングの亜空間の中にいません。下手をすれば、街や他の州にも被害が出ます。気をつけてください」
そう言って、電話は切れた。ガブリスが
「クククッ、俺の力はここでは収まらない。まだまだ、終わらないッ!!」
そう言って、再び、両手を広げた。すると、四方八方、色んな方面から手元に青い人魂が集まってきた。そして、それらを吸収していくうちにガブリスは、恐山決戦の時の凪澤のような怪人の姿になった。
「俺の術で大量に生まれた幽霊たちの吸収は終わった。さて、どこから壊そうか?」
「何言ってんだよ、俺たちを倒してから、先に行けよ、ガブリス・モートル」
俺がそう言うと、ガブリスは苦笑いしながら、
「すまないね、君たちのような雑魚には興味ないんだよ」
と答えた。すると、
「弓術・海火矢ッ!!」
本郷さんが術を使った。しかし、ガブリスはそれをあっさりと払い除けた。そして、
「幽使術・雷轟ッ!!」
上空から降り注ぐ電撃。優牙たちからすれば、それは異常なものだった。なぜなら、ガブリスは幽使術で『雷轟』を使用したからだ。
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