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1章 〜ジェントルメンズプレイクラブ〜
5話 〜ステージイベント〜
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突如会場の照明が薄暗くなった。メインステージ横の司会と思われるところだけが明るくなり黒いマスカレードマスクを被った男が立っていた。
黒いマスクの男「レディース、アンドジェントルマン。皆様、突然失礼致します。私今宵の司会をしておりますマスク・ド・キャスト と申します!前座イベントが終わりまして、いよいよメインイベントでございます。メインイベント開始の前にまずはこの方。キョージュです。」
キョージュと呼ばれた金のマスクを被った男にスポットライトが当たりマスク・ド・キャストに代わって司会席についた。
キョージュ「皆さん。今宵は私にメインを預けてくださって、マダムや皆さんには本当に感謝致します。さて、我々はもう一人。いや、何人かの同胞が過去には居た。しかし我々についてこれず没していった。悲しいことです。まだ記憶に新しい中でも一つの没落があったが、覚えているだろうか。」パンっ!パンっ!、キョージュが手を打つと黒子らしい者たちがステージに物々しい何かを運んできた。大きな木枠のソレは真ん中に目隠しをされて白いブリーフ一枚を履いただけの男が一人固定されていた。
ブリーフ姿の男『な、なんだ!ヤメロ。誰だと思っている。こんな事して。放せ!コノヤロー。ヤメロ。これを外せ!』
キョージュ「皆さんの記憶にも新しい懐かしい顔ですよ。宇津神達雄氏です。」
会場がどよめく。それもそのはずだ。彼も少し前まではこの会の会員だった。シルバークラスではあったが、皆知らないわけではない。しかし経済破綻を起こし姿を消していた。それが目の前に現れたのだ。どよめくはずである。
キョージュ「そしてもう一人紹介する。ご令嬢、クイーン祥子」
ステージ奥から赤いボンデージにピンヒールを履いた祥子と呼ばれた者が姿を現す。マスカレードマスクはしておらず、細く切れ上がる眉が目の鋭さを増している。登場するとステージから降り司会席に近づく。
祥子「ハァァァァ、キョージュさまぁ」ねだるように口をわずかに空けキョージュの唇に重ねる。マイク越しに聞こえるほどのベロチューをして、それから再びステージに戻った。
キョージュは何事もなかったかのように祥子がステージに上がるのを見るとマイクに向かって
キョージュ「失敬。彼女は私が手塩に掛けて育てたクイーン。父親を徹底的に調教させるためにクイーンとして育てていた。本日お披露目する。長くなってしまったな・・・ではメインイベント。親子狂宴の開幕!」
ピシャンっ!!パシぃぃン!!
ヒュンヒュンヒュンっ
鞭が床を打つ音。空を舞う音がする。クイーン祥子は木枠に固定された父親。もとい、奴隷男に近づいてグローブをはめた手で体中を触る。
「どこに欲しいんだ?私の愛を存分にあげるよパパ。」
達雄「な、なんだ?ヤメロ。触るな、触るな。ヤメロ。」うろたえる男。
祥子「うるさいね!さっさとどこに欲しいか言うんだよ!」
バチンっ!!
達雄「ひぎゃあぁぁぁ」
真っ直ぐに振り下ろされた鞭が男の背中を直撃する。
ステージでは悲鳴と鞭の音が響く中、会場はステージを観る者たち、自分の付き添いとイチャつく者たち、会員同士で会話に興じたり、自分の連れを自慢したりしている。
とある会員(#)「おい、そこの。こっちだ。」
会場を歩いていた一匹のバニーキャストが会員の男に呼び止められ、手招きされたため近づいていく。
とある会員(#)「おまえのを一杯もらおうか。」
バニーキャスト「はい、かしこまりました。どちらになさいますか?」
とある会員(#)「そうだな・・・メスミルクをもらおうか。」
バニーキャスト「はい、少しお待ちくださいませ」
バニーキャストは手に持つトレーから空のグラスをとり会員(#)に手渡す。バニーキャストの服装は頭にビニール素材のうさ耳(バニーイヤーヘッドバンド)を着けており、首周りは蝶ネクタイ付ウイングカラー型チョーカー、手首もカフリンクスを着用している。胸の部分は大きく開かれており、ふくよかな双丘が露わになっていて、アンダーバストウエストガーターベルト(ベルトの部分がアンダーバストからウエスト、へその上くらいまであるもの)、そしてガーターベルトで太ももまである網タイツを吊り上げている。上記のモノは白のモノと黒のモノがあるようだ。そして、乳首部分だけを牛柄のわずかな布しかないマイクロビキニブラ【乳首がやっと隠れているかくらいであり常時勃起している乳首によって盛り上がっていてさらに見えそうになっているほどだ】が覆っていて、ハイレッグカットの牛柄(ビキニ)パンツを履いている。このようにバニーキャストたちの衣装はかなり露出の高いものだった。
バニーキャスト「どうぞ、お好きな方から絞ってください。」
ぐっと胸を突き出すようにしておっぱいを絞りやすくするととある会員(#)はマイクロビキニブラをズラしてからおもむろにおっぱいを揉む。すぐにバニーキャストは顔を赤らめ始めて息が荒くなる。
元々、そこそこの大きさを有する乳首がバニーの顔が赤らむのと比例して硬さを増していく。
