「私って小食だからぁ」妹は小食気取りで品のある淑やかな女性だと思われているようです。婚約破棄ですね。喜んで。第二王子の方が優秀イケメンなので

甘いからあげ

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2話 やっぱりお姉様はぁ、馬鹿で危機管理能力もなく卑しく品のないいちびり聖女でしたねぇ

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 「ウスクス、レディースランチご飯少な目とメガ盛りランチご飯おかずメガ盛り入ったよ」
 なんだとっ。メガ盛りランチのメガ盛りってなんなんだ。
そんなの作った事も想定もしてないぞ。
 「分かった」
 いや、分からねぇよ。何がしたいんだあの姉妹は。
 「馬鹿な姉妹だな」
 本当に、馬鹿な姉妹でいいのか。
何か策があるんじゃないのか。
 「まず俺は料理を作る。あいつ等が馬鹿でもなんでも関係ない」
 嘘つけよ。ただの身の程知らずな馬鹿で済んだらいいが、そんなわけない。
馬鹿なふりしてこちらがしかけてくるのを狙っていたのか?
 「ははっ。お前らしいが料理を作ったら準備しといてくれよ」
 「ああ、だがまずは料理だ」
 。。。何が関係ないだ。動揺してるくせに。
あいつ等、偶然来たのか。
分かって来たのか。
しかし、俺は料理を作らなければいけない。
動揺してる。興奮も不安もあるが、理想はそんな事に気を惑わされず料理を作るのが正しいんだ。

---
本当にお前らしいよ。冷静ぶってもびびってるんだろ。
この勝負、俺達のホームで罠にかけても勝てる保証なんてない。
あの姉妹、罠と分かってわざわざ突っ込んできたのか。
あえて不利な状況でやろうってのか。
ふっ、面白い女だな。
---

 「お姉様の馬鹿ぁ。あれだけ止めてもぉなんでメガ盛りランチをご飯おかずメガ盛りなんか頼むのよ~。
メガ盛りランチってぇ、これメガ盛りにしなくても元からメガ盛りなのよ~。
メガ盛りをメガ盛りにするなんてお姉様って馬鹿よね~」
 絶対馬鹿ですぅ。
 「あら、馬鹿は貴女の方じゃないかしらリルア」
 はぁ~?私が馬鹿ですかぁ。馬鹿なのはお姉様の方でしょ~。
こんなの食べきれるわけないじゃないぃぃ。
 「この場所、普通じゃないわよ」 
 「はぁ?そんなの入った時から入ってたわよぉ。
お姉様ぁ、それ気づいたのいつかしらぁ」
 まさかぁ。この馬鹿お姉様ってばぁ、今更になって気づいたのかしらぁ。
 「ついさっきよ」
 やっぱりお姉様はぁ、馬鹿で危機管理能力もなく卑しく品のないいちびり聖女でしたねぇ。
 「ふふふ、お姉様ぁ、どうやって責任取ってくれるつもりかしらぁ」
 本当にぃ、もう取り消すことも逃げ出すこともできませんよぉ。
 周囲の客が私達を見てざわめいていますぅ。
 ここで逃げ出せばぁ、グリーソン男爵家令嬢にしてサレティム王国第一聖女スンルアと第二聖女リルアは
いちびって逃げ出したと末代までの恥晒しですぅ。
いちびったのはお姉様だけなのですけどねぇ。
なんでお姉様がいちびって私が巻き込まれなければいけないのかしらぁ。
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