ヤンデレ不死鳥の恩返し

リナ

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七話

★尋問

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「合流した時、狼男の服が変わっていておかしいとは思ったが、まさか狼になってライを襲ったとはな」

 そう言って冷たく見下ろす瞳には一切の容赦がなかった。

「…チッ」

 ソルも銀色の瞳を細めて睨み返す。耳と尻尾を生やし臨戦態勢に入っていた。殺意すら滲ませる二人に俺は顔面蒼白となる。

「フィン、誤解だ!ソルは助けてくれたんだ。霧がでた時…狼になって駆けつけてきてくれて!」
「ほう。狼男がライを…?」
「ああ!その後すぐに狼化はとけたし、全裸で気まずかったから鞄に入ってた服を着替えさせただけで!それ以上の事は…」
「では、この歯型はどう説明する?」
「うっ…、えっと…」
「狼男が下心なく助けるなんてありえない。襲うつもりで洞穴に連れこんだのだろう、ケダモノが」

 唸るように言った後ソルの喉に指を食い込ませた。ソルは顔をしかめさせ低く唸る。

「はっ!黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって。てめえが腑抜けてっから横取りされんだろうが!そんなに大事なら首輪でもつけて部屋にしまっとけや!!」

 台詞と共に首を絞めている手を払いのけた。

「私はそのような自由を奪うやり方はしない」
「どの口が言ってんだ!ちょっとオレに噛まれたぐらいでこんだけイラついててよぉ…てめえ、いつか自分でライを殺しちまうぜ??」
「……」
「あーうぜえうぜえ…やっぱ無理だ!こんな性格クソブス野郎とお仲間になるなんて反吐が出るぜ!化物もだが、オレはてめえみてえな綺麗に取り繕うとするクソ野郎が一番嫌いなんだよ!!」
「奇遇だな。私もお前のような当たり散らかすばかりの愚か者は見てて不愉快…いや、灰にしたくなる」

 ブンッ

 爪の伸びたソルの手がフィンの顔面を襲う。フィンはそれを避けながら後ろへ下がった。俺を背に隠すように立つと、それを見ていたソルは苛立ちをぶつけるように舌打ちする。そのままソルは後方へ飛び退り、山の中へと姿を消した。まだ霧の残る暗い森の中へ。

「ソル!!」
「ライ、だめだ」

 ぐいっと腕を引かれる。

「追いかけてどうする?またライが襲われる可能性を残しながら奴を傍に置くのか?そんなの、私が耐えられない。今度こそ奴を殺してしまう」
「…っ」

「あーもう、ちょっと目を離した隙にこれってあんたタチ話聞いてたノー??」

 呆れた声が下から届いてくる。見れば、グレイと陸郎が立っていた。二人とも息を切らしている。俺達がついてきてない事に気付いて探してくれたんだろう。

「…ごめん、グレイ…俺」
「なんでライが謝るのヨ。どんな意図があったとしてもあの子がライを襲ったのは確かデショ。狼男は頑丈にできてるし遭難した所で死にゃしない。ちょっと頭を冷やさせまショ」
「そうですね。時間も時間ですし、一度下山しましょう。このままでは全員野宿になってしまいます」

 陸郎とグレイが下山しようと歩いていく。俺も、一度ソルが消えた方角を見てから

「ライ」

 フィンに呼ばれ、後ろ髪を引かれる思いで追いかけるのだった。


 ***


 下山する道中で迷惑配信者が現れた事を伝えると、グレイと陸郎は「吾郎に報告した方がいい」と結論を出した。迷惑行為の当事者が現れたのなら交渉次第では例のバズ動画を消せるかもしれない。できないにしてもこれ以上動画が増えて状況が悪化するのは避けたい。何か手を打つ必要がある。
 (あのガキ共、俺にボコボコにされて今頃怒り狂ってるだろうしな…)
「明日の投稿に間に合わせたい」と言っていたし、俺の勘が正しければ奴らはまだこの近くにいる。そして今夜この山で動画を撮ろうとしてくるだろう。

「アイツらのカメラ…邪魔だしここ置いとくか」

 作業台代わり?のドラム缶に目立つように置いておく。奴らがここに来て回収してくれたら楽なのだが、ここに戻ってくるという事は俺達との直接対決は避けられない。どちらに転んでも面倒な事になるのは確かだ。

