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へっぽこ姫の仲良し作戦⑧ 八章 家族編
地下牢獄へ!
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目が覚めてから毎日町中はお祭り騒ぎ!!アンに怒られるかなあと覚悟していたけど、怒らないでギュッと抱きしめて喜んでくれた。沢山の人に心配かけちゃったな。体調も良くなったことだし、みんなに会わないと!ハナナ女王様達はまだいるみたいだし、プリちゃんにも会わないとね。
とりあえず今マシュマロも沢山あるし!幸せ!ご褒美かな?!ご褒美だよね!!とにかく幸せなんだけど…またなんでガーネット兄様とハウライト兄様達はここで仕事をしているんだろう。二人共目の下にクマできてる。大変そう…マシュマロおそすわけしようかな。
「ねえ、ガーネットこの書面だけで現地の状態わかるわけないじゃないか」
「ハウライト兄様あのね」
「では貴様が現地へ行け。父上の体調も良くなったみたいだし二人で行ったらどうだ」
「ガーネット兄様、私ね」
「僕はエメラルドの看病をしなきゃならないんだよね」
「えーと、兄様達」
「……邪魔になるだけだ」
私は大きく息を吸ってから声を出した。
「ガーネット兄様!ハウライト兄様!!」
ガーネット兄様とハウライト兄様はようやく私の方を見てくれたので、私はベッドから降りて腕を組みながら
「兄様達、喧嘩は駄目。それとここは仕事場じゃないよ?クマもできてるし。ちゃんと寝てる?」
そう注意したら二人は罰が悪そうに書類を片付けてくれた。なんか…数年前ならなかったなあ。こんなふうに二人が近くに並んでる姿…喧嘩しつつも仲良くしてる。
「へへ…やっぱり嬉しいなあ」
「「…?何が??」」
兄様達はニコニコしている私を見て首を傾げていた。そんな時ドアからノックする音が聞こえた。
「エメ!」
「姫様!」
「ブラッド!ユー君!うわあ!綺麗なお花!!ありがとう!」
綺麗な白い花束を二人からプレゼントされて、私はさっそく花瓶に花を入れて飾った。白い花かあ、白といえば…なんとなく彼の顔が浮かんだ。
リビアだ!!私リビアに…リビアに会って伝えないといけない事あるもの。
「ねぇ、リビアは今どうしてるの?お母さんと仲良くしたかな?」
私は兄様達に聞いたら、何故かシンと部屋は静かになった。え?なんで静かになるの??ガーネット兄様は眉間にシワを寄せながら
「…………拘束されている」
「え!?どういうこと!?今までリビアは監視されながらもお城で生活してたよね?」
リビアが拘束されてるって…一体私が寝てる間に何がどうなって…。私が戸惑っているとユー君が説明してくれた。
「姫様、彼は大罪人モルガの息子であり、沢山の人を殺した罪人です。それが子供であっても、です。民衆や他国は彼の死刑を望んでいて、それで今地下牢獄へと」
「…地下牢獄に…今いるの?そんな冷たいところに」
「エメ、これは俺らだけでなんとかなる問題でないんだよな…アイツは力が弱まってるからって全て無し、なんて出来ねえから。それにアイツ自ら地下牢獄へと…そうしてくれと言ってきた」
「…リビアのお母さんも…?」
そう私がブラッドに聞くとブラッドはコクンと頷いた。リビアのお母さんは今体が弱まっているため、療養中らしい。
リビア…リビアはただ家族と…自分の家族と仲良くなりたかっただけ。いや、そうだとしてもたしかにリビアは沢山の人を殺した。それは事実だ。事実だけど…
ハウライト兄様は少し溜息を吐いてから、私の頭を撫でてくれた。
「エメラルド…本当は言わないつもりだったけど…それは嫌だろうから教えるね。彼、リビアングラスは明日、北の大地にある氷の世界の牢獄へ移るんだ」
北の大地…そこは世界の大罪人が集まり、聖獣や精霊達が門番しており絶対逃げられない一番厳しい地下牢獄と言われている場所?!そこにリビアが!?
