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十一話
不眠症復活?
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それから俺達は周りにビビられつつも順番に動物を眺めた。
「あ、キツネだぜ。くくっ、あのクソガキより可愛い面してんなぁ」
「ユウキの狐姿覚えてるのか?」
「なんとなーくな」
「ユウキにえげつない体当たりしたのは?」
「ガッツリ覚えてる。腹立ってたからわりと本気でいった」
「うわぁ…(ドン引き)」
「んでその後のライの血見て全部ブッ飛んだ、…待て待て待て」
「…(そそくさと離れる)」
お互い初めての動物園だったが、普段見れない動物達を近くで観察できるのは楽しかった。それから一時間ほど園内を巡り、休憩がてら屋内展示施設の触れあいコーナーの動物と戯れてると、後ろからソルが覗き込んでくる。
「ライってやっぱ動物に好かれんのかねぇ」
「ん?別に、普通だろ」
「いーや、違うね。普通ってのはこーゆー」
ソルはそこで言葉を切り、俺が撫でていたモルモットの頭に手を伸ばした。モルモットはソルの手を警戒するように「キー!」と鳴いてケージの角へと走っていく。
「ー…って反応だろ?」
「いやぁ…」
(これはちょっと極端だと思うが…)
ソルはその気質故か狼男だからなのかやけに動物に警戒されやすいようだ。
「ケッ、けも野郎が」
ブスッとした顔をするソルに苦笑し、ケージの角から戻ってきたモルモットの背中をぽんぽんと叩いてやると、キュキュと鳴いてすり寄ってくる。
「あーあ、そうやってすぐ手懐けやがって、浮気だなぁ」
「流石にフィンもモルモット相手に妬かねえから」
「わからねえぞ~?アイツは幻獣、中身は獣だろが」
「…」
確かに。
「幻獣共も大抵元を辿れば獣だしそいつらにも爆モテしてるライには何かしら惹き付けるもんがあるはずだぜ。獣を反応させる何か…、それは一体なんだ?…匂いか?」
前屈みになったソルがクンクンとうなじを嗅いできて、俺は即座に「やめろ!」と手で押し退けた。
「馬鹿!ここ触れあいコーナー!変な事すんな!(小声)」
「あー?ちゃんと触れあってんじゃねえか人間同士で…イテッ」
ソルをはたいた後、周囲の目が痛くなる前に早々に退散した。すると、
わいわい
目の前の“芝生の丘”にレジャーシートを広げる子供達が見えた。動物園の中心に位置する芝生の丘は皆の休憩地となっているらしく、すぐ傍にワゴン販売の車も停まっていた。ホットドッグやたこ焼きなどの軽食ばかりだが、園内での唯一の食べ物を求めて、結構な長蛇の列ができている。
「もう昼か」
「だなぁ。あー見てたら腹減ってきた…」
「…」
「しゃーねえ。あんな軽食じゃ腹にたまんねえし一回外出て飯屋入るか。はぁ~無駄に歩くのダリ~」
「…それなんだけど、弁当作ってきた」
「え!!」
予め食事処がないのは調べておいたので簡単なおかずとおにぎりを持ってきたのである。無駄に歩いて時間と金を浪費するよりいいと思ったのだが…男同士でキモかったか?と今更我に返る。
「てめえ最高かッ?!」
しかしソルはキラキラと目を輝かせて喜んでくれた。なんとなくホッとして、ノリノリで芝生の丘に向かうソルを追いかける。見晴らしのいい丘の中心を陣取ろうとするのを引っ張って誘導し(他の客をビビらせない為)端の位置で腰を下ろした。シートはないので直座りだ。
「えっと、おにぎりがこっちに入ってて、そっちがおかずな」
おにぎりの具は梅干しとこんぶとシャケ、おかずは定番のだし巻き卵にブロッコリーのサラダにプチトマト、ウィンナー、そして昨日の残りの生姜焼きだ。時間がなくて種類も少ないし凝ったものも入ってないが、文句が出ないよう量だけはみっちりと詰め込んでおいた。
「おっしゃ!いただきまーす!」
ソルはそれらをバクバクと気持ちのいい食べっぷりで平らげていく。残ったらどうしようと思っていたが、杞憂で終わりそうだ。
「すげ…あんた意外に食うよな」
「アア?オレ以外が少食すぎんだよ、もぐもぐ…」
