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五章 閉ざされた学園、魔獣の襲来(2)
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砕け散った窓の向こうに、無数の羽虫のように空を帯状に黒く染め、こちらに押し寄せてくる大群があった。
よく見れば、それらは黒い大型の犬の姿をしていた。体毛がほとんどない闘犬のような筋肉質の身体は、腐り落ちてひどい悪臭を放っている。眼球のない穴には、眼の代わりを果たすような、禍々しい赤い光りが灯っていた。
「肉体活性化、解放百パーセント!」
大量の『死食い犬』が窓から校舎内へと侵入してきたのは、そう叫ぶのとほぼ同時だった。涎をまき散らしながら噛み付かんばかりに飛びかかってくる魔獣の動きを、サードは研ぎ澄まされた動体視力で捉えた。
半悪魔として完全開放された赤い瞳孔は、その一瞬、まるで時間が止まったかのようにターゲットを捕捉した。それはほんの一秒にも満たない時間で、サードの殺戮衝動は血の本能のままに、獲物の位置と動きを全て把握し終えていた。
カチリ、と頭の中で意識が切り替わる音がした。
遠い記憶の向こうで、スピーカー越しにいつも聞こえていた研究者の「さあ『ナンバー03』、戦闘が始まるよ」という声が、聞こえた気がした。
一瞬後、サードは眼前に迫った魔獣の頭を右手で押さえると、一瞬にして床に叩きつけ、躊躇なくその頭部を潰していた。左右から飛びかかってくる『死食い犬』の首を素早く撥ね飛ばすと、次々に飛び込んでくる魔獣の喉元を抉り、身体を寸断し、瞬きもせず首と頭を握り潰す。
左右から魔獣に挟みこまれると、床を蹴って跳躍し天井に足を付けた。その間も決して敵から目を離さず、瞬時に距離を把握して次の攻撃へと移る。
こちらに襲いかかってくる『死食い犬』へと飛び込みながら、空中で四匹の身体をまとめて切り裂いた。床に残る魔獣の頭蓋骨を掴み砕き、別の魔獣の頭部を鷲掴みにして壁へと押し潰す。
廊下に満ちる酷い腐臭で鼻が麻痺したが、休む暇もなくひたすら攻撃して殺し続けた。『死食い犬』の身体から吹き出す赤黒い血で、床も壁も天井もあっという間にドス黒く染まっていく。
不意に、日食から次々に降りてくる魔獣たちの一部が、こちらとは別の方角へ降り始めた。
なぜ方々に散っていくのだろうか。疑問を覚えて目を向けたサードは、飛び込んできた数匹の魔獣の首を引き千切りながら「もしかして……?」と浮かんだ推測について少し考えた。
思い返してみれば、ここには他にも生きた『鷹』といった鳥類が紛れこんでいるのだ。それに、魔術結界で存在を隠しているスミラギもいる。
魔獣である『死食い犬』が食べることに貪欲であるというのなら、その行動を起こすのも不思議ではない。ひとまずは、目の前の魔獣の殲滅に意識を戻した。
太陽が三割ほど暗く欠けた頃、ようやく空から降りてくる魔獣の列がピタリと途切れた。
サードは、校舎の内外を無尽蔵に動き回る多くの獣の気配を感じながら、廊下に存命している最後の一匹の『死食い犬』の頭を受けとめ、そのまま流れるように壁へと打ちつけて頭部を破壊した。
「うわぁ容赦ない……。さすが『切れるとヤバイ』と言われた最強の風紀委員長」
その時、場違いで陽気な声が外から響いた。
それを聞いたサードは、思わず耳の調子を確認するように軽く叩いていた。こんなところでユーリスの声が聞こえるなんて、完全開放の副作用だろうかと首を捻る。
「ちょ、空耳じゃないから無視しないで?! 俺だよ、生徒会会計のユーリスだから!」
「おかしいな。魔獣騒ぎの中で、雑音っぽい幻聴が聞こえる」
