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集団痴漢電車
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「ぁあっ、ン、ひゃ、ぁあ……ぁ、イ、くぅ、ンンン!」
瞬平を凌辱する行為は三十分をとうに越していた。瞬平の最寄り駅が来ても降りることは叶わず、そのまま痴漢達になされるがまま喘ぎ続けている。車内アナウンスで十駅先の主要駅まで止まらないと絶望を知らせていたが、もはや快楽に蕩ける瞬平の耳には入っていない。
「あ、そこっ! やぁ、だめだめ、ぁあん!」
男達のベルトで吊革に縛りつるされた瞬平のお尻の穴を、じゅぼじゅぼといやらしい水音を派手に響かせて複数の指が激しく出入りしている。瞬平の色付いた反応を見て、我先にと弱い部分を男達が刺激する。内側のしこりを乱暴に撫で上げられつつかれると瞬平の身体がびくんびくんと魚のように跳ね喜んだ。
瞬平は至る所を熱く柔らかい舌に舐められ、いやらしい指に弄られてもう気持ちいいことしか考えられなくなってしまっていた。訳の分からない凶暴な快感と非現実的なシュチュエーションに、もう現実ではないのではないか? 悪い夢を見ているのでは? と思ってしまうほど車内は耽美な熱気に溢れており、異常な光景が広がっていた。
裸の高校生が吊革に縛り吊るされて、大学生から父親ほどの年齢の男達が寄ってたかってその甘美な身体を我を忘れ味わっているのだから、性に奥手だった瞬平がそうなってしまうのも無理もなかった。
「ンっ、ぁあっ、イく……イっちゃう、ぁああっ、や、だめ、ぇ……あああっ!」
随分と薄くなった白濁を口で受け止めた男が、ごくっと大きな音を立ててそれを呑み込んだ。
イってもイっても終わらない快感に身体をビクつかせながら、瞬平は蕩けた瞳でそれを見ている。その間も痴漢達の攻め立てる手や舌が止まることはない。男は瞬平と合わさった視線を逸らず、正面から熟れ切った蕾に熱杭をぐいと押し込んだ。
散々解かされて甘く蕩けた中はすんなりと大きな熱杭を飲み込んで、初めてとは思えないほどうねうねと蠢きいやらしく襞が熱杭を締め付けた。男はすぐさま瞬平の奥を穿つと欲望のままに腰を激しく動かし始める。初めて熱を受け入れ大きく揺さぶられる瞬平は、大きな快楽から身を捩り逃げようと抵抗するが他の痴漢達が阻止するように体を押さえつけ、更には舐め弄り回し瞬平は耐え切れずガクガクと身体を痙攣させて幾度目かの絶頂に達した。
「あっ! あんっ、あ、ああっ、ひぃ、あ! や、イ、ぐ、ンン、あああっ! ひゃぁ、ああん!」
「……っく、俺もイく、っ!」
「あっ、ああ! イ、てぅ、おれぇ、イってるか、らぁ、あっ! あああっ、や、あああ! ああああんっ!」
瞬平が果ててもその抽挿が止まることはなく、唯一自由に動く首を振り乱しながら瞬平は泣き叫ぶように喘いだ。男が果て卑猥な音を立てて中から抜かれるとすぐさま別の男の熱杭が瞬平の中を抉った。
永遠のように感じるこの性行為に瞬平は自由も思考も囚われたまま、何度もその身に男達の欲望を受け入れ、そして全身に白濁を浴びた。
気が付くと瞬平は最寄り駅のホームにあるベンチに横たわっていた。周囲には人は一人もおらず静まり返っている。夢でも見ていたのではないか、と一瞬希望を思い描いた瞬平だったが、起き上がろうと力を入れた瞬間全身に走った鈍痛が絶望へと塗り替えた。
涙はもう枯れてしまって出なかった。暫くぼーっと白線を眺めていた瞬平だったが、鈍いバイブ音が鳴ったことで意識をスマホへと切り替えた。
スマホの画面には何十件もの電話やメールの履歴が連なっており、嬉しくなると共にもう元の自分には戻れないことへの喪失感で心臓がきゅっと痛んだ。メールも心配する内容のものばかりで、その中にはあの厳しい父親からのものもあった。
『あんまり頑張りすぎるなよ』
不器用な父親からの、精一杯の一言に枯れていたはずの涙がじわりと滲み視界を歪ませていく。
父親の言葉に応えようとスマホをしっかり握りなおしたその時――――。スマホの画面に表示された内容に衝撃を受け、驚愕した瞬平はスマホを地面に落とした。
ガクガクと震えだす身体を両腕で掻き抱くようにしてうずくまる。
『今度はこの動画を見ながらみんなでえっちしようね、瞬平君』
メッセージのすぐ後に動画が送られてくる。
