54 / 59
確かめ合う心と交わるからだ(3) ※
しおりを挟むメリーティアはグウェンダルの顔を跨ぎ、彼の下衣を寛げた。ぶるんっと弾むように飛び出してきた雄芯が顔にぶつかり、メリーティアは小さく悲鳴を上げる。むわりと香る雄の匂いを嗅いでいると、おなかの奥からとぷりと蜜が溢れていった。
グウェンダルのものに口で奉仕をするのは少しも抵抗がない。手の中で、口の中で、舌の上で些細な反応を感じ取るのが好きだった。
メリーティアは舌を差し伸べて棹に這わせていき、先端を口に含む。彼のものは大きいからそこまでしか入らない。唾液をたっぷりと絡ませながら、ぐぽぐぽと下品な音が鳴るのもかまわずに顔を上下に振った。
「ん、んっ……ん、む……グウェン、きもちい?」
「はあ、気持ちいい……ティア、腰を落として」
「あ……! 待って、舌入れちゃだめっ、やぁっ……あ!」
「ン……、溺れそうだ」
グウェンダルはメリーティアのおしりを下へ押さえつけ、逃げられないようにしながら愛撫した。舌で蜜壺をほぐし、蜜を舐め啜り、花芯に粘膜をひたりと添えて撫でさする。途端に口淫もままならなくなるメリーティアの様子がかわいくて、喘ぎ声が次第に大きくなっていくのが聞こえていてもやめられない。
達した拍子に肉槍をぎゅっと握られる。ようやく自分の口と手が疎かになっていたことを思い出したメリーティアが、ゆるゆると手で扱いてくる。けれどその手つきは集中できていないことが丸わかりの拙さで、グウェンダルはくすぐったさに笑ってしまいそうになった。
けれどそのほうがいい。ようやくメリーティアと想いが通じ合ったうれしさで、肌を触れ合わせているだけでも、彼女のかわいい声を聞いているだけでも興奮は限界を超えそうだった。
再び達したメリーティアが、ぐったりと身体の上に倒れ込んでくる。
グウェンダルは彼女の下から抜け出した。濡れた口元を腕で拭いながら、メリーティアをじっとりと濡れたまなざしで見下ろす。うつ伏せで下半身を痙攣させている様子は卑猥だった。彼女の素肌はシーツよりも白く眩い。その珠のような肌が汗で湿っているのがまたいやらしかった。
ベッドにぺたりと頬をつけてへたり込んでいるメリーティアに枕を抱かせると、グウェンダルは体重をかけるようにして背中にのしかかる。華奢な身体を腕で囲って覆い隠し、密着した胸板で押しつぶした。それからおしりの狭間に肉槍を擦りつける。
「ティア、挿れるぞ」
「ぁ、あッ、だめ、だめ、待って、これっ、深く挿入っちゃうから、だ、めぇ……っ」
先端を挿入すると、あとはメリーティアのほうからおしりを押しつけて呑み込んでいった。
「あぁすごいな……とろけている」
「あー……っ! ぁ、ぁ、きもち、グウェン、ぐーって、押しつけて、ひ、んうっ、……わたしのこと、もっと、もっと押しつぶして……っ」
「だが私は重いぞ? これ以上体重をかけると文字通り君が潰れてしまいそうだ」
「いいの……ッぁ、深ぁ……、イく、イっちゃう……っ」
「……私はよく、こうして君を抱いたのか?」
「う、ん……っ、うん……きも、ち……はぁ、あっ、重くて、好きぃ」
「っはは、苦しくないのか? ティア、ほかにもしてほしいことを教えてくれ」
奥に押しつけたまま子宮を揺らすように小刻みに突く。そうするとメリーティアは枕に顔を押しつけてくぐもった声を上げ、つま先でシーツを蹴った。どうやらまた達したようで、中がきつく締まり痙攣している。
グウェンダルはメリーティアの手首をそれぞれ掴むと、うしろへ引っ張った。軽く膝立ちにさせ、腰を大きく反らした状態のまま思い切り突き上げる。これもメリーティアの好きなところに当たるようで、一突きごとにいい反応が返ってきた。
何度目かの絶頂のあと、潮を吹き上げるのと同時にメリーティアの腰がガクンと突き出される。弾みで陰茎が抜けていき、ついでに手を解放してやると、彼女はベッドに力なく倒れ込んだ。
うつ伏せでおしりだけを上げた状態のままびくびくと震えているさまは情けなく、それでいてグウェンダルの嗜虐心をそそる。いじめて悦ぶような性癖は持っていなかったはずだが、メリーティアが快感で悶える姿は別だ。
メリーティアは絶頂の余韻で意識が朦朧としているようで、こちらに秘所が露わになっていることすら気づいていない。ひくひくと開閉を繰り返し、中の媚肉が誘うようにみだりがわしくうねっている。グウェンダルはそこへ手の甲を上にした状態で指を二本挿入すると、腰が逃げていかないように片手でおなかを押し支えながら肉襞をこねた。
