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知ってます?今日はこれからお出かけなんですよ?

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 クラエスいいお父さんしてるじゃないかとしっかり反省したもふの喉元をさすってやりながら

「どのみちこれじゃあこのベットは使えないな。とりあえずシャワーを浴びないといけないけどその前にだ」

 もふを手放して俺をベットに縫い付けるクラエス。
 まさかもふが見ている前で俺を抱くつもりなのかと、それは教育的にもだめだと言おうとしたものの

 ペロリ……

 胸元にクラエスの舌がはわされていた。

「ちょ、クラエス……」
 
 ペロリ、ペロリと体にかかったミルクを舐めはじめれば、それを見ていたもふも慌てて俺の体を舐めはじめた。

「ちょ、クラエスまって!もふがまねして、んっ!」

 クラエスが乳首を舌先で転がしながら

「アトリのおっぱいからミルクが出てるみたいだ」

 なんて笑いながらちゅうちゅうと吸いつきだしていた。
 
「ん、もふが見てるから……」

 止めてと言おうとしたもののクラエスとは違う場所に吸い付く何かがあった。その滑らかでもどこかざらりとした感触に目を見開けば、もふが足元まで垂れたミルクを一生懸命舐めとっていた。
 お腹が空いていて、俺にかかったミルクの匂いに空腹が促されて僅かな食料を求める様に舐めはじめていた。
 だけどそこは下腹部の、皮膚の薄い場所。
 クラエスのせいで勃ち上がっていた物をもふは不思議そうな目を向けていたが、おもむろに下腹部から舌先を離して、その緩やかに勃ち上がった物に向かって、人とは比べ物にならない長い舌をからめるのだった。
 確かにソコにもミルクはかかっていた。
 だからと言って……

「あっふ、やだあ、もふ、そこはダメ……」
 
 巻きついた舌が蠢くようにかかったミルクをなめとろうとする。
 さすがに人が出来る動きではない初めての体験にあっという間に爆発寸前にまでなってしまい、蜜が溢れだせば細い舌先が興味津々というようになめとっていた。
 絶対美味くないはずのものをどうしてか気に入ったようで……
 小さな割れ目をチロチロと舐めるように細かく動かし始める。
 乳首はクラエスに舌がこねくり回し、敏感になって腰が浮き出すというのに、浮いた腰にしがみ付くもふの舌がゆっくりと開けていった我目からゆっくりと侵入して来て

「うふっ!ひっ!いぐっ!
 もふっ!そこっ、それ以上は!!!」

 獣に因る尿道官プレイなんて冗談じゃないと思うもすもするりするりと抵抗なく潜り込んだ舌先に溢れだそうとしていた精液がそこでせき止められ

「いやっ!ぐるじい!抜いて!助けて!ひ、ぐっ!」
 
 クラエスにしがみついて泣き叫んでしまえばやっと異変に気がついてくれたようで

「もふ!」
 
 クラエスの厳しい位のつよい声にもふの動きは止まって、ゆっくりと細長い舌が出て行くのが分かった。
 だけど抜けた瞬間の気持ちよさに

「あ、んっ!!!」

 解放された心地よさに思いっきり元気良くイく姿をふたりにさらしていた。
 はあ、はあ、と大きく息をしながら大きく股を広げたはしたない姿。
 恥ずかしさの羞恥心に泣きたくなるものの体は勝手に出しきれなかった精液を出し尽くそうと緩い動きで促していた。
 クラエスはもふの動物的本能にどうした物かと頭をガシガシと掻きむしる姿に俺はやっと冷静になれて、ぼんやりした頭で新しいミルクを購入。それをもふに渡して

「ハウゼンさんに飲ませてもらうんだよ」

 歯が生えた事による親離れ。ドラゴンの習性に則り俺はもうもふにミルクをこの手で与えないことにした。
 きゅーとどこか嫌いにならないでと悲しそうな鳴き声を落すもクラエスに睨まれて、小さな羽をパタパタはばたかせていつものようにカリカリと扉を引っ掻いてハウゼンさんにドアを開けてもらっていた。
 そして優秀な彼女は扉一枚向こうでいつもと違う朝を迎えた事を察しているのに何も聞いてないと言う様に普段のようにミルクの入った哺乳瓶を抱えるもふを抱き上げて扉を閉めるそんな優しさに感謝しつつ、クラエスは大きく足を広げた俺の間に座って

「傷がついてないから見るから」

 じっくりと持ち上げながら見てから俺の息子さんを朝からパクリと、舌先でチェックし、くぼみに溜まった精子をちゅっとなめとっていた。
 もちろんそこで止められる自制はないようで、

「アトリごめん。怖い思いしていたのになんかすごくヤらしいアトリを見ちゃったら我慢できなくなっちゃった。ねえ、コレどうすればいいだろう?」

 朝からギンギンに反り勃つクラエスの息子さんは今から朝食を頂きますと言うように涎まで垂らしていて……
 どうすればいいだろうじゃないだろうと、まだ昨夜のクラエスが残る秘部へと我慢が出来ないと言う様に侵入して来るのを俺だってこんな中途半端な状態は苦しいんだと理解しているからこそ甘んじて受けとめるのだった。

 今日はお城に向かう日なのでとセリムがドアを叩きに来るまで興奮しきったクラエスに散々なぶられるのは、クラエスにも愛しい人が他の誰かにイかされる光景はまだ早かったか、いや、見せるわけにはいけないと思い知るアトリだった。




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