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十一話
二度目の脱走
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「これお前だろ?ライ」
「…」
動画内の俺はガッツリ顔と体が映ってしまってる為、昔を知る者(特にセツのような近しい者)に見られたら即アウトだろう。誤魔化すのを諦めて小さく頷けば、やっぱりな、とセツは呟いた。
「この動画に関して気になる事は色々あるが…とりあえずやっとお前の手掛かりを得られたって事ですぐに制服から住んでると思われる区画を割り出して、ちょうどそこは人員不足で有名な大都会さんだったから異動願いを出してみたってわけだ」
「なるほど…」
探してくれたのは嬉しいが、俺なんかの為に大切な地元を離れさせてしまったなんて、と申し訳なくなる。しかし落ち込む俺に対してセツは案外ケロッとしていた。
「異動っつっても三、四年の短期的なもんだから気にすんな。それに…格好付けてお前の為なんて言っちまったが、異動の一番の目的は出世することだ。元々打診はされてたし、これを機に重要案件を解決しまくって、昇進して、ふんぞり返って地元に帰るとするよ」
「すげえ野心家…お前らしいけど」
「だろ?そもそも暑すぎる事を除けば、こっちは綺麗な女性が多いしナンパしやすいし飯も美味いし断る理由がねえんだわ」
「つまり…ほとんど俺理由じゃねえじゃん…」
「はっはっは、俺がただの友人思いの熱血漢と思ったか?」
「思ってません…」
女好きのセツが男なんかの為に人生の意志決定をするわけがないのだ。暇があれば探すかの程度。それでも十分奇跡的だ。
「ま、何はともあれ、お前が元気にしてくれててよかったよ」
「セツ…色々心配させてごめん。ありがとな」
「いいって事よ。で、この流れで聞いちまうが、結局、昨日のお前らは何してたんだ?」
セツが真剣な表情に戻って尋ねてくる。そう、セツにとっての本題はこれも含まれてるはず。昨日の動物園での俺達の行動。まだこの説明ができていない。俺がどう切り出すか悩んでると先にセツが口を開いた。
「ライが関わってるなら悪事は行っていないだろうと昨日は見逃してやったが、成人男性が仲良く揃って動物園なんか行くわけねえし…まさかチンパンジーの柵を破壊した犯人がお前らって事はないだろうな?」
「それは違う。俺らは本当に…ただ動物を見に来ただけだ」
「あの訳ありロマンス詐欺面子で?」
「訳ありロマンス詐欺面子…。そうだよ。途中で合流した二人は知らないけど、俺とソル…気絶してた男は普通に動物園を回ってた。園内の防犯カメラを確認してもらえればわかると思う」
「…」
「それに、セツ達が駆けつける寸前まで俺らはチンパンジーに襲われてたんだ。もし柵を破壊した犯人ならそんな馬鹿な事にはならないだろ?」
「確かにあの場にはチンパンジーの痕跡が残っていたが…。じゃあ、背負われていた男はチンパンジーのせいで気絶したのか?」
「チンパンジーというか…ショック状態で動けなくなっちまって、仕方ないからフィンが運ぼうとしてああなった」
あそこでの俺らの動きはカメラに捉えられている為下手な嘘はつけない。
(火花や閃光は遠目ではフィンがやったとはわからないだろうから…この説明でいけるはず…)
セツは疑うように少し目を細めてから「そうか」と呟き、手元に視線を落とした。
(誤魔化せたか…?)
恐る恐る様子を窺っていると
「おにいさんたちも、どーぶつえん、すきなの?」
俺とセツの間のお盆が置かれた空間に、ひょっこりと子供が顔を出してきた。五歳ぐらいの、動物柄のワンピースを着た女の子で、右手にはくたくたになった白い猫の人形を握りしめている。
(さっき店の奥で聞こえた声と同じだ…、店のお孫さんか?)
なんとなくその顔に見覚えがある気がして首を傾げていると子供が更に身を乗り出してくる。
「あたし、みお。おにいさんも、ベルちゃん、すきなの?」
「え?」
「しろねこのベルちゃん」
猫の人形を掲げるように持ち「ベルちゃん」と繰り返した。そこで俺は気付く。
(ベル、そうか!この子…昨日ソルにぶつかった子だ!)
