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ローダンテと貴族マナーについて勉強する。
こちらのマナーは、異世界から来た人たちに保護施設で学んでいた。
貴族向けのものは、言葉遣いや立ち振る舞いが主だ。言葉遣いは、丁寧で直接的な言い方を避けている。
相手が他人か、知り合いか、立場や年齢が上の人かでも変わる。慣れている部分と、不慣れな部分があり、少し混乱をしながら学んだ。
「机上の勉強だけでは、難しいこともあるかと思います。アキレウス様への接し方、グラファリウム様への接し方なども変えてみてはいかがでしょうか?」
「確かに、そうですね」
「現在の立場ですと、グラファリウム様は目上ですし立場も上です。アキレウス様も同じですが、婚約者ですので、もう少し親しみのある呼び名でも宜しいかと」
「……あっ、そうですよね。婚約者としての接し方とは、どのようなものですか?」
アキレウス様と出会った時から、様付けをしているし、敬語を使うことが多い。
特に気にする様子もなかったので、そのままにしていたのだけど、親しみのある雰囲気ではなさそうだ。上司と話しているような……いや、実際に騎士団で働く上司ではあるんだけど……。
うーんと悩んでいたらローダンテは上品に笑った。
「あまり悩まれませんように。体調に影響が出てしまいます」
「すみません。気持ちの切り替えが、上手に出来なさそうなんです。婚約者でもあるけど、普段は上司です。この場合は、どちらを優先したらいいのでしょうか?」
「例えばですが、親子であろうとも仕事上は上司と部下です。ですが、家に戻れば親と子ですよね」
「ああ、確かに。では、仕事の時は今のように。……屋敷にいる時はどうしたら……?私、これまで誰かと恋愛をしたことがないんです」
「でしたら、困ったときはアキレウス様を頼ればいいのですよ。どのようにお呼びすればいいかも、答えてくださいますよ」
「わかりました。さっそく夕食の時に聞いてみます」
少し気持ちがすっきりした。
自分ひとりで、ぐるぐると悩んでばかりだった。
ちょうど夕食の準備を終えたと、知らせが入る。私は身支度を整えて、食堂へと向かった。
部屋に入ると、アキレウス様がすでに着席をしていた。
私はローダンテが引いた椅子に、浅く腰かける。
「お待たせして申し訳ありません」
「大丈夫だ。何かわからないところなどはあったか?」
「はい。その件で、アキレウス様にご相談させていただきたいことがあります」
「良いだろう。食事をしながら聞こう」
「ありがとうございます」
夕食は、トマトリゾット、チキンのハーブ焼、セロリとにんじんの酢漬け、フルーツだった。私のほうは、控えめな量になっている。夕食前に試食もしているし、そんなに食べられるわけでもない。
グラファリウム様は、トマトリゾットもチキンも、多めに盛られていた。それを、大きな口で気持ちよさそうに食べている。
私も、自分の適量を少しずつ食べる。
「それで、相談とはどういったものなんだ?」
「はい。……婚約者としての立ち振る舞いがわからなくて。こちらでは、どのような所作があるのでしょうか?」
「所作?」
「そうです。あの、大変言いにくいのですが、恋愛というものをしたことがなくて。……ハナコさんにも呆れられるくらい、疎いんです」
「……ああ、そういうことなのか。うむ……。それは、俺も難しいな」
ニカッと笑うアキレウス様。
思わず、ずっこけそうになる。心のなかの私が、ずっこけた。
「俺は婚約者がいたが、形式しか知らない。あれが恋愛かと言われたら、きっと違うだろう。参考にするのであれば、グラファリウムだったな。お互いがどれほど好きかを見せつけられた」
「……」
最愛の妻、という話は聞いていた。
同時に、失った悲しみも思うと、これ以上聞くこともできない。
アキレウス様は、話を続ける。
「まあ、誰かの真似をするのもおもしろくないだろう?これから、どうしたらいいかを考えていこうじゃないか。……ああ、そうだ。ひとつ俺から提案がある」
