ヤンデレ不死鳥の恩返し

リナ

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六話

二枚の名刺

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「雷くん」

 またこの夢だ。真人が1mぐらい先に立っている。

「雷くん、話したいことがあるんだ」

 そういう真人の顔はぼやけていてよく見えない。まるでモザイクがかかってるみたいだ。

「真人…」

 近づこうとすると雲のように消えてしまった。伸ばしていた手が虚しく空を切る。

「ライ」

 フィンが真人と同じ場所に現れた。こちらは顔がハッキリ見えていて優しく微笑んでくる。

「ライ、どうしたんだ?どこか痛いのか?」

 そう言いながらもう一歩近づいてきた。腕を上げれば触れられる距離で見つめ合う。

「ライ、恋人を忘れられないのか?」
「…」
「胸が苦しいのか?」
「…わからない」
「そうか。わからないけど辛いのだな。任せてくれ…私にいい方法がある」

 ぎゅっ

 両手で抱かれた。夢なのにやけにリアルな感触でドキリとした。

「おいフィン!?」
「大丈夫だ。ここでは私の事だけ考えてくれ。何も恐れることはない」
「フィン…」
「…全部燃やせばいいのだから」

 ゴオオッ

 腕に抱かれたまま赤い炎に包まれる。

「なっ、うわああ!」

 熱い。どんどん体が焼けていく。離れようとしてもフィンの腕に縛られ身動きがとれない。

「痛みも悲しみも…全部燃やして灰にすればいい」

 フィンが見下ろしてくる。その瞳は炎を反射して赤く染まっていた。残酷なほど美しい顔立ちをした男は自らの体すら火種にしてただ微笑んでいた。

「私に関わる者はすべて不幸になる。だから…次はライの番だ」

 そういって首を絞めてきた。



「うわあああっ!!」

 悲鳴と共に飛び起きる。なんて夢だ。全身びっしょりと汗をかいていた。

「はあっ…はあっ…」
「すうーすうー」
「……」

 俺の体にフィンの両腕が巻きついていた。抱き枕にされていたらしい。
 (どうりで寝苦しいと思った…)
 体を捻って抜け出そうとする。しかしやっと体が抜けるかというところでフィンが目を覚ましてしまった。

「む…?ライ、おはよう…」
「おはよ。起こしちまったか」

 目を擦りながら起き上がってくる。

「もう少し寝てれば。夜の散歩…はもう行ってねえみたいだが眠いだろ」
「断る。またライに置いていかれたら悲しいからな」
「この前の事まだ根に持ってんのかよ」

 ごめんってとフィンの寝癖つき前髪を撫で付けた。フィンはぱちくりと瞬きをした後

 すすっ

 嬉しそうに頭を差し出してくる。もっと撫でてくれと言わんばかりに。
 (やれやれ)
 撫でてやりながらフィンの顔を眺める。高い鼻筋、長い睫、美しい骨格、きめ細かい肌。まるで芸術だ。

「あんた、寝癖があってもイケメンだな…」
「ライは面食いか?」
「うっ…面食いかはわかんねえが、あんた程のイケメンなら誰だって好きだと思うぜ」

 男女問わず。多分。

「そうか。私はあまり自分の見た目を好んでいないのだが…ライが好きというなら私も好きになれそうだ」
「こんな整ってるのに嫌なのか?」
「嫌というより違和感がある。本来の私の姿はこちらではないからな」
「ああ、そういう事か」

 フィンって不死鳥なんだよな。大鳥の姿も一度だけ見たことがあるが(ユウキに監禁された時)あれ以来鳥の姿でいるフィンを見てない。
 
「フィンはあっちが本当の姿なんだな」
「ああ。人間に変化できるようになってからはなるべくこっちでいるようにしている。メリットが多いからそうしてるだけで見た目的には違和感が残っているな」
「そっか。変化ってどんな姿にでもなれるのか?」
「いや、狐の子のような多彩な変化能力とは異なる。私は…精々若くしたり年を取らせる程度しかできない」

