悪役令嬢は今日も泣いている

0章

小話あり。2019年新年あけましておめでとうございます

「あけましておめでとうございます」

「「「明けましておめでとうございます」」」

「ことしはいのししのとしです」

「そうだな」

ミーアを微笑ましそうに見て頭を撫でるのは魔王。

「えっと、ぶりとおもちのおぞうに、それとおせちたべました」

「美味しかったわね。皆さん読者様はどんなお雑煮だったかしら？作者が気にしていたわ」

そう興味を示すはネコと作者。

「けんだまはむずかしかった、です」

「来年はできるよう、たくさん練習しましょうね」

少し落ち込むミーアを励ますのは大天使。

「はつもうではまだ・・・」

「行くか」

というわけで行きたそうにするミーアを魔王が連れ去ってしまい、ネコも大天使に命令してついていったため、小話終了。

《あけましておめでとうござ》

誰かの声が聞こえた気がしましたが、気のせいでしょう。

新年早々、ハリセンとくまのぬいぐるみが転がっていた。