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浜島の都会時代の友人……をよそおうための打ち合わせの最中、彼の過去の恋愛に話題が及んだ。
当然同性との恋愛の話など三好家ではできないが、実際にあったことを女性に置き換えて話す機会もあるのではないか、と、浜島が話してくれたのだ。
彼の恋愛についてはそれまで、深く掘り下げたことがなかった。
あまりにもデリケートな話題だし、饒舌な彼が自分からは話したがらないのだから、尚澄がわざわざ掘り起こして訊くことでもない。以前「学生のときからパートナーを作っても長続きしない」とだけ聞いたことがあった程度だった。
浜島はいつも、自分が「浮気相手」になる恋ばかりしていた。
二番目の男になってばかりだった。
本命がいるとあらかじめ開示されることはほとんどなかったけれど、親しくなり、深い間柄になってから、実は恋人があるだとか、その相手とうまくいっていないだとか、よくない事情が発覚することが多かった。
うまくいっていないから乗り換え先として浜島を選んだとか、あるいは身体だけ慰めてほしくてとか、動機は人それぞれだ。だが、皆一様に、完全にフリーの男ではなかった。
人にもよるが、男同士では決まったパートナーのない間柄、というのもよくある。複数のいわゆるセフレがいるだとか、今の浜島がそうであるように、一度きり、身体だけ、という繋がり方だってある。
けれど元来浜島は、特定のパートナーを持つことに強い憧れがあった。
そういう気持ちを理解してくれる相手を好きになっているつもりだった。
――パートナーが欲しいっていう気持ちを理解してくれる相手にパートナーがいるのは、ちょっと皮肉みたいだけど、まあ判らないでもないよな。
自嘲するように浜島はそううそぶいたのだった。
ともあれ、そうした経験から、浜島は浮気というものに拒絶反応を起こしていた。
尚澄に特定の相手がいると察しながらも尚澄と寝て、そんな自分が許せなかったのも、それが背景にあった。
「あんたは違うってことは、判った」
浜島は取り繕うようにそう差し挟む。勇斗との関係について誤解していたことを認め、でも、と言葉を濁す。
「……そうだったらそうだったでさ。俺、正直、あんたとその元彼さんみたいな関係がうらやましくてしょうがないんだ。六年も付き合って、別れたとしてもあんたはまだその人のことが好きで好きでたまんないんだろ。喋ってるのを聞いてたら判るよ。俺はいっつもしょうもない付き合いしてばっかりで、長続きもしなくて……だからそんな俺が、その元彼さんを差し置いてあんたと付き合うだとか、そういう想像をするのがおこがましいっていうかさ。あんたたちの関係が本当にきれいなものだと思うから、それを壊すようなことを自分がするのが許せないっていうか……、要は、自信がないんだ。あんたの気持ちは嬉しいのに、それを信じられないのは、だからあんたのせいじゃない。俺が悪いんだ。だけど……、だけど、というか、だから、か」
──ごめんな、霜澤さん。あんたの気持ちには、応えられない。
浜島のぽつりとした呟きに、尚澄は六年前の自分を見ていた。
自信がない。自分が許せない。おこがましい。
自分と一緒にいるよりも幸せになれる道が、多分相手にはある。そう思ってしまうことの苦しさを、尚澄は知っていた。
要因は違うものの、苦しさや気持ちを理解できるだけに、返す言葉もなくうなだれ、やがて尚澄は、「判った」と諦めの言葉を絞り出す。
「⋯⋯急に変なこと云って、ごめん。でも、ねえ浜島さん、あんたにこんなこと頼むのはおかしいかもしれないけどさ、……せめて、おれがいなくなるまでは、今までどおりでいてくれる? あんたとの最後が気まずいなんて、悲しいから」
尚澄の言葉に、浜島は苦笑して頷いた。こっちこそごめんな、と謝罪の言葉を重ねる彼の目は、少しだけ潤んでいた。
尚澄の視界も歪んでいたが、それはいつも彼の世界を取り巻く薄い膜とは別な、実体のある涙によるものだった。
夕食後に、小さなケーキが出てきた。