「……エメラルド。会うなら今日で最後だ」
そうガーネット兄様は呟きながら私を見つめた。
「駄目とかいっても、エメラルドは彼に会いに行くでしょ?」
「あいつ、根はいい奴かなあとは俺思うし、エメ!会いに行ってこい!」
「あまり気は進みませんけど、姫様が悲しむ姿は見たくありません。とにかく彼と会って見てください!そう思ってこれ用意いたしました!地下牢獄の場所です!」
ユー君は自信満々に牢獄の場所が描いてある紙を私に渡してくれた。そんなユー君にガーネット兄様とハウライト兄様は
「……ユーディアライト…何故貴様が知っている」
「ユーディアライト、君どうやって知ったの?僕達でさえ知られてないのに」
「ガーネット王子!ハウライト!細かい事は気にしないことです!」
いや、気にするだろ。とガーネット、ハウライト、ブラッドは心の中でそう思っていた。
「…私…リビアに会いに行ってくるね!マシュー!一緒にいこう!」
「ふぁあ~ん、ミャ?」
私は半分寝ていたマシューを起こして一緒にリビアがいる地下牢獄へと足を向けた。ユー君が教えてくれた通りの道へと進むと、薄暗い階段がありそこへ降りていった。降りていくと、周りはロウソクが数本ぷかぷかと浮いてて、微かに周りが見える。少し先へ進むと、扉からパパとレピさんが出てきた!?
私は慌てて二人にバレないように、身を潜めた。ユー君に
《絶対バレないようにして下さいね!》
と注意されたからね!
パパとレピさんは階段の方へ行き、戻っていった。私は静かに立ち上がり、パパ達が出てきた扉の前にきた。
「…牢獄なのに、鍵がかかってない…」
まるで逃げないと分かっててやってるのか、いや、本人の意思でここにいるみたいな……そんな作りだ。私はソッと扉を開いた。そこには、白い髪の少年…
「リビア……いた」
「え?……エメ?」
リビアは私が来た事に凄く驚いてる様子だった。
地下牢獄の階段から上り終え出てきた、レピドライトはクスクス笑いながら
「姫様はアレで隠れていたつもりなのでしょうか。頭を隠してもお尻のほうが丸見えでしたね!聖獣様の尻尾も見えてましたし」
「……そうだな」
「おや、まだ貴方は目が完全ではないので見れてない筈ですよね。可愛らしい姿でしたよ?ピーター国王は姫様の気配ぐらいしかわからなかったでしょう。それにしても、よかったのですか?行かせて」
「……あぁ。彼は大丈夫だろう」
「もしリビアングラスが逃げようとしても私と貴方の魔力で作った牢獄ですからね」
「彼は逃げない。それをわかっててお前は鍵すらかけていなかったな。…それにしても…何故エメラルドはここの場所がわかったのだろうか」
疑問に思っていたピーター国王にレピドライトは
「おや、それに関しましては、姫様に教えたお馬鹿さんは心当たりがあります」
そんな爽やか笑顔で答えるレピドライトにピーター国王は
「そ、そうか……」
そう呟くだけだった。
「ハクシュン!!!」
「なんだ?ユーディアライト、風邪か?」
「誰かが私の噂でもしてるのでしょうかね!」
とりあえず今マシュマロも沢山あるし!幸せ!ご褒美かな?!ご褒美だよね!!とにかく幸せなんだけど…またなんでガーネット兄様とハウライト兄様達はここで仕事をしているんだろう。二人共目の下にクマできてる。大変そう…マシュマロおそすわけしようかな。
「ねえ、ガーネットこの書面だけで現地の状態わかるわけないじゃないか」
「ハウライト兄様あのね」
「では貴様が現地へ行け。父上の体調も良くなったみたいだし二人で行ったらどうだ」
「ガーネット兄様、私ね」
「僕はエメラルドの看病をしなきゃならないんだよね」
「えーと、兄様達」
「……邪魔になるだけだ」
私は大きく息を吸ってから声を出した。
「ガーネット兄様!ハウライト兄様!!」
ガーネット兄様とハウライト兄様はようやく私の方を見てくれたので、私はベッドから降りて腕を組みながら
「兄様達、喧嘩は駄目。それとここは仕事場じゃないよ?クマもできてるし。ちゃんと寝てる?」
そう注意したら二人は罰が悪そうに書類を片付けてくれた。なんか…数年前ならなかったなあ。こんなふうに二人が近くに並んでる姿…喧嘩しつつも仲良くしてる。
「へへ…やっぱり嬉しいなあ」
「「…?何が??」」
兄様達はニコニコしている私を見て首を傾げていた。そんな時ドアからノックする音が聞こえた。
「エメ!」
「姫様!」
「ブラッド!ユー君!うわあ!綺麗なお花!!ありがとう!」
綺麗な白い花束を二人からプレゼントされて、私はさっそく花瓶に花を入れて飾った。白い花かあ、白といえば…なんとなく彼の顔が浮かんだ。
リビアだ!!私リビアに…リビアに会って伝えないといけない事あるもの。
