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十一話
幼馴染の本当の姿
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芝生の丘に隣接する小さな池。そこを囲む木々からトラが狙いをつけるようにこちらを見ている。五、六…いや十匹近く潜んでいて、セツはすぐさま立ち上がり部下達に指示して回った。
「四人一組で行動しろ!絶対に散らばるな!一人になった奴から狙われるぞ!!」
「「「はい!」」」
「麻酔の数は限られているから絶対に当てられる状況になってから使え!あと、俺についていた部隊は移動型の檻を手配してくれ!」
「! 狼男はよいのですか?」
「動物達が市街地に出たら市民に被害が出る。狼男は最悪毒が使用されるから一旦捨て置いていい。例のポイントから動いた時のみ俺に報告してくれ」
「了解しました」
そこまで言ってセツは前線に出た。ちょうどトラ達が木々の中から走ってくる所で、隊員達と共にナイフを片手に応戦していく。
(セツ…)
いくら野生動物の対処に慣れてるとはいえ巨大な肉食獣と対峙する姿はヒヤヒヤした。かといって俺にはどうしようもないのが悔しかった。
(俺にやれる事は…)
キョロキョロと見回し、ケット・シーを拘束する“電気網”のコードの先を確認する。コードは簡易バリケードの外に設営された白いテント(臨時の対策本部か?)に繋がっていた。きっとあの中に電源があるのだろう。ただテントの入り口は隊員が見張っていて入れないし、コードは黒い防護シートに覆われていて人力では切れそうにない。
(このままじゃ電気網にかけられたまま襲われることになる…)
どうにかして逃がしてやらなければと思っていると、うう、とケット・シーがうつ伏したまま唸った。
「ケット・シー、起きたか」
『うるさいニャ…ちょっと寝てただけニャ…、それより、人間、さっきニャアをクーと呼んだニャ?まさかベルママと会ったのかニャ』
「ああ、ガラスハウスでな」
『そうかニャ…お前、ガラスハウスに入れてもらえたんだニャ…、ニャ……人間、ベルママは…何か言ってたニャ…?』
ケット・シーは不安そうな顔で見つめてくる。叱られるのを恐れる子供のような顔だった。
『ベルママ、怒ってたかニャ…』
「怒ってはいなかったよ。ただ、あんたを心配していた」
『……!』
「ケット・シー、もうこんな事は止めよう。動物に人を襲わせたって…意味はない。ベルが悲しむだけだ」
『ベルママが心配してくれてるのは…わかってるニャ。でも、ニャアは、ニャアは…どうしても、ベルママを助けなきゃいけないんニャ…!』
「助けるって…」
ざわっ
ふと、背後の騒ぎが大きくなった。なんだとセツ達の方を見れば、霧の合間からライオンの群れがこちらに近づいてくるのが見えた。すぐに突っ込んでくる様子はないが、トラとの戦闘後のおこぼれ(死にかけの獲物)を狙っているのかもしれない。流石に消防隊員達もトラと同時に攻め込んでこられたら怪我人が出るだろう。何か動物達の気を引けるものがないのかと見回すが、俺達がいる芝生の丘には大きい音を出せる物や障害物は一切置かれておらず、見晴らしがよすぎるほど平坦な芝生が広がっている。焦る俺の横でケット・シーはボソボソと話し始めた。
『ベルママはニャアの…恩人なのニャ』
「お、恩人?」
『そうニャ。ニャアは水族館でお前を襲った後、爪を火傷して、しばらく狩りができなくなったのニャ。食べ物が全然取れなくて、腹ペコで、死にかけた所で…ベルママに拾われたのニャ』
「!」
水族館の件を思い出す。ケット・シーを追い払う時にフィンが自分の腕を通して爪を熱していたが、まさかそんな事になっていたなんて…と目を見開いた。