ソルとぶつかって号泣し、バードショーではタカからベルを守ろうとしていた例の子供。まさか三度も遭遇するとは思わず“また泣かせてしまわないか"と固まっていると、セツが前かがみになって「みおちゃんこんにちは、俺はセツ。こっちはライ」と穏やかに自己紹介していく。
「動物園のベルって、天性のアイドルとかいわれてる動物園の人気者だっけ?」
「うん、そうだよ!わたしがうまれるよりもまえから、ずっとアイドルなんだって!」
「へえ、そりゃすごいな」
「でもねでもね。さいきんベルちゃんのげんきがないから…きのうはおうえんにいったの。でもタカさんがおそってきてね、こわいオオカミさんがでてきてね」
「そうかそうか、えらい盛りだくさんのステージだったんだな」
「うん!!」
みおは元気に頷いた後「んしょんしょ」とセツの膝の上に乗っかり、猫人形で遊び始めた。昨日俺とソルを見てギャン泣きしてたのが嘘みたいにセツには懐いていた。子供なりに不審者と自分を守る者の違いはわかるのかもしれない。感心するように「すごいな…」と呟くとセツはみおが落ちないよう背中側に手をかざしたままこちらを向いた。
「俺は女系家族だからな。女性の扱いは老若問わず慣れてるぜ」
「だから女好きと知られててもモテるのか…」
「はっはっは、気になるならコツを教えてやろうか?」
「結構です…」
「せつはおねえちゃんがいるのー?」
俺達の会話を聞いていたみおが人形を抱きしめながらセツに話しかける。
「ああ、姉も妹も姪も従姉妹も山盛りいるぞ」
「うわーすごーい!」
二人が楽しそうに話すのを微笑ましく眺めた後、なんとなく前方に目を向けた。そこには鈴凪神社の四分の一にも満たない小さめ…いや、都会にしては普通のサイズの公園があった。周囲を囲む木々と茂みのせいで見えにくいが、中央には遊具がいくつもある。その横の空き地では子供達がボール遊びをしていた。
わいわい
子供達はしばらく賑やかに走り回った後、途中でボールをなくしてしまったのか「ゲームやろー!」という声と共に帰ってしまう。子供らしい飽きっぽさに苦笑していると、ふと、遊具の裏に位置する深い茂みに
ひょこっ
見たことのある銀色の耳が飛び出しているのに気付く。
(え???!!)
俺は心臓が止まりかけた。銀色の耳はぴょこぴょこと揺れながら茂みの中をゆっくりと進んでいく。一瞬スポッと茂みの中に消え、すぐにまた顔を出し、ぴょこぴょこと動き出す。どうやら茂みの中で何かしてるらしい。
(やっぱ見間違いじゃない!!)
俺が慌てて立ち上がると、セツ達が驚いて見てくる。
「お?ライ、どうした?」
「ちょ…っと、悪い、急用を思い出した!先帰る!」
「なっ??はあ?!!」
膝にみおを乗せたままのセツは立ち上がれずに「おい!待て!」と声だけで呼び止めようとする。俺はそれを無視して、公園の外側に回り込み、セツに見えないよう腰を低くしてから茂みの中を掻き分けていく。
ガササッ
(確か…この辺りに…)
「!!」
銀色の耳が見えた辺りに到着すると、茂みの中にフサフサと銀色の耳と尻尾を揺らすソルが座っていた。
「…」
動画内の俺はガッツリ顔と体が映ってしまってる為、昔を知る者(特にセツのような近しい者)に見られたら即アウトだろう。誤魔化すのを諦めて小さく頷けば、やっぱりな、とセツは呟いた。
「この動画に関して気になる事は色々あるが…とりあえずやっとお前の手掛かりを得られたって事ですぐに制服から住んでると思われる区画を割り出して、ちょうどそこは人員不足で有名な大都会さんだったから異動願いを出してみたってわけだ」
「なるほど…」
探してくれたのは嬉しいが、俺なんかの為に大切な地元を離れさせてしまったなんて、と申し訳なくなる。しかし落ち込む俺に対してセツは案外ケロッとしていた。
「異動っつっても三、四年の短期的なもんだから気にすんな。それに…格好付けてお前の為なんて言っちまったが、異動の一番の目的は出世することだ。元々打診はされてたし、これを機に重要案件を解決しまくって、昇進して、ふんぞり返って地元に帰るとするよ」
「すげえ野心家…お前らしいけど」
「だろ?そもそも暑すぎる事を除けば、こっちは綺麗な女性が多いしナンパしやすいし飯も美味いし断る理由がねえんだわ」
「つまり…ほとんど俺理由じゃねえじゃん…」
「はっはっは、俺がただの友人思いの熱血漢と思ったか?」
「思ってません…」
女好きのセツが男なんかの為に人生の意志決定をするわけがないのだ。暇があれば探すかの程度。それでも十分奇跡的だ。
「ま、何はともあれ、お前が元気にしてくれててよかったよ」
「セツ…色々心配させてごめん。ありがとな」
「いいって事よ。で、この流れで聞いちまうが、結局、昨日のお前らは何してたんだ?」
セツが真剣な表情に戻って尋ねてくる。そう、セツにとっての本題はこれも含まれてるはず。昨日の動物園での俺達の行動。まだこの説明ができていない。俺がどう切り出すか悩んでると先にセツが口を開いた。
「ライが関わってるなら悪事は行っていないだろうと昨日は見逃してやったが、成人男性が仲良く揃って動物園なんか行くわけねえし…まさかチンパンジーの柵を破壊した犯人がお前らって事はないだろうな?」
「それは違う。俺らは本当に…ただ動物を見に来ただけだ」
「あの訳ありロマンス詐欺面子で?」
「訳ありロマンス詐欺面子…。そうだよ。途中で合流した二人は知らないけど、俺とソル…気絶してた男は普通に動物園を回ってた。園内の防犯カメラを確認してもらえればわかると思う」
「…」
「それに、セツ達が駆けつける寸前まで俺らはチンパンジーに襲われてたんだ。もし柵を破壊した犯人ならそんな馬鹿な事にはならないだろ?」
「確かにあの場にはチンパンジーの痕跡が残っていたが…。じゃあ、背負われていた男はチンパンジーのせいで気絶したのか?」
「チンパンジーというか…ショック状態で動けなくなっちまって、仕方ないからフィンが運ぼうとしてああなった」
あそこでの俺らの動きはカメラに捉えられている為下手な嘘はつけない。
(火花や閃光は遠目ではフィンがやったとはわからないだろうから…この説明でいけるはず…)
セツは疑うように少し目を細めてから「そうか」と呟き、手元に視線を落とした。
(誤魔化せたか…?)
