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十一話
“対生物”最強
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「散々オレらに文句つけといて、それはなんだよ?よっぽどてめえの方が化物じゃねえか!」
そう言って雪山でも見ないような巨大な氷壁を指さす。
「危ないからで処分対象になるならオレらよりもっと処分されるべき奴がいるだろうが!害獣は駆除とかどのツラ下げて言ってんだ!?アア??」
「…」
セツはソルの挑発にはのらず、GPSを見張らせていた部下に目をやる。部下は首を振って「ありえない」と訴えた。GPSは動いてないのに突然目の前に現れた…ということだろう。「ありえない」現象だが、それに近い事は先ほど俺達もガラスハウスに行こうとした時に体感している。セツもそれに気付いたのかなるほどと呟いた。
「この霧を利用して移動してきたのか」
「そういうこった。ベルママ、しんどい時に…助かったぜ」
『…平気よ、…気を…つけてね』
「ああ」
ソルはそっと屋上のベンチにベルを寝かせる。
「狼男、こんなに堂々と現れて何を考えている?自首でもしに来たか?悪いが、お前は狼となって脱走した時点で処分は決まっている」
「はっ!てめえこそ、まだ執行側に立つ気かよ。面の皮が厚いこった。言っとくが今のてめえの姿、全部撮ってあるぜ。こんな面白い映像、出す所に出しゃ一瞬で大騒ぎになる。人気者間違いなしだぜ、くくっ」
「揺さぶろうとしても無駄だ。俺は特別な訓練をしてこの場に立っている。何も後ろ暗い事はない。それに…体は少し普通とは違うが、市民を守る気持ちに偽りはない」
「へえ~人間を守ります!ワンワンって忠誠を誓えば化物でも命拾いできるってわけかぁ~ご都合主義で虫唾が走るぜ~」
「…だったらなんだ?お前はどうせ人間を守る気なんてないだろう」
「あーそうだよ、よくわかってんじゃねえか。オレは他人がどうなろうが興味ねえ。人間も幻獣も好き勝手くたばってろってんだ」
「じゃあ」
「勘違いしてもらっちゃ困るが、オレは別にここに命乞いしに来たんじゃねえ。オレは、このオレに首輪なんてつけやがったてめえに借りを返しにきたんだぜ!筋肉ゴリラが!」
中指を立てられ、セツは眉をひそめつつもあくまで冷静に返していく。
「威勢がいい事だが、首輪に毒が仕込まれている事を忘れたのか?俺を襲ったり、妙な動きをすれば毒が使用されるぞ。苦しんで死にたいのか」
「はっ!オレがこんなもんつけられてただ震えて寝てるだけかと思ったか?すでにてめえらのPCに侵入して、毒の成分は解析してあんだよ!」
「?!」
「明日には解毒剤が届く予定だったが、まあ…人生思い通りにはいかねえもんだ。だから、一か八かの勝負に出るぜ」
ソルはニヤリと笑って四つん這いになる。すでにパーカーは脱ぎ捨てられていた。
「さあ、行くぜ。チキるんじゃねえぞ、クソ狼ィ!!」
ソルが宣言するのと同時に全身が銀色の毛皮で覆われる。メキメキと体が大きく膨れ上がり、あっという間に人の形をしている部分がなくなった。獣の体躯となったソルの首は毛皮を含めれば二倍以上の太さになっていた。限界まで引き伸ばされた首輪がピー!ピー!とエラー音を立てて弾け飛ぶ。同時に、毒が使用されたのか、狼が眩暈を起こしたように片膝を折った。
(毒が使用された…!!)
思わず踏み出しかけて気づく。狼が折っていた膝を伸ばし、灰色の空をバックに凛々しく天を仰いだ事に。
ウオオオ――ンッ!!!