波打つように指をなめらかに動かし、同じ場所を執拗に刺激する。同時に花芯にも触れると、これまた呆気なく達した。一度潮を吹くと癖になってしまうのか、中と外から花芯を挟むようにして愛撫すると、断続的に透明な液体が勢いよく吹き出す。
嬌声がうめき声に変わる頃、ようやく指を引き抜いた。
濡れた手をぴっと払い、グウェンダルはメリーティアの身体をひっくり返す。膝裏を掴んで足を大きく開かせ、びっしょりと濡れた秘所に肉槍を擦りつけた。
「グウェン……グウェン、待って……イったばかりなの」
「待てない」
「~~~~ッ! あぁっ!」
ゆっくりと挿入したにもかかわらず、高い声がこぼされる。蜜壺は未だに法悦の余波を残し、グウェンダルのものをぎゅうぎゅうときつく締めつけた。奥は絶え間なく舐めしゃぶるようにして先端に吸いついてくる。
「ティア、声を抑えて」
咄嗟に下唇を噛んだメリーティアだが、涙目で勢いよく首を横に振る。うつ伏せのときはなんとか枕が吸収してくれたが、自分の意思のみでは我慢なんてできそうにない。
グウェンダルがわずかに身じろぎする程度でさえも刺激になる。
声が出そうになると、すかさずグウェンダルに口づけられた。舌を絡めとられたかと思うと抽挿がはじまり、彼の口内に声が呑み込まれていく。ベッドがギシギシと悲鳴を上げるほどの激しさに、メリーティアはたまらず彼の背中にしがみついた。
射精を追い求めるときの容赦のない腰振りに抗えるはずもなく、グウェンダルの舌を噛まないようにするので精一杯だ。
「……っ、ぐ、出すぞ」
「は、んんッ……ふ、ぅ……っ、んんー……!」
最奥を穿たれて、メリーティアは目を見開く。グウェンダルが眉を寄せて色っぽく呻いたと同時に、奥に熱いものが広がる感覚がした。何度も奥に押しつけるようにされ、彼が低く息を詰めるたびに勢いよくたっぷりと注がれる。
グウェンダルが出せば出すほど、彼も気持ちよくなってくれた証のような気がして興奮した。メリーティアはもう頭の中が真っ白で、中に出される刺激にさえ全身を震わせて軽く達する。
「グウェン……す、き……もっと、わたしをグウェンでいっぱいにして」
「……ティア、しっかり掴まっていて」
グウェンダルはそう言うと、メリーティアと繋がったまま立ち上がる。
突然の浮遊感にメリーティアは慌てて彼の首にしがみつくけれど、たくましい腕に抱えられていると恐ろしくはなかった。ただ、凄まじい快感の予感に背筋を震わせる。自重でずっぷりと咥え込んでしまい、奥を犯す質量に声にならない悲鳴を上げた。
51
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
【完結】地味な私と公爵様
ベル
恋愛
ラエル公爵。この学園でこの名を知らない人はいないでしょう。
端正な顔立ちに甘く低い声、時折見せる少年のような笑顔。誰もがその美しさに魅了され、女性なら誰もがラエル様との結婚を夢見てしまう。
そんな方が、平凡...いや、かなり地味で目立たない伯爵令嬢である私の婚約者だなんて一体誰が信じるでしょうか。
...正直私も信じていません。
ラエル様が、私を溺愛しているなんて。
きっと、きっと、夢に違いありません。
お読みいただきありがとうございます。短編のつもりで書き始めましたが、意外と話が増えて長編に変更し、無事完結しました(*´-`)
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
傲慢な伯爵は追い出した妻に愛を乞う
ノルジャン
恋愛
「堕ろせ。子どもはまた出来る」夫ランドルフに不貞を疑われたジュリア。誤解を解こうとランドルフを追いかけたところ、階段から転げ落ちてしまった。流産したと勘違いしたランドルフは「よかったじゃないか」と言い放った。ショックを受けたジュリアは、ランドルフの子どもを身籠ったまま彼の元を去ることに。昔お世話になった学校の先生、ケビンの元を訪ね、彼の支えの下で無事に子どもが生まれた。だがそんな中、夫ランドルフが現れて――?
エブリスタ、ムーンライトノベルズにて投稿したものを加筆改稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる