聖女の娘なのに結界も張れないお前は必要ないと追放され婚約破棄されました。私は最強聖女になり元家族元婚約者は私に助けを求めてきますがもう遅い

甘いからあげ

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2話 妹は容姿が62点という以外何も良い所がありません。 その容姿で生きてくつもりですか。 きついと思いますよ。 一度鏡見なさい

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 「貴女って勉強もせず訓練もせずただ遊んで暮らしてきただけでしょう。
そのうえ対して可愛くもないし、その62点の容姿ならせめて勉強でも仕事でも何か頑張ればよかったのに。
その62点の容姿だけで生きていくつもりかしら。
きつくないかしら」
本当に、妹の容姿は62点なのです。
メヘルワ大陸中の合意で妹は"容姿62点の女イリス"という称号になったぐらいです。
それぐらい妹は容姿が62点という以外誇れる所がないのです。
62点の容姿でそれだけ誇らしげにしているっていうのも、凄いことなのかもしれませんね。
私が妹と同じ容姿だとしてそんな事はできません。
私は妹のように厚顔無恥でもなく己を認識していますから。
 「貴女って他に何か誇れる何かがないのかしら」
 「あるわよ!私は結界が張れるのよ。お姉様はヘルトル男爵家の娘なのに結界も張れないけれど、そんな出来損ないの
お姉様と違って私は結界が張れるのよ」
 妹は62点の容姿を無様に見出し喚いています。
やれやれ、せっかくの62点(笑)の容姿がそんなに無様に喚いては今の貴女の容姿は48点ですよ。
何の勉強も訓練もしてこず嫌な事から逃げ出してきた馬鹿はせめて62点の容姿だけでも守ればいいのに、
それすらも守らず喚くのは馬鹿が極まっていますね。
 「結界が張れるのよ(笑)」
私はおかしくて我慢できずに笑ってしまいました。
 こんなの笑うのを我慢するなんて無理よ。
貴女が悪いんですよ。あまり私を笑わせないで下さい。
 「何よっ。何がおかしいのよお姉様。お姉様なんて結界も張れないじゃないの」
 え?それがどうかしたんですか。
 「はぁー。確かに私は結界が張れませんけれどね。それでも貴女の4億倍優秀なんですよ。
馬鹿な貴女にもこれぐらい分かるわよね。
馬鹿だから分からないなんて逃げないで下さいね」
 馬鹿でもこれぐらいは分かって欲しいんですがね。
現実を受け入れて成長していく事が貴女にはできますか。
それが出来ないのなら貴女はいつまでも容姿62点というだけの雑魚ですよ。
 「分からないわよ。結界も張れないお姉様が私より4億倍優秀だなんて」

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