「はあ…」
「ライ。グレイと陸郎殿が出発するようだぞ」
「ん、今行く」

 軽トラのある場所まで戻りグレイに声をかける。すでに陸郎は運転席に移動していた。

「あんたタチ、本当に残るノ?行って帰ってするだけで最低一時間はかかるし、このベットベトの服も着替えたいからもっとかかるかもヨ?それまで二人で大丈夫?」
「ああ、何か起きた時の為になるべく近くで待機しときたいんだ」
「律儀なんだカラ。あんま無茶しないでヨ~?」
「わかってる」

 グレイと陸郎を乗せた軽トラが大きなエンジン音と共に森の中を走っていく。残された俺とフィンはそれを見届けてから顔を見合わせた。

「…静かになっちまったな」
「やっと二人きりになれて、私は嬉しいぞ」
「昨日の風呂も二人きりだったろ」
「ほんの一時間程度だ。全く足らない」
「はは」

 フィンは「とんだ焦らしプレイかと思ったぞ」と片眉を上げて文句を言ってくる。どうやら湿度MAXの山から下りられていつもの調子が戻ってきたらしい。

「さて、これからどうす…」

 ぐううう…

 突然の腹の虫に、二人して沈黙する。このパターンも何度目か。互いに笑っていると、そうだ、と俺は思い出した。

「さっき陸郎から渡されてたんだ」

 風呂敷に包まれたおにぎりを取り出す。横には山菜の佃煮も添えてある。きっとこの辺りでとれたものなのだろう。

「美味しそうだな」
「だろ?どっかで座って食べようぜ」
「ライ。座れる場所といえば、良い場所を知ってるのだ」
「え?」

 良い場所?何の話だと顔を向ければ、フィンはすでに大鳥になっていた。人目を気にしなくてよくなるとこんなにも気軽に大鳥になるのかと驚く。前に大鳥の姿の方がしっくりくると言っていたがやはり本当はこっちで過ごしたいのかもしれない。

『さあ、私の背中に乗ってくれ』
「いやいや、俺らはここで待機してねえと…」
『この場所もよく見える所だ。何かあればすぐ戻ってこればいい』

 炎を纏った羽根で引き寄せられた。
 (そこまで言うなら…)
 恐る恐るその背中に触れて跨ぐようにして座る…と同時に浮遊感に襲われた。

「うわっ!ちょっ!!っぐ…!!」

 バササッ

 フィンが何度か羽ばたくとあっという間に空へと舞いあがった。鬱蒼とした木々に塞がれていたせいで見えてなかったが空はすでに夕日色に染まっていた。雲にもうっすらと夕日の色が透けている。フィンは景色を堪能するように旋回した後再び降下する。バズ山の隣の山、その頂上部分に見晴台のようなものがあった。フィンの背中から降りた後、見晴台の手すりから身を乗り出すようにして確認する。
 (ここからならさっきの待機位置、旅館、バズ山、祠のある辺りもよく見えるな…)

「すげー、神目線じゃん。よくこんな場所見つけたな」
「昨日飛んでいる時に偶然な。ここなら誰も来ないし静かだ。二人きりになるにはとっておきの場所だろう?」
「はは、こんな田舎じゃどこに行っても大体二人きりだって」

 ベンチやトイレが設置されてるのを見ると災害時用の高台なのだろうか。とにかく俺達はベンチに腰掛けて、陸郎お手製おにぎりを完食した。夕日に染まる自然をぼーっと眺めているとおもむろにフィンが肩を寄せてきた。
 (……?)
 なんとなく嫌な予感がして反対側へと重心を傾ける。

「ライ」
「んー?てか近くね?」
「先程の話の続きだが」
「!!」

 話の続き、という言葉で体が引きつった。
 (やばい、尋問されるのか…)
 嫌な予感がしつつここで逃げると更に怪しまれる為なんとか堪える。

「だから、何もなかったって」
「歯形は?まさかじゃれていただけと言うつもりか?」
「うう…ちょっと噛み付かれたけどその後皆が来てうやむやになったんだよ。だからフィンが心配してるような事は一切起きてない。マジで、信じてくれ」