力強い遠吠えが響き渡る。
「!!」
鼓膜をビリビリと震わせる咆哮が園全体に届いた瞬間、どこからともなくオオカミの群れが現れ、芝生の丘へと侵入してきた。元々寒冷地の生き物であるオオカミは雪や氷壁にも臆せず、統率の取れた動きで消防隊員とトラ、ライオンをそれぞれ包囲していく。
「この、次から次へと…!」
セツが氷壁を作ろうと手を伸ばした。しかし、それより先に屋上にいた狼が飛び下りてきて、セツの前に立ち塞がる。
グルルッ
牙を剥いて威嚇する姿を見て、セツはナイフを構えた。
「…どうしても俺とやりたいみたいだな」
ナイフをくるりと回し、刃が下向きになるように持ち換えた。それを合図に狼が走り出す。セツの喉を狙った前足をナイフでいなし、前のめりになった鼻先に拳を振り下ろす。柔らかい鼻先を殴打され狼はギャウッと短く鳴いた。きっと普通のオオカミであればそこで怯んで退いていただろう。だが、狼の頑丈さ…いや、怒りが痛みに勝ったのか、狼はむしろ前足を振り上げてセツの胴体を引っ掻いた。
ザクッ
「ッ…!!」
鋭い爪は防護服を貫通し皮膚を引き裂いていく。連撃を防ぐ為セツはすぐさま蹴りを入れて狼を下がらせたが、傷口を押さえる手の隙間からはダラダラと血が溢れていた。
(だめだ、このままじゃセツが殺される)
ぐっ
俺が慌てて踏みだろうとすると、セツが手で制してくる。腹の止血をしながら「来るな」と言葉でも止められた。
「でも、セツ…!狼を止めないと…殺されるぞ!」
「心配するな。俺はこれでも“対生物”では最強なんだ。それこそ無敵と言われてる不死鳥の心臓だって止められる」
「…!」
あえて言ったのか、偶然だったのか。“不死鳥"と意味深な響きを残してセツはナイフを背中にしまった。そして狼を挑発するべくちょいちょいと手招く。通常の獣ではピンとこない仕草でも“狼”には理解できる。
グルルルルッ
狼は低く唸った後、二人の周囲にあった簡易バリケードを蹴り倒しながら体当たりを食らわせにいく。狐姿のユウキにやったのとほぼ同じ強さで、セツごと氷壁にぶつかった。
「ぐっ!!!」
流石のセツも息を詰め、氷像に背を打ち付けた状態でガクリと項垂れた。その両手が狼の背中の毛皮に置かれる…次の瞬間、セツの掌から勢いよく氷が広がった。しかも掌だけでなく狼と触れている部分全てから氷が生え、一気に狼の全身を覆っていく。
バキキッ
あっという間に広がった氷は一秒とかけず狼を氷漬けにしてしまった。
「は、はぁ…はぁ…」
セツは腹を押さえながら氷像となった狼をコツコツと叩いて確かめた。強度を調べているのか少しの間の後、ふう、と短く息を吐く。
「ほとんどの生物は…こうやって低温状態にすれば体の機能が停止する。筋肉どころか肺や血液も氷漬けだから動く事は絶対できない」
「死んでる…のか…?」
「いや、死んじゃいないが…生きてもいない。時が止まってるって表現が正しいな」
「時が止まってる…」
口元の血を拭いながら淡々と説明するセツ。氷の力を使えば使うほどセツの顔色が青白くなる気がした。その分瞳の赤色が目立って不気味さを増す。
「さあ、これで馬鹿らしい決闘は終わりだ。あとは脱走した動物を回収して、怪我人を搬送す、……?」
セツの言葉が途中で切れた。
パキ、パキ…ッ
狼の氷像が足元から徐々にヒビが入っていき、セツの表情に今までにない本気の焦りが浮かぶ。
「嘘だろ…、オオカミは寒さに強いったって限度があるだろ…どんだけ立派な毛皮持ってんだ…」