「雑音扱いなの!? ひどすぎるよッ」
その声と同時に、ガラスのなくなった窓から一匹の鷹が入り込んできた。半悪魔体として殺戮衝動が研ぎ澄まされているサードの身体は、『視界の隅に入り込んだ生物』に向かって、無意識に手刀を振るっていた。
それはただの鷹であって『標的』ではない――そう遅れて気付いたが、「あ」という声を上げた時には、サードの手は窓枠に停まった鷹に迫っていた。
ああ、もう間に合わない。
殺したくないのにな、と、サードはどこか遠くで考えるように思った。
その時、鷹が「ぎゃあっ」と人間の声を上げて眩しい光を発した。咄嗟に目を瞑ったサードは、閉じた目の向こうで、振りきった手刀が固い何に触れて弾き返されるのを感じた。
バチン、と高圧電流の檻に触れた時と似たような衝撃を覚え、反射的に手を引っ込めた。
「うわわわわ、ごめんサード君ッ。つい防壁魔法を放っちゃったよ!」
慌てる声と同時に、光が収まった。
目を開いたサードは、そこに立つ人物を見て露骨に顔を顰めた。
「なんでお前がここにいるんだよ、会計?」
「そこでそれを訊く!? というか手は無事なの!?」
「別に問題ねぇけど。そんなことより、ついさっきまで鷹がいなかったか?」
辺りを見回すと、ユーリスが「ええぇぇぇぇええええええええ!?」と叫んで、人間である僕よりも鳥の方が大事なのかい、とショックを受けたように言う。
「そんなことよりって――うわっ、本当に無傷だ、普通なら焼け爛れるのにすごい強靭――……っじゃなくて、あの鷹は俺が魔法で変身してた姿なの! うぅ、君に近づくのは危ないと知っていたのに、うっかり本戦の前に死んじゃうところだった……俺は『聖騎士』の一人として駆け付けた次第なんだよ」
ユーリスがそこで、何かに気付いたように言葉を切って振り返った。
珍妙な小さな足音が聞こえて、サードもつられて同じ方向へ視線を向けた。先程、生徒会室のソファに強制避難させた、例の小動物の姿が目に留まって「あ」と思い出す。
奇妙な形をした可愛らしい例の小動物は、魔獣の死体の山を避けるように、赤黒い床の上をぺったんぺったん、と二本の脚で歩いた。こちらの近くで立ち止まると、アイス・ブルーの瞳を凶悪に細めて、ギロリと睨み上げてくる。
それを目にしたユーリスが、「なぁんだ」と言ってにっこり笑った。
「こんな所にいたんだねぇ。どこに行ったのかと思って、探すのに時間がかかっちゃったよ。ソーマ君に聞いても、勝手にいなくなっちゃったって言うし」
「キィッ、キュキュゥッキュ!」
「え~? 時間がないのに、生徒会室に集合する訳ないじゃない。というか、なんで怒ってんの? 『兎』、可愛いでしょ?」
一人と一匹のやりとりを聞いていたサードは、一つの可能性を思って「まさか」と口角を引き攣らせていた。
どうしてユーリスが動物の言葉を理解しているのか、という疑問については、この際どうでもいい。出来ればこんなに可愛い珍妙生物については、可愛いままの小動物であって欲しいし、そちらの可能性は最大限考えたくなかった。
けれど一匹目の鷹が、実はユーリスが魔法で変身した姿だと知らされた今、強固結界が発動される直前に入り込んで来二匹の鷹の存在についても、もしかしたらユーリスと同様に人間なのかもしれない、という最悪な可能性が浮かぶ。
そして同時に、目の前の小動物に関しても、それがあてはまるのではないかという超嫌な予感が脳裏をよぎっていった。
ユーリスは、まるでソーマも学園内にいるような口振りだった。「聖騎士として駆け付けた」と言っていたけれど、もしや学園内に『月食の悪魔』と対峙すべきメンバーが全員揃っていたりするんじゃないだろうな?