 じーっと見つめてくる。まだ疑われてるらしい。どうしたら信じてもらえるのかと内心頭を抱えた。

「埒が明かないな」
「?」
「せっかくの二人きりだ。違う場所に聞いてみよう」
「フィン?!…うっ、っ!」

 どさりとベンチに押し倒される。木でできてるベンチのため頭をぶつければ普通に痛い。抗議するように睨み付ければ、オレンジの瞳とぶつかった。

「おい、なっ、んんっ?!ううっ!」

 思ってるよりもずっと欲情した目で見下ろされ、そのまま唇を奪われる。
 (急に何、盛ってんだよ…!)
 文句を言おうと口を開ければ、ぬるりと舌が入ってきた。フィンの熱くて柔らかい舌が口内をかき乱してくる。横を向こうにも頬を固定されていて動かせない。

「んっ…、な、ん、…んう…きゅ、にっ、んン~っ!!」

 呼吸すら許されない深いキスに溺れそうになった。

「ウっ、ぐっ、こ、の…!!」

 白金の髪を力一杯引っ張った。流石に痛かったのか少しだけフィンが体を引いた。その隙を逃さず腕を胸の前に差し込んで押し返す。

「いいっ加減にっ!しろっ!はっ、はあっ、ここ…外だぞっ」
「だからどうしたのだ?」
「…え?」
「ん?」

 きょとん、とフィンが不思議そうに見てくる。やばい、よくわからないが今のフィンは危険だ。話が通じない。そう判断した俺は腕で作った隙間を広げてベンチから降りた。後ろ歩きのまま距離を取る。

「はあ、はあ…俺は、外でやる、趣味、ねえから…!」

 後ずさりながらそう言えばフィンは無言のまま大股で近寄ってくる。距離をあけようと必死に下がるが、どすっと背中に固いもの(木の幹)が当たった。

「ちょっ、おい!聞いてんのか!ここ外!公共の場所(多分)!捕まるって!」
「誰もいないのにどうして捕まるんだ?そもそも外でセックスしてはいけない理由がわからない」
「さっきから何言っ――…あぁ…そういう事…?」

 フィンは大鳥の姿の方が本体だと言っていた。つまり自然の中で交尾するのなんてフィンにとっては至極当然の事なのだ。やっと納得できた俺は今度は別の焦りに襲われた。

「いやいや待て待て!待ってくれ!」
「待たない」
「あんたのやり方にケチつける気ねえけど!!今の俺ら人型なんだって…!!これじゃ青姦…!ソルの事笑えねえから!!」
「二人きりの時ぐらい奴の名前を呼ばないでくれ」

 拗ねるようにそう言われ、開きかけた口を閉じる。
 (そんな顔されたら何も言えねえだろ…っ)
 俺が大人しくなったのを肯定と捉えたのか再び唇を重ねてくる。こんな山奥の何もない場所に人がいるわけない。誰も俺らなんて見ていない。わかっていてもつい森の方に視線がいってしまう。ソワソワどころのレベルではなかった。
 (むりむり!!)
 この環境で興奮できるほど俺はまだ仕上がってない。というか今後も仕上がるつもりはない。

「はっ、ンンっ、フィ、ンっ、や、んうっ!、ふっ、うう…!」

 キスのせいで満足に喋れない。わざとなのだろうがその器用すぎる舌に腹が立った。

「ンン…っ、う…!」

 いい加減舌が痺れてきた。舌を引こうとするが、フィンの舌はそれを許さなかった。巻き付けるようにして引っ張り、じゅっと吸いつかれた。

「ン、はあっ、くっ、うぅ…」

 酸欠とじわじわ溜まっていく刺激によって頭の奥が溶けてくる。

 カチャリ

「!!」

 フィンの指先がベルトに伸びてきてハッとした。そうだ。蕩けてる場合じゃない。
 (ここで止めねえと…!)
 こっちは後半になればなるほど抵抗する気力も体力もなくなっていく。今ですらこのポンコツ状態なのに、これ以上進んだら何ができるというのか。

