「私って小食だからぁ」妹は小食気取りで品のある淑やかな女性だと思われているようです。婚約破棄ですね。喜んで。第二王子の方が優秀イケメンなので

甘いからあげ

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3話 お姉様は経験から学ぶ事もできないようですぅ

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 「シャダ、出来たぞ」
 「ああ。お前が料理してる間に僕は準備済ませておいたから、後は任せてくれ」
 「頼む。俺も準備に入る」
準備しなければいけないのは心の準備だな。
今日この時までに、デッキの調整は整っている。
第一聖女スンルア第二聖女リルア、俺達なんかが手を出すには強すぎる相手だ。
だが、ここスフィーダは俺とシャダの城。
俺達の城で罠に突き進んで来てくれるなら、勝ちにいかなければあまりに無礼。

---
「お待たせ。レディースランチご飯少な目とメガ盛りランチご飯おかずメガ盛りだ」
 これぇ、いくらご飯少な目と言っても少なすぎませんかぁ。
 「リルア、レディースランチって元々ご飯少な目になっているものよ。そのご飯少な目なんて注文したから、ご飯少なすぎないでしょうそれ」
 馬鹿なお姉様に指摘されるなんてぇ。悔しいけれどこれは確かに少ないわぁ。
 「あらぁ~。お姉様ぁ。私って小食だからぁ、これでも多いぐらいよぉ~」
 足りないわぁ。これは酷いですぅ。これぇ私悪くありませんよねぇ。
いくら少な目といってもこれはもう少な目なんてものではありませんしぃ。
このご飯盛ったのは誰かしらぁ。常識も加減も知らないのかしらぁ。
 「まぁ、貴女は馬鹿だからね。私は貴女のような馬鹿聖女と違って賢聖女ですから、ご飯もおかずも十分な量よ」
 「お姉様の方が馬鹿だからぁ、ゲロ吐いて苦しんだらどうかしらぁ。食べ過ぎで苦しかったら言ってねぇ~。
腹パンして吐かせてあげるからぁ~。何度でも吐かせてあげるからー」
 「あらあら、リルアも食べたりなかったら言ってね。胃を殴って当分食べる気なんて無くしてあげるから」
 「吐いたら失格だからな。それじゃ、制限時間30分始めるぞ」

---15分経過
 「もう無理。こんなに食べられないわ」
 はぁ。まったくこの盛り付けした人は馬鹿なんでしょうね。
こんなに食べきれるわけがありません。
きっと常識も加減も知らないのでしょうね。
 「はぁ~。お姉様ぁ、だから言ったでしょう~。辞めた方がいいわよと~」
 はぁー。お姉様ったら私の記憶のある頃からずっとこうなのよぉ。
私って大食漢だからと言って特盛メガ盛りを注文しては食べきれずに残すのです。
その上学習せずまた特盛メガ盛りを注文して食べきれずに残すの繰り返しなのです。
経験から学ぶのが愚者なら経験しても学ばないお姉様って何なのかしら。
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