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毒に侵される王太子
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「シャーロット!」
聞き慣れた声が、庭に響いた。
振り向くと、義父がこちらへ駆け寄ってくるところだった。
その後ろには、国王陛下やソラ、そしてユリウスの姿もある。
「姉上、大丈夫ですか?姿が見えなくなって……」
言いかけたユリウスは、私の足元と、汚れてしまったドレスを見て言葉を失い、目が、、なんだか怖いわよ。
「……誰がやったんだ」
まだ声変わりしていないのに、ものすごい低い声で話すユリウスに隣りにいたソラも驚いていた。
「大丈夫よ。ちょっと転んだだけ」
慌ててそう言うと、ユリウスは膝をついて私の足首を確かめようとする。
「本当に大丈夫ですか?」
「ええ。王太子殿下が……」
その名前に、全員の視線が一斉に動いた。ウィリアム・ユートピア王太子は、笑顔を向けて静かに一礼する。
「少し手当をしました。もう問題はありませんよ」
国王陛下は目を見開き――王太子を見つめる。
「お前が聖力を使うなんて珍しいな」
「なんとかく、状況が状況でしたから、、ん?やあ、君のお父様にも先程挨拶をしたけれど、病院の設立でとても頑張っているそうだね」
ソラに話しかける王太子に、ソラは顔を真っ赤にして、緊張して挨拶をしていた。
「お、おお初におめ、おめにかかります!我が国の栄光なる太陽さまー、、あれ、えっと、、ソラです!どうもです!」
うん、、あとでソラに、ご挨拶の仕方を教えなきゃいけないわね…。私の横にはずっと、不満げな顔をするユリウスがいた。
「ユリウス、大丈夫よ。心配してくれてありがとう」
そう伝えるとユリウスはコクンと頷くだけだった。
ソラは王太子と握手をした瞬間、ソラの表情が固まっていた。
「……え、あ、あの!!」
おずおずと、ソラが声を上げた。
「失礼ですけど、王太子殿下……手、もう少し見せてもらってもいいですか?」
一同が、ぎょっとする。一国の王子に、不躾な事を言うソラに私達は慌てる。
「ソラ、何を言っているんだ」
カイロスが咎めるように名を呼ぶが、ソラは引かなかった。
「気になって……」
ウィリアム王太子は一瞬考え、微笑んで手をよく見せた。
「いいよ。手ぐらいお安いごようさ」
その瞬間、ソラの表情が変わる。
「……このちいさな斑点」
手の甲、目立たない位置にある小さな痕が確かに見えるけど、ソラは顔を青ざめながらお義父様達のほうをみて、震える声で話す。
「これ、たぶん、、、毒草の反応です。飲み薬としては使わないやつ……塗り薬なら問題ない。でも……体内に入れると、少しずつ心臓に負担がかかるかも、、前に似た人がいたんだ」
空気が、凍りついた。カイロスは即座に状況を察し、低い声で言う。
「……陛下、場所を移しましょう」
「あぁ、、、そうだな」
国王陛下は頷き、静かに命じた。
「この話は、別室で」
別室に集まったのは、国王陛下、カイロス、ソラとその父、そしてウィリアム王太子。
私は、ユリウスとともに一緒にいるようにと言われて話しを聞く事にした。
ソルさんがやってきて、王太子の手や背中を見て顔を青ざめていた。
「……これは、毒です。陛下…」
そう伝えるソルさんに、空気はより一層冷たくなる。
「少量ずつ、長期間。あと一年もすれば……心臓に決定的な負担がかかるんです。」
それは、あまりにも聞き覚えのある話だった。
前回は、、、そう王太子は心臓発作になり、亡くなったのだ。人望も厚く、民が泣いていたのを覚えてる。
私はただ、教会に入り浸っておりラージル神官がとても機嫌が良かったなというのは微かに覚えている。
嫌な予感がする、、、
沈黙が続くと、空気を察したのか、怒りに震えてる陛下にウィリアムは笑いながら話しかけた。
「……父上、慣れていますから」
淡々とした声に、国王陛下は、、ただの父の顔となっていた。
カルロスは陛下に話しかける。
「思い当たる節は?とにかく、再度周りの警備を怠らないよう我々も協力をしよう。お前が落ち込んでる姿はあまり見たくない」
王太子が亡くなれば、、そう1番喜ぶ人ってて、、、
私はある人物を思い出す。
その時だった。
「陛下?王太子と一緒ですの?」
