〇〇少女ワールド ２

〇〇男女ワールド？

「私とお友達になろうよ！　アハッ！」
　真理亜、お友達１００万人キャンペーン実施中。
「男女？　はあっ！？　おかまの話か！？」
　誤解されるな。
「やはり主人公は男女一人ずつの方が良いのか？」
　男性からも女性からも支持されやすい。
　少女だと野郎ファンばかり。
　男アイドルだと腐女子ばかり。
「やはり男女か。」
　○○少女ワールドの根幹が揺らいでいる。
　しかし、ドラえもん、アンパンマン、忍たま乱太郎、サザエさん、名探偵コナン、何でもそうだが、やはりロングヒット作は男女だ。
　進撃の巨人も、ワンピースも、ソードアートオンラインも。
「親や家族もいるな。」
　結局、登場キャラクターを増やす時にお父さんやおじいさん、お母さん、おばあちゃんを増やして乗り切るヒット作。
「自分が父になり、おじいちゃんになるのか。」
　作るのが面倒臭い時は、ドラゴンボールの孫悟空の様に孫までいける。ナルトやメジャーは主人公が父親になるパターン。
　ただ、このパターンの時は過去の栄光だけで、もう面白くはない。
「全登場キャラクターの悲しみ。全家族。」
　まったく話が進まない作品になるんだろうな。
　ちびまる子ちゃんやサザエさんのように、メインストーリーの無い日常か時事モノの作品しか無理だね。
「ああ～。」
　少し間が空き戻ってくると、神が舞い降りる。
「男女ではなく、〇〇少年少女ワールドでいいのか。」
　若しくは○○少年○○少女ワールド。
「双星の陰陽師？」
　鬼滅の刃と同じ設定だな。
　毀滅は双星の陰陽師のパクリか？
　ほぼ設定が同じなのだが・・・・・・。　
　なんにせよ１２将。なんにでも出過ぎ。
　これはパクリではなく、１２将は出しなさいということなのだろうか？
　マンガの毀滅は１２将の過去は乱暴に書きすぎ。
　共感するレベルではない。
　アニメーションが美しかった。
　アニメ化前は３５０万部しか売れなかったのは分かる気がする。
「なんにせよ。少女だけの世界に愛は生まれない。」
「少年だけの世界でも、子供は生まれない。」
　・・・・・・ま、まさか！？
「人口精子！？　人口卵子！？」
　体外受精！？
「それだけじゃない！？」
　ホモ、レズ、バイセクシャル、トランスジェンダー。
「性の多様性！？」
　トランスフォーマー！
　それは違う。
　でも、悲しみに覆われる人間はトランスフォーマーか・・・・・・。
「男女主役だと○○少女ワールドじゃないな。」
「○○ワールド？」
　ゲホッ！？　タイトルから考え直しかよ！？
　面倒臭い。
　一番嫌いな展開である。　
　つづく。