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痴漢ハメ撮り動画

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「んっ……」

 瞬平はゆっくりと意識を取り戻した。ぼやける視界が捉えたのは、薄暗い、橙色の光。ここはどこかと目線をぐるりと動かしてみる。先ほどの光以外にも右側から白い光が差し込んでいた。よく見ると薄暗い闇の中に光に照らされた人影が一つ、二つと見えた。

 ――――ここは、一体どこ、だ?

 とにかく上体を起こそうと腕を動かした瞬平は、何度動かしてもビクともしない両腕に意識を覚醒させた。両腕は纏め上げられており、辛うじて見える頭上のベッドボードに手錠で繋がれている。驚愕で思考が止まる。それも一瞬で、まさか、かと思い急いで脚も動かしてみるがこちらは自由に動いた。が、動かした拍子に身体の異変を感じた瞬平の顔色はみるみる内に青褪めていく。

 試しに膝を立ててみても、やはり衣服は見えない。素肌を直接空気が撫でる感覚に瞬平は身震いした。
 脳裏に浮かぶのはあの日の光景。そして追うように身体が熱く、奥がじくじくと疼き出す。
 思い出しちゃ駄目だ……! そう思えば思うほどにあの時の光景が蘇ってきて、瞬平はジャラッと手錠を鳴らしながら腰をくねらせた。

「クソッ……!」
「おや、お目覚めかな?」
「ひぃっ!?」

 そう言って、白い光の奥から男がぬっと姿を現した。瞬平が小さく悲鳴を漏らすと男は満足そうにニタァと笑い、リモコンを手に光へと翳す。
 すると、部屋の中に嬌声が木霊した。耳を塞ぎたくなるような肉同士がぶつかり合うぱんぱんという音とぬちゃぬちゃと奏でる水音に混じって、気持ち悪く卑猥な言葉を漏らす男達の卑下た声が瞬平の耳にしっかりと届いた。そしてそれは、あの日あの時、あの電車の中で起きた最悪な出来事を更に鮮明に思い出させる。

 腕に手錠が食い込むのも構わず瞬平は振り回した。身体を捻り脚をバタつかせたが勿論手錠はビクともしない。男の一人が暴れ放題の脚を押さえた。のし掛かられるように押さえつけられてしまい、サッカーで鍛えられた流石の瞬平の脚でも抵抗することができない。瞬平は悔し気に奥歯を噛んだ。

 別の男の手が瞬平の敏感な乳首を擦り上げると、瞬平は上体をくねらし弓なりに反らした。

「瞬平君おっぱい突き出しちゃって可愛いー」
「ぁ、ッ、やめ、ろよ! ン、ぁあッ!」
「おい、自分たちだけで楽しんでないで早くこっちつれてこいよ!」
「せっかちだなぁ……瞬平君手錠外すけど抵抗しないでねー。したら、どうなるか、わかるよね?」

 視界の外れから複数の男の声が聞こえる。乳首をくにくにと擦る手を休めず手錠が外される。耳元で脅迫めいた言葉を男が呟き、抵抗しようとした瞬平の腕はピタりと固まった。その間に瞬平は男に担がれ、大音量で卑猥な映像が流れるテレビの前に放り投げられた。


――『ぁあっ、ン……やめっ、やだ、ひぃぁ……!』
――『凄く可愛いよ……ンっ、嗚呼、たまらないなぁ』
――『あっ、あっ、ぁんっ……や、もう……ひぃ、ぁああっ!』

「やめッ……」
「耳穴じゅぶじゅぶされてだらしなく舌出しちゃうくらい気持ち良かった?」
「そんなわけッ、ひぃッあっ耳、やめてっ、ンぅっああん」

 映像に合わせて、男達が瞬平の身体をいやらしく撫でまわし耳穴を舌でじゅぶじゅぶと犯していく。直接身体に抜けていく快感と、まるで今の自分を客観視させられているかのように映像を見せられて羞恥と恥辱により快楽が高まってしまう。脳みそを犯されているような、そんな感覚だった。


――『っあん! イ、った、も、イったから……やめ、ぁあっ、やぁっ、ふ、ぅああん!』
――『……はぁ、またイくの? 電車の中ではしたなく女の子みたいに喘いで、男に痴漢されてまたイっちゃうの?』
――『ちが、イきた……なぃ、ンン、ひゃぁあ、ぁあ! ああン!』
――『ふふ……イっちゃったね、可愛いよ瞬平君』
――『いやだ、も、ゆるしてぇ……たすけてぇ!』
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