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決意は口に出さずに原動力に変えて 3
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再び仕事に皆さん戻る頃俺はまた薪を土間の隅に積み上げる。ナイロンのジャケットと軍手をしているので全身汗まみれになるのは仕方がない。小さな木の屑だったり埃だったりが全身に引っ付くので最低限の対策がナイロンのジャケットとなる。通気性がないために引っ付いて気持ち悪いが、変なものに触れてかぶれたり、虫に刺されて腫れ上がったりと言った対策にもなるので畑の作業とは違いしっかりと対策をする。首元のタオルもぐっしょりと湿っていて、終わる頃にはズボンも何だか汗でぴっちりとくっついているようだった。ズボンどころかパンツもひどい状況になるのはセットというか、とりあえず一通り年内中ぐらいは足りるだろう薪を運び込んだところで風呂に入ることにした。
着替えを持ってタオルを持って風呂場に向かえば森下さんが
「お風呂ですか?」
「さすがに汗だくなので」
ナイロンのジャンパーを脱げば中に着たシャツが張り付いている様子にお疲れ様ですと頭を下げてくれる。
「古民家あるあるの敷居の高さが一輪車を運び入れることができないからどうしてもね」
「この家を建てたときはまだなかった発想ですからね」
ちなみに新しい家は外と土間の高さは同じだ引き戸の溝もあまり感じることがなく、いかに今の時代は暮らしやすいようにできているかがよくわかるものの
「外からネコが運び込めたら楽になったでしょうに」
「そうなったらもっと働けって事でこれぐらいのスローな生活が良いんですよ。大変だけど」
言えば森下さんは笑い
「その大変を楽しめるから羨ましいんです。家に帰ればそんな暇があれば手伝えって言われるので」
「可愛い奥さんと娘さんの為なら頑張れるでしょう」
「趣味と実益は違うように、妻の趣味は俺の趣味ではないので」
手伝いますがというあたり良い人だなと思うが
「動画は否定的で?」
「綾人さんの所と違ってかなり否定的な言葉が多くて」
苦笑。
俺も一応チェックはしていたが俺が参加した回は確かに酷かった。
再生回数も多かったがコメント欄は随分と荒れて、フォローはしなかったが何度か連絡入れて確認は入れたものの大丈夫と言うので信じることにしている。心配するのは俺ではなく家族の仕事と割り切ってそれからは連絡は取らないようにしている。そもそもこれと言った約束もなく一回だけ会った人達なのだ。そこまで心配する仲じゃないと割り切る俺に森下さんはそれで十分ですと言ってくれるのだった。
「でもそれも良い勉強と言って通常通り頑張ってますよ。
頑張ってると言えば第二種電気工事士の資格もね。テスト来週だから。貰った問題用紙暗記する勢いで頑張ってます。あの日集まった奴らも頑張ってますよ。我々には荷物にならない資格なので。ある意味意味資格を取るなんて機会はありそうでないので若い奴らには良いチャンスだと思ってます」
「そう言ってもらえるとやけになってプリントした甲斐がありますね」
言えばあの日を思い出して森下さんは笑い
「俺も帰る前に五右衛門風呂いただきます」
「温泉じゃないけどいくらでも入っていって下さい」
俺は張り付くシャツの気持ち悪さと汗臭さに耐えられずに脱いでしまえば
「意外と良い筋肉してますね?」
「そうですか?