その場合、こちらの計画の目的を覆しかねない非常事態である。頭が痛い。やっぱり生徒会嫌過ぎる。
出来れば、そちら可能性については全否定してしまいたかった。
もう最悪の状況としか言えないし、テメェらなんてことしてくれちゃってんだよ、と頭の中にぐるぐる文句が飛び交いだす。しかし現実逃避する暇もなく、ユーリスが口の中で小さな呪文を唱え始めた。
その途端、小動物が淡い光に包まれた。
それが瞬く間に人の形となったのを見たサードは、言葉を失いそうになった。まさか、え、嘘だろ、よりによってこいつかよ、と頭の中で困惑が止まらない。
「――馬鹿面を晒してこちらを見ないでもらえませんか? 余計吐き気がします」
「…………お前、副会長?」
可愛らしい小動物がいたはずの場所に現れたのは、生徒会の副会長レオンだった。奴は銀縁眼鏡を神経質に掛け直しながら、先程の珍妙動物と全く同じ色のアイス・ブルーの瞳で、サードをジロリと睨みつけてきた。
よく見れば、それらは黒い大型の犬の姿をしていた。体毛がほとんどない闘犬のような筋肉質の身体は、腐り落ちてひどい悪臭を放っている。眼球のない穴には、眼の代わりを果たすような、禍々しい赤い光りが灯っていた。
「肉体活性化、解放百パーセント!」
大量の『死食い犬』が窓から校舎内へと侵入してきたのは、そう叫ぶのとほぼ同時だった。涎をまき散らしながら噛み付かんばかりに飛びかかってくる魔獣の動きを、サードは研ぎ澄まされた動体視力で捉えた。
半悪魔として完全開放された赤い瞳孔は、その一瞬、まるで時間が止まったかのようにターゲットを捕捉した。それはほんの一秒にも満たない時間で、サードの殺戮衝動は血の本能のままに、獲物の位置と動きを全て把握し終えていた。
カチリ、と頭の中で意識が切り替わる音がした。
遠い記憶の向こうで、スピーカー越しにいつも聞こえていた研究者の「さあ『ナンバー03』、戦闘が始まるよ」という声が、聞こえた気がした。
一瞬後、サードは眼前に迫った魔獣の頭を右手で押さえると、一瞬にして床に叩きつけ、躊躇なくその頭部を潰していた。左右から飛びかかってくる『死食い犬』の首を素早く撥ね飛ばすと、次々に飛び込んでくる魔獣の喉元を抉り、身体を寸断し、瞬きもせず首と頭を握り潰す。
左右から魔獣に挟みこまれると、床を蹴って跳躍し天井に足を付けた。その間も決して敵から目を離さず、瞬時に距離を把握して次の攻撃へと移る。
こちらに襲いかかってくる『死食い犬』へと飛び込みながら、空中で四匹の身体をまとめて切り裂いた。床に残る魔獣の頭蓋骨を掴み砕き、別の魔獣の頭部を鷲掴みにして壁へと押し潰す。
廊下に満ちる酷い腐臭で鼻が麻痺したが、休む暇もなくひたすら攻撃して殺し続けた。『死食い犬』の身体から吹き出す赤黒い血で、床も壁も天井もあっという間にドス黒く染まっていく。
不意に、日食から次々に降りてくる魔獣たちの一部が、こちらとは別の方角へ降り始めた。
なぜ方々に散っていくのだろうか。疑問を覚えて目を向けたサードは、飛び込んできた数匹の魔獣の首を引き千切りながら「もしかして……?」と浮かんだ推測について少し考えた。
思い返してみれば、ここには他にも生きた『鷹』といった鳥類が紛れこんでいるのだ。それに、魔術結界で存在を隠しているスミラギもいる。
魔獣である『死食い犬』が食べることに貪欲であるというのなら、その行動を起こすのも不思議ではない。ひとまずは、目の前の魔獣の殲滅に意識を戻した。
太陽が三割ほど暗く欠けた頃、ようやく空から降りてくる魔獣の列がピタリと途切れた。
サードは、校舎の内外を無尽蔵に動き回る多くの獣の気配を感じながら、廊下に存命している最後の一匹の『死食い犬』の頭を受けとめ、そのまま流れるように壁へと打ちつけて頭部を破壊した。
「うわぁ容赦ない……。さすが『切れるとヤバイ』と言われた最強の風紀委員長」
その時、場違いで陽気な声が外から響いた。
それを聞いたサードは、思わず耳の調子を確認するように軽く叩いていた。こんなところでユーリスの声が聞こえるなんて、完全開放の副作用だろうかと首を捻る。
「ちょ、空耳じゃないから無視しないで?! 俺だよ、生徒会会計のユーリスだから!」
「おかしいな。魔獣騒ぎの中で、雑音っぽい幻聴が聞こえる」
「雑音扱いなの!? ひどすぎるよッ」
その声と同時に、ガラスのなくなった窓から一匹の鷹が入り込んできた。半悪魔体として殺戮衝動が研ぎ澄まされているサードの身体は、『視界の隅に入り込んだ生物』に向かって、無意識に手刀を振るっていた。