バニーキャスト「で、出ますぅぅぅ」
母乳が出た。男は空のグラスで母乳を受けそのまま口に流し込む。
とある会員(#)「なかなかだな。もう少しくれ。」
同様な工程により再び母乳をグラスに受けるとバニーキャストに心付けを渡した。
その間もずっと会員(#)の付き添いは目隠しされたまま正座をして、主人(#)のイチモツに口での奉仕を続けていた。
司会席を後にしたキョージュは馴染みの顔に近寄っていった。本日新しい奴隷を連れてきた〇〇〇〇たちである。
キョージュ「おやおや、〇〇〇〇。新しい奴隷ですかな?私にも見せてもらおうかな。」
〇〇〇〇「それよりキョージュ。驚きました。まさかあの・・・」
キョージュ「皆まで言わんでください。楽しみはこれからですよ・・・あ、君。」
先程別の男(#)に母乳を提供したバニーキャストをキョージュが呼んだ。
バニーキャスト「はい。どちらになさいますか?」
キョージュ「もちろんオスミルクをもらおうか。濃厚なのを頼むよ。」
『濃厚なのを』と言われてバニーキャストは言葉を詰まらせ困った顔をした。
バニーキャスト「あの・・・私のは、その・・・」
キョージュ「濃厚とはイジメ過ぎたな。すまんすまん。君のオスミルクをくれたまえ」
バニーキャストは顔を真っ赤にしてコクコクと顔を縦に振った。恥ずかしさで返事の言葉が出てこないようだ。キョージュはバニーキャストから空のグラスを受け取った。バニーキャストはクロッチ部分を開き恥ずかしそうに自身の秘部を露わにする。するとそこには本当に小振りの小さなオチンチンがそれでもしっかりと勃起して上向きにそそり勃っている。そして特筆すべきはオチンチンの小ささに反比例する大きな2つの睾丸。たっぷりとオスミルクを蓄えているようだ。
キョージュ「いつ見てもギンギンだな。」
バニーキャスト「はい。お給仕に入る前に全員クラブから支給される特別な媚薬を服用致しますので、お給仕の間はずっと勃ったままです・・・」
そう話しながらバニーキャストは顔を赤らめる。
バニーキャスト「会員様が絞られますか?それとも私が自らいたしましょうか?」
キョージュ「オナニーも悪くはないが・・・」
バニーキャストの小振りの小さなオチンチンをキョージュがしごき始めた。
キョージュの手によっておチンチンをしごかれているバニーキャストは時折甘い吐息を吐きながら、高揚していく。そしてソノ時が訪れる。
バニーキャスト「あっ、で、出る。でます。出ますぅぅぅぅ」
キョージュはバニーキャストのおチンチンの先に手にしたグラスの中を構えた。すぐにグラスの中が射精によってオスミルクで満たされていく。
ハァァハァァと息を荒げているバニーキャストを尻目に一口含む。
キョージュ「これはこれは・・・うーん、なかなか。」
□□□□「おい、私にも一杯もらおうか。」
バニーキャスト「あっ、は、はい!」
息を整えていたバニーキャストが慌てて空のグラスを□□□□に手渡す。
バニーキャスト「も、申し訳ございませんでした。どちらになさいますか?」
□□□□「そうだな・・・」
□□□□はどちらにするか迷っていた。
アナウンスが流れる。
マスクドキャスト「皆様、ご注目ください。いよいよメインイベントのクライマックスです!」
【説明もこめて時間を少し遡る】
キョージュが離れたステージではしばらく鞭打ちが続いた。その後次に祥子が男の前に立つ。
祥子「ねえ、許してほしいの?パパ?」
達雄「ぱ、パパ?な、何を・・・何を言ってるんだ。私に娘など・・・」
祥子「まだわからないの?まあ良いけど。許して欲しかったら、私を感じさせて。私をしっかり感じさせたら、いたーい鞭は許してあげる。」
そう言って祥子はボンデージの一部を解放し股間から勃起した男性器をのぞかせる。
祥子「ほら早く、しっかりとコレにご奉仕して。私を満足させて、パパ。」
達雄「なっ?!や、やめろ。んんんーーー」
有無を言わさずに拘束された達雄の真一文字に硬く閉ざした唇にソレを押し付ける祥子。力任せに押し付けられるその男根が達雄の唇を割って入る。
祥子「さあたっぷりとご奉仕してよ。音をたてていやらしくご奉仕してちょうだい。」
達雄「ングっ、うむっ、ホゴっ、おおっ、コっ、・・・」
苦しそうにする達雄を尻目に祥子は腰を前後させる。
祥子「ほらほら私を満足させなきゃまたいたーい鞭の始まりだよ!」
祥子は手に持つ鞭で達雄の背中を撫でる。それによって鞭の感触を感じた達雄が必死になるのが見て取れる。
ただ一生懸命にご奉仕をしているのだろうが初めてのご奉仕行為では満足させるなどとても叶わずただただ時間だけが過ぎていく。
祥子「パパ、必死なのはよくわかるけど全然気持ちよくない。これじゃあまた鞭しかないね。」
達雄「ふにゅにぃ・・・あむっ、んんっ・・・」
祥子の言葉にさらに必死さを増すもののやはり満足されるには程遠い。達雄は涙目でご奉仕を続ける。
祥子「はははっそんなに必死になって、鞭は嫌なの?いたーーい鞭は嫌なのね。じゃあわかった。鞭は許してあげる。代わりにパパの処女をもらうわ。私のふとぉーいコレでパパのオマンコ処女を散らせてア・ゲ・ル♡」
達雄「や、や、やめろ!何をするんだ、やめろ!お、お前・・・お前は・・・」
祥子の処女を散らすという発言にご奉仕をやめて発言する達雄。