「どのようなことでしょうか?」
「この屋敷にいる時は、敬語をやめること」
「……わかり、……あっ、違いますね。わかった。……これでいい?」
「十分だ。それと、敬語をやめるなら、名前も様を付けないで欲しい」
「……アキレウス」
唇から発したものの、自分でもぎこちなさを感じた。
それはアキレウスも同じで。
「そのうち慣れるだろうか。それとも、もっと親しみを込める呼び名はどうだ?」
「どんなのがあるの?」
「アキ、アーク、レス、あとはなんだ?」
「そんなに愛称があるの?大変ね」
驚く私に、アキレウスは口角を上げて笑う。
「今考えただけだ。呼ばれたことなんかない。皆、アキレウスと呼ぶ」
「呼ばれたことがないの?……私もよ。みんなからはシズクとしか呼ばれないわ。愛称にするには、難しかったみたい」
「似ているな。だったら、こうしよう。互いの愛称を決めるんだ。それで呼び合えばいい」
「わかった。うーん、さっきのアークはなんだかかっこいいと思った」
「俺も考える。……そうだな、こちらの世界風に変えるのはどうだろう?シズ、シジー……」
アキレウスが提案してくれたものは、聞き覚えのある愛称だったり、「指示」と聞こえてしまって緊張してしまいそうだった。
せっかくアキレウスが考えてくれている最中に、申し訳ないんだけど。
「すまないが、そのままシズクと呼ぶのは?」
「私はかまわないわ」
「もし良いアイデアが浮かんだら、話すよ」
「ええ、良いわ。……アーク」
言いながらも、顔が熱くなってきた気がする。さっき決めたばかりだし、せっかくだから呼んでみようかなと思ったのだ。
なのに、なんだか気恥ずかしくて、なんだろう……呼ぶのも勇気が入りそう。
アークはと言えば、愛称で呼んだ瞬間に、目をぱちくりとした。
あれ?あんまり好みじゃなかったのかな。
「ごめんなさい。やっぱり別の――」
「いや、すまない。思った以上に嬉しかった。気にせず呼んでくれ」
「そ、そう?……アーク」
「ああ、どうした?そうだ、まだ酒を届けてもらっていなかった。シズクも飲むか?」
食事の途中で、ワインを開封する手筈だったという。
しかし、私は首を振った。
「酒は苦手か?飲んでいるところを見たことがないな」
「昔は、夜にお酒を飲んでた。こっちに来てからは、ほとんど飲んでない。好んで酒を飲むほうじゃないから」
お酒は好んで飲む方ではなかった気がする。
酔って早く寝たいとか、ストレス解消と言う感じだった。会社の飲み会では飲むよりも、お酒を注ぎに行く方が優先で、お膳があっても食べる暇もなくて、周りに気を配ってば狩りだったと思う。
「飲むか?」
うーんと悩む。
料理と一緒に数口だったら、あまり酔わないかもしれない。
こちらに来た要因が、お酒を飲んでお風呂でそのまま……だった。入浴中に倒れてもローダンテがいるし、助けてくれるだろう。
そのままアキレウスに伝えると、耳が赤くなるような赤面をした。
「そういうのは、誘いだと勘違いされてしまうぞ」
「何のですか?」
まだ習っていない貴族のマナーだろうか。
「とにかくだ。酒は俺がいる時だけなら飲もう。最後まで介抱してやる」
「……ローダンテにお願いします」
「くっ、そうだな。ローダンテが適切だろう」
アキレウスの表情は、困惑したり、顔を赤くしたりとコロコロと変わった。
なんだか珍しいものを見た気がする。
しかし、後日アキレウスからだと本が届いてからは、私が同じ表情をする番だった。
本の内容は『貴族向けの誘い文句』だった。
男女の恋愛に関する言い回しだったり、他の人に誤解を招く言い回し、反対に誤解されないような言い回しなどが書かれていた。
私がアキレウスに言ったことも、ほとんどそのまま書かれていた。
「異性とお酒を嗜む前に体を清めるのは、酔った後ですべて相手に捧げるという意味」
……そんなつもりで言ったわけではないのだけど、一瞬でもアキレウスに想像させてしまったことが申し訳なくて、恥ずかしくて。
