クールな経営者は不器用に溺愛する 〜ツンデレ社長とWワーク女子〜

瀬崎由美

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第四十一話・Rシーン

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 柊人さんの手がショーツに伸ばされると、私の身体が小さく震える。脚の間の溝を指先でなぞられていくと、甘い吐息を口から吐き出す。直接触れられていないのに、こんなにも感じている私はどうにかなってしまったんだろうか。彼の指の動きに身体中が翻弄されていた。

「んんっ……」

 求めるような甘えた声。こんな声が自分の口から出るなんて想像したことはなかった。奥から溢れ出る蜜で下着が湿っているのは触らなくても分かる。彼の手がショーツの横から侵入してくると花弁はさらに滑り気を増し、お尻まで滴っていく。
 布をズラして隙間から入ってきた指がたっぷりの蜜を掻き回していく。脚の間から聞こえてくる音は相変わらずいやらしくて淫猥で。

 柊人さんは「すごいな」と小さく呟いてから、さらに奥へと手を差し入れてくる。複数の指を交互に動かして秘部を撫で回し、花蕾を摘まんでは揺らしを繰り返す。下着を纏ったまま受ける刺激はいつもとは何だか違って、理由のない後ろめたさと興奮とが混ざり合う。
 彼の指先がすでに熟して膨らんでいる蕾を押さえて軽く弾くと、無意識に私の身体が大きく反り返る。急に与えられた強い刺激に、ビクビクと奥深いところが痙攣を起こした。

「あぁん!」

 柊人さんの背に回していた手にキュッと力が入る。私が達したことに気付くと、今度は花弁の中へと指を入れ始める。彼の指はまだ小刻みに震えている蜜道を奥へと進み、蜜壁を擦りながら動いていく。指を抜き差ししている柊人さんが、呆れ笑いを浮かべながら私の顔を覗き込んで言ってくる。

「そんなに締め付けたら、指が抜けなくなるよ」

 何もしていないのにそんないやらしい言葉をかけられて、私は顔を紅潮させる。彼はとても嬉しそうな笑みを浮かべているけれど、自覚ないのにそんな風に言われても困る。私は彼からそっぽを向くつもりで、顔を横に向ける。その首筋を柊人さんはぺろりと舌を出して舐めて揶揄ってくる。そして、切ない声を出して私の耳元で囁いた。

「ごめん、もう我慢できない」

 私の腰に触れていた彼のものはさらに大きさを増して、熱くなっていた。そして、私の手を握って触れさせてから、「どうしようか?」と聞くようなわざと意地悪な顔をする。私は何も答えずに片手でそれを握り返し、ゆっくりと上下に手を動かしていく。意地悪には意地悪で返すのが礼儀だ。爪を立てないよう気を付けながら上下に扱き続けていると、柊人さんが「んっ……!」と短い声を出していた。その時の悩ましい表情は年上だとは思えないほど幼くて、可愛かった。彼の初めての顔が見れたことで満足した私は手を離してから彼へ顔を寄せ、その頬に口付ける。その際の照れ笑いを浮かべている顔もとても希少だ。

 半身を起こして自分で下着を全部脱いでから、私は彼の胸に顔を埋めた。耳元で彼の鼓動がかなり早く打っているのが聞こえてくるようだった。私の身体を両手でそっと下ろしてから、柊人さんが起き上がる。そして、私の両脚を手で開かせてその間にゆっくりと押し入ってくる。

「ああっ!」

 ぐいっと奥まで彼のものが侵入してくると、喉から甘ったるい声が出てしまう。蜜でいっぱいになっている私の中は、硬く太いそれを何の抵抗も反発もなくするりと受け入れた。彼が腰を動かす度に、奥から蜜が溢れ出る淫猥な音が聞こえてくる。ぐちゅぐちゅという水音が耳に届く度、私は恥ずかしさと興奮とで顔を赤らめる。

「はぁんっ……」

 蜜道を擦って動く刺激に、喘ぎ声を止めることができない。柊人さんでいっぱいになった私の中が、幾度となく細かい痙攣を起こす。腰を押し上げるとさらに違うところが刺激され、身体を反り返らせて官能に悶える。彼の腰が激しく動けば動くほど、身体中に耐えられないほどの刺激が襲ってきて、私は身体の下のシーツを握りしめながら啼き声を上げた。

「あっ、あっ、ああんっ」

 今のこの瞬間だけは理性を忘れてしまいそうだった。彼から与えられる刺激に頭がぼーっとして、難しいことは何も考えられない。ただ彼の体温を感じ、彼の匂いに包まれていることで心が満たされていた。
 繰り返される快感と絶頂。花弁の奥がビクビクと震え続ける。

 柊人さんが身体を倒して腕を伸ばし、私のことをギュッと抱き締めてくる。私も彼の胸にしがみ付いてから、顔を近付けて唇を触れ合わせる。唇を食まれて開かされた口腔へと彼の舌が入ってくると、私はそれをいつも彼がしてくれるように唇で強く吸い上げ、舌を絡ませる。奥深いところで繋がったままの口付けは、私達が誰よりも密に触れ合っていることが実感できた。肌と肌を密着させて、身体の奥深い場所の熱を分かち合っている。

「あぁ……柊人、さん……」

 彼が腰をさらに奥深くへ向けて突き上げると、私はまた蜜道を激しく震わせた。ビリビリと身体の中を走る刺激に、彼の名前を呼ぶ声が掠れる。私がこの上ない絶頂を迎えた後、彼もまた私の中で小さく震えているのが分かった。

「ハァ、咲良……咲良……」

 愛おしそうに呼びながら、私の頬に唇を触れさせる。彼の背に手を回して身体にしがみ付きながら、私も彼と一緒にくったりと力尽きたままその余韻と熱が冷めるのを静かに待った。
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