祥子「ダーメ。失格、時間切れ。ご奉仕をやめてしまったパパに拒否権はありませーーん。まあどうせ、元からこうなる運命だったんだけど。ははははっ」
高笑いする祥子。
視点をキョージュ達に戻す。
一杯目を飲み干し、今度はバニーキャスト自らが絞った二杯目のオスミルクを受け取ったキョージュに□□□□が尋ねる。
□□□□「それにしてもキョージュ、確か宇津神には娘など居なかったはずだが、あれは・・・」
〇〇〇〇「そうだ。儂もさっきキョージュに質問したがはぐらかされてしまった。」
〇〇〇〇が割って入った。
キョージュ「ステージも佳境だしそろそろ皆さんにネタバラししても良い頃合いかな。あれは私が育て上げたクイーン祥子。そう、宇津神の息子、祥司ですよ。」
キョージュ「皆さんお忘れかな?ここは女人禁制のジェントルマンズプレイクラブですぞ?会場に女など・・・」
□□□□「はっ!いやはやまったく。失念しておりましたぞ。」
キョージュ「〇〇〇〇はわかっていたようですな。」
〇〇〇〇「確証はなかったが、親子狂宴と言われましたからな。息子がいたなと思い出してまさかと思ってたのですよ。しかし儂の知る限り顔がまったく違う。見た目だけではわからない。」
キョージュ「初めから父親とステージに上がらせるつもりでおりましたからな。出てきてすぐにバレても面白くないから顔は整形させた。後は胸と乳首も少しばかりいじってある。」
「ふむふむ・・・。なるほど・・・」などと3人はキョージュの説明を頷き相槌を打ちながら聞き入った。
マスクドキャスト「皆様、ご注目ください。いよいよメインイベントのクライマックスです!」
【ここで時間軸が戻る。】
ステージでは固定された男の後ろに祥子が立っている。
祥子「さあ、いよいよ私の太ーいコレでパパの処女を盛大に散らせてあげるわ。はぁぁぁ、ゾクゾクしちゃう。」
達雄「や、やめろ!やめろ!お前は誰だ。なぜこんなことをする?私をパパと呼ぶな。」
祥子「まだわからないの?ここは女人禁制のジェントルマンズプレイクラブでしょ。パパだって昔居たことがあるんでしょ?だったら私が誰か想像がつくんじゃない?」
達雄「!ま、まさか・・・まさかそんな・・・」
木枠に固定されている達雄からは見えないが、クイーン祥子のイチモツはそこそこに太く、しっかりと勃起して硬くなっていた。
祥子「やっと気づいた?そう、そのまさかよ。私は貴方の息子の祥司だったオトコよ。」
祥子は正体を明かすと同時に父親のアナルへ力任せに挿入し腰をグラインドさせた。
達雄「やめろーー。そ、そんな、あ、あの、あの祥司が、う、うそだーー。これは現実ではないーー。」
達雄は錯乱した。
祥子「うるさいわね!これは現実。受け入れなさい。これは現実なのよ!祥司の”祥”に女の子を意味するため”子”をつけてもらって『祥子』。読み方はあえてサチコにしてるけどね。フフフっ」
バシィっ!!祥子が再び鞭を振るった。父親のアナルを容赦なく貫き腰を前後に振りながら、その背中に鞭を振り下ろしている。
達雄「いぎゃあああっ!やめろーー、もうやめてくれーー。」
祥子「やめる?冗談でしょ?まだまだよ。私はキョージュ様のおかげでこうなれたの。私はパパを調教するための女王様として生まれ変われたの。だから、もっともっとパパを調教してあげるわ。アハハハっ。」
ステージ上は錯乱した男と狂気に満ちたその男の息子が織りなすまさに狂宴と言うにふさわしいカオス状態であった。
□□□□「キョージュ、ステージのあれらはこの後どうなさるのです?あのまま飼い続けるのですか?」
キョージュ「おや?ご興味がおありかな?なんならお譲りしますぞ。私が考えていたのはこの後、肉体改造でも施して”変質者の方”にでもお譲りしようかと思っておったのです。良ければいかがかな?」
そう言いながら□□□□、〇〇〇〇、△△△△を見回す。
〇〇〇〇「変質者ですか・・・」
△△△△「我々の事ではないですな・・・」
「・・・・・・・・・・・」一瞬の沈黙。
〇〇〇〇や△△△△の奴隷が身体を強張らせる。
キョージュ「これは失敬。皆さん、変質者程度ではありませんな。」
□□□□「我々と比べたら変質者など可愛いもんでしょう。ハッハッハッハッ」
4人が笑った。奴隷達がホッとする。
△△△△「肉体改造ならあの繋がれてる方は四肢切断などどうだろうか。家畜には四つん這いが似合う。もしくは肩の辺りからバッサリいってダルマも面白い。」
□□□□「△△△△の趣味にはこりゃ参った。」
キョージュ「ダルマか。あの駄肉の方はそれでもいいが、娘(息子)の方は手塩にかけて育てましたからな。手放すのは惜しくないが、家畜やダルマではもったいない。多少なりとも値を付けたい。
〇〇〇〇「ふむ。なら、駄肉を去勢して性転換、造膣術を施して番奴隷として売り出してはいかがだろうか。」
□□□□「いやはや〇〇〇〇のアイディアには本当に頭が下がる。私ではとても思いつかん。」
キョージュ「なるほど、それは一興。良いアイディアをいただきましたぞ。」
□□□□「キョージュ。競売なさるなら私も参加させてください。キョージュの品なら間違いない。私が購入したらどこでも公衆の面前でもお構いなしでハメまくるように躾けて・・・ボソボソボソボソ・・・」
△△△△「いやまてまて、儂が買い取って番の四つん這い家畜奴隷に・・・ボソボソボソ・・・」