『ベルママはすごく優しいひとで、ニャアの火傷が治るまで、ずっと自分のご飯を分けてくれたニャ。それだけじゃなく、野良育ちのニャアに色々な事を教えてくれたニャ。この世界でやって良い事と悪い事。ベルママがなんでそんな事を教えようとするのかわからなくて、最初のうちは悪い事を繰り返してたくさん叱られたけど、良い事をしたらその倍以上褒められてわかったニャ。ベルママはニャアがこの世界で愛されるように教えてくれてたのニャ。我が子のように…大事にしてくれてたんニャ。…ニャアは少しでもベルママに恩返しがしたくてここで暮らす事に決めたんだニャ』
「…」
『しばらくは幸せな日々が続いたニャ。…でも、少し前から急にベルママの元気がなくなったのニャ。日課だった園内の人間や動物との挨拶もできないぐらいずっと寝たきりで、唯一ショーだけは絶対出るんニャけど…ショーをやる度にぐったりして、更に弱っちゃうのニャ』
「…だからショーの時、タカを使って邪魔しようとしたのか?」
『そうだニャ。ベルママがショーをやらなくて済むように妨害しようと思ったんニャ。でもダメだったニャ。あの程度じゃショーはなくならないし、ベルママを求める声も止まないニャ。だから…園そのものを潰すしかないと思ったのニャ』
そういう事だったのか…とケット・シーを同情するように見た。ケット・シーは話しながらベルの事を思い出したのか、鼻をすすり、涙を浮かべる。
『…ぐすっ、ベルママが元気ないのは…きっと疲れているだけなんニャ…、す、少し休めば、ぐすっ、また一緒にお昼寝したり、お散歩したり、優しく毛繕いしてくれるはずなんニャ…』
鼻水を垂らしポロポロと涙する姿を見て俺も胸が痛くなった。
「ケット・シー…」
俺の言葉にケット・シーはハッと我に返るように動きを止め、それから前足でゴシゴシと涙を拭いた。次に顔を上げた時、その顔には確かな決意が宿っていた。
『だからニャアは心配されてでもやるんニャ!人間に捕まっても…殺されそうになっても止めないニャ!ここに集まってくれた動物達もきっと同じ気持ちなのニャ!ベルママは皆の大事なママニャ!ベルママを助ける為に、皆で牙を剥くんニャ!!』
フシャア―!!と威嚇して合図すると、
ガアアウウ!!!
雷が落ちるような咆哮が響き、ライオンの群れが動いた。混沌とした芝生の丘に乱入してくる。消防隊員達はやっとトラを対処できたところで、ライオンに割ける余力はなかった。逃げようにも、捕まえたトラはまだほとんどが意識がある状態で、隊員達が逃げればトラを放流する事になる。混乱し動きを鈍らせた隊員へ、牙を剥いたライオンが襲いかかった。
バキバキッ!!
その時、地割れのような轟音と共に隊員とライオンの間に“氷の壁”が出現した。地面から空へと伸びる、三メートルを超える透明な氷壁は、隊員を庇うように半円を描き広がっていた。
(なっ…?!)
ビュウウ…
氷壁が現れた次の瞬間、冷たい風が芝生の丘を駆け抜けて、ひらひらと雪が舞い始めた。季節外れの降雪にその場にいた全員が驚きに目を丸くする。見れば、少し離れた位置にある池が一面凍り付いていた。
「な、なんだこれ…」
まさかこれもベルがやったのか?? と慌てるが、ふと、氷壁の中心にいる男の姿を見つけて目を見開いた。その男は消防隊員の制服を着ていたが、両腕は霜に覆われ、いつもよりずっと青白い顔で白い息を吐いている。立派な体つきをしている男の後ろ姿は、背中だけでも十分“誰なのか”わかった。
「せ、セツ…?」
呼びかけるとその男は両腕の霜を払いながら振り向いた。血の気の引いた白い唇と、逆に血の色に染まった深紅の瞳が目に入り、
「!!」
俺が息を呑むのを見て、セツは気まずげに視線を落とし、体の向きを氷壁に戻した。すでにライオンの群れは氷壁によって戦意を喪失し、今すぐにでも逃げ出しそうなほどに怯えている。トラも身を震わせながら立ち尽くしていて、
(嘘だろ…、セツ…お前も…)
たった一人でこの場を制圧してしまった姿を信じられない気持ちで見つめる。
「おいおい!まさかてめえも幻獣だったとは驚きだぜぇ!筋肉ゴリラぁ!」