「昨日買ってきたけど、賞味期限は見てるから多分いけると思う」と浜島が真剣な顔でこたつの上に置いたのは、チョコレートケーキとバタークリームケーキの二種。「どっちがいい?」
「どっちがって……おれはどっちでもいいけど、どうしたの、これ」
尚澄の問いかけに、浜島は恥ずかしそうにうつむいて、「いやね、きょうってほら、クリスマスイブだろ」と呟きを落とした。いつも歯切れのいい彼にしては珍しく、小さな声量だった。
曰く、昨日の買い出しで目にとめて、機会があれば一緒に食べようと思って買ってきたのだとか。口ごもりつつそう説明し、照れをごまかすように浜島は「で、どっちがいい? 俺もどっちでもいいんだ」と改めて問うてきた。
尚澄は戸惑いながらも、「じゃあ甘いほう」と答える。尚澄は甘いものが好きだったし、浜島は逆に、甘いものが得意ではないはずだ。
雪かきの手伝いに行った家で、彼が饅頭をもらって帰ってきた日があった。
浜島は「これけっこう旨いらしいから食べてみてよ」とその饅頭を尚澄に食べさせてくれた。「旨いよ。浜島さんは食わなくていいの?」と饅頭を頬張る尚澄に、彼は番茶を飲みながら、「甘そうだもん」と、言葉とは真逆の苦々しい顔をしていたのだ。
とはいえスーパーの流通品など、どちらも似たような甘さには違いない。筍の背比べのような審議の結果、尚澄の前にはバタークリームケーキがやってきた。
いただきます、と手を合わせて一切れを口に放り込むと、懐かしい、ねっとりとした甘さが口に広がる。浜島はどうかと目をやると、思いがけず彼と視線がかち合う。
食べないの、と声をかければ、食べるけど、と云いながら、彼は妙に嬉しそうな顔をしてチョコレートクリームをフォークですくい取った。
「甘くないの? それは」
浜島がクリームを口にしたのを見て、尚澄はそんな意味のない問いかけをする。
「めちゃくちゃ甘い。ほろ苦さとかは一切ない」と浜島は苦笑した。
甘いわりには美味そうにケーキを頬張っているのは、微笑ましいが疑わしくもある。
「そのわりにずいぶん旨そうに食うね」
尚澄が単純な疑問を込めて声をかけると、浜島は「だって、クリスマスイブにケーキ食うのなんか、確か高校生ぶりだからね」と笑った。「家を出てからはケーキなんか食う機会なかったし。クリスマスにはなぜかいっつも独り身になっちゃってたしね。……だからあんたがいるうちに、一緒に食いたかったんだ。ベタだけどさ。まあ、思い出作りの一環だよ」
思い出作り。
なんとなくその単語に切なさと、息苦しさを覚えた。
勇斗とまだ付き合っていた頃のクリスマスイブ……それはイブとは限らなかったけれど、クリスマスの近辺で予定を合わせて、よく一緒に食事をした。
外食のこともあったし、惣菜などを買い込んでどちらかの家で過ごすこともあったが、そこにはいつも当たり前のようにケーキがあった。
浜島とは逆で、尚澄は比較的甘いものが好きだから、勇斗は尚澄のために美味しいケーキを毎回吟味してくれた。
自分がそんなふうに過ごしている間にも浜島は孤独に過ごしていたのだろうか、と思う。
おそらくそうなのだろう。
昔も今も変わらず、彼は、ひとりで。
「そうは云っても今年も独り身だろ。おれのこと袖にしちゃったんだから」
いたたまれなくなって尚澄は、自虐的な台詞をわざとらしくおどけて吐いた。
浜島は気まずそうな表情になって「それは……ごめん」と絶句する。別に当てつけだったわけではないが、結果的にはそうなってしまった。
尚澄は慌てて、「いや、ごめん、冗談のつもりだった。あんたのことはちゃんと、その、納得して諦めてるから」と謝罪を返した。いつも考えすぎなほど黙って考えるのに、こういう軽はずみな発言に限って、すぐに口から出てきてしまう。
彼に振られたことはショックだったが、納得もしていた。納得というか、諦めだろうか。
自分にはやはりその資格がなかったのだ、という思いが尚澄にはあった。
けれど振られてもなお、彼が本当に今までの調子で尚澄に接してくれていることがありがたかった。夕食の間も奇跡的なほど気まずさがなかったし、その上こうして一緒にケーキを食べて思い出にしてくれようという気持ちが、嬉しかった。