〇〇〇〇「ならば私も参加しますぞ。駄肉の方はどうでも良いが、コレに充てがってやるのにあの娘(息子)の方には興味を惹かれました。」
キョージュ「待ってください、待ってください。皆さんありがとう。だが、話はあの2匹では終わらないのですよ。もう2匹、奴隷がおるのです。」
□□□□「もう、2匹?それはどういう?」
キョージュ「それは宇津神の元妻こずえとその間者でしてな。こやつらも良からぬ思惑をしておったので、その企みを潰してやったのですぞ、フフフ。」
△△△△「ん?その間者は男か?儂は女である元妻に興味はないが間者が男ならそちらには興味ありじゃ。良からぬ企みをする男には大いにな。」
〇〇〇〇「私も興味ある話だ。是非とも詳しく知りたいものだ。」
キョージュ「では、2匹について話しますかな。」
キョージュは3人に宇津神の元妻である宇津神こずえとその間者(間男)の京極 澪について話し出した。
【宇津神 こずえ】
宇津神達雄の元妻。夫の宇津神達雄は転覆するとわかった時、資産を妻のこずえ名義にし、かつ(偽装的な)離婚する事で資産を逃そうとした。しかしここに大きな誤算があった。『こずえの裏切り』である。資産のほぼほぼをこずえ名義に変えて(達雄だけが偽装的だと思っている)離婚もあっさりとした。そして夫は個人資産は守られると考えながら、どうやって『宇津神家転覆』を終わらせるかに注力し多忙を極めた。
だが、こずえの思惑は違った。こずえは前々から付き合いのあったホストで間男の『源氏名:今日の京極 澪』と全ての資産をもって達雄の元から去った。この時にキョージュの情報網に『宇津神達雄の思惑』と『宇津神こずえの思惑』がかかり、キョージュの耳に入ったのだ。さっそくこずえに連絡を取るキョージュ。キョージュの力添えで宇津神達雄の眼を誤魔化してこずえの思惑を完遂させる提案をした。こずえはあっさりと乗ってきた。しかしこれはキョージュの罠だった。キョージュの手配で間男と逃げ果せるはずのこずえは間男ごとキョージュの手中に収まり、奴隷として調教される事になってしまった。間男を誘うほどだったならと色欲に溺れさせ、誰にでも股を開く肉便器メス奴隷として羞恥心を踏みにじるような調教に晒された。
【間男 京極 澪】
『本名:田中 光夫』こずえが通う店のNo.1ホストでこずえが推していた相手であり、幾度となくこずえとベッドを共にしている間男だ。
こずえから今回の思惑を聞き、夢のような大金が手に入ると思った京極はソレに乗った。京極にも思惑があった。こずえは金持ちの妻でホスト倶楽部でも金遣いがよく、間男になったのもこずえからもらう小遣い目当てだった。つまり、京極にとってのこずえは『イコール金』だった。そのこずえが夫の資産を持って自分のところに来るという。そうしたらこずえからその資産を奪ってしまえば良いと考えていたのだ。こずえから聞かされた『キョージュ』という宇津神達雄(こずえの夫)よりもすごい金持ちがバックにつくという話が『成功する』と思わせた。完全に罠にハマっていたわけだ。こずえと共にキョージュの手中に堕ちた京極もまた女装奴隷として調教される運命になった。No.1ホストだった事もあって顔立ちもなかなかで女装奴隷として化粧をさせれば、そこらの純女よりも可愛らしくなった。
―――――――――――ーーーーーーーーー
キョージュの説明を3人はしっかりと聞き入った。
〇〇〇〇「俄然興味が湧いた。この2匹の調教もあのクイーンによるものか。これは4匹セットでの購入を検討しようか。」
△△△△「儂もじゃ。儂は女は要らんがな。」
□□□□「さすがキョージュ。手回しが良い。それに素晴らしい情報網をお持ちで羨ましいですぞ。」
キョージュ「情報は偶然だった。興味を持ってもらえたなら競売の際には御三方にも通知致しますぞ。是非ともめいいっぱいの高値で買ってくださいよ、期待してますぞ。」
□□□□「こりゃまた手厳しい。」
【バニーキャスト 補足】
バニーキャストたちは様々な要望、好みに合うように爆乳と言われるような豊満な胸のものからAAAカップのバニーキャストもいる。乳輪は十円玉を思わせる大きさだが、乳首は小豆くらいのものからボールペンの先くらいまで大きさが違う。乳輪を十円玉と表現したが、乳首も乳輪も十円玉のように茶色い。これは直接乳首に打つ女性ホルモンなどの影響だろう。
一方、睾丸(陰嚢)はどのバニーキャストもかなり大きい。これは薬の服用によるものらしい。また、この薬の作用で胸のサイズに関わらず、母乳もしっかりとある程度の量が絞れる。
バニーキャストの仕事の1つであるドリンクの提供のためにクラブが特別に調合させた特殊な媚薬なのだ。
【クイーン祥子 補足】
今は見る影もない程整形手術で顔が変えられているが、男だった頃はモテる顔つきで、栄えていた時の父親の働きかけもあり、アイドルグループのリーダーにしてセンターを張っており、ファンもそれなりに居た。当時はSHOと名乗っていたが『宇津神家』の人間である事は隠していた。
しかし『宇津神家転覆』の時に突如として消息不明になり、ニュースなどで毎日のように報道された。この折、事務所も必死で隠していた『宇津神祥司』である事が特定され、『宇津神家転覆』と合わせて世間はいろいろと詮索したが、しばらくすると世間の注目から外れた。所属していたアイドルグループはSHO抜きで再始動した。この時すでにキョージュの手中にあって全くの別人ような顔に変えられて闇世界の中で”クイーン祥子として”調教されていたのだから消息など掴めるはずがなかった。