「俺はさておき、グレイとフィンも体のわりに食わないもんな」
「くくっ、ジジババになると胃もたれして量食えねえんじゃねえの?知らねえけど~」
スナック組最年少としてニヤリと笑う。他愛のない会話に笑いつつ、食べ終わったおにぎりのラップをくしゃくしゃと丸めていく。ソルも締めのプチトマトをぱくりと頬張り「うっし完食」と上機嫌に手を合わせた。
「ごちそうさん!うまかったわ」
「よかった、お粗末様」
弁同箱代わりのプラスチック容器に丸めたラップを詰め込み、輪ゴムで止めて、ビニール袋に突っ込む。袋の口の所を縛ってると、ソルが丘の上でごろんと横になった。腹をさすりながらまるで我が家のように寛ぎ始める。
「ふう、食った食った。あ~腹いっぱいになったら眠くなってきたわ~」
「ここで寝るなよ」
「わーってるわ、ふぁ~あ」
言ってるそばからソルは特大の欠伸をした。マジで大丈夫だろうか。ここで狼になられても…いや、ここならギリギリ狼が脱走したとして保護されるだけかもしれないが、どちらにせよ大事にはなる。
(てかすごいクマだな…)
店内の照明ではわかりにくかったが、太陽光の下だとやけにくっきりと目立っていた。
「あんたまた眠れてないのか?」
「…」
仰向けで目を閉じるソルを上から覗き込めば、数秒の後、ぱちりと目が開かれ…銀色の瞳とぶつかった。
「少し寝つきが悪ぃだけだ」
「寝つき?グレイの霧は寝つきとか関係ないだろ?」
「んー…狼が暴れてるっつーか…拒絶してるっつーか…」
「…狼と何かあったのか」
真剣な表情になって尋ねると、ソルは少し困ったような顔をした。
「脳内のあれだがら説明が難しいんだけどよ、グレイの霧を吸うと狼に意識を明け渡さずにお互い眠りにつけるイメージなんだ。今までは狼の野郎もその流れで素直に眠ってた。だがここ二週間…いや三週間前からオレが眠ろうとする度に暴れやがる。自分だって眠れなきゃ死んじまうってのに、反抗してくるんだよ。おかげでこの通り不眠症復活だ」
「…グレイにこの事は?」
「話した。つーかバレた。で、霧を濃くしたらいけんじゃねーかって話になったが、霧は濃ければ濃いほどリスクが上がるから…アイツがあんま乗り気じゃねえんだわ」
「霧を濃くするリスク、か…」
入院してた頃のソルを思い出す。あの時、グレイの濃い霧を吸ったソルは寝たきりとなり、集中治療室に送られるほどの危ない状態になった。あの経験があるからグレイも慎重になっているのだろう。そもそも霧を濃くして眠らせられたとしても、それは対処療法であって、原因の改善には至ってない。結局問題が先延ばしにされるだけだ。
「どうして急に暴れだしたんだろ…」
ソルが狼との共生を始めてから三ヶ月程度経っているが、始まりはどうあれ、狼男として成立してからは驚く程うまくやれていた。今になってどうして牙を剥き始めたのか。
「それが理解できねえからここに来たんだよ」
「!」
「都会で動物の知識増やすなら動物園が最適だろ?オオカミもいるみてえだし本物見たら何か良い案が思い浮かぶかもって事で足を運んだ。ちなみに、てめえを呼んだのはヒント要員としてだ」
「ヒント要員?」
ソルは空き缶をお手玉のように投げた後、手近なゴミ箱に放り投げた。ガコンとこれまた見事なホールインワンが決まる。
「ああ、なんとなく狼は…ライにだけは心を開いてるっぽくてな。まあ、体の持ち主であるオレの影響もでかいんだろーがライが近くにいる時はやけに狼の野郎も落ち着いてる。お互いリラックス状態になれるっつーか、気が立ってねえっつーか…」
鈴凪神社でべろべろに顔を舐めてきた狼の姿を思い出す。確かにあれは好意的だったように思うが…。
「動物園で調べるにしても狼が暴れてたら探りようがねえし、てめえを横に置いて狼を宥めつつ、なんで狼が落ち着くのかを引き出してオレの安眠を手に入れようかと」
「なるほど…そういうヒントな」
「ああ。それに最悪てめえが添い寝してくれたら狼も落ち着いて寝付けると思うからさ。今日何の収穫も得られなかったら試しに添い寝してくれや」
「はあっ?!!」
俺がソルの添い寝?!