山を下りるのが、まだ惜しく思えていた。
当然同性との恋愛の話など三好家ではできないが、実際にあったことを女性に置き換えて話す機会もあるのではないか、と、浜島が話してくれたのだ。
彼の恋愛についてはそれまで、深く掘り下げたことがなかった。
あまりにもデリケートな話題だし、饒舌な彼が自分からは話したがらないのだから、尚澄がわざわざ掘り起こして訊くことでもない。以前「学生のときからパートナーを作っても長続きしない」とだけ聞いたことがあった程度だった。
浜島はいつも、自分が「浮気相手」になる恋ばかりしていた。
二番目の男になってばかりだった。
本命がいるとあらかじめ開示されることはほとんどなかったけれど、親しくなり、深い間柄になってから、実は恋人があるだとか、その相手とうまくいっていないだとか、よくない事情が発覚することが多かった。
うまくいっていないから乗り換え先として浜島を選んだとか、あるいは身体だけ慰めてほしくてとか、動機は人それぞれだ。だが、皆一様に、完全にフリーの男ではなかった。
人にもよるが、男同士では決まったパートナーのない間柄、というのもよくある。複数のいわゆるセフレがいるだとか、今の浜島がそうであるように、一度きり、身体だけ、という繋がり方だってある。
けれど元来浜島は、特定のパートナーを持つことに強い憧れがあった。
そういう気持ちを理解してくれる相手を好きになっているつもりだった。
――パートナーが欲しいっていう気持ちを理解してくれる相手にパートナーがいるのは、ちょっと皮肉みたいだけど、まあ判らないでもないよな。
自嘲するように浜島はそううそぶいたのだった。
ともあれ、そうした経験から、浜島は浮気というものに拒絶反応を起こしていた。
尚澄に特定の相手がいると察しながらも尚澄と寝て、そんな自分が許せなかったのも、それが背景にあった。
「あんたは違うってことは、判った」
浜島は取り繕うようにそう差し挟む。勇斗との関係について誤解していたことを認め、でも、と言葉を濁す。
「……そうだったらそうだったでさ。俺、正直、あんたとその元彼さんみたいな関係がうらやましくてしょうがないんだ。六年も付き合って、別れたとしてもあんたはまだその人のことが好きで好きでたまんないんだろ。喋ってるのを聞いてたら判るよ。俺はいっつもしょうもない付き合いしてばっかりで、長続きもしなくて……だからそんな俺が、その元彼さんを差し置いてあんたと付き合うだとか、そういう想像をするのがおこがましいっていうかさ。あんたたちの関係が本当にきれいなものだと思うから、それを壊すようなことを自分がするのが許せないっていうか……、要は、自信がないんだ。あんたの気持ちは嬉しいのに、それを信じられないのは、だからあんたのせいじゃない。俺が悪いんだ。だけど……、だけど、というか、だから、か」
──ごめんな、霜澤さん。あんたの気持ちには、応えられない。
浜島のぽつりとした呟きに、尚澄は六年前の自分を見ていた。
自信がない。自分が許せない。おこがましい。
自分と一緒にいるよりも幸せになれる道が、多分相手にはある。そう思ってしまうことの苦しさを、尚澄は知っていた。
要因は違うものの、苦しさや気持ちを理解できるだけに、返す言葉もなくうなだれ、やがて尚澄は、「判った」と諦めの言葉を絞り出す。
「⋯⋯急に変なこと云って、ごめん。でも、ねえ浜島さん、あんたにこんなこと頼むのはおかしいかもしれないけどさ、……せめて、おれがいなくなるまでは、今までどおりでいてくれる? あんたとの最後が気まずいなんて、悲しいから」
尚澄の言葉に、浜島は苦笑して頷いた。こっちこそごめんな、と謝罪の言葉を重ねる彼の目は、少しだけ潤んでいた。
尚澄の視界も歪んでいたが、それはいつも彼の世界を取り巻く薄い膜とは別な、実体のある涙によるものだった。
夕食後に、小さなケーキが出てきた。
「昨日買ってきたけど、賞味期限は見てるから多分いけると思う」と浜島が真剣な顔でこたつの上に置いたのは、チョコレートケーキとバタークリームケーキの二種。「どっちがいい?」
