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朝からイイ食べっぷりですがきちんと噛んで食べましょう!
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目が覚めた時は随分と室内が明るかった。
扉の隙間から差し込む灯が眩しく随分と寝坊した事に気が付いて、慌てて起きようとした所でふと気が付いた。
明るくないけど淡く輝くランプが部屋の中に灯されていた。
眩しくないように、でも眠りを妨げない様に。
そんな僅かな明かりのランプが枕元に置かれていて……
「ルヴィ様が置いてくれたのかしら?」
そうつぶやいた所で思い出す。
昨日の辛さを吹き飛ばした魔法……
ボンっ!!!
思い出は思い込みが混ざりよりドラマティックに彩られていく。
十八にして初めてのキスと、家族ではなく、仕事先の主ではなく男性として意識をしてしまった人。
ドキドキと高鳴る胸の鼓動と
ぎゅるるるるるる……
狭い室内に響く腹の虫。
空腹には慣れていたつもりだったがルヴィ様のお屋敷に来てご飯をお腹いっぱい食べさせてもらえるようになって食事が楽しい事を覚えて……
「私本当に良くしてもらってるんだ」
今までの生活が普通じゃない事を教えてもらってぱたりと倒れるもおなかの上に何か生暖かい物が乗っかって来た。
一瞬何?!とおもうものの小さな手足を駆使してよじ登り、胸元で身をかがめてぺろりと顎を舐められて気が付く
「フェズ……
私の上に乗るな、ベットの上に乗るな」
むんずと捕まえて床へと放る。
何気にこれと言った特徴とならない人間の標準的スタイルを貶してくれたなと睨みつければウルウルとした瞳で訴える。
ぎゅるるるるるる……
先ほど聞いたばかりの音はフェズだったかと自分の物ではなくってほっとしつつも白い目で見てしまえば
「ちょっと待ってて」
ルヴィ様に買ってもらったワンピースを着て扉を開ける。
すっかりとお日様も昇って明るい炊事場で顔を洗い髪に櫛を通して簡単に髪を纏める。
それからそっと扉を開ければソファにはいつもの通りルヴィ様が眠っていた。仰向けになって何故か足を片方落して大きなクッションに埋もれる様に寝る姿はもう見慣れた物だ。
大人の男性が寝ても余裕あるソファの大きさを改めて感心しながら昨夜の事を思い出して邪念を振り払う様に外へと出る。
「フェズー、どういう顔してルヴィ様に会ったらいいの?」
「きゃうっ!!!」
聞けばトコトコと付いてくるフェズは急に立ち止まりしっぽを内側に巻いた挙句に抱きしめて毛を逆立て裏声できゅーん、きゅーんと震えるように鳴いていた。
「……何があったか知らないけど、とりあえずネズミー取りに行こうか」
「くえっ!」
まるでいち早くこの場から逃げるようにととてとてと短い足を懸命に動かして急いで先を歩こうとするフェズをむんずと掴まり
「ご主人様より先を歩かないの」
翼を掴んで隣を歩かせる。
そしてやってきた北棟。
入口に置いたフライパンとホウキを片手に扉を開ける。
その物音でざざっ……と波立つような音を立てて隠れる気配。
そんな奴らは敵ではない。
踏むのが嫌なので箒で床を掃いて避けながら一歩一歩床を凍らせて黒い奴らを滅していく。
「フェズ、卵持ってるかもしれないから黒いのは食べちゃダメだよ」
「くるるるるるる……」
お腹が空いたと訴える鳴き声にがまんするように言いながら食堂の扉を開けた。
『ちゅー!!!』
すっかり私を敵と認識したネズミーは扉を開けた瞬間襲い掛かってくるも所詮は悲しい冒険者初心者向けの魔物。
フライパン一発で倒れるその弱さにすぐにひっくり返って痙攣しているネズミーを早速と言う様にフェズが頭から齧り出した。
生態系の頂点に立つはずのドラゴン種とは言えまだ幼生の為にネズミーといい勝負の無力な生き物だがそれでもネズミーを頭から骨を砕いてバリバリと食べて行く。
自分より大きな体の癖に倒れているネズミーを拾っては食べて拾っては食べて……
「今はネズミーが取り放題だから言いもんだけど食費がかさむわね」
既に五匹目を食べているはずなのに一向に食欲は収まる事はないようだ。と言うかどれ位食べるのだろうかと注意は忘れない。
そしてあらかた倒した所でネズミーは抜け穴から退却をした所で好き放題荒らされたメインキッチンを見て溜息を零す。
「お掃除しなくちゃね」
箒でネズミーをかき集めれば嬉しそうにフェズがバリバリと頭から齧りながら片づけてくれる。
その合間に汚染された壁や家具などをモップで一通り拭いて雑巾は洗った後にお湯で消毒する。
そんな事をしているうちに
「おはよー。
なにも今日ぐらいゆっくりしていていいのよー」
寝ぼけ眼であくびを零しながら姿を現したルヴィ様にモップを持った私は固まってしまうも
「おんや?