冗談じゃない。そんな事になればフィンが怒り狂う。ソルの方はわりと本気なのかニヤリと笑って顔を近づけてくる。
「くくっ、たまにはグレイとオレに挟まれて楽しい夜(意味深)を過ごすのもいいと思うぜ?」
「マジで勘弁してください」
「マンネリ防止になるかもしんねえぞ?」
「マンネリ防止は当人らで考える事なんで結構です」
「つれねえなあ~」
くくっと喉で笑うソルを睨みつけ、ため息を吐いた。
「…とにかくあんたの事情はわかった。狼は俺が鎮めてみせる」
「おおーカッケエ」
ソルの添い寝という確定修羅場地獄を避ける為に、なんとしてでも解決しなくてはいけない。無駄に決意を固めた俺は勢いよく立ち上がり、眠そうなソルを叩き起こすのだった。
「あ、キツネだぜ。くくっ、あのクソガキより可愛い面してんなぁ」
「ユウキの狐姿覚えてるのか?」
「なんとなーくな」
「ユウキにえげつない体当たりしたのは?」
「ガッツリ覚えてる。腹立ってたからわりと本気でいった」
「うわぁ…(ドン引き)」
「んでその後のライの血見て全部ブッ飛んだ、…待て待て待て」
「…(そそくさと離れる)」
お互い初めての動物園だったが、普段見れない動物達を近くで観察できるのは楽しかった。それから一時間ほど園内を巡り、休憩がてら屋内展示施設の触れあいコーナーの動物と戯れてると、後ろからソルが覗き込んでくる。
「ライってやっぱ動物に好かれんのかねぇ」
「ん?別に、普通だろ」
「いーや、違うね。普通ってのはこーゆー」
ソルはそこで言葉を切り、俺が撫でていたモルモットの頭に手を伸ばした。モルモットはソルの手を警戒するように「キー!」と鳴いてケージの角へと走っていく。
「ー…って反応だろ?」
「いやぁ…」
(これはちょっと極端だと思うが…)
ソルはその気質故か狼男だからなのかやけに動物に警戒されやすいようだ。
「ケッ、けも野郎が」
ブスッとした顔をするソルに苦笑し、ケージの角から戻ってきたモルモットの背中をぽんぽんと叩いてやると、キュキュと鳴いてすり寄ってくる。
「あーあ、そうやってすぐ手懐けやがって、浮気だなぁ」
「流石にフィンもモルモット相手に妬かねえから」
「わからねえぞ~?アイツは幻獣、中身は獣だろが」
「…」
確かに。
「幻獣共も大抵元を辿れば獣だしそいつらにも爆モテしてるライには何かしら惹き付けるもんがあるはずだぜ。獣を反応させる何か…、それは一体なんだ?…匂いか?」
前屈みになったソルがクンクンとうなじを嗅いできて、俺は即座に「やめろ!」と手で押し退けた。
「馬鹿!ここ触れあいコーナー!変な事すんな!(小声)」
「あー?ちゃんと触れあってんじゃねえか人間同士で…イテッ」
ソルをはたいた後、周囲の目が痛くなる前に早々に退散した。すると、
わいわい
目の前の“芝生の丘”にレジャーシートを広げる子供達が見えた。動物園の中心に位置する芝生の丘は皆の休憩地となっているらしく、すぐ傍にワゴン販売の車も停まっていた。ホットドッグやたこ焼きなどの軽食ばかりだが、園内での唯一の食べ物を求めて、結構な長蛇の列ができている。
「もう昼か」
「だなぁ。あー見てたら腹減ってきた…」
「…」
「しゃーねえ。あんな軽食じゃ腹にたまんねえし一回外出て飯屋入るか。はぁ~無駄に歩くのダリ~」
「…それなんだけど、弁当作ってきた」
「え!!」
予め食事処がないのは調べておいたので簡単なおかずとおにぎりを持ってきたのである。無駄に歩いて時間と金を浪費するよりいいと思ったのだが…男同士でキモかったか?と今更我に返る。
「てめえ最高かッ?!」
しかしソルはキラキラと目を輝かせて喜んでくれた。なんとなくホッとして、ノリノリで芝生の丘に向かうソルを追いかける。見晴らしのいい丘の中心を陣取ろうとするのを引っ張って誘導し(他の客をビビらせない為)端の位置で腰を下ろした。シートはないので直座りだ。
「えっと、おにぎりがこっちに入ってて、そっちがおかずな」
おにぎりの具は梅干しとこんぶとシャケ、おかずは定番のだし巻き卵にブロッコリーのサラダにプチトマト、ウィンナー、そして昨日の残りの生姜焼きだ。時間がなくて種類も少ないし凝ったものも入ってないが、文句が出ないよう量だけはみっちりと詰め込んでおいた。
「おっしゃ!いただきまーす!」
ソルはそれらをバクバクと気持ちのいい食べっぷりで平らげていく。残ったらどうしようと思っていたが、杞憂で終わりそうだ。
「すげ…あんた意外に食うよな」
「アア?オレ以外が少食すぎんだよ、もぐもぐ…」
「俺はさておき、グレイとフィンも体のわりに食わないもんな」
「くくっ、ジジババになると胃もたれして量食えねえんじゃねえの?知らねえけど~」