セツの呟きに応えるように、ガキン!と大きな音を立てて狼を覆っていた氷が二つに割れる。狼はブルブルと身震いさせて細かい氷を落とした後、すぐ近くにいたセツに飛びかかった。さっきの体当たりが効いているのかセツは逃げる事も反撃する事も叶わず地面に押し倒される。そのまま狼は、セツの首を噛み砕くべく、大きく口を開けた。狼の鋭い牙がセツに食い込む。
『 だめニャッ!!! 』
その時、銀色の巨体にぴょこんと小さな黒猫が張り付いた。
そう言って雪山でも見ないような巨大な氷壁を指さす。
「危ないからで処分対象になるならオレらよりもっと処分されるべき奴がいるだろうが!害獣は駆除とかどのツラ下げて言ってんだ!?アア??」
「…」
セツはソルの挑発にはのらず、GPSを見張らせていた部下に目をやる。部下は首を振って「ありえない」と訴えた。GPSは動いてないのに突然目の前に現れた…ということだろう。「ありえない」現象だが、それに近い事は先ほど俺達もガラスハウスに行こうとした時に体感している。セツもそれに気付いたのかなるほどと呟いた。
「この霧を利用して移動してきたのか」
「そういうこった。ベルママ、しんどい時に…助かったぜ」
『…平気よ、…気を…つけてね』
「ああ」
ソルはそっと屋上のベンチにベルを寝かせる。
「狼男、こんなに堂々と現れて何を考えている?自首でもしに来たか?悪いが、お前は狼となって脱走した時点で処分は決まっている」
「はっ!てめえこそ、まだ執行側に立つ気かよ。面の皮が厚いこった。言っとくが今のてめえの姿、全部撮ってあるぜ。こんな面白い映像、出す所に出しゃ一瞬で大騒ぎになる。人気者間違いなしだぜ、くくっ」
「揺さぶろうとしても無駄だ。俺は特別な訓練をしてこの場に立っている。何も後ろ暗い事はない。それに…体は少し普通とは違うが、市民を守る気持ちに偽りはない」
「へえ~人間を守ります!ワンワンって忠誠を誓えば化物でも命拾いできるってわけかぁ~ご都合主義で虫唾が走るぜ~」
「…だったらなんだ?お前はどうせ人間を守る気なんてないだろう」
「あーそうだよ、よくわかってんじゃねえか。オレは他人がどうなろうが興味ねえ。人間も幻獣も好き勝手くたばってろってんだ」
「じゃあ」
「勘違いしてもらっちゃ困るが、オレは別にここに命乞いしに来たんじゃねえ。オレは、このオレに首輪なんてつけやがったてめえに借りを返しにきたんだぜ!筋肉ゴリラが!」
中指を立てられ、セツは眉をひそめつつもあくまで冷静に返していく。
「威勢がいい事だが、首輪に毒が仕込まれている事を忘れたのか?俺を襲ったり、妙な動きをすれば毒が使用されるぞ。苦しんで死にたいのか」
「はっ!オレがこんなもんつけられてただ震えて寝てるだけかと思ったか?すでにてめえらのPCに侵入して、毒の成分は解析してあんだよ!」
「?!」
「明日には解毒剤が届く予定だったが、まあ…人生思い通りにはいかねえもんだ。だから、一か八かの勝負に出るぜ」
ソルはニヤリと笑って四つん這いになる。すでにパーカーは脱ぎ捨てられていた。
「さあ、行くぜ。チキるんじゃねえぞ、クソ狼ィ!!」
ソルが宣言するのと同時に全身が銀色の毛皮で覆われる。メキメキと体が大きく膨れ上がり、あっという間に人の形をしている部分がなくなった。獣の体躯となったソルの首は毛皮を含めれば二倍以上の太さになっていた。限界まで引き伸ばされた首輪がピー!ピー!とエラー音を立てて弾け飛ぶ。同時に、毒が使用されたのか、狼が眩暈を起こしたように片膝を折った。
(毒が使用された…!!)
思わず踏み出しかけて気づく。狼が折っていた膝を伸ばし、灰色の空をバックに凛々しく天を仰いだ事に。
ウオオオ――ンッ!!!
