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番外編(マルサス視点)
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人生というものは劇的でなくていい。
僕はそう思って生きてきた。
人並みに幸せなら良いじゃないか、欲張るとロクなことにはならない。
僕は愛する人が側にいるだけでいい。世界一の最愛が側にいるのなら、それが幸せってやつじゃないか。
「そう、僕は愛の伝道師……」
「バカさ……、じゃなかった若様、そろそろよろしいでしょうか?」
「ひゃうっ! ゴホッ、ゴホッ……、あ、アネット、いきなり話しかけるなよ。びっくりするじゃないか」
使用人のアネットにいきなり声をかけられて僕はむせて咳き込んでしまった。
まったく、この女はいつも僕に急に話しかけて驚かせる。
心臓が止まったらどうしてくれるんだ。
「で、あれからどうなった? ほら、姫様は上手くリュオン殿下に告白出来たのかい? いやー、まさか殿下の婚約者がルティアだったとは驚いたけど、姫様が告白に成功すれば彼女はフリーになるもんなー」
僕は故郷の隣国であるルーメリア王国に来ている。
何故かって? 泣いている女性が居たからだ。
オリビアという名のルーメリア王国の第二王女。
彼女は訳あって愛する婚約者であるリュオン殿下と別れることになってしまった。
そんな彼女がリュオン殿下と再びよりを戻す為に僕は一肌脱ごうと動く。
リュオン殿下が友人の結婚式に出席するためにルーメリア王国にやって来たのだが、そのタイミングでオリビア殿下が告白するためのお膳立てをしたのだ。
くぅ~~! 僕ってやつは、男気があるな~~!
なんで、こんなに男気があって人を思いやる心を持っている僕が独身なんだろう?
愛するルティアがリュオン殿下の婚約者になって浮気しているのも気に食わない。
あいつ……! 僕の婚約者だっただろ?
愛の告白を受けて、保留にしていたじゃないか……!
お金持ちになった僕と一緒になる予定だったのに、王子と結婚予定とか。薄情にも程があるじゃないか。
まぁ、許すよ。僕は寛大な男だから。
あの姫さんとリュオン殿下がくっつけば、僕の邪魔者はいなくなるし……。
「姫様は捕まりました。あのゲイオスという男と共に。どうやら、二国家間で戦争を起こさせるために若様を利用しようとしたみたいですよ」
「ぽえっ?」
はぁ~~~!?
ぼ、ぼ、僕を利用して戦争を起こさせるだとーーっ!?
そんな頭のおかしいこと考えていたのか、あいつら……。
「もっとも、姫様は何も知らなかったみたいですけど。まぁ、子供じゃないんでそんな言い訳通じないですが」
「そ、そうだな。悪いことに加担したら罰せられるのは、当然だ」
くっそー! あの頭、空っぽ王女め!
僕を変なことに巻き込みやがって!
あんな女、捕まって当然だ。当然! まったく、あっちの国はちゃんと教育してないのかよ!
「あのう、若様。あなたも思いっきり加担しているのですが……。両国家の問題に」
「…………」
「若様ー? 特技の“ぽえっ?”はどうしました?」
し、しまったーーーー!
ど、ど、ど、どうしよう!? 僕、とんでもないことをしでかしてしまったーーーー!
これじゃ、勘当じゃ済まないじゃないか。下手したら、監獄行き……?
騙されただけなのに……、そんな理不尽ってあるのか……!
「ごめんなさい、若様。驚かせてしまって。実は若様はいち早く、陰謀に気が付いて、二人を一網打尽にするタイミングをうかがっていた、ということにして話をつけております」
「…………はっはっはっは! そうだ! 僕は英雄だーーーー! 気付いていたさ! あいつらの陰謀には、とっくにな!」
「この立ち直りの早さ実は羨ましく思っています。尊敬は出来ませんが」
そうだよなー! あの二人が捕まったのは僕のおかげじゃん!
なんだよー、アネットのやつ! 僕を驚かせるなよー!