柔らかい口調で話し、髪色は茶色の女性が現れたのは、、、
メイリ王妃だった。
聞き慣れた声が、庭に響いた。
振り向くと、義父がこちらへ駆け寄ってくるところだった。
その後ろには、国王陛下やソラ、そしてユリウスの姿もある。
「姉上、大丈夫ですか?姿が見えなくなって……」
言いかけたユリウスは、私の足元と、汚れてしまったドレスを見て言葉を失い、目が、、なんだか怖いわよ。
「……誰がやったんだ」
まだ声変わりしていないのに、ものすごい低い声で話すユリウスに隣りにいたソラも驚いていた。
「大丈夫よ。ちょっと転んだだけ」
慌ててそう言うと、ユリウスは膝をついて私の足首を確かめようとする。
「本当に大丈夫ですか?」
「ええ。王太子殿下が……」
その名前に、全員の視線が一斉に動いた。ウィリアム・ユートピア王太子は、笑顔を向けて静かに一礼する。
「少し手当をしました。もう問題はありませんよ」
国王陛下は目を見開き――王太子を見つめる。
「お前が聖力を使うなんて珍しいな」
「なんとかく、状況が状況でしたから、、ん?やあ、君のお父様にも先程挨拶をしたけれど、病院の設立でとても頑張っているそうだね」
ソラに話しかける王太子に、ソラは顔を真っ赤にして、緊張して挨拶をしていた。
「お、おお初におめ、おめにかかります!我が国の栄光なる太陽さまー、、あれ、えっと、、ソラです!どうもです!」
うん、、あとでソラに、ご挨拶の仕方を教えなきゃいけないわね…。私の横にはずっと、不満げな顔をするユリウスがいた。
「ユリウス、大丈夫よ。心配してくれてありがとう」
そう伝えるとユリウスはコクンと頷くだけだった。
ソラは王太子と握手をした瞬間、ソラの表情が固まっていた。
「……え、あ、あの!!」
おずおずと、ソラが声を上げた。
「失礼ですけど、王太子殿下……手、もう少し見せてもらってもいいですか?」
一同が、ぎょっとする。一国の王子に、不躾な事を言うソラに私達は慌てる。
「ソラ、何を言っているんだ」
カイロスが咎めるように名を呼ぶが、ソラは引かなかった。
「気になって……」
ウィリアム王太子は一瞬考え、微笑んで手をよく見せた。
「いいよ。手ぐらいお安いごようさ」
その瞬間、ソラの表情が変わる。
「……このちいさな斑点」
手の甲、目立たない位置にある小さな痕が確かに見えるけど、ソラは顔を青ざめながらお義父様達のほうをみて、震える声で話す。
「これ、たぶん、、、毒草の反応です。飲み薬としては使わないやつ……塗り薬なら問題ない。でも……体内に入れると、少しずつ心臓に負担がかかるかも、、前に似た人がいたんだ」
空気が、凍りついた。カイロスは即座に状況を察し、低い声で言う。
「……陛下、場所を移しましょう」
「あぁ、、、そうだな」
国王陛下は頷き、静かに命じた。
「この話は、別室で」
別室に集まったのは、国王陛下、カイロス、ソラとその父、そしてウィリアム王太子。
私は、ユリウスとともに一緒にいるようにと言われて話しを聞く事にした。
ソルさんがやってきて、王太子の手や背中を見て顔を青ざめていた。
「……これは、毒です。陛下…」
そう伝えるソルさんに、空気はより一層冷たくなる。
「少量ずつ、長期間。あと一年もすれば……心臓に決定的な負担がかかるんです。」
それは、あまりにも聞き覚えのある話だった。
前回は、、、そう王太子は心臓発作になり、亡くなったのだ。人望も厚く、民が泣いていたのを覚えてる。
私はただ、教会に入り浸っておりラージル神官がとても機嫌が良かったなというのは微かに覚えている。
嫌な予感がする、、、
沈黙が続くと、空気を察したのか、怒りに震えてる陛下にウィリアムは笑いながら話しかけた。
「……父上、慣れていますから」
淡々とした声に、国王陛下は、、ただの父の顔となっていた。
カルロスは陛下に話しかける。
「思い当たる節は?とにかく、再度周りの警備を怠らないよう我々も協力をしよう。お前が落ち込んでる姿はあまり見たくない」
王太子が亡くなれば、、そう1番喜ぶ人ってて、、、
私はある人物を思い出す。
その時だった。
「陛下?王太子と一緒ですの?」
柔らかい口調で話し、髪色は茶色の女性が現れたのは、、、
メイリ王妃だった。
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