 この顔のままな、と自分を指差す。自分の変化能力が気にくわないらしい。ユウキという変化のプロがいるから余計比べてしまうのだろう。

「十分すごいだろ。今度見せてくれよ。若いのも老けてるのも気になる」
「もちろん」

 俺の言葉にくすりと笑って顔を近づけてくる。鼻が擦れるほどの距離で囁かれた。

「ライはどちらをご希望かな?年下か、年上か、好きな方を言ってくれ」
「別にどっちでも…うわっ!」

 慌ててた事もありバランスを崩してしまう。後ろに倒れたところでフィンが追いかけてきた。上から覗き込むような体勢で顎を掴んできた。

「ライ」
「…!」

 キスされる…と思ったが、フィンは頭を振って離れていく。そのままベッドから降りてしまった。

「ライ、お腹がすいたな。何か作りにいこう」
「お、おう…」

 戸惑いつつも体を起こした。
 (メデューサの一件以来なんか距離があるんだよな…)
 薬を抜くためにあんな事までしたのに翌日にはいつものフィンに戻っていた。しかも火傷に悪いからとあまり触れてこなくなったのだ。あんだけ絡んどいて逆に距離ができるってどういう事だよ。
 (調子狂うな…)
 頭をかきながらベッドから足を下ろす。その時だった。

 ドカン!!

 突然、店の裏手から爆発音が聞こえてくる。あまりの爆音に俺とフィンは飛び上がった。

「な、なんだ今の?!」
「何かが爆発したような音だな…」

 部屋から出て店の裏口に向かった。

 どたどた

 すると廊下の方からグレイも走ってくる。

「ちょっとちょっと今の何カシラ?!一瞬あんた達かと思ったけど流石に激しすぎよネ~~?!」
「激し…んなわけあるか!」
「あはは、ジョーダンヨ」
「ライ、グレイ見てくれ。どうやら爆発はあそこで起きたらしいぞ」

 フィンが地下倉庫の入り口を指差した。いつぞやの木箱に入ったフィンが眠らされていた地下室である。

「グレイ、地下にヤバイもんでも置いてんのか?」
「やーね!置くわけないでしょー?お酒とか年単位で使わない備品をしまってるぐらいヨ」
「そうか…」
「では侵入者の可能性は?」

 侵入者という言葉に一気に空気がひりついた。フィンは龍矢に追われてる身だし誰かが忍び込んでもおかしくはない。

 ごくり
 
 互いの顔をみる。緊張の面持ちで、フィンが一歩前に出た。

「私が行こう。万が一に備えた方がいい」

 そういってフィンはそーっと地下室の扉をあける。

 ボフン!

 中から煙が舞い上がってきた。地下に続く通路部分も黒い煙に覆われていて視界が悪い。この中で爆発が起きたのは確実だ。
 (こんな状況でフィン一人に行かせて大丈夫か…?)
 俺が追いかけようとするとグレイが腕を掴んできた。

「フィンなら大丈夫よ。不死身なんだシ」
「だが…」
「中に人の気配はしないから安心して。いたとしてもネズミぐらいヨ。だからあたし達はここで待機」
「…わかった」
「にしても怖いわねエ。突然爆発するなんて…寝ぼけながら地下室で作業してる時じゃなくてよかったワ」
「ほんとな。こういう事は初めてなのか?」
「ええそうよ…ん?…いえ、ちょっと待って…そういえば昔…」

「ライ」

 地下室からフィンが戻ってきた。その手には焼き焦げて破裂した機械が握られている。手のひらサイズの四角いその機械には見覚えがあった。

「それって…!」
「あーーー!思い出したワ!前にもその機械が爆発したのヨーー!」

 そう。フィンが持っていたのは何の変哲もないモバイルバッテリーだった。バッテリーの部分が大きく膨らみ爆発したような感じに焦げている。ネットニュースで充電器やバッテリーが爆発したというの見たことあるが、まさかそれが起きたのか。

「てか前にもってなんだよ!あんた毎回こんな風に爆発させてんのか??」
「爆発魔みたいに言わないで!あたし機械音痴だからサ~。普通に使いたいだけなのに爆発させたり壊したり…うまく使えた試しがないのヨー」
「マジか…」

 どうりで店に機械設備が少ないわけだ。電話も置き型のだし、スマホは機能がとてもシンプル(キッズかシニア用の)だったはず。
 (幻獣だから人間の機械が嫌いなのかと思ったが単純に機械が苦手だったんだな…)

