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第8章 立ち上がライズ! ドワーフじゃーないと!
第175話 再戦要求と欲しい物
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「あー、負けちゃった……」
「ふふふ、まだまだやな」
す、すごい……ラピス、ゲームが上手いんだな……ちょっと意外。
操作も、まるで手馴れているかのように上手いし、連打能力も比べ物にならないくらい早い。
なんか80年代にいたプロゲーマーみたい……って言ってもそれがどういう存在だったのかは詳しくは知らないんだけど。
「ラピラピ! もう一回!」
「もう諦めたらどうや!」
もうラピスとリンの戦いは数十回に及んでいる。
リン、諦めが悪すぎる……。
「負けっぱなしは嫌なの!」
なんかリン、不貞腐れてる? どうしても一勝したいみたいだけど……。
ラピスはリンの圧に負けたのか、もう一戦することになった。
……2人がキャラを選んでいたその時、地下室の扉を叩く音が聞こえた。
「あ、今大丈夫かい?」
「お前らここにいたのか」
扉が開き、隙間から叔母さんとゴルドが顔を出した。
「ちょっと夕飯作ろうと思ったら冷蔵庫が結構ガラガラでねぇ、今から2人で買い物行ってくるけど、欲しいものあるかい?」
どうやら私がいない間に食料が底を尽きたようだ。
まぁ、同居人が増えたからねぇ……。
そういえば買い占めもやっと落ち着いてきたってニュースでやってたな、まぁもうあの地震から1週間は経つし、みんなもう慣れ始めたのかな?
「私は特にないけど、みんなは?」
私が聞くと、みんな一斉に手を止めた。
「あ、ハクハク! アタシ今日カレーが食べたい!」
「ちょっと石鹸足りてへんから買ってきてくれまへんか?」
「私……牛乳……欲しい」
「はいよ、じゃあ買ってくるからね」
「じゃ、行ってくるぜ」
2人は各々欲しい物を聞くと、扉を閉めた。
2人で買い物か……ゴルド、大丈夫なのかな?
叔母さんと一緒だから大丈夫だとは思うけど……他の人に嫌がらせとか受けないよね?
「よぉーし! ラピラピ! 行くよ!」
「はいはい」
私がそんなことを考えている中、リンとラピスはゲームを再開し、キセノンも作業を再開していた。
「ふふふ、まだまだやな」
す、すごい……ラピス、ゲームが上手いんだな……ちょっと意外。
操作も、まるで手馴れているかのように上手いし、連打能力も比べ物にならないくらい早い。
なんか80年代にいたプロゲーマーみたい……って言ってもそれがどういう存在だったのかは詳しくは知らないんだけど。
「ラピラピ! もう一回!」
「もう諦めたらどうや!」
もうラピスとリンの戦いは数十回に及んでいる。
リン、諦めが悪すぎる……。
「負けっぱなしは嫌なの!」
なんかリン、不貞腐れてる? どうしても一勝したいみたいだけど……。
ラピスはリンの圧に負けたのか、もう一戦することになった。
……2人がキャラを選んでいたその時、地下室の扉を叩く音が聞こえた。
「あ、今大丈夫かい?」
「お前らここにいたのか」
扉が開き、隙間から叔母さんとゴルドが顔を出した。
「ちょっと夕飯作ろうと思ったら冷蔵庫が結構ガラガラでねぇ、今から2人で買い物行ってくるけど、欲しいものあるかい?」
どうやら私がいない間に食料が底を尽きたようだ。
まぁ、同居人が増えたからねぇ……。
そういえば買い占めもやっと落ち着いてきたってニュースでやってたな、まぁもうあの地震から1週間は経つし、みんなもう慣れ始めたのかな?
「私は特にないけど、みんなは?」
私が聞くと、みんな一斉に手を止めた。
「あ、ハクハク! アタシ今日カレーが食べたい!」
「ちょっと石鹸足りてへんから買ってきてくれまへんか?」
「私……牛乳……欲しい」
「はいよ、じゃあ買ってくるからね」
「じゃ、行ってくるぜ」
2人は各々欲しい物を聞くと、扉を閉めた。
2人で買い物か……ゴルド、大丈夫なのかな?
叔母さんと一緒だから大丈夫だとは思うけど……他の人に嫌がらせとか受けないよね?
「よぉーし! ラピラピ! 行くよ!」
「はいはい」
私がそんなことを考えている中、リンとラピスはゲームを再開し、キセノンも作業を再開していた。
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