力強い遠吠えが響き渡る。
「!!」
鼓膜をビリビリと震わせる咆哮が園全体に届いた瞬間、どこからともなくオオカミの群れが現れ、芝生の丘へと侵入してきた。元々寒冷地の生き物であるオオカミは雪や氷壁にも臆せず、統率の取れた動きで消防隊員とトラ、ライオンをそれぞれ包囲していく。
「この、次から次へと…!」
セツが氷壁を作ろうと手を伸ばした。しかし、それより先に屋上にいた狼が飛び下りてきて、セツの前に立ち塞がる。
グルルッ
牙を剥いて威嚇する姿を見て、セツはナイフを構えた。
「…どうしても俺とやりたいみたいだな」
ナイフをくるりと回し、刃が下向きになるように持ち換えた。それを合図に狼が走り出す。セツの喉を狙った前足をナイフでいなし、前のめりになった鼻先に拳を振り下ろす。柔らかい鼻先を殴打され狼はギャウッと短く鳴いた。きっと普通のオオカミであればそこで怯んで退いていただろう。だが、狼の頑丈さ…いや、怒りが痛みに勝ったのか、狼はむしろ前足を振り上げてセツの胴体を引っ掻いた。
ザクッ
「ッ…!!」
鋭い爪は防護服を貫通し皮膚を引き裂いていく。連撃を防ぐ為セツはすぐさま蹴りを入れて狼を下がらせたが、傷口を押さえる手の隙間からはダラダラと血が溢れていた。
(だめだ、このままじゃセツが殺される)
ぐっ
俺が慌てて踏みだろうとすると、セツが手で制してくる。腹の止血をしながら「来るな」と言葉でも止められた。
「でも、セツ…!狼を止めないと…殺されるぞ!」
「心配するな。俺はこれでも“対生物”では最強なんだ。それこそ無敵と言われてる不死鳥の心臓だって止められる」
「…!」
あえて言ったのか、偶然だったのか。“不死鳥"と意味深な響きを残してセツはナイフを背中にしまった。そして狼を挑発するべくちょいちょいと手招く。通常の獣ではピンとこない仕草でも“狼”には理解できる。
グルルルルッ
狼は低く唸った後、二人の周囲にあった簡易バリケードを蹴り倒しながら体当たりを食らわせにいく。狐姿のユウキにやったのとほぼ同じ強さで、セツごと氷壁にぶつかった。
「ぐっ!!!」
流石のセツも息を詰め、氷像に背を打ち付けた状態でガクリと項垂れた。その両手が狼の背中の毛皮に置かれる…次の瞬間、セツの掌から勢いよく氷が広がった。しかも掌だけでなく狼と触れている部分全てから氷が生え、一気に狼の全身を覆っていく。
バキキッ
あっという間に広がった氷は一秒とかけず狼を氷漬けにしてしまった。
「は、はぁ…はぁ…」
セツは腹を押さえながら氷像となった狼をコツコツと叩いて確かめた。強度を調べているのか少しの間の後、ふう、と短く息を吐く。
「ほとんどの生物は…こうやって低温状態にすれば体の機能が停止する。筋肉どころか肺や血液も氷漬けだから動く事は絶対できない」
「死んでる…のか…?」
「いや、死んじゃいないが…生きてもいない。時が止まってるって表現が正しいな」
「時が止まってる…」
口元の血を拭いながら淡々と説明するセツ。氷の力を使えば使うほどセツの顔色が青白くなる気がした。その分瞳の赤色が目立って不気味さを増す。
「さあ、これで馬鹿らしい決闘は終わりだ。あとは脱走した動物を回収して、怪我人を搬送す、……?」
セツの言葉が途中で切れた。
パキ、パキ…ッ
狼の氷像が足元から徐々にヒビが入っていき、セツの表情に今までにない本気の焦りが浮かぶ。
「嘘だろ…、オオカミは寒さに強いったって限度があるだろ…どんだけ立派な毛皮持ってんだ…」
セツの呟きに応えるように、ガキン!と大きな音を立てて狼を覆っていた氷が二つに割れる。狼はブルブルと身震いさせて細かい氷を落とした後、すぐ近くにいたセツに飛びかかった。さっきの体当たりが効いているのかセツは逃げる事も反撃する事も叶わず地面に押し倒される。そのまま狼は、セツの首を噛み砕くべく、大きく口を開けた。狼の鋭い牙がセツに食い込む。
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その時、銀色の巨体にぴょこんと小さな黒猫が張り付いた。
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