「前に爆発させちゃった時は店内がとんでもないことになったからサ~。その時に機械系を全部地下室にぶちこんだのヨ!あはは!すっかり忘れてたワ★」
「忘れてたわ★じゃねえ!とりあえず他に爆発しそうな物がないか確認してこねえと…フィン、もう一度地下の方の確認頼めるか?俺は店内見てくる」
「ああ、任せてくれ」

 こうして店の中で朝イチの爆発物探し(仮)が行われるのだった。



「へえ、グレイの姉さんって機械音痴なんだなあ。意外だぜ」

 カウンター席に腰かけた客が今朝の話を聞いて笑っている。常連なのかグレイと親しそうに話していた。俺はそれを横目にみつつ自分の仕事をこなしていく。今日は比較的客が少ないので平和だ。

「そうなのヨ~!本当はネットとか使えた方がいいんだろうけど、あたし古い人間だからサ~」
「機械が得意な者を雇えばいいんじゃないか?月一とかでメンテナンスしてもらえば十分運用できるだろう」
「アラ~それいいわネ~!機械に詳しい人知らないカシラ?」
「俺はしがない猟師だぜ?飲んで寝て打つぐらいしかできないただのおじさんだよ」
「ザーンネン」

 おかわりどうぞ、とグレイがお酒をついでいく。男はそれをぐいっと飲み干した。

「ぷはーっやっぱりここの酒はうまいなあ」
「うふふ、嬉しいワ。あっ、ちょっと待って。ライ~お客さんと少し話してててくれる?」
「え?あ、ああ」

 残りの酒を渡される。テーブル席の客達が少し揉めてるみたいでグレイが声をかけにいった。俺はカウンター客の前に移動して酒をついでいく。

「よう、兄ちゃん。新人か」
「はい…えっとお客さんは猟師をやられてるんですか?」
「ああそうさ」

 猟師って森や山にしかいないと思っていたがこんな都会にもいるんだなと驚く。身なりも都会人のそれだし4、50代の普通のサラリーマンにしか見えない。

「ん、猟師が珍しいか?」
「はい、初めてお会いしたので。普段は何を狩られてるんですか?…クマとか?」
「ははは!それはテレビの見すぎだぜ。大した金にもならねえのにクマ狩りするなんてリスクが高すぎる」
「じゃあ何を狩って…」
「なんだと思う?兄ちゃん勘違いしてそうだから訂正しておくがな。俺の専門は野生動物じゃない」
「…え?」

 にやりと男が笑った。空になったグラスを揺らしてるので慌ててそれに追加をいれる。男は満足げに酒を飲み干した。

「幻獣だよ。俺は幻獣専門の猟師なんだ」
「!!」

 一瞬聞き間違いかと思った。だってここは幻獣スナックだぞ。幻獣を客として迎える店だ。そんな場所に幻獣専門の猟師が来るってどういう事なんだ。

「はは、困らせちまったか。幻獣って言っても増えすぎたり迷惑になった奴らを依頼されて狩ってるだけだ。手当たり次第幻獣を狩ってるわけじゃないから安心しな」
「そういう…事でしたか…」
「ああ。しかも俺が狩るのは言葉が通じない種族だけだ。通じる奴らは説得して狩らずに別の手段をとれるしな。話し合いができなくてどうしようもない場合だけ俺に依頼がくるわけだ。例えばほら…こんな風に」

 チリリーン

 来店の鈴と共に一人の青年が現れた。奇抜な色合いのメガネをかけた猫背の青年だった。服装もチグハグでアパレル店員が見たら卒倒しそうな組み合わせをしている。青年は店内の客を確認しつつ俺達のいるカウンター席まで移動してきた。

「あんたが猟師だな」
「おう」
「これが今回の依頼だ。頭金は一割、一括で今渡す。後は成功報酬になる」
「渋いねえ」
「受けないのか?受けるのか?」

 青年がiPadを扇ぐように揺らしながら尋ねる。猟師の男はため息をついた。

「冷たいねえ。ちょっと茶化しただけじゃねえの」
「オヤジと遊ぶ時間は持ち合わせてない」
「へいへい申し訳ございません。こちとら金に余裕がある仕事じゃないしな、受けさせてもらうぜ」
「よし、金はこの袋に入ってる。十五分だけこの店に滞在するからその間に資料に目を通してくれ。以降は俺との連絡手段はないしバックアップもしない。いいな」
「あんた噂通り冷たいなあ」
「必要な情報は提供してる。情報の質を落とさない限り問題はないはずだ」
「ったく…完璧な仕事だぜ、全くよぉ…」