フェズは随分と朝から豪勢だねぇ」
バリバリと頭から一心不乱に食べるフェズを見て笑う。
フェズは一瞬食事を止めてルヴィ様と向き合って
「くるる……」
と一礼。
何があった?
ちょっとどういうこと?と聞く間もなくフェズはまた一心不乱に食事を再開する。むしろさっきよりも勢いをつけてネズミーは飲み物ではありません!と注意しなくてはいけないくらいのみごとな食べっぷり。
「うーん。ドラゴン種の胃袋ってほんと謎だわ」
食事を邪魔する事無く集めたネズミーを片付けるのを待つかのように眺めた後
「じゃあメル、おっさん達もご飯にしましょ」
「は、はい!今ご準備します!」
にへらと笑ういつものだらしない笑みだけど、それが無防備で温かくて、そして昨日のキス。
私もう十八歳なのにと顔を真っ赤にして
「先戻って準備します!フェズをよろしくお願いします!」
「きゃうううーーーんんん!!!」
フェズの悲鳴が聞こえたような気がしたけど、思わずと言う様に全力で走って逃げるもものの数分で再会するこの生活にもうすぐ心臓が壊れるかもしれない、そう思うのはメルだけではない事をまだ知らない。
扉の隙間から差し込む灯が眩しく随分と寝坊した事に気が付いて、慌てて起きようとした所でふと気が付いた。
明るくないけど淡く輝くランプが部屋の中に灯されていた。
眩しくないように、でも眠りを妨げない様に。
そんな僅かな明かりのランプが枕元に置かれていて……
「ルヴィ様が置いてくれたのかしら?」
そうつぶやいた所で思い出す。
昨日の辛さを吹き飛ばした魔法……
ボンっ!!!
思い出は思い込みが混ざりよりドラマティックに彩られていく。
十八にして初めてのキスと、家族ではなく、仕事先の主ではなく男性として意識をしてしまった人。
ドキドキと高鳴る胸の鼓動と
ぎゅるるるるるる……
狭い室内に響く腹の虫。
空腹には慣れていたつもりだったがルヴィ様のお屋敷に来てご飯をお腹いっぱい食べさせてもらえるようになって食事が楽しい事を覚えて……
「私本当に良くしてもらってるんだ」
今までの生活が普通じゃない事を教えてもらってぱたりと倒れるもおなかの上に何か生暖かい物が乗っかって来た。
一瞬何?!とおもうものの小さな手足を駆使してよじ登り、胸元で身をかがめてぺろりと顎を舐められて気が付く
「フェズ……
私の上に乗るな、ベットの上に乗るな」
むんずと捕まえて床へと放る。
何気にこれと言った特徴とならない人間の標準的スタイルを貶してくれたなと睨みつければウルウルとした瞳で訴える。
ぎゅるるるるるる……
先ほど聞いたばかりの音はフェズだったかと自分の物ではなくってほっとしつつも白い目で見てしまえば
「ちょっと待ってて」
ルヴィ様に買ってもらったワンピースを着て扉を開ける。
すっかりとお日様も昇って明るい炊事場で顔を洗い髪に櫛を通して簡単に髪を纏める。
それからそっと扉を開ければソファにはいつもの通りルヴィ様が眠っていた。仰向けになって何故か足を片方落して大きなクッションに埋もれる様に寝る姿はもう見慣れた物だ。
大人の男性が寝ても余裕あるソファの大きさを改めて感心しながら昨夜の事を思い出して邪念を振り払う様に外へと出る。
「フェズー、どういう顔してルヴィ様に会ったらいいの?」
「きゃうっ!!!」
聞けばトコトコと付いてくるフェズは急に立ち止まりしっぽを内側に巻いた挙句に抱きしめて毛を逆立て裏声できゅーん、きゅーんと震えるように鳴いていた。