空から威勢のいい声が降ってきた。慌てて上を見ると、池とは反対側の、触れ合いコーナーなどがあった展示施設、その屋上にソルが立っていた。銀色の耳と尻尾を生やした状態でまだ狼化したままだ。腕には白猫が抱えられている。
「四人一組で行動しろ!絶対に散らばるな!一人になった奴から狙われるぞ!!」
「「「はい!」」」
「麻酔の数は限られているから絶対に当てられる状況になってから使え!あと、俺についていた部隊は移動型の檻を手配してくれ!」
「! 狼男はよいのですか?」
「動物達が市街地に出たら市民に被害が出る。狼男は最悪毒が使用されるから一旦捨て置いていい。例のポイントから動いた時のみ俺に報告してくれ」
「了解しました」
そこまで言ってセツは前線に出た。ちょうどトラ達が木々の中から走ってくる所で、隊員達と共にナイフを片手に応戦していく。
(セツ…)
いくら野生動物の対処に慣れてるとはいえ巨大な肉食獣と対峙する姿はヒヤヒヤした。かといって俺にはどうしようもないのが悔しかった。
(俺にやれる事は…)
キョロキョロと見回し、ケット・シーを拘束する“電気網”のコードの先を確認する。コードは簡易バリケードの外に設営された白いテント(臨時の対策本部か?)に繋がっていた。きっとあの中に電源があるのだろう。ただテントの入り口は隊員が見張っていて入れないし、コードは黒い防護シートに覆われていて人力では切れそうにない。
(このままじゃ電気網にかけられたまま襲われることになる…)
どうにかして逃がしてやらなければと思っていると、うう、とケット・シーがうつ伏したまま唸った。
「ケット・シー、起きたか」
『うるさいニャ…ちょっと寝てただけニャ…、それより、人間、さっきニャアをクーと呼んだニャ?まさかベルママと会ったのかニャ』
「ああ、ガラスハウスでな」
『そうかニャ…お前、ガラスハウスに入れてもらえたんだニャ…、ニャ……人間、ベルママは…何か言ってたニャ…?』
ケット・シーは不安そうな顔で見つめてくる。叱られるのを恐れる子供のような顔だった。
『ベルママ、怒ってたかニャ…』
「怒ってはいなかったよ。ただ、あんたを心配していた」
『……!』
「ケット・シー、もうこんな事は止めよう。動物に人を襲わせたって…意味はない。ベルが悲しむだけだ」
『ベルママが心配してくれてるのは…わかってるニャ。でも、ニャアは、ニャアは…どうしても、ベルママを助けなきゃいけないんニャ…!』
「助けるって…」
ざわっ
ふと、背後の騒ぎが大きくなった。なんだとセツ達の方を見れば、霧の合間からライオンの群れがこちらに近づいてくるのが見えた。すぐに突っ込んでくる様子はないが、トラとの戦闘後のおこぼれ(死にかけの獲物)を狙っているのかもしれない。流石に消防隊員達もトラと同時に攻め込んでこられたら怪我人が出るだろう。何か動物達の気を引けるものがないのかと見回すが、俺達がいる芝生の丘には大きい音を出せる物や障害物は一切置かれておらず、見晴らしがよすぎるほど平坦な芝生が広がっている。焦る俺の横でケット・シーはボソボソと話し始めた。
『ベルママはニャアの…恩人なのニャ』
「お、恩人?」
『そうニャ。ニャアは水族館でお前を襲った後、爪を火傷して、しばらく狩りができなくなったのニャ。食べ物が全然取れなくて、腹ペコで、死にかけた所で…ベルママに拾われたのニャ』
「!」
水族館の件を思い出す。ケット・シーを追い払う時にフィンが自分の腕を通して爪を熱していたが、まさかそんな事になっていたなんて…と目を見開いた。
『ベルママはすごく優しいひとで、ニャアの火傷が治るまで、ずっと自分のご飯を分けてくれたニャ。それだけじゃなく、野良育ちのニャアに色々な事を教えてくれたニャ。この世界でやって良い事と悪い事。ベルママがなんでそんな事を教えようとするのかわからなくて、最初のうちは悪い事を繰り返してたくさん叱られたけど、良い事をしたらその倍以上褒められてわかったニャ。ベルママはニャアがこの世界で愛されるように教えてくれてたのニャ。我が子のように…大事にしてくれてたんニャ。…ニャアは少しでもベルママに恩返しがしたくてここで暮らす事に決めたんだニャ』