頂いた本の内容は、普段以上に、早急に頭の中に叩き入れた。
こちらのマナーは、異世界から来た人たちに保護施設で学んでいた。
貴族向けのものは、言葉遣いや立ち振る舞いが主だ。言葉遣いは、丁寧で直接的な言い方を避けている。
相手が他人か、知り合いか、立場や年齢が上の人かでも変わる。慣れている部分と、不慣れな部分があり、少し混乱をしながら学んだ。
「机上の勉強だけでは、難しいこともあるかと思います。アキレウス様への接し方、グラファリウム様への接し方なども変えてみてはいかがでしょうか?」
「確かに、そうですね」
「現在の立場ですと、グラファリウム様は目上ですし立場も上です。アキレウス様も同じですが、婚約者ですので、もう少し親しみのある呼び名でも宜しいかと」
「……あっ、そうですよね。婚約者としての接し方とは、どのようなものですか?」
アキレウス様と出会った時から、様付けをしているし、敬語を使うことが多い。
特に気にする様子もなかったので、そのままにしていたのだけど、親しみのある雰囲気ではなさそうだ。上司と話しているような……いや、実際に騎士団で働く上司ではあるんだけど……。
うーんと悩んでいたらローダンテは上品に笑った。
「あまり悩まれませんように。体調に影響が出てしまいます」
「すみません。気持ちの切り替えが、上手に出来なさそうなんです。婚約者でもあるけど、普段は上司です。この場合は、どちらを優先したらいいのでしょうか?」
「例えばですが、親子であろうとも仕事上は上司と部下です。ですが、家に戻れば親と子ですよね」
「ああ、確かに。では、仕事の時は今のように。……屋敷にいる時はどうしたら……?私、これまで誰かと恋愛をしたことがないんです」
「でしたら、困ったときはアキレウス様を頼ればいいのですよ。どのようにお呼びすればいいかも、答えてくださいますよ」
「わかりました。さっそく夕食の時に聞いてみます」
少し気持ちがすっきりした。
自分ひとりで、ぐるぐると悩んでばかりだった。
ちょうど夕食の準備を終えたと、知らせが入る。私は身支度を整えて、食堂へと向かった。
部屋に入ると、アキレウス様がすでに着席をしていた。
私はローダンテが引いた椅子に、浅く腰かける。
「お待たせして申し訳ありません」
「大丈夫だ。何かわからないところなどはあったか?」
「はい。その件で、アキレウス様にご相談させていただきたいことがあります」
「良いだろう。食事をしながら聞こう」
「ありがとうございます」
夕食は、トマトリゾット、チキンのハーブ焼、セロリとにんじんの酢漬け、フルーツだった。私のほうは、控えめな量になっている。夕食前に試食もしているし、そんなに食べられるわけでもない。
グラファリウム様は、トマトリゾットもチキンも、多めに盛られていた。それを、大きな口で気持ちよさそうに食べている。
私も、自分の適量を少しずつ食べる。
「それで、相談とはどういったものなんだ?」
「はい。……婚約者としての立ち振る舞いがわからなくて。こちらでは、どのような所作があるのでしょうか?」
「所作?」
「そうです。あの、大変言いにくいのですが、恋愛というものをしたことがなくて。……ハナコさんにも呆れられるくらい、疎いんです」
「……ああ、そういうことなのか。うむ……。それは、俺も難しいな」
ニカッと笑うアキレウス様。
思わず、ずっこけそうになる。心のなかの私が、ずっこけた。
「俺は婚約者がいたが、形式しか知らない。あれが恋愛かと言われたら、きっと違うだろう。参考にするのであれば、グラファリウムだったな。お互いがどれほど好きかを見せつけられた」
「……」
最愛の妻、という話は聞いていた。
同時に、失った悲しみも思うと、これ以上聞くこともできない。
アキレウス様は、話を続ける。
「まあ、誰かの真似をするのもおもしろくないだろう?これから、どうしたらいいかを考えていこうじゃないか。……ああ、そうだ。ひとつ俺から提案がある」
「どのようなことでしょうか?」
「この屋敷にいる時は、敬語をやめること」