「どっちがって……おれはどっちでもいいけど、どうしたの、これ」
尚澄の問いかけに、浜島は恥ずかしそうにうつむいて、「いやね、きょうってほら、クリスマスイブだろ」と呟きを落とした。いつも歯切れのいい彼にしては珍しく、小さな声量だった。
曰く、昨日の買い出しで目にとめて、機会があれば一緒に食べようと思って買ってきたのだとか。口ごもりつつそう説明し、照れをごまかすように浜島は「で、どっちがいい? 俺もどっちでもいいんだ」と改めて問うてきた。
尚澄は戸惑いながらも、「じゃあ甘いほう」と答える。尚澄は甘いものが好きだったし、浜島は逆に、甘いものが得意ではないはずだ。
雪かきの手伝いに行った家で、彼が饅頭をもらって帰ってきた日があった。
浜島は「これけっこう旨いらしいから食べてみてよ」とその饅頭を尚澄に食べさせてくれた。「旨いよ。浜島さんは食わなくていいの?」と饅頭を頬張る尚澄に、彼は番茶を飲みながら、「甘そうだもん」と、言葉とは真逆の苦々しい顔をしていたのだ。
とはいえスーパーの流通品など、どちらも似たような甘さには違いない。筍の背比べのような審議の結果、尚澄の前にはバタークリームケーキがやってきた。
いただきます、と手を合わせて一切れを口に放り込むと、懐かしい、ねっとりとした甘さが口に広がる。浜島はどうかと目をやると、思いがけず彼と視線がかち合う。
食べないの、と声をかければ、食べるけど、と云いながら、彼は妙に嬉しそうな顔をしてチョコレートクリームをフォークですくい取った。
「甘くないの? それは」
浜島がクリームを口にしたのを見て、尚澄はそんな意味のない問いかけをする。
「めちゃくちゃ甘い。ほろ苦さとかは一切ない」と浜島は苦笑した。
甘いわりには美味そうにケーキを頬張っているのは、微笑ましいが疑わしくもある。
「そのわりにずいぶん旨そうに食うね」
尚澄が単純な疑問を込めて声をかけると、浜島は「だって、クリスマスイブにケーキ食うのなんか、確か高校生ぶりだからね」と笑った。「家を出てからはケーキなんか食う機会なかったし。クリスマスにはなぜかいっつも独り身になっちゃってたしね。……だからあんたがいるうちに、一緒に食いたかったんだ。ベタだけどさ。まあ、思い出作りの一環だよ」
思い出作り。
なんとなくその単語に切なさと、息苦しさを覚えた。
勇斗とまだ付き合っていた頃のクリスマスイブ……それはイブとは限らなかったけれど、クリスマスの近辺で予定を合わせて、よく一緒に食事をした。
外食のこともあったし、惣菜などを買い込んでどちらかの家で過ごすこともあったが、そこにはいつも当たり前のようにケーキがあった。
浜島とは逆で、尚澄は比較的甘いものが好きだから、勇斗は尚澄のために美味しいケーキを毎回吟味してくれた。
自分がそんなふうに過ごしている間にも浜島は孤独に過ごしていたのだろうか、と思う。
おそらくそうなのだろう。
昔も今も変わらず、彼は、ひとりで。
「そうは云っても今年も独り身だろ。おれのこと袖にしちゃったんだから」
いたたまれなくなって尚澄は、自虐的な台詞をわざとらしくおどけて吐いた。
浜島は気まずそうな表情になって「それは……ごめん」と絶句する。別に当てつけだったわけではないが、結果的にはそうなってしまった。
尚澄は慌てて、「いや、ごめん、冗談のつもりだった。あんたのことはちゃんと、その、納得して諦めてるから」と謝罪を返した。いつも考えすぎなほど黙って考えるのに、こういう軽はずみな発言に限って、すぐに口から出てきてしまう。
彼に振られたことはショックだったが、納得もしていた。納得というか、諦めだろうか。
自分にはやはりその資格がなかったのだ、という思いが尚澄にはあった。
けれど振られてもなお、彼が本当に今までの調子で尚澄に接してくれていることがありがたかった。夕食の間も奇跡的なほど気まずさがなかったし、その上こうして一緒にケーキを食べて思い出にしてくれようという気持ちが、嬉しかった。
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