「まぁ、多額の借金は残りましたが、犯罪者として監獄に入れられるよりはマシです。死刑もあり得ましたから」
「そうだよなー! 死刑になるより、借金まみれのほうがマシだよなー! ……んっ? 多額の借金!? ぽえっ!?」
「遅れてぽえってくるパターンも覚えましたか……」
アネットのやつは何を言っているんだ?
ぼ、僕は大金持ちだぞ! レアポーションの原料を掘り当てて、億万長者になったんだから。
そうだ。この大富豪マルサスに借金という言葉はない! ははーん、またアネットのやつ、悪い冗談で僕のことを担ごうとしたなー!
「劇団マルサスの負債が三億ほど。そして、あのマルサス様がまるごと買い取った鉱山ですが、あれから一切レアポーションの原料がとれずに不良債権となり、さらに七億ほど」
「じゅ、十億エルドも借金があるのか!?」
あばばばばばばば、どうしたら良いのか分からなくなってきたぞ。
父上に五千万借金を返すつもりが、十億に増えるなんて……。そんなバカなことって……。
「ついでに国に戻るのも無理ですよ。武器商人ギルド絡みのたちの悪い連中がマルサス様のことを恨んで、あなたのことを血眼になって探していますから」
「ぽええっ!? ぽえっ!? ぽえっ!?」
「なんか、そんな鳴き声の動物がいたような気がします」
く、国にも戻れないのか……? 僕はこれからどうしたらいい?
借金もあって、命も狙われて、完璧に詰んだじゃないか。
ルティア、思えば君が僕の幸運の女神だったんだね。君と婚約破棄したのがすべての間違いだった……。
「ですが、私は十億エルド、持っています。何なら、差し上げてもいいですよ」
「ぽええええええええっ!?」
あ、アネットが十億エルド持ってるって本当か!?
な、なんで、そんな大金!? てか、僕にくれるって言ったか!?
「レアポーションの原料が採れた場所から、色々と計算をして、水脈のありそうな正確な位置を掴み土地を買ったんですよ。掘ってみたら、マルサス様のところ以上に大量の“輝水”が採れましてね。実は私、大金持ちです」
アネットがパチンと指を鳴らすと、バッグを抱えた屈強な男たちが次々とカバンを僕の前に置いていく。
カバンの中身は札束だ。本当に十億エルド以上ありそう……。まさか、アネットが、いや、アネットさんが、いいや、アネット様が大金持ちであらせられたとは……!
「頼む! アネット! 僕にお金を下さい!」
「今までで一番きれいな土下座ですね。若様……」
十億もらえるなら土下座なんて、何回だってやるに決まっている!
アネット様! お願いします! 僕にお金を!!
「マルサス様の持っているものと交換するなら良いですよ」
「な、なんだって交換してやる! この服か!? すぐ脱ぐから待っててくれ!」
「いや、要らないです。趣味が悪い。お金と交換するのはマルサス様の人生です。ええ、こちらの方がよっぽど趣味が悪いですが」
「ぼ、僕の人生!?」
あ、アネット、こ、こいつ、何を言っているんだ?
僕の人生と十億を交換したいだって? 意味がわからないぞ。
「私、ダメでどうしょうもない男が好きみたいです。マルサス様のこと見てるのまぁまぁ好きなんですよ。だから、飼ってみたら楽しいかなって」
「ペット感覚!?」
「ですから、マルサス様の人生をください。そして、私を楽しませてください。もちろん、嫌なら――」
「十億エルドを僕にください!」
「そういう、期待を裏切らないところ好きですよ……」
◆ ◆ ◆
「アネット! 今度こそ僕は、僕の人生を取り返す! 賞金十億エルドを手に入れてな!」
「またですか、若様。いい加減、諦めればいいのに」
「復活した魔王を倒せば! 賞金十億エルドらしい! 練習したら、なんか魔法も使えるようになったし、その辺にあった剣を抜いたら伝説の聖剣だった!」
「相変わらず、運と努力のベクトルがめちゃくちゃですね……」
右手のひらから炎を出して、左手で聖剣を振り回しながら僕はアネットを冒険へと誘う。
そう、僕の冒険はこれからだ! 魔王を倒して僕は借金を完済して、人生を取り戻す!