 そういって猟師が俺の方に向き直った。iPadの画面を見せてくる。

「てなわけで、情報屋から依頼が届くわけだ。直接依頼者と話す時もあるが大体は情報屋ルートが多い」
「なるほど…」
「ほほう。小型の幻獣が襲われる事件が多発してると。犯人の幻獣種は不明。人型の報告あり。嫌だねえ、人型は知性が高いんだ。厄介な案件になりそうだぜ」

 猟師は考え込むように顎をさすっていた。無精髭がザラザラと音を立ててる。

「人型って…人間の可能性はないですか?」
「まずないな。人間には感知できない幻獣も被害にあってる。おい、情報屋。怪しいポイントってのがあるがこれはなんだ?」
「襲われる幻獣には規則性があった。犯人は必ず幻獣が一人になった瞬間を狙っている。とすれば、ポイント指定した場所が“一人になりやすく最も危険な場所”に該当する」
「そりゃいい。ポイント付近を張ってみるか」

 そう言って猟師はiPadを閉じた。情報屋に返す。

「質問はもうないぜ。ご足労感謝する、情報屋」

 情報屋はiPadを受けとって小さく頷いた。さっさと立ち去るのかと思ったが意外にもそのままカウンターに残っている。俺と猟師が顔を見合わせていると

「えっと…」
「五分残っている」

 ああ、そういう事か。十五分滞在するという自分で掲示した時間を守りたいのか。拍子抜けした俺はどうせだしとメニューを渡した。

「ほとんど時間ないですけど、何か飲まれますか」
「…おつまみ」
「へ?」
「おつまみ」

 メニューの下に「今日のおつまみ」というのがある。俺が勤務するようになって追加された項目だ。

「えっと…お酒はいらないってことですか」
「酒は恋人とだけ飲む」
「ああ…」

 ヒューと猟師が口笛を吹いた。俺は苦笑いを浮かべつつ手元の作業に意識を移す。
 (うーん。今日はゆで卵があるからこれ使うか…)
 ゆで卵を半分に切る。それから簡単なタレを作ってネギと添えた。

「どうぞ」

 情報屋の前に皿を置く。すると

 ぱくぱく

 ものの数秒で平らげられてしまう。早い。早すぎる。細身で顎も小さいのにとんだ早食いだ。
 (まるでダイ○ン掃除機だな)

「ご馳走さま」
「い、いえ…」
「…」
「…」

 皿を洗ってる合間もじーっとこちらを見てくる。なんだろうと顔を上げると情報屋と目が合った。気まずい。

「あんた見ない顔だな。最近こっちの世界に入ったのか。名前は?」
「…ライです」
「ライ…情報にないな…幻獣じゃないのか…?年齢は?人間なのか?何故ここに勤めている?」
「えっと…」

 空腹を満たした後は情報屋としての血が騒ぎ始めたらしい。俺に関心を向けてくる。

「五分経ったぜ。情報屋」
「!」

 猟師が時計を指差した。情報屋は渋々といった感じで俺から視線を外す。そのまま立ち去るかに思えたが

 スッ

「これ」

 名刺を渡される。電話番号のみの簡素なものだった。

「暇な時電話してくれ。あんたの事が知りたい」
「は、はあ…」
「では失礼する」

 チリリーン

 情報屋が去っていった。残された俺と猟師はなんとなく顔を見合せる。それから名刺を見た。

「あんた情報屋に気に入られたな。情報を食いつくされないよう気を付けろよ」
「はい…(食いつくすって怖…)」
「じゃあ俺もそろそろお暇しようかね」

 会計をすませ猟師が立ち上がる。それからふと振り返ってきた。

「俺の名刺も渡しとくわ。何か情報掴んだら教えてくれ」
「幻獣が襲われてる件ですか」
「ああ、情報次第だが礼は弾むぜ。ま、あんたとなら普通に酒飲むだけでも楽しそうだけどな」
「は、はあ…(二回目)」

 今度は名前と電話番号が書かれた普通の名刺を渡される。それを受け取り猟師を見送った。店内に戻るとグレイに「モテモテね~」と笑われる。

「幻獣専門の猟師に情報屋か…」

 勘弁してくれとカウンターに二枚の名刺を置くのだった。
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