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02 出会いと別れ
ありふれた後日談
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元気のなかったキースも、ロイドさんの献身的な看病によって元気になりつつある。
わたしはキースと一緒に、キャンプのテントでのんびり休憩していた。
「これ、見舞い」
フェンネルさんが、何か瓶に入った液体を掲げる。
「キュゥ……」
と、キースが鳴いた。
それは、ついこの前の話。
突如現れた巨大なクモ型の魔物。
そのときはちょうどアリスメードさんとレイスさんの交代のタイミングで、その場にはロイドさんとフェンネルさんしかいなかった。
強力な後衛がいないことで、攻撃がフェンネルさん一人に集中し、反撃もままならない状況。
頼みの綱のロイドさんはというと、彼は戦闘はほとんどできないらしい。
基本的にホーンウルフに指示を出すのが仕事のようだ。
わたしは耳を疑った。
しかも肝心のホーンウルフは、傷つけたくないとかで全然動かそうとしない。
彼らは怪我人の輸送を手伝っている。
わたしは頭を抱えた。
まあそのくらいフェンネルさんが信用されているんだろうし、実際フェンネルさんはめちゃくちゃ強い。
一人で大立ち回りを演じ、石の巨人やなんやらをバッタバッタと薙ぎ倒していた。
そんなフェンネルさんですら、そのクモには苦戦していた。
ストーンジャイアントという、石の巨人の魔物がいる。
それが周囲の魔物の魔石とか濃い魔力を吸い込んで、変異したものだそうだ。
すごい回復力と機動力を併せ持っていて、謎の衝撃波を出して接近して来た相手を吹き飛ばす。
しかもむっちゃ大きかった。10mくらいありそうだった。
そのとき、わたしはホーンウルフに乗って前線の戦闘を見学していたのだけど、周囲の冒険者さんたちが一気に吹っ飛ばされたのでびっくりした。
フェンネルさんは倒そうとしたけど、上空に吹っ飛ばされてしまって、危うく地面に叩きつけられるところだった。
わたしはとっさに、真下に水の泡を張って受け止めた。
助けに行ったホーンウルフの1匹が巻き込まれてびっしょびしょになったのと、フェンネルさん本人もびっしょり濡れたのが申し訳なかったけど。
で、とにかくその後もフェンネルさんは一人で打ち合いながら攻撃を受け続けた。
ロイドさんはどうにか打開策を考えているようだったけど、援護に向かわせたホーンウルフが弾き飛ばされたら「うぱああう」とか意味のわからないことを叫んで動かなくなった。こいつ……
「ロイドさん! ちょっと、落ち込んでる場合じゃないですよ! フェンネルさんが!」
「ああ可哀想に、痛かったなぁ、痛かったなぁ……」
こいつ……マジで。
と、ロイドさんの株は大暴落していたのだけど、ロイドさんは「突破策はあるんだよ」と言った。
どうやら腹に魔石があって、それがコアらしい。
それを砕けばいいそうだ。
「レイスが来たらそれで済む話だ。フェンネルならそれまで余裕で耐えられる」
「余裕には見えないんですけど?」
「余裕だよ。コアが分かれば、レイスが来なくてもどうにかなるかもな」
「じゃあどうして言わないんですか?」
「確実に突破出来るとは限らないから」
周囲の冒険者たちが、一斉に砲撃を浴びせている。
クモは時折衝撃波を出して、それに冒険者の人たちが巻き込まれる。
「フェンネルさんは平気でも、周囲の人たちは巻き込まれてますよ」
「知るかそんなの。自己責任だろ」
「知るかって……協力してるんじゃないですか?」
「俺は仲間にとって最も安全な策を取る。フェンネルがあの腹でぺちゃんこにされる可能性を考えれば、今突っ込ませるのは得策じゃない」
今衝撃波で吹き飛ばされている人々と、必死で戦うフェンネルさんを見てもこの態度。
ロイドさんにも色々考えがあってのことなのだろうけど、人でなしとはこのことでは。
そのときだった。
キースが「キー」と大きな声で鳴いた。
鳴いて、パタパタと飛んでいった。
「なんか、キースが隙を作るって飛んで行きましたよ」
「は? は、おいおい待てダメだ、戻れキース!」
「ダメみたいですよ」
「くっ、仕方ない、愛らしいもふもふを犠牲にするわけにはいかない……」
こいつマジでやばいなとドン引きするわたしをよそに、ロイドさんはフェンネルさんに向かって叫んだ。
「腹からコアを砕け! 中心だ!」
そして2匹のホールウルフに指示を飛ばす。
「フェンネルをサポートしろ! 左右から飛びかかって気を散らせ!」
そして飛んでいったキースは、ジタバタ体を動かしながら、その体から、巨大な雷撃を発