黒いマスクの男「レディース、アンドジェントルマン。皆様、突然失礼致します。私今宵の司会をしておりますマスク・ド・キャスト と申します!前座イベントが終わりまして、いよいよメインイベントでございます。メインイベント開始の前にまずはこの方。キョージュです。」
キョージュと呼ばれた金のマスクを被った男にスポットライトが当たりマスク・ド・キャストに代わって司会席についた。
キョージュ「皆さん。今宵は私にメインを預けてくださって、マダムや皆さんには本当に感謝致します。さて、我々はもう一人。いや、何人かの同胞が過去には居た。しかし我々についてこれず没していった。悲しいことです。まだ記憶に新しい中でも一つの没落があったが、覚えているだろうか。」パンっ!パンっ!、キョージュが手を打つと黒子らしい者たちがステージに物々しい何かを運んできた。大きな木枠のソレは真ん中に目隠しをされて白いブリーフ一枚を履いただけの男が一人固定されていた。
ブリーフ姿の男『な、なんだ!ヤメロ。誰だと思っている。こんな事して。放せ!コノヤロー。ヤメロ。これを外せ!』
キョージュ「皆さんの記憶にも新しい懐かしい顔ですよ。宇津神達雄氏です。」
会場がどよめく。それもそのはずだ。彼も少し前まではこの会の会員だった。シルバークラスではあったが、皆知らないわけではない。しかし経済破綻を起こし姿を消していた。それが目の前に現れたのだ。どよめくはずである。
キョージュ「そしてもう一人紹介する。ご令嬢、クイーン祥子」
ステージ奥から赤いボンデージにピンヒールを履いた祥子と呼ばれた者が姿を現す。マスカレードマスクはしておらず、細く切れ上がる眉が目の鋭さを増している。登場するとステージから降り司会席に近づく。
祥子「ハァァァァ、キョージュさまぁ」ねだるように口をわずかに空けキョージュの唇に重ねる。マイク越しに聞こえるほどのベロチューをして、それから再びステージに戻った。
キョージュは何事もなかったかのように祥子がステージに上がるのを見るとマイクに向かって
キョージュ「失敬。彼女は私が手塩に掛けて育てたクイーン。父親を徹底的に調教させるためにクイーンとして育てていた。本日お披露目する。長くなってしまったな・・・ではメインイベント。親子狂宴の開幕!」
ピシャンっ!!パシぃぃン!!
ヒュンヒュンヒュンっ
鞭が床を打つ音。空を舞う音がする。クイーン祥子は木枠に固定された父親。もとい、奴隷男に近づいてグローブをはめた手で体中を触る。
「どこに欲しいんだ?私の愛を存分にあげるよパパ。」
達雄「な、なんだ?ヤメロ。触るな、触るな。ヤメロ。」うろたえる男。
祥子「うるさいね!さっさとどこに欲しいか言うんだよ!」
バチンっ!!
達雄「ひぎゃあぁぁぁ」
真っ直ぐに振り下ろされた鞭が男の背中を直撃する。
ステージでは悲鳴と鞭の音が響く中、会場はステージを観る者たち、自分の付き添いとイチャつく者たち、会員同士で会話に興じたり、自分の連れを自慢したりしている。
とある会員(#)「おい、そこの。こっちだ。」
会場を歩いていた一匹のバニーキャストが会員の男に呼び止められ、手招きされたため近づいていく。
とある会員(#)「おまえのを一杯もらおうか。」
バニーキャスト「はい、かしこまりました。どちらになさいますか?」
とある会員(#)「そうだな・・・メスミルクをもらおうか。」
バニーキャスト「はい、少しお待ちくださいませ」
バニーキャストは手に持つトレーから空のグラスをとり会員(#)に手渡す。バニーキャストの服装は頭にビニール素材のうさ耳(バニーイヤーヘッドバンド)を着けており、首周りは蝶ネクタイ付ウイングカラー型チョーカー、手首もカフリンクスを着用している。胸の部分は大きく開かれており、ふくよかな双丘が露わになっていて、アンダーバストウエストガーターベルト(ベルトの部分がアンダーバストからウエスト、へその上くらいまであるもの)、そしてガーターベルトで太ももまである網タイツを吊り上げている。上記のモノは白のモノと黒のモノがあるようだ。そして、乳首部分だけを牛柄のわずかな布しかないマイクロビキニブラ【乳首がやっと隠れているかくらいであり常時勃起している乳首によって盛り上がっていてさらに見えそうになっているほどだ】が覆っていて、ハイレッグカットの牛柄(ビキニ)パンツを履いている。このようにバニーキャストたちの衣装はかなり露出の高いものだった。
バニーキャスト「どうぞ、お好きな方から絞ってください。」
ぐっと胸を突き出すようにしておっぱいを絞りやすくするととある会員(#)はマイクロビキニブラをズラしてからおもむろにおっぱいを揉む。すぐにバニーキャストは顔を赤らめ始めて息が荒くなる。
元々、そこそこの大きさを有する乳首がバニーの顔が赤らむのと比例して硬さを増していく。
バニーキャスト「で、出ますぅぅぅ」
母乳が出た。男は空のグラスで母乳を受けそのまま口に流し込む。
とある会員(#)「なかなかだな。もう少しくれ。」
同様な工程により再び母乳をグラスに受けるとバニーキャストに心付けを渡した。