「…」
『しばらくは幸せな日々が続いたニャ。…でも、少し前から急にベルママの元気がなくなったのニャ。日課だった園内の人間や動物との挨拶もできないぐらいずっと寝たきりで、唯一ショーだけは絶対出るんニャけど…ショーをやる度にぐったりして、更に弱っちゃうのニャ』
「…だからショーの時、タカを使って邪魔しようとしたのか?」
『そうだニャ。ベルママがショーをやらなくて済むように妨害しようと思ったんニャ。でもダメだったニャ。あの程度じゃショーはなくならないし、ベルママを求める声も止まないニャ。だから…園そのものを潰すしかないと思ったのニャ』
そういう事だったのか…とケット・シーを同情するように見た。ケット・シーは話しながらベルの事を思い出したのか、鼻をすすり、涙を浮かべる。
『…ぐすっ、ベルママが元気ないのは…きっと疲れているだけなんニャ…、す、少し休めば、ぐすっ、また一緒にお昼寝したり、お散歩したり、優しく毛繕いしてくれるはずなんニャ…』
鼻水を垂らしポロポロと涙する姿を見て俺も胸が痛くなった。
「ケット・シー…」
俺の言葉にケット・シーはハッと我に返るように動きを止め、それから前足でゴシゴシと涙を拭いた。次に顔を上げた時、その顔には確かな決意が宿っていた。
『だからニャアは心配されてでもやるんニャ!人間に捕まっても…殺されそうになっても止めないニャ!ここに集まってくれた動物達もきっと同じ気持ちなのニャ!ベルママは皆の大事なママニャ!ベルママを助ける為に、皆で牙を剥くんニャ!!』
フシャア―!!と威嚇して合図すると、
ガアアウウ!!!
雷が落ちるような咆哮が響き、ライオンの群れが動いた。混沌とした芝生の丘に乱入してくる。消防隊員達はやっとトラを対処できたところで、ライオンに割ける余力はなかった。逃げようにも、捕まえたトラはまだほとんどが意識がある状態で、隊員達が逃げればトラを放流する事になる。混乱し動きを鈍らせた隊員へ、牙を剥いたライオンが襲いかかった。
バキバキッ!!
その時、地割れのような轟音と共に隊員とライオンの間に“氷の壁”が出現した。地面から空へと伸びる、三メートルを超える透明な氷壁は、隊員を庇うように半円を描き広がっていた。
(なっ…?!)
ビュウウ…
氷壁が現れた次の瞬間、冷たい風が芝生の丘を駆け抜けて、ひらひらと雪が舞い始めた。季節外れの降雪にその場にいた全員が驚きに目を丸くする。見れば、少し離れた位置にある池が一面凍り付いていた。
「な、なんだこれ…」
まさかこれもベルがやったのか?? と慌てるが、ふと、氷壁の中心にいる男の姿を見つけて目を見開いた。その男は消防隊員の制服を着ていたが、両腕は霜に覆われ、いつもよりずっと青白い顔で白い息を吐いている。立派な体つきをしている男の後ろ姿は、背中だけでも十分“誰なのか”わかった。
「せ、セツ…?」
呼びかけるとその男は両腕の霜を払いながら振り向いた。血の気の引いた白い唇と、逆に血の色に染まった深紅の瞳が目に入り、
「!!」
俺が息を呑むのを見て、セツは気まずげに視線を落とし、体の向きを氷壁に戻した。すでにライオンの群れは氷壁によって戦意を喪失し、今すぐにでも逃げ出しそうなほどに怯えている。トラも身を震わせながら立ち尽くしていて、
(嘘だろ…、セツ…お前も…)
たった一人でこの場を制圧してしまった姿を信じられない気持ちで見つめる。
「おいおい!まさかてめえも幻獣だったとは驚きだぜぇ!筋肉ゴリラぁ!」
空から威勢のいい声が降ってきた。慌てて上を見ると、池とは反対側の、触れ合いコーナーなどがあった展示施設、その屋上にソルが立っていた。銀色の耳と尻尾を生やした状態でまだ狼化したままだ。腕には白猫が抱えられている。
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