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2話 「美和子はお姉ちゃんに骨を折られたのよ。お姉ちゃんのせいで私はいつもぼっちで中学受験も落とされて! 全部お姉ちゃんのせいよ!」
しおりを挟む「美和子はお姉ちゃんに骨を折られたのよ。お姉ちゃんのせいで私はいつもぼっちで中学受験も落とされて!!
全部お姉ちゃんのせいよ!!お姉ちゃんがクズだから!!」
はぁぁぁ。またそうやって私のせいにするのかしら。
「貴女がぼっちなのも中学受験に落ちたのも全部貴女のせいよ美和子。
私のせいにしてる間は何も上手くいかないわよ」
はぁぁぁ。どうして美和子は人のせいにして私のせいにしてちゃんと生きないのでしょうか。
「お姉ちゃんのせいよ!!お姉ちゃんが全部悪いのよ!!」
はぁ。自分の過ちを受け入れられない者に何を何度言っても無駄なのでしょうか。
まったく受け入れる気がないようです。
「お前のせいだ!!全部お前のせいだ!!お前のせいで俺もどれだけ評判下げられてると思ってるんだ!!」
はぁぁぁぁ。お父さんも私のせいにします。
親子揃って最低ですね。もう、この親子は見捨てるしかないのでしょうか。
そうやって一生前を見ようとしないのでしょうか。
「あのねお父さん。浩之は美和子のせいで自殺にまで追い込まれそうになったのよ。
美和子がどれだけ酷い事を浩之に言ったか。美和子はいつも被害者打って悲劇のヒロイン気取りだけれど、
加害者は美和子よ。いつも加害者は美和子よ」
美和子はいつもいつも被害者ぶって悲劇のヒロイン気取りをしますが加害者はいつも美和子なのです。
「はぁ。何もよくないがとりあえずその子は家族の所に帰しなさい。
お前のやってる事は誘拐だ。お前のようなクズでも13の娘が誘拐で捕まったら俺もまた評価が下がる。
まぁ、今更そんな事いってもお前はどうせ人殺しもしてるんだろう。
今更もうどうしようもないかお前みたいなクズは。
もうお前も死んだらどうだ。お前みたいな外道は死んだ方がいい。
その子を帰してお前は死ね。
お前に傷つけられた人間、お前に殺された人間、お前に自殺に追い込まれた人間に謝罪の気持ちはないのか?
あるなら謝罪してから死ね!!ないなら今すぐ死ね!!
お前みたいな娘は死んで構わん!!さっさと死ね!!
なんで、美和子はちゃんと学校に通って成績だって悪くなくて罪も犯さないのに、なんでお前は罪を犯す?
なんでお前は平気で人を傷つけられる?どうして人から奪うんだ?罪悪感もないのか?」
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