俺はこれをきっと、何度も見返してしまうんだろうな――じくじくと疼き出す穴の感覚に瞬平はにやりと口角を歪ませた。
瞬平を凌辱する行為は三十分をとうに越していた。瞬平の最寄り駅が来ても降りることは叶わず、そのまま痴漢達になされるがまま喘ぎ続けている。車内アナウンスで十駅先の主要駅まで止まらないと絶望を知らせていたが、もはや快楽に蕩ける瞬平の耳には入っていない。
「あ、そこっ! やぁ、だめだめ、ぁあん!」
男達のベルトで吊革に縛りつるされた瞬平のお尻の穴を、じゅぼじゅぼといやらしい水音を派手に響かせて複数の指が激しく出入りしている。瞬平の色付いた反応を見て、我先にと弱い部分を男達が刺激する。内側のしこりを乱暴に撫で上げられつつかれると瞬平の身体がびくんびくんと魚のように跳ね喜んだ。
瞬平は至る所を熱く柔らかい舌に舐められ、いやらしい指に弄られてもう気持ちいいことしか考えられなくなってしまっていた。訳の分からない凶暴な快感と非現実的なシュチュエーションに、もう現実ではないのではないか? 悪い夢を見ているのでは? と思ってしまうほど車内は耽美な熱気に溢れており、異常な光景が広がっていた。
裸の高校生が吊革に縛り吊るされて、大学生から父親ほどの年齢の男達が寄ってたかってその甘美な身体を我を忘れ味わっているのだから、性に奥手だった瞬平がそうなってしまうのも無理もなかった。
「ンっ、ぁあっ、イく……イっちゃう、ぁああっ、や、だめ、ぇ……あああっ!」
随分と薄くなった白濁を口で受け止めた男が、ごくっと大きな音を立ててそれを呑み込んだ。
イってもイっても終わらない快感に身体をビクつかせながら、瞬平は蕩けた瞳でそれを見ている。その間も痴漢達の攻め立てる手や舌が止まることはない。男は瞬平と合わさった視線を逸らず、正面から熟れ切った蕾に熱杭をぐいと押し込んだ。
散々解かされて甘く蕩けた中はすんなりと大きな熱杭を飲み込んで、初めてとは思えないほどうねうねと蠢きいやらしく襞が熱杭を締め付けた。男はすぐさま瞬平の奥を穿つと欲望のままに腰を激しく動かし始める。初めて熱を受け入れ大きく揺さぶられる瞬平は、大きな快楽から身を捩り逃げようと抵抗するが他の痴漢達が阻止するように体を押さえつけ、更には舐め弄り回し瞬平は耐え切れずガクガクと身体を痙攣させて幾度目かの絶頂に達した。
「あっ! あんっ、あ、ああっ、ひぃ、あ! や、イ、ぐ、ンン、あああっ! ひゃぁ、ああん!」
「……っく、俺もイく、っ!」
「あっ、ああ! イ、てぅ、おれぇ、イってるか、らぁ、あっ! あああっ、や、あああ! ああああんっ!」
瞬平が果ててもその抽挿が止まることはなく、唯一自由に動く首を振り乱しながら瞬平は泣き叫ぶように喘いだ。男が果て卑猥な音を立てて中から抜かれるとすぐさま別の男の熱杭が瞬平の中を抉った。
永遠のように感じるこの性行為に瞬平は自由も思考も囚われたまま、何度もその身に男達の欲望を受け入れ、そして全身に白濁を浴びた。
気が付くと瞬平は最寄り駅のホームにあるベンチに横たわっていた。周囲には人は一人もおらず静まり返っている。夢でも見ていたのではないか、と一瞬希望を思い描いた瞬平だったが、起き上がろうと力を入れた瞬間全身に走った鈍痛が絶望へと塗り替えた。
涙はもう枯れてしまって出なかった。暫くぼーっと白線を眺めていた瞬平だったが、鈍いバイブ音が鳴ったことで意識をスマホへと切り替えた。
スマホの画面には何十件もの電話やメールの履歴が連なっており、嬉しくなると共にもう元の自分には戻れないことへの喪失感で心臓がきゅっと痛んだ。メールも心配する内容のものばかりで、その中にはあの厳しい父親からのものもあった。
『あんまり頑張りすぎるなよ』
不器用な父親からの、精一杯の一言に枯れていたはずの涙がじわりと滲み視界を歪ませていく。
父親の言葉に応えようとスマホをしっかり握りなおしたその時――――。スマホの画面に表示された内容に衝撃を受け、驚愕した瞬平はスマホを地面に落とした。
ガクガクと震えだす身体を両腕で掻き抱くようにしてうずくまる。
『今度はこの動画を見ながらみんなでえっちしようね、瞬平君』
メッセージのすぐ後に動画が送られてくる。
俺はこれをきっと、何度も見返してしまうんだろうな――じくじくと疼き出す穴の感覚に瞬平はにやりと口角を歪ませた。
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