奴隷に恋しちゃった王子様

なぎさ

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ファミリア王国

双子の猫

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「ララ、そこのリボン取って」

「はい。リリ、そこのヒモ引っ張って」





ルークが出ていってからたんたんと進んでいく支度。






なんとなく気まずい…。






「旭様、左腕を上げてください」
「旭様、足、失礼致します」





なんか、あやつり人形にでもなった気分。




「あの…、様っていうのやめてもらえませんか」

「いえ、それは出来ません」





それからも旭様様様…。



あたし、様っていうほどえらくないし、なんか嫌だ。





「私たち使用人は全ての人に様をつけてお呼びしなければならないのです。なので、それは出来ません」





そこからもあたしの支度をするのと並行にあたしはずっとお願いを続けた。






「もー!!あたしが様付けヤダって言ってるんだからなしでいいんだよ!様がない方が呼びやすいでしょ!?」




あたしは我慢の限界に襲われ、眉間に皺を寄せながら2人につめよった。

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