その間もずっと会員(#)の付き添いは目隠しされたまま正座をして、主人(#)のイチモツに口での奉仕を続けていた。
司会席を後にしたキョージュは馴染みの顔に近寄っていった。本日新しい奴隷を連れてきた〇〇〇〇たちである。
キョージュ「おやおや、〇〇〇〇。新しい奴隷ですかな?私にも見せてもらおうかな。」
〇〇〇〇「それよりキョージュ。驚きました。まさかあの・・・」
キョージュ「皆まで言わんでください。楽しみはこれからですよ・・・あ、君。」
先程別の男(#)に母乳を提供したバニーキャストをキョージュが呼んだ。
バニーキャスト「はい。どちらになさいますか?」
キョージュ「もちろんオスミルクをもらおうか。濃厚なのを頼むよ。」
『濃厚なのを』と言われてバニーキャストは言葉を詰まらせ困った顔をした。
バニーキャスト「あの・・・私のは、その・・・」
キョージュ「濃厚とはイジメ過ぎたな。すまんすまん。君のオスミルクをくれたまえ」
バニーキャストは顔を真っ赤にしてコクコクと顔を縦に振った。恥ずかしさで返事の言葉が出てこないようだ。キョージュはバニーキャストから空のグラスを受け取った。バニーキャストはクロッチ部分を開き恥ずかしそうに自身の秘部を露わにする。するとそこには本当に小振りの小さなオチンチンがそれでもしっかりと勃起して上向きにそそり勃っている。そして特筆すべきはオチンチンの小ささに反比例する大きな2つの睾丸。たっぷりとオスミルクを蓄えているようだ。
キョージュ「いつ見てもギンギンだな。」
バニーキャスト「はい。お給仕に入る前に全員クラブから支給される特別な媚薬を服用致しますので、お給仕の間はずっと勃ったままです・・・」
そう話しながらバニーキャストは顔を赤らめる。
バニーキャスト「会員様が絞られますか?それとも私が自らいたしましょうか?」
キョージュ「オナニーも悪くはないが・・・」
バニーキャストの小振りの小さなオチンチンをキョージュがしごき始めた。
キョージュの手によっておチンチンをしごかれているバニーキャストは時折甘い吐息を吐きながら、高揚していく。そしてソノ時が訪れる。
バニーキャスト「あっ、で、出る。でます。出ますぅぅぅぅ」
キョージュはバニーキャストのおチンチンの先に手にしたグラスの中を構えた。すぐにグラスの中が射精によってオスミルクで満たされていく。
ハァァハァァと息を荒げているバニーキャストを尻目に一口含む。
キョージュ「これはこれは・・・うーん、なかなか。」
□□□□「おい、私にも一杯もらおうか。」
バニーキャスト「あっ、は、はい!」
息を整えていたバニーキャストが慌てて空のグラスを□□□□に手渡す。
バニーキャスト「も、申し訳ございませんでした。どちらになさいますか?」
□□□□「そうだな・・・」
□□□□はどちらにするか迷っていた。
アナウンスが流れる。
マスクドキャスト「皆様、ご注目ください。いよいよメインイベントのクライマックスです!」
【説明もこめて時間を少し遡る】
キョージュが離れたステージではしばらく鞭打ちが続いた。その後次に祥子が男の前に立つ。
祥子「ねえ、許してほしいの?パパ?」
達雄「ぱ、パパ?な、何を・・・何を言ってるんだ。私に娘など・・・」
祥子「まだわからないの?まあ良いけど。許して欲しかったら、私を感じさせて。私をしっかり感じさせたら、いたーい鞭は許してあげる。」
そう言って祥子はボンデージの一部を解放し股間から勃起した男性器をのぞかせる。
祥子「ほら早く、しっかりとコレにご奉仕して。私を満足させて、パパ。」
達雄「なっ?!や、やめろ。んんんーーー」
有無を言わさずに拘束された達雄の真一文字に硬く閉ざした唇にソレを押し付ける祥子。力任せに押し付けられるその男根が達雄の唇を割って入る。
祥子「さあたっぷりとご奉仕してよ。音をたてていやらしくご奉仕してちょうだい。」
達雄「ングっ、うむっ、ホゴっ、おおっ、コっ、・・・」
苦しそうにする達雄を尻目に祥子は腰を前後させる。
祥子「ほらほら私を満足させなきゃまたいたーい鞭の始まりだよ!」
祥子は手に持つ鞭で達雄の背中を撫でる。それによって鞭の感触を感じた達雄が必死になるのが見て取れる。
ただ一生懸命にご奉仕をしているのだろうが初めてのご奉仕行為では満足させるなどとても叶わずただただ時間だけが過ぎていく。
祥子「パパ、必死なのはよくわかるけど全然気持ちよくない。これじゃあまた鞭しかないね。」
達雄「ふにゅにぃ・・・あむっ、んんっ・・・」
祥子の言葉にさらに必死さを増すもののやはり満足されるには程遠い。達雄は涙目でご奉仕を続ける。
祥子「はははっそんなに必死になって、鞭は嫌なの?いたーーい鞭は嫌なのね。じゃあわかった。鞭は許してあげる。代わりにパパの処女をもらうわ。私のふとぉーいコレでパパのオマンコ処女を散らせてア・ゲ・ル♡」
達雄「や、や、やめろ!何をするんだ、やめろ!お、お前・・・お前は・・・」
祥子の処女を散らすという発言にご奉仕をやめて発言する達雄。
祥子「ダーメ。失格、時間切れ。ご奉仕をやめてしまったパパに拒否権はありませーーん。まあどうせ、元からこうなる運命だったんだけど。ははははっ」
高笑いする祥子。
視点をキョージュ達に戻す。
一杯目を飲み干し、今度はバニーキャスト自らが絞った二杯目のオスミルクを受け取ったキョージュに□□□□が尋ねる。