自分の体なんて滅多に見ないから気にもしませんよ」
薪を割って籠を背負い山を歩いては焼を耕す。いい体になっていても良いなと条件は揃っていたのでもやしっ子ではないだろうと想像するも細マッチョの圭斗とそれなりのガタイの良さはある宮下に比べたらまだまだだろうと嘆息。
宮下兄のようなゴリマッチョとは行かずとも飯田さんぐらいには鍛え上げたい。先生は……おなかがちょっとぷにょりだした?と言うか何と言うか。飯田さんのバッキバキを見ればみんなぷにょだよと結論付ければ風呂に入りながら自分の腹をなで
「普通だよな」
まだまだ筋肉に憧れるお年頃としては実用的な良い筋肉じゃないかと憧れの飯田腹筋までにはまだ遠いなと、シェフの仕事で何であんな筋肉がつくのか今度聞いてみようとならを眺めながら筋肉の育て方を学ぶことを決意したのだった。
ひとっぷろ浴びて昼食の準備をしようと、今日は森下さん、山川さんコンビがいるので内田さん達のもご飯食べていってくださいと前もって話はしてあった。勿論飯田さんが朝仕込んでくれたので、ご飯を炊いて温めて食べると言う準備をしてくれていた。虹鱒の煮付けに猪の味噌汁。勿論具沢山だ。昨日作ったまだフレッシュさの残る切り干し大根には鹿肉も入っていて、どれもこれもじんわりとした優しい味付けに顔を綻ばせるのは年長者の内田さんと山川さんもそちらよりだ。そしてお楽しみのおやつはほうれん草とかぼちゃの入ったパウンドケーキ。
コロコロの形に切ったチーズが良い塩かげんとなってデザートにはもってこいだった。ただ五人で食べるには多いので三分の一はラップで包んで内田さんのお子さんへのお土産にしてもらった。
「所でお仕事の進み具合は大丈夫です?」
聞けば山川さんはうなづいて
「壁の漆喰なんかはあとは乾かすだけだよ。飯田さん念願の竈オーブンも後は乾かすだけだから一週間は使えないで欲しいから、また来週様子を見にきます」
「つまり無事帰れると言うことですね?」
聞けば山川さんは笑って
「この年でいい経験できました。後はちゃんと使えるか楽しみです」
緊張はしますがと言いながら綺麗に虹鱒の身を骨から外してタレをたっぷりと絡めて食べれば美味しいと言う言葉の前に顔が雄弁に語るのだった。
「俺の方も大丈夫だよ。欄間もそれなりに傑作ができたしな」
「っていうか、俺欄間を掘るのも大工の仕事だとは思いませんでした」
昨日箪笥に何の下絵もなくネズミたちの彫刻を施す様子にも驚かされたが
「欄間は元々は宮大工の仕事でしたが、大工が学んで神社仏閣だけではなく一般にも広まったとされています。
俺も師匠から学んで一通り彫刻刀で彫れるようにはなりました。欄間の専門職人ではないのでお安く仕上げられるので重宝がられてますが母屋の欄間を見て勉強になりましたよ」
「仏間とその隣の客間の間にあったね」
垂れ壁にしてくれれば暖かい部屋になったのにと思うも
「やっぱり内田さんのお爺さんの技術は岩肌は勿論鷹の視線や羽の模様まで天才的なものをかんじます。
比べて俺のはまだまだ下手の横好きのレベルで、あんな躍動のある動物なんて彫れないし、彫れる木の種類も少なく絵の幅ももっとひろげたいのにまだまだというか……」
「森下如きが内田のおじいさんをかたるにはまだまだ早いだろ」
山川さんのツッコミに森下さんは苦笑をこぼし
「今はまだあの程度ですが十年後ぐらいしたらまた彫らせてくださいよ?」
「その時まで無事家が残ってたら」
何があるかわからないのがポツンと一軒家の宿命だと言えばなぜか
「欄間のある家もすでに希少なのでお互い頑張りましょう」
といい笑顔でエールをもらうのだった。
着替えを持ってタオルを持って風呂場に向かえば森下さんが
「お風呂ですか?」
「さすがに汗だくなので」
ナイロンのジャンパーを脱げば中に着たシャツが張り付いている様子にお疲れ様ですと頭を下げてくれる。
「古民家あるあるの敷居の高さが一輪車を運び入れることができないからどうしてもね」
「この家を建てたときはまだなかった発想ですからね」
ちなみに新しい家は外と土間の高さは同じだ引き戸の溝もあまり感じることがなく、いかに今の時代は暮らしやすいようにできているかがよくわかるものの
「外からネコが運び込めたら楽になったでしょうに」
「そうなったらもっと働けって事でこれぐらいのスローな生活が良いんですよ。大変だけど」
言えば森下さんは笑い
「その大変を楽しめるから羨ましいんです。家に帰ればそんな暇があれば手伝えって言われるので」
「可愛い奥さんと娘さんの為なら頑張れるでしょう」
「趣味と実益は違うように、妻の趣味は俺の趣味ではないので」
手伝いますがというあたり良い人だなと思うが
「動画は否定的で?」
「綾人さんの所と違ってかなり否定的な言葉が多くて」
苦笑。
俺も一応チェックはしていたが俺が参加した回は確かに酷かった。
再生回数も多かったがコメント欄は随分と荒れて、フォローはしなかったが何度か連絡入れて確認は入れたものの大丈夫と言うので信じることにしている。心配するのは俺ではなく家族の仕事と割り切ってそれからは連絡は取らないようにしている。そもそもこれと言った約束もなく一回だけ会った人達なのだ。そこまで心配する仲じゃないと割り切る俺に森下さんはそれで十分ですと言ってくれるのだった。
「でもそれも良い勉強と言って通常通り頑張ってますよ。
頑張ってると言えば第二種電気工事士の資格もね。テスト来週だから。貰った問題用紙暗記する勢いで頑張ってます。あの日集まった奴らも頑張ってますよ。我々には荷物にならない資格なので。ある意味意味資格を取るなんて機会はありそうでないので若い奴らには良いチャンスだと思ってます」
「そう言ってもらえるとやけになってプリントした甲斐がありますね」
言えばあの日を思い出して森下さんは笑い
「俺も帰る前に五右衛門風呂いただきます」
「温泉じゃないけどいくらでも入っていって下さい」
俺は張り付くシャツの気持ち悪さと汗臭さに耐えられずに脱いでしまえば
「意外と良い筋肉してますね?」
「そうですか?