僕はそう思って生きてきた。
人並みに幸せなら良いじゃないか、欲張るとロクなことにはならない。
僕は愛する人が側にいるだけでいい。世界一の最愛が側にいるのなら、それが幸せってやつじゃないか。
「そう、僕は愛の伝道師……」
「バカさ……、じゃなかった若様、そろそろよろしいでしょうか?」
「ひゃうっ! ゴホッ、ゴホッ……、あ、アネット、いきなり話しかけるなよ。びっくりするじゃないか」
使用人のアネットにいきなり声をかけられて僕はむせて咳き込んでしまった。
まったく、この女はいつも僕に急に話しかけて驚かせる。
心臓が止まったらどうしてくれるんだ。
「で、あれからどうなった? ほら、姫様は上手くリュオン殿下に告白出来たのかい? いやー、まさか殿下の婚約者がルティアだったとは驚いたけど、姫様が告白に成功すれば彼女はフリーになるもんなー」
僕は故郷の隣国であるルーメリア王国に来ている。
何故かって? 泣いている女性が居たからだ。
オリビアという名のルーメリア王国の第二王女。
彼女は訳あって愛する婚約者であるリュオン殿下と別れることになってしまった。
そんな彼女がリュオン殿下と再びよりを戻す為に僕は一肌脱ごうと動く。
リュオン殿下が友人の結婚式に出席するためにルーメリア王国にやって来たのだが、そのタイミングでオリビア殿下が告白するためのお膳立てをしたのだ。
くぅ~~! 僕ってやつは、男気があるな~~!
なんで、こんなに男気があって人を思いやる心を持っている僕が独身なんだろう?
愛するルティアがリュオン殿下の婚約者になって浮気しているのも気に食わない。
あいつ……! 僕の婚約者だっただろ?
愛の告白を受けて、保留にしていたじゃないか……!
お金持ちになった僕と一緒になる予定だったのに、王子と結婚予定とか。薄情にも程があるじゃないか。
まぁ、許すよ。僕は寛大な男だから。
あの姫さんとリュオン殿下がくっつけば、僕の邪魔者はいなくなるし……。
「姫様は捕まりました。あのゲイオスという男と共に。どうやら、二国家間で戦争を起こさせるために若様を利用しようとしたみたいですよ」
「ぽえっ?」
はぁ~~~!?
ぼ、ぼ、僕を利用して戦争を起こさせるだとーーっ!?
そんな頭のおかしいこと考えていたのか、あいつら……。
「もっとも、姫様は何も知らなかったみたいですけど。まぁ、子供じゃないんでそんな言い訳通じないですが」
「そ、そうだな。悪いことに加担したら罰せられるのは、当然だ」
くっそー! あの頭、空っぽ王女め!
僕を変なことに巻き込みやがって!
あんな女、捕まって当然だ。当然! まったく、あっちの国はちゃんと教育してないのかよ!
「あのう、若様。あなたも思いっきり加担しているのですが……。両国家の問題に」
「…………」
「若様ー? 特技の“ぽえっ?”はどうしました?」
し、しまったーーーー!
ど、ど、ど、どうしよう!? 僕、とんでもないことをしでかしてしまったーーーー!
これじゃ、勘当じゃ済まないじゃないか。下手したら、監獄行き……?
騙されただけなのに……、そんな理不尽ってあるのか……!
「ごめんなさい、若様。驚かせてしまって。実は若様はいち早く、陰謀に気が付いて、二人を一網打尽にするタイミングをうかがっていた、ということにして話をつけております」
「…………はっはっはっは! そうだ! 僕は英雄だーーーー! 気付いていたさ! あいつらの陰謀には、とっくにな!」
「この立ち直りの早さ実は羨ましく思っています。尊敬は出来ませんが」
そうだよなー! あの二人が捕まったのは僕のおかげじゃん!
なんだよー、アネットのやつ! 僕を驚かせるなよー!