□□□□「それにしてもキョージュ、確か宇津神には娘など居なかったはずだが、あれは・・・」
〇〇〇〇「そうだ。儂もさっきキョージュに質問したがはぐらかされてしまった。」
〇〇〇〇が割って入った。
キョージュ「ステージも佳境だしそろそろ皆さんにネタバラししても良い頃合いかな。あれは私が育て上げたクイーン祥子。そう、宇津神の息子、祥司ですよ。」
キョージュ「皆さんお忘れかな?ここは女人禁制のジェントルマンズプレイクラブですぞ?会場に女など・・・」
□□□□「はっ!いやはやまったく。失念しておりましたぞ。」
キョージュ「〇〇〇〇はわかっていたようですな。」
〇〇〇〇「確証はなかったが、親子狂宴と言われましたからな。息子がいたなと思い出してまさかと思ってたのですよ。しかし儂の知る限り顔がまったく違う。見た目だけではわからない。」
キョージュ「初めから父親とステージに上がらせるつもりでおりましたからな。出てきてすぐにバレても面白くないから顔は整形させた。後は胸と乳首も少しばかりいじってある。」
「ふむふむ・・・。なるほど・・・」などと3人はキョージュの説明を頷き相槌を打ちながら聞き入った。
マスクドキャスト「皆様、ご注目ください。いよいよメインイベントのクライマックスです!」
【ここで時間軸が戻る。】
ステージでは固定された男の後ろに祥子が立っている。
祥子「さあ、いよいよ私の太ーいコレでパパの処女を盛大に散らせてあげるわ。はぁぁぁ、ゾクゾクしちゃう。」
達雄「や、やめろ!やめろ!お前は誰だ。なぜこんなことをする?私をパパと呼ぶな。」
祥子「まだわからないの?ここは女人禁制のジェントルマンズプレイクラブでしょ。パパだって昔居たことがあるんでしょ?だったら私が誰か想像がつくんじゃない?」
達雄「!ま、まさか・・・まさかそんな・・・」
木枠に固定されている達雄からは見えないが、クイーン祥子のイチモツはそこそこに太く、しっかりと勃起して硬くなっていた。
祥子「やっと気づいた?そう、そのまさかよ。私は貴方の息子の祥司だったオトコよ。」
祥子は正体を明かすと同時に父親のアナルへ力任せに挿入し腰をグラインドさせた。
達雄「やめろーー。そ、そんな、あ、あの、あの祥司が、う、うそだーー。これは現実ではないーー。」
達雄は錯乱した。
祥子「うるさいわね!これは現実。受け入れなさい。これは現実なのよ!祥司の”祥”に女の子を意味するため”子”をつけてもらって『祥子』。読み方はあえてサチコにしてるけどね。フフフっ」
バシィっ!!祥子が再び鞭を振るった。父親のアナルを容赦なく貫き腰を前後に振りながら、その背中に鞭を振り下ろしている。
達雄「いぎゃあああっ!やめろーー、もうやめてくれーー。」
祥子「やめる?冗談でしょ?まだまだよ。私はキョージュ様のおかげでこうなれたの。私はパパを調教するための女王様として生まれ変われたの。だから、もっともっとパパを調教してあげるわ。アハハハっ。」
ステージ上は錯乱した男と狂気に満ちたその男の息子が織りなすまさに狂宴と言うにふさわしいカオス状態であった。
□□□□「キョージュ、ステージのあれらはこの後どうなさるのです?あのまま飼い続けるのですか?」
キョージュ「おや?ご興味がおありかな?なんならお譲りしますぞ。私が考えていたのはこの後、肉体改造でも施して”変質者の方”にでもお譲りしようかと思っておったのです。良ければいかがかな?」
そう言いながら□□□□、〇〇〇〇、△△△△を見回す。
〇〇〇〇「変質者ですか・・・」
△△△△「我々の事ではないですな・・・」
「・・・・・・・・・・・」一瞬の沈黙。
〇〇〇〇や△△△△の奴隷が身体を強張らせる。
キョージュ「これは失敬。皆さん、変質者程度ではありませんな。」
□□□□「我々と比べたら変質者など可愛いもんでしょう。ハッハッハッハッ」
4人が笑った。奴隷達がホッとする。
△△△△「肉体改造ならあの繋がれてる方は四肢切断などどうだろうか。家畜には四つん這いが似合う。もしくは肩の辺りからバッサリいってダルマも面白い。」
□□□□「△△△△の趣味にはこりゃ参った。」
キョージュ「ダルマか。あの駄肉の方はそれでもいいが、娘(息子)の方は手塩にかけて育てましたからな。手放すのは惜しくないが、家畜やダルマではもったいない。多少なりとも値を付けたい。
〇〇〇〇「ふむ。なら、駄肉を去勢して性転換、造膣術を施して番奴隷として売り出してはいかがだろうか。」
□□□□「いやはや〇〇〇〇のアイディアには本当に頭が下がる。私ではとても思いつかん。」
キョージュ「なるほど、それは一興。良いアイディアをいただきましたぞ。」
□□□□「キョージュ。競売なさるなら私も参加させてください。キョージュの品なら間違いない。私が購入したらどこでも公衆の面前でもお構いなしでハメまくるように躾けて・・・ボソボソボソボソ・・・」
△△△△「いやまてまて、儂が買い取って番の四つん這い家畜奴隷に・・・ボソボソボソ・・・」
〇〇〇〇「ならば私も参加しますぞ。駄肉の方はどうでも良いが、コレに充てがってやるのにあの娘(息子)の方には興味を惹かれました。」
キョージュ「待ってください、待ってください。皆さんありがとう。だが、話はあの2匹では終わらないのですよ。もう2匹、奴隷がおるのです。」
□□□□「もう、2匹?それはどういう?」