自分の体なんて滅多に見ないから気にもしませんよ」
薪を割って籠を背負い山を歩いては焼を耕す。いい体になっていても良いなと条件は揃っていたのでもやしっ子ではないだろうと想像するも細マッチョの圭斗とそれなりのガタイの良さはある宮下に比べたらまだまだだろうと嘆息。
宮下兄のようなゴリマッチョとは行かずとも飯田さんぐらいには鍛え上げたい。先生は……おなかがちょっとぷにょりだした?と言うか何と言うか。飯田さんのバッキバキを見ればみんなぷにょだよと結論付ければ風呂に入りながら自分の腹をなで
「普通だよな」
まだまだ筋肉に憧れるお年頃としては実用的な良い筋肉じゃないかと憧れの飯田腹筋までにはまだ遠いなと、シェフの仕事で何であんな筋肉がつくのか今度聞いてみようとならを眺めながら筋肉の育て方を学ぶことを決意したのだった。
ひとっぷろ浴びて昼食の準備をしようと、今日は森下さん、山川さんコンビがいるので内田さん達のもご飯食べていってくださいと前もって話はしてあった。勿論飯田さんが朝仕込んでくれたので、ご飯を炊いて温めて食べると言う準備をしてくれていた。虹鱒の煮付けに猪の味噌汁。勿論具沢山だ。昨日作ったまだフレッシュさの残る切り干し大根には鹿肉も入っていて、どれもこれもじんわりとした優しい味付けに顔を綻ばせるのは年長者の内田さんと山川さんもそちらよりだ。そしてお楽しみのおやつはほうれん草とかぼちゃの入ったパウンドケーキ。
コロコロの形に切ったチーズが良い塩かげんとなってデザートにはもってこいだった。ただ五人で食べるには多いので三分の一はラップで包んで内田さんのお子さんへのお土産にしてもらった。
「所でお仕事の進み具合は大丈夫です?」
聞けば山川さんはうなづいて
「壁の漆喰なんかはあとは乾かすだけだよ。飯田さん念願の竈オーブンも後は乾かすだけだから一週間は使えないで欲しいから、また来週様子を見にきます」
「つまり無事帰れると言うことですね?」
聞けば山川さんは笑って
「この年でいい経験できました。後はちゃんと使えるか楽しみです」
緊張はしますがと言いながら綺麗に虹鱒の身を骨から外してタレをたっぷりと絡めて食べれば美味しいと言う言葉の前に顔が雄弁に語るのだった。
「俺の方も大丈夫だよ。欄間もそれなりに傑作ができたしな」
「っていうか、俺欄間を掘るのも大工の仕事だとは思いませんでした」
昨日箪笥に何の下絵もなくネズミたちの彫刻を施す様子にも驚かされたが
「欄間は元々は宮大工の仕事でしたが、大工が学んで神社仏閣だけではなく一般にも広まったとされています。
俺も師匠から学んで一通り彫刻刀で彫れるようにはなりました。欄間の専門職人ではないのでお安く仕上げられるので重宝がられてますが母屋の欄間を見て勉強になりましたよ」
「仏間とその隣の客間の間にあったね」
垂れ壁にしてくれれば暖かい部屋になったのにと思うも
「やっぱり内田さんのお爺さんの技術は岩肌は勿論鷹の視線や羽の模様まで天才的なものをかんじます。
比べて俺のはまだまだ下手の横好きのレベルで、あんな躍動のある動物なんて彫れないし、彫れる木の種類も少なく絵の幅ももっとひろげたいのにまだまだというか……」
「森下如きが内田のおじいさんをかたるにはまだまだ早いだろ」
山川さんのツッコミに森下さんは苦笑をこぼし
「今はまだあの程度ですが十年後ぐらいしたらまた彫らせてくださいよ?」
「その時まで無事家が残ってたら」
何があるかわからないのがポツンと一軒家の宿命だと言えばなぜか
「欄間のある家もすでに希少なのでお互い頑張りましょう」
といい笑顔でエールをもらうのだった。
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