「……わかり、……あっ、違いますね。わかった。……これでいい?」
「十分だ。それと、敬語をやめるなら、名前も様を付けないで欲しい」
「……アキレウス」
唇から発したものの、自分でもぎこちなさを感じた。
それはアキレウスも同じで。
「そのうち慣れるだろうか。それとも、もっと親しみを込める呼び名はどうだ?」
「どんなのがあるの?」
「アキ、アーク、レス、あとはなんだ?」
「そんなに愛称があるの?大変ね」
驚く私に、アキレウスは口角を上げて笑う。
「今考えただけだ。呼ばれたことなんかない。皆、アキレウスと呼ぶ」
「呼ばれたことがないの?……私もよ。みんなからはシズクとしか呼ばれないわ。愛称にするには、難しかったみたい」
「似ているな。だったら、こうしよう。互いの愛称を決めるんだ。それで呼び合えばいい」
「わかった。うーん、さっきのアークはなんだかかっこいいと思った」
「俺も考える。……そうだな、こちらの世界風に変えるのはどうだろう?シズ、シジー……」
アキレウスが提案してくれたものは、聞き覚えのある愛称だったり、「指示」と聞こえてしまって緊張してしまいそうだった。
せっかくアキレウスが考えてくれている最中に、申し訳ないんだけど。
「すまないが、そのままシズクと呼ぶのは?」
「私はかまわないわ」
「もし良いアイデアが浮かんだら、話すよ」
「ええ、良いわ。……アーク」
言いながらも、顔が熱くなってきた気がする。さっき決めたばかりだし、せっかくだから呼んでみようかなと思ったのだ。
なのに、なんだか気恥ずかしくて、なんだろう……呼ぶのも勇気が入りそう。
アークはと言えば、愛称で呼んだ瞬間に、目をぱちくりとした。
あれ?あんまり好みじゃなかったのかな。
「ごめんなさい。やっぱり別の――」
「いや、すまない。思った以上に嬉しかった。気にせず呼んでくれ」
「そ、そう?……アーク」
「ああ、どうした?そうだ、まだ酒を届けてもらっていなかった。シズクも飲むか?」
食事の途中で、ワインを開封する手筈だったという。
しかし、私は首を振った。
「酒は苦手か?飲んでいるところを見たことがないな」
「昔は、夜にお酒を飲んでた。こっちに来てからは、ほとんど飲んでない。好んで酒を飲むほうじゃないから」
お酒は好んで飲む方ではなかった気がする。
酔って早く寝たいとか、ストレス解消と言う感じだった。会社の飲み会では飲むよりも、お酒を注ぎに行く方が優先で、お膳があっても食べる暇もなくて、周りに気を配ってば狩りだったと思う。
「飲むか?」
うーんと悩む。
料理と一緒に数口だったら、あまり酔わないかもしれない。
こちらに来た要因が、お酒を飲んでお風呂でそのまま……だった。入浴中に倒れてもローダンテがいるし、助けてくれるだろう。
そのままアキレウスに伝えると、耳が赤くなるような赤面をした。
「そういうのは、誘いだと勘違いされてしまうぞ」
「何のですか?」
まだ習っていない貴族のマナーだろうか。
「とにかくだ。酒は俺がいる時だけなら飲もう。最後まで介抱してやる」
「……ローダンテにお願いします」
「くっ、そうだな。ローダンテが適切だろう」
アキレウスの表情は、困惑したり、顔を赤くしたりとコロコロと変わった。
なんだか珍しいものを見た気がする。
しかし、後日アキレウスからだと本が届いてからは、私が同じ表情をする番だった。
本の内容は『貴族向けの誘い文句』だった。
男女の恋愛に関する言い回しだったり、他の人に誤解を招く言い回し、反対に誤解されないような言い回しなどが書かれていた。
私がアキレウスに言ったことも、ほとんどそのまま書かれていた。
「異性とお酒を嗜む前に体を清めるのは、酔った後ですべて相手に捧げるという意味」
……そんなつもりで言ったわけではないのだけど、一瞬でもアキレウスに想像させてしまったことが申し訳なくて、恥ずかしくて。
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