恐る恐る様子を窺っていると
「おにいさんたちも、どーぶつえん、すきなの?」
俺とセツの間のお盆が置かれた空間に、ひょっこりと子供が顔を出してきた。五歳ぐらいの、動物柄のワンピースを着た女の子で、右手にはくたくたになった白い猫の人形を握りしめている。
(さっき店の奥で聞こえた声と同じだ…、店のお孫さんか?)
なんとなくその顔に見覚えがある気がして首を傾げていると子供が更に身を乗り出してくる。
「あたし、みお。おにいさんも、ベルちゃん、すきなの?」
「え?」
「しろねこのベルちゃん」
猫の人形を掲げるように持ち「ベルちゃん」と繰り返した。そこで俺は気付く。
(ベル、そうか!この子…昨日ソルにぶつかった子だ!)
ソルとぶつかって号泣し、バードショーではタカからベルを守ろうとしていた例の子供。まさか三度も遭遇するとは思わず“また泣かせてしまわないか"と固まっていると、セツが前かがみになって「みおちゃんこんにちは、俺はセツ。こっちはライ」と穏やかに自己紹介していく。
「動物園のベルって、天性のアイドルとかいわれてる動物園の人気者だっけ?」
「うん、そうだよ!わたしがうまれるよりもまえから、ずっとアイドルなんだって!」
「へえ、そりゃすごいな」
「でもねでもね。さいきんベルちゃんのげんきがないから…きのうはおうえんにいったの。でもタカさんがおそってきてね、こわいオオカミさんがでてきてね」
「そうかそうか、えらい盛りだくさんのステージだったんだな」
「うん!!」
みおは元気に頷いた後「んしょんしょ」とセツの膝の上に乗っかり、猫人形で遊び始めた。昨日俺とソルを見てギャン泣きしてたのが嘘みたいにセツには懐いていた。子供なりに不審者と自分を守る者の違いはわかるのかもしれない。感心するように「すごいな…」と呟くとセツはみおが落ちないよう背中側に手をかざしたままこちらを向いた。
「俺は女系家族だからな。女性の扱いは老若問わず慣れてるぜ」
「だから女好きと知られててもモテるのか…」
「はっはっは、気になるならコツを教えてやろうか?」
「結構です…」
「せつはおねえちゃんがいるのー?」
俺達の会話を聞いていたみおが人形を抱きしめながらセツに話しかける。
「ああ、姉も妹も姪も従姉妹も山盛りいるぞ」
「うわーすごーい!」
二人が楽しそうに話すのを微笑ましく眺めた後、なんとなく前方に目を向けた。そこには鈴凪神社の四分の一にも満たない小さめ…いや、都会にしては普通のサイズの公園があった。周囲を囲む木々と茂みのせいで見えにくいが、中央には遊具がいくつもある。その横の空き地では子供達がボール遊びをしていた。
わいわい
子供達はしばらく賑やかに走り回った後、途中でボールをなくしてしまったのか「ゲームやろー!」という声と共に帰ってしまう。子供らしい飽きっぽさに苦笑していると、ふと、遊具の裏に位置する深い茂みに
ひょこっ
見たことのある銀色の耳が飛び出しているのに気付く。
(え???!!)
俺は心臓が止まりかけた。銀色の耳はぴょこぴょこと揺れながら茂みの中をゆっくりと進んでいく。一瞬スポッと茂みの中に消え、すぐにまた顔を出し、ぴょこぴょこと動き出す。どうやら茂みの中で何かしてるらしい。
(やっぱ見間違いじゃない!!)
俺が慌てて立ち上がると、セツ達が驚いて見てくる。
「お?ライ、どうした?」
「ちょ…っと、悪い、急用を思い出した!先帰る!」
「なっ??はあ?!!」
膝にみおを乗せたままのセツは立ち上がれずに「おい!待て!」と声だけで呼び止めようとする。俺はそれを無視して、公園の外側に回り込み、セツに見えないよう腰を低くしてから茂みの中を掻き分けていく。
ガササッ
(確か…この辺りに…)
「!!」
銀色の耳が見えた辺りに到着すると、茂みの中にフサフサと銀色の耳と尻尾を揺らすソルが座っていた。
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