「んっふぃ、ん…!も、っ、や、めろっ」
「ライ。何も恥ずかしい事はない。私に身を任せてくれ」
「…!!」

 良い子だから、と低く柔らかい声で囁かれ不覚にもときめいてしまう。ベッドの上で聞けたらどんなに良かったか。

「外での勝手はわかってるつもりだ」

 (そりゃそうでしょうね…!!)
 文句を言ってやりたかったが、心とは裏腹に俺の体はしっかり反応していた。フィンもそれに気づいたのか、少し膨らんだそこを鼻歌でも歌いそうな様子で撫でてくる。

「ふふ、ここも期待してる」
「ちがうっわっ!」

 フィンの手首を引き剥がそうとしても、もう片方の手で右手を攫われてしまう。そのまま恋人繋ぎになり、木の幹に縫い付けられた。比較的ささくれてない滑らかな木の幹で、押し付けられても痛くなかった。まさか押し倒しても痛くない木を選んでるとか言わないよな、と青ざめる。

「ライ、口を開けて」
「……キスしたら終わりになったり…しねえ?」
「ライの頑張り次第、と返答しておこう」
「はあ…」

 どっちにしろ逃がしてはもらえそうにない。俺は観念するようにフィンの首に腕を回して引き寄せた。



 何度目かのキスの後、頭の中が溶けきって大した抵抗ができなくなった俺はフィンのされるがまま(結局ポンコツ)になった。虫対策なのか服はほとんど脱がされず、胸も腰も服の上から愛撫されるだけだった。首やうなじなど服から出てる部分はキスマだらけになるほど吸われたが、肝心な所は触ってもらえず、あまりのじれったさに半ギレで逃げ出そうとした程だ。そこまできてやっとフェラに至ったわけだが

「はあっ、あ、あっ、ンあ、ハア、ふぃ、んっ…」

 もうすでに俺の頭には「ここがどこだ」なんて考える理性は残ってなかった。フィンの口の中が気持ちよくて鳴く事しかできない。立ってる足が辛くなりズルズルと腰が落ちていく。

 ぱしっ

 膝が落ちそうになると、痛みを感じない程度の強さで太ももを叩かれた。座るな、と言われたようで落ちかけた体に力が入る。

「ううっ、フィンっ…ああっ、もっ、ハア、んうう、ふっ、うう…!!」

 与えられる気持ちよさで弛緩していくのに、座る事は許されない。これでは力の抜き方がわからないし、こみあげてくる快感の波を操作する事ができない。波が強まった時、くしゃりと白金の髪を掴み無意識にそれを引き寄せてしまった。

 ぐっ

 すると、いつもは入らない部分まで飲み込まれ、ぎゅっと締め付けられる。予想してない強い刺激にびくりと体が震えた。

「イッ?!あ、くっ…!!!」

 未知の刺激に目を白黒させる。気持ちいい。気持ちいいけどこんな刺激知らない。何が起きたのかと下をむけば

「…はっ、ライ。喉を使われた事はないのか?」

 フィンが上目遣いで見てきた。舌と俺のに糸が引いててエロい。

「の、喉っ?…口じゃ、ねえ、の?」

 真人との時はあまりフェラはしなかったしされなかった。
 (あんな強い刺激、初めてだ…)
 戻ってきたフィンに口付けられる。ちょっと苦かったが、口寂しくなってきたところで嬉しさの方が強かった。自分から舌を絡ませにいき、フェラしてくれた口内を労うように舌を這わせる。

「ん、ぷはっ、はあっ…よく、わかんねえ、けど、…すげえ、気持ち、いい、わ…今の…」
「ふふ、素直なライは愛おしいな」
「は…いつも、素直だろ…」

 必死に息を整えながらオレンジの瞳を見つめた。ぼんやりとした頭に酸素が少しいったのか思考できるようになる。
 (ってそうだ、ここ、森の中…)
 イきたくて仕方ない状態だが一線を越えるわけにはいかない。ほとんど力の入ってない腕でフィンの胸を押す。我ながら情けない抵抗だが抵抗する事に意味がある。フィンがそれを汲んでくれさえすれば叶うのだから。

「ライ、こんな状態で終わっていいのか?」

 しかしそれは叶わない願いのようだ。フィンが悪戯っぽく笑いながら俺のをつついてくる。同時に背骨をするすると撫でられれば、一気に快楽の波が高められた。…ああ、やばい。
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