BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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熊達は己の敗北も分からぬまま精液を無様に搾取される

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「へへっ……ちったぁ自分の立場が分かったか? クソガキっ!」
「こわーい山賊様に舐めた態度取るから、こうやってお仕置きされるんだぞ? また賢くなれて良かったなぁ、魔術師のボウズ!」

山中の洞穴に構えた根城で衣服を一枚残らず脱ぎ捨て、筋肉よりも贅肉が目立つだらしない裸体を晒した熊獣人の山賊が、愉悦を剥き出しにした言葉を放ちつつ欲望のままに腰を振るっている。
自分達を討伐に来たと吐いた猫獣人の少年魔術師に抱いた苛立ちと後ろ暗い欲望を荒々しい言葉と男根の硬度で表わしながら、熊獣人達は一人きりで自分達を倒そうと目論んだ身の程知らずな少年に反省を促す恥辱を次々と注いでいる。
だが、辱められている張本人であるはずの猫獣人の少年は強気な態度を全く崩してはいない。それどころか、息を乱してすらもいない。
熊獣人で構成された山賊の拠点へと襲撃を掛けた時から何一つとして様子に変化をもたらされていない魔術師の少年は、目深に被った黒い三角帽の下で残忍な笑みを浮かべその三角帽に空いているそれ用の穴から覗かせた猫の耳を震わせつつ、己の状況を正確に認識出来なくなった滑稽な熊達に愉快を剥き出しにした声音で遠回しな指示を飛ばした。

「山賊さん達、もしかしてそれが本気? そんなんじゃ、いつまで経っても僕は痛くも痒くも無いよ?」

余裕たっぷりな挑発の言葉。それを耳にした山賊達が眉間にしわを寄せる。
まだ反抗的な態度を示す力が残っている。自分達が優位な立場にいるという誤った情報を疑いもせずに信じ込まされている熊獣人達が、口の減らない少年に対して更なる苛立ちを膨らませつつ、これ以上生意気でいられないようにという思いを共有しながら責めを加速させる。
実際に無様を晒しているのは、本当に責め苦を加えられているのは、自分達の方だというのに、だ。

「クソガキぃっ! もう勘弁ならねぇ! そのふざけた態度を二度と取れねーよう叩き壊してやる!」
「俺達を舐めたのはお前だからな? 後からごめんなさいしてもおせーからな? 精々無駄に反省して鳴き喚きながら、俺達のイくところを見続けてやがれ!!」

猫獣人の少年魔術師を中心に据える形で円を作っている熊の山賊達が、自身の前に設置された魔術製の器具に向かって行っていた腰振りの速度を仲良く滑稽に引き上げる。突き入れた男根を心地良い温度と蠢きで歓迎し、腰の前後運動が引き寄せる摩擦と力を合わせて生み出した快楽で断続的な射精を促す器具を当然のように用いながら、自覚すら無いまま猫の少年の支配下に置かれた熊達が間抜けな蕩け顔で怒気を含んだ声を発しつつ次々と快楽を極めていく。
頭部の後ろで左右の手を組み、がに股に開いた足を酷使した腰の動きで自らの男根を甘く苛み続ける熊獣人の男達。濃い茶色をした体毛を汗に濡らし、山暮らしで汚れた肉体から立ち上るすえた雄の香りを洞穴中に充満させつつ唾液を撒き散らしながら射精を繰り返している自身が敗北に至らされたことすら分からない熊の山賊達。
そんな愉快かつ痛快な光景を目と耳と鼻で愉しみ、魔術師としての優秀さと狂気を同居させた思考に興奮を滾らせながら、猫獣人の少年は熊達の男根から精液を搾り取っている器具から送り込まれる器具を維持する量を上回る魔力の感覚に充足を抱きつつ、自分の魔術の更なる向上に必要な糧に相応しい存在として選んだ熊達が自信満々にイきまくる様を、精神と肉体を掌握する魔術の効果を持ってしても全員の失神が防げなくなる時まで満喫し続けていた。
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