それはただの鷹であって『標的』ではない――そう遅れて気付いたが、「あ」という声を上げた時には、サードの手は窓枠に停まった鷹に迫っていた。
ああ、もう間に合わない。
殺したくないのにな、と、サードはどこか遠くで考えるように思った。
その時、鷹が「ぎゃあっ」と人間の声を上げて眩しい光を発した。咄嗟に目を瞑ったサードは、閉じた目の向こうで、振りきった手刀が固い何に触れて弾き返されるのを感じた。
バチン、と高圧電流の檻に触れた時と似たような衝撃を覚え、反射的に手を引っ込めた。
「うわわわわ、ごめんサード君ッ。つい防壁魔法を放っちゃったよ!」
慌てる声と同時に、光が収まった。
目を開いたサードは、そこに立つ人物を見て露骨に顔を顰めた。
「なんでお前がここにいるんだよ、会計?」
「そこでそれを訊く!? というか手は無事なの!?」
「別に問題ねぇけど。そんなことより、ついさっきまで鷹がいなかったか?」
辺りを見回すと、ユーリスが「ええぇぇぇぇええええええええ!?」と叫んで、人間である僕よりも鳥の方が大事なのかい、とショックを受けたように言う。
「そんなことよりって――うわっ、本当に無傷だ、普通なら焼け爛れるのにすごい強靭――……っじゃなくて、あの鷹は俺が魔法で変身してた姿なの! うぅ、君に近づくのは危ないと知っていたのに、うっかり本戦の前に死んじゃうところだった……俺は『聖騎士』の一人として駆け付けた次第なんだよ」
ユーリスがそこで、何かに気付いたように言葉を切って振り返った。
珍妙な小さな足音が聞こえて、サードもつられて同じ方向へ視線を向けた。先程、生徒会室のソファに強制避難させた、例の小動物の姿が目に留まって「あ」と思い出す。
奇妙な形をした可愛らしい例の小動物は、魔獣の死体の山を避けるように、赤黒い床の上をぺったんぺったん、と二本の脚で歩いた。こちらの近くで立ち止まると、アイス・ブルーの瞳を凶悪に細めて、ギロリと睨み上げてくる。
それを目にしたユーリスが、「なぁんだ」と言ってにっこり笑った。
「こんな所にいたんだねぇ。どこに行ったのかと思って、探すのに時間がかかっちゃったよ。ソーマ君に聞いても、勝手にいなくなっちゃったって言うし」
「キィッ、キュキュゥッキュ!」
「え~? 時間がないのに、生徒会室に集合する訳ないじゃない。というか、なんで怒ってんの? 『兎』、可愛いでしょ?」
一人と一匹のやりとりを聞いていたサードは、一つの可能性を思って「まさか」と口角を引き攣らせていた。
どうしてユーリスが動物の言葉を理解しているのか、という疑問については、この際どうでもいい。出来ればこんなに可愛い珍妙生物については、可愛いままの小動物であって欲しいし、そちらの可能性は最大限考えたくなかった。
けれど一匹目の鷹が、実はユーリスが魔法で変身した姿だと知らされた今、強固結界が発動される直前に入り込んで来二匹の鷹の存在についても、もしかしたらユーリスと同様に人間なのかもしれない、という最悪な可能性が浮かぶ。
そして同時に、目の前の小動物に関しても、それがあてはまるのではないかという超嫌な予感が脳裏をよぎっていった。
ユーリスは、まるでソーマも学園内にいるような口振りだった。「聖騎士として駆け付けた」と言っていたけれど、もしや学園内に『月食の悪魔』と対峙すべきメンバーが全員揃っていたりするんじゃないだろうな?
その場合、こちらの計画の目的を覆しかねない非常事態である。頭が痛い。やっぱり生徒会嫌過ぎる。
出来れば、そちら可能性については全否定してしまいたかった。
もう最悪の状況としか言えないし、テメェらなんてことしてくれちゃってんだよ、と頭の中にぐるぐる文句が飛び交いだす。しかし現実逃避する暇もなく、ユーリスが口の中で小さな呪文を唱え始めた。
その途端、小動物が淡い光に包まれた。
それが瞬く間に人の形となったのを見たサードは、言葉を失いそうになった。まさか、え、嘘だろ、よりによってこいつかよ、と頭の中で困惑が止まらない。
「――馬鹿面を晒してこちらを見ないでもらえませんか? 余計吐き気がします」
「…………お前、副会長?」
可愛らしい小動物がいたはずの場所に現れたのは、生徒会の副会長レオンだった。奴は銀縁眼鏡を神経質に掛け直しながら、先程の珍妙動物と全く同じ色のアイス・ブルーの瞳で、サードをジロリと睨みつけてきた。
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