「まぁ、多額の借金は残りましたが、犯罪者として監獄に入れられるよりはマシです。死刑もあり得ましたから」
「そうだよなー! 死刑になるより、借金まみれのほうがマシだよなー! ……んっ? 多額の借金!? ぽえっ!?」
「遅れてぽえってくるパターンも覚えましたか……」
アネットのやつは何を言っているんだ?
ぼ、僕は大金持ちだぞ! レアポーションの原料を掘り当てて、億万長者になったんだから。
そうだ。この大富豪マルサスに借金という言葉はない! ははーん、またアネットのやつ、悪い冗談で僕のことを担ごうとしたなー!
「劇団マルサスの負債が三億ほど。そして、あのマルサス様がまるごと買い取った鉱山ですが、あれから一切レアポーションの原料がとれずに不良債権となり、さらに七億ほど」
「じゅ、十億エルドも借金があるのか!?」
あばばばばばばば、どうしたら良いのか分からなくなってきたぞ。
父上に五千万借金を返すつもりが、十億に増えるなんて……。そんなバカなことって……。
「ついでに国に戻るのも無理ですよ。武器商人ギルド絡みのたちの悪い連中がマルサス様のことを恨んで、あなたのことを血眼になって探していますから」
「ぽええっ!? ぽえっ!? ぽえっ!?」
「なんか、そんな鳴き声の動物がいたような気がします」
く、国にも戻れないのか……? 僕はこれからどうしたらいい?
借金もあって、命も狙われて、完璧に詰んだじゃないか。
ルティア、思えば君が僕の幸運の女神だったんだね。君と婚約破棄したのがすべての間違いだった……。
「ですが、私は十億エルド、持っています。何なら、差し上げてもいいですよ」
「ぽええええええええっ!?」
あ、アネットが十億エルド持ってるって本当か!?
な、なんで、そんな大金!? てか、僕にくれるって言ったか!?
「レアポーションの原料が採れた場所から、色々と計算をして、水脈のありそうな正確な位置を掴み土地を買ったんですよ。掘ってみたら、マルサス様のところ以上に大量の“輝水”が採れましてね。実は私、大金持ちです」
アネットがパチンと指を鳴らすと、バッグを抱えた屈強な男たちが次々とカバンを僕の前に置いていく。
カバンの中身は札束だ。本当に十億エルド以上ありそう……。まさか、アネットが、いや、アネットさんが、いいや、アネット様が大金持ちであらせられたとは……!
「頼む! アネット! 僕にお金を下さい!」
「今までで一番きれいな土下座ですね。若様……」
十億もらえるなら土下座なんて、何回だってやるに決まっている!
アネット様! お願いします! 僕にお金を!!
「マルサス様の持っているものと交換するなら良いですよ」
「な、なんだって交換してやる! この服か!? すぐ脱ぐから待っててくれ!」
「いや、要らないです。趣味が悪い。お金と交換するのはマルサス様の人生です。ええ、こちらの方がよっぽど趣味が悪いですが」
「ぼ、僕の人生!?」
あ、アネット、こ、こいつ、何を言っているんだ?
僕の人生と十億を交換したいだって? 意味がわからないぞ。
「私、ダメでどうしょうもない男が好きみたいです。マルサス様のこと見てるのまぁまぁ好きなんですよ。だから、飼ってみたら楽しいかなって」
「ペット感覚!?」
「ですから、マルサス様の人生をください。そして、私を楽しませてください。もちろん、嫌なら――」
「十億エルドを僕にください!」
「そういう、期待を裏切らないところ好きですよ……」
◆ ◆ ◆
「アネット! 今度こそ僕は、僕の人生を取り返す! 賞金十億エルドを手に入れてな!」
「またですか、若様。いい加減、諦めればいいのに」
「復活した魔王を倒せば! 賞金十億エルドらしい! 練習したら、なんか魔法も使えるようになったし、その辺にあった剣を抜いたら伝説の聖剣だった!」
「相変わらず、運と努力のベクトルがめちゃくちゃですね……」
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