スナック組最年少としてニヤリと笑う。他愛のない会話に笑いつつ、食べ終わったおにぎりのラップをくしゃくしゃと丸めていく。ソルも締めのプチトマトをぱくりと頬張り「うっし完食」と上機嫌に手を合わせた。
「ごちそうさん!うまかったわ」
「よかった、お粗末様」
弁同箱代わりのプラスチック容器に丸めたラップを詰め込み、輪ゴムで止めて、ビニール袋に突っ込む。袋の口の所を縛ってると、ソルが丘の上でごろんと横になった。腹をさすりながらまるで我が家のように寛ぎ始める。
「ふう、食った食った。あ~腹いっぱいになったら眠くなってきたわ~」
「ここで寝るなよ」
「わーってるわ、ふぁ~あ」
言ってるそばからソルは特大の欠伸をした。マジで大丈夫だろうか。ここで狼になられても…いや、ここならギリギリ狼が脱走したとして保護されるだけかもしれないが、どちらにせよ大事にはなる。
(てかすごいクマだな…)
店内の照明ではわかりにくかったが、太陽光の下だとやけにくっきりと目立っていた。
「あんたまた眠れてないのか?」
「…」
仰向けで目を閉じるソルを上から覗き込めば、数秒の後、ぱちりと目が開かれ…銀色の瞳とぶつかった。
「少し寝つきが悪ぃだけだ」
「寝つき?グレイの霧は寝つきとか関係ないだろ?」
「んー…狼が暴れてるっつーか…拒絶してるっつーか…」
「…狼と何かあったのか」
真剣な表情になって尋ねると、ソルは少し困ったような顔をした。
「脳内のあれだがら説明が難しいんだけどよ、グレイの霧を吸うと狼に意識を明け渡さずにお互い眠りにつけるイメージなんだ。今までは狼の野郎もその流れで素直に眠ってた。だがここ二週間…いや三週間前からオレが眠ろうとする度に暴れやがる。自分だって眠れなきゃ死んじまうってのに、反抗してくるんだよ。おかげでこの通り不眠症復活だ」
「…グレイにこの事は?」
「話した。つーかバレた。で、霧を濃くしたらいけんじゃねーかって話になったが、霧は濃ければ濃いほどリスクが上がるから…アイツがあんま乗り気じゃねえんだわ」
「霧を濃くするリスク、か…」
入院してた頃のソルを思い出す。あの時、グレイの濃い霧を吸ったソルは寝たきりとなり、集中治療室に送られるほどの危ない状態になった。あの経験があるからグレイも慎重になっているのだろう。そもそも霧を濃くして眠らせられたとしても、それは対処療法であって、原因の改善には至ってない。結局問題が先延ばしにされるだけだ。
「どうして急に暴れだしたんだろ…」
ソルが狼との共生を始めてから三ヶ月程度経っているが、始まりはどうあれ、狼男として成立してからは驚く程うまくやれていた。今になってどうして牙を剥き始めたのか。
「それが理解できねえからここに来たんだよ」
「!」
「都会で動物の知識増やすなら動物園が最適だろ?オオカミもいるみてえだし本物見たら何か良い案が思い浮かぶかもって事で足を運んだ。ちなみに、てめえを呼んだのはヒント要員としてだ」
「ヒント要員?」
ソルは空き缶をお手玉のように投げた後、手近なゴミ箱に放り投げた。ガコンとこれまた見事なホールインワンが決まる。
「ああ、なんとなく狼は…ライにだけは心を開いてるっぽくてな。まあ、体の持ち主であるオレの影響もでかいんだろーがライが近くにいる時はやけに狼の野郎も落ち着いてる。お互いリラックス状態になれるっつーか、気が立ってねえっつーか…」
鈴凪神社でべろべろに顔を舐めてきた狼の姿を思い出す。確かにあれは好意的だったように思うが…。
「動物園で調べるにしても狼が暴れてたら探りようがねえし、てめえを横に置いて狼を宥めつつ、なんで狼が落ち着くのかを引き出してオレの安眠を手に入れようかと」
「なるほど…そういうヒントな」
「ああ。それに最悪てめえが添い寝してくれたら狼も落ち着いて寝付けると思うからさ。今日何の収穫も得られなかったら試しに添い寝してくれや」
「はあっ?!!」
俺がソルの添い寝?!
冗談じゃない。そんな事になればフィンが怒り狂う。ソルの方はわりと本気なのかニヤリと笑って顔を近づけてくる。
「くくっ、たまにはグレイとオレに挟まれて楽しい夜(意味深)を過ごすのもいいと思うぜ?」
「マジで勘弁してください」
「マンネリ防止になるかもしんねえぞ?」
「マンネリ防止は当人らで考える事なんで結構です」
「つれねえなあ~」
くくっと喉で笑うソルを睨みつけ、ため息を吐いた。
「…とにかくあんたの事情はわかった。狼は俺が鎮めてみせる」
「おおーカッケエ」
ソルの添い寝という確定修羅場地獄を避ける為に、なんとしてでも解決しなくてはいけない。無駄に決意を固めた俺は勢いよく立ち上がり、眠そうなソルを叩き起こすのだった。
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