「……何があったか知らないけど、とりあえずネズミー取りに行こうか」
「くえっ!」
まるでいち早くこの場から逃げるようにととてとてと短い足を懸命に動かして急いで先を歩こうとするフェズをむんずと掴まり
「ご主人様より先を歩かないの」
翼を掴んで隣を歩かせる。
そしてやってきた北棟。
入口に置いたフライパンとホウキを片手に扉を開ける。
その物音でざざっ……と波立つような音を立てて隠れる気配。
そんな奴らは敵ではない。
踏むのが嫌なので箒で床を掃いて避けながら一歩一歩床を凍らせて黒い奴らを滅していく。
「フェズ、卵持ってるかもしれないから黒いのは食べちゃダメだよ」
「くるるるるるる……」
お腹が空いたと訴える鳴き声にがまんするように言いながら食堂の扉を開けた。
『ちゅー!!!』
すっかり私を敵と認識したネズミーは扉を開けた瞬間襲い掛かってくるも所詮は悲しい冒険者初心者向けの魔物。
フライパン一発で倒れるその弱さにすぐにひっくり返って痙攣しているネズミーを早速と言う様にフェズが頭から齧り出した。
生態系の頂点に立つはずのドラゴン種とは言えまだ幼生の為にネズミーといい勝負の無力な生き物だがそれでもネズミーを頭から骨を砕いてバリバリと食べて行く。
自分より大きな体の癖に倒れているネズミーを拾っては食べて拾っては食べて……
「今はネズミーが取り放題だから言いもんだけど食費がかさむわね」
既に五匹目を食べているはずなのに一向に食欲は収まる事はないようだ。と言うかどれ位食べるのだろうかと注意は忘れない。
そしてあらかた倒した所でネズミーは抜け穴から退却をした所で好き放題荒らされたメインキッチンを見て溜息を零す。
「お掃除しなくちゃね」
箒でネズミーをかき集めれば嬉しそうにフェズがバリバリと頭から齧りながら片づけてくれる。
その合間に汚染された壁や家具などをモップで一通り拭いて雑巾は洗った後にお湯で消毒する。
そんな事をしているうちに
「おはよー。
なにも今日ぐらいゆっくりしていていいのよー」
寝ぼけ眼であくびを零しながら姿を現したルヴィ様にモップを持った私は固まってしまうも
「おんや?
フェズは随分と朝から豪勢だねぇ」
バリバリと頭から一心不乱に食べるフェズを見て笑う。
フェズは一瞬食事を止めてルヴィ様と向き合って
「くるる……」
と一礼。
何があった?
ちょっとどういうこと?と聞く間もなくフェズはまた一心不乱に食事を再開する。むしろさっきよりも勢いをつけてネズミーは飲み物ではありません!と注意しなくてはいけないくらいのみごとな食べっぷり。
「うーん。ドラゴン種の胃袋ってほんと謎だわ」
食事を邪魔する事無く集めたネズミーを片付けるのを待つかのように眺めた後
「じゃあメル、おっさん達もご飯にしましょ」
「は、はい!今ご準備します!」
にへらと笑ういつものだらしない笑みだけど、それが無防備で温かくて、そして昨日のキス。
私もう十八歳なのにと顔を真っ赤にして
「先戻って準備します!フェズをよろしくお願いします!」
「きゃうううーーーんんん!!!」
フェズの悲鳴が聞こえたような気がしたけど、思わずと言う様に全力で走って逃げるもものの数分で再会するこの生活にもうすぐ心臓が壊れるかもしれない、そう思うのはメルだけではない事をまだ知らない。
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