キョージュ「それは宇津神の元妻こずえとその間者でしてな。こやつらも良からぬ思惑をしておったので、その企みを潰してやったのですぞ、フフフ。」
△△△△「ん?その間者は男か?儂は女である元妻に興味はないが間者が男ならそちらには興味ありじゃ。良からぬ企みをする男には大いにな。」
〇〇〇〇「私も興味ある話だ。是非とも詳しく知りたいものだ。」
キョージュ「では、2匹について話しますかな。」
キョージュは3人に宇津神の元妻である宇津神こずえとその間者(間男)の京極 澪について話し出した。
【宇津神 こずえ】
宇津神達雄の元妻。夫の宇津神達雄は転覆するとわかった時、資産を妻のこずえ名義にし、かつ(偽装的な)離婚する事で資産を逃そうとした。しかしここに大きな誤算があった。『こずえの裏切り』である。資産のほぼほぼをこずえ名義に変えて(達雄だけが偽装的だと思っている)離婚もあっさりとした。そして夫は個人資産は守られると考えながら、どうやって『宇津神家転覆』を終わらせるかに注力し多忙を極めた。
だが、こずえの思惑は違った。こずえは前々から付き合いのあったホストで間男の『源氏名:今日の京極 澪』と全ての資産をもって達雄の元から去った。この時にキョージュの情報網に『宇津神達雄の思惑』と『宇津神こずえの思惑』がかかり、キョージュの耳に入ったのだ。さっそくこずえに連絡を取るキョージュ。キョージュの力添えで宇津神達雄の眼を誤魔化してこずえの思惑を完遂させる提案をした。こずえはあっさりと乗ってきた。しかしこれはキョージュの罠だった。キョージュの手配で間男と逃げ果せるはずのこずえは間男ごとキョージュの手中に収まり、奴隷として調教される事になってしまった。間男を誘うほどだったならと色欲に溺れさせ、誰にでも股を開く肉便器メス奴隷として羞恥心を踏みにじるような調教に晒された。
【間男 京極 澪】
『本名:田中 光夫』こずえが通う店のNo.1ホストでこずえが推していた相手であり、幾度となくこずえとベッドを共にしている間男だ。
こずえから今回の思惑を聞き、夢のような大金が手に入ると思った京極はソレに乗った。京極にも思惑があった。こずえは金持ちの妻でホスト倶楽部でも金遣いがよく、間男になったのもこずえからもらう小遣い目当てだった。つまり、京極にとってのこずえは『イコール金』だった。そのこずえが夫の資産を持って自分のところに来るという。そうしたらこずえからその資産を奪ってしまえば良いと考えていたのだ。こずえから聞かされた『キョージュ』という宇津神達雄(こずえの夫)よりもすごい金持ちがバックにつくという話が『成功する』と思わせた。完全に罠にハマっていたわけだ。こずえと共にキョージュの手中に堕ちた京極もまた女装奴隷として調教される運命になった。No.1ホストだった事もあって顔立ちもなかなかで女装奴隷として化粧をさせれば、そこらの純女よりも可愛らしくなった。
―――――――――――ーーーーーーーーー
キョージュの説明を3人はしっかりと聞き入った。
〇〇〇〇「俄然興味が湧いた。この2匹の調教もあのクイーンによるものか。これは4匹セットでの購入を検討しようか。」
△△△△「儂もじゃ。儂は女は要らんがな。」
□□□□「さすがキョージュ。手回しが良い。それに素晴らしい情報網をお持ちで羨ましいですぞ。」
キョージュ「情報は偶然だった。興味を持ってもらえたなら競売の際には御三方にも通知致しますぞ。是非ともめいいっぱいの高値で買ってくださいよ、期待してますぞ。」
□□□□「こりゃまた手厳しい。」
【バニーキャスト 補足】
バニーキャストたちは様々な要望、好みに合うように爆乳と言われるような豊満な胸のものからAAAカップのバニーキャストもいる。乳輪は十円玉を思わせる大きさだが、乳首は小豆くらいのものからボールペンの先くらいまで大きさが違う。乳輪を十円玉と表現したが、乳首も乳輪も十円玉のように茶色い。これは直接乳首に打つ女性ホルモンなどの影響だろう。
一方、睾丸(陰嚢)はどのバニーキャストもかなり大きい。これは薬の服用によるものらしい。また、この薬の作用で胸のサイズに関わらず、母乳もしっかりとある程度の量が絞れる。
バニーキャストの仕事の1つであるドリンクの提供のためにクラブが特別に調合させた特殊な媚薬なのだ。
【クイーン祥子 補足】
今は見る影もない程整形手術で顔が変えられているが、男だった頃はモテる顔つきで、栄えていた時の父親の働きかけもあり、アイドルグループのリーダーにしてセンターを張っており、ファンもそれなりに居た。当時はSHOと名乗っていたが『宇津神家』の人間である事は隠していた。
しかし『宇津神家転覆』の時に突如として消息不明になり、ニュースなどで毎日のように報道された。この折、事務所も必死で隠していた『宇津神祥司』である事が特定され、『宇津神家転覆』と合わせて世間はいろいろと詮索したが、しばらくすると世間の注目から外れた。所属していたアイドルグループはSHO抜きで再始動した。この時すでにキョージュの手中にあって全くの別人ような顔に変えられて闇世界の中で”クイーン祥子として”調教されていたのだから消息など掴めるはずがなかった。
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