「ねぇ、リビアは今どうしてるの?お母さんと仲良くしたかな?」
私は兄様達に聞いたら、何故かシンと部屋は静かになった。え?なんで静かになるの??ガーネット兄様は眉間にシワを寄せながら
「…………拘束されている」
「え!?どういうこと!?今までリビアは監視されながらもお城で生活してたよね?」
リビアが拘束されてるって…一体私が寝てる間に何がどうなって…。私が戸惑っているとユー君が説明してくれた。
「姫様、彼は大罪人モルガの息子であり、沢山の人を殺した罪人です。それが子供であっても、です。民衆や他国は彼の死刑を望んでいて、それで今地下牢獄へと」
「…地下牢獄に…今いるの?そんな冷たいところに」
「エメ、これは俺らだけでなんとかなる問題でないんだよな…アイツは力が弱まってるからって全て無し、なんて出来ねえから。それにアイツ自ら地下牢獄へと…そうしてくれと言ってきた」
「…リビアのお母さんも…?」
そう私がブラッドに聞くとブラッドはコクンと頷いた。リビアのお母さんは今体が弱まっているため、療養中らしい。
リビア…リビアはただ家族と…自分の家族と仲良くなりたかっただけ。いや、そうだとしてもたしかにリビアは沢山の人を殺した。それは事実だ。事実だけど…
ハウライト兄様は少し溜息を吐いてから、私の頭を撫でてくれた。
「エメラルド…本当は言わないつもりだったけど…それは嫌だろうから教えるね。彼、リビアングラスは明日、北の大地にある氷の世界の牢獄へ移るんだ」
北の大地…そこは世界の大罪人が集まり、聖獣や精霊達が門番しており絶対逃げられない一番厳しい地下牢獄と言われている場所?!そこにリビアが!?
「……エメラルド。会うなら今日で最後だ」
そうガーネット兄様は呟きながら私を見つめた。
「駄目とかいっても、エメラルドは彼に会いに行くでしょ?」
「あいつ、根はいい奴かなあとは俺思うし、エメ!会いに行ってこい!」
「あまり気は進みませんけど、姫様が悲しむ姿は見たくありません。とにかく彼と会って見てください!そう思ってこれ用意いたしました!地下牢獄の場所です!」
ユー君は自信満々に牢獄の場所が描いてある紙を私に渡してくれた。そんなユー君にガーネット兄様とハウライト兄様は
「……ユーディアライト…何故貴様が知っている」
「ユーディアライト、君どうやって知ったの?僕達でさえ知られてないのに」
「ガーネット王子!ハウライト!細かい事は気にしないことです!」
いや、気にするだろ。とガーネット、ハウライト、ブラッドは心の中でそう思っていた。
「…私…リビアに会いに行ってくるね!マシュー!一緒にいこう!」
「ふぁあ~ん、ミャ?」
私は半分寝ていたマシューを起こして一緒にリビアがいる地下牢獄へと足を向けた。ユー君が教えてくれた通りの道へと進むと、薄暗い階段がありそこへ降りていった。降りていくと、周りはロウソクが数本ぷかぷかと浮いてて、微かに周りが見える。少し先へ進むと、扉からパパとレピさんが出てきた!?
私は慌てて二人にバレないように、身を潜めた。ユー君に
《絶対バレないようにして下さいね!》
と注意されたからね!
パパとレピさんは階段の方へ行き、戻っていった。私は静かに立ち上がり、パパ達が出てきた扉の前にきた。
「…牢獄なのに、鍵がかかってない…」
まるで逃げないと分かっててやってるのか、いや、本人の意思でここにいるみたいな……そんな作りだ。私はソッと扉を開いた。そこには、白い髪の少年…
「リビア……いた」
「え?……エメ?」
リビアは私が来た事に凄く驚いてる様子だった。
地下牢獄の階段から上り終え出てきた、レピドライトはクスクス笑いながら
「姫様はアレで隠れていたつもりなのでしょうか。頭を隠してもお尻のほうが丸見えでしたね!聖獣様の尻尾も見えてましたし」
「……そうだな」
「おや、まだ貴方は目が完全ではないので見れてない筈ですよね。可愛らしい姿でしたよ?ピーター国王は姫様の気配ぐらいしかわからなかったでしょう。それにしても、よかったのですか?行かせて」
「……あぁ。彼は大丈夫だろう」
「もしリビアングラスが逃げようとしても私と貴方の魔力で作った牢獄ですからね」
「彼は逃げない。それをわかっててお前は鍵すらかけていなかったな。…それにしても…何故エメラルドはここの場所がわかったのだろうか」
疑問に思っていたピーター国王にレピドライトは
「おや、それに関しましては、姫様に教えたお馬鹿さんは心当たりがあります」
そんな爽やか笑顔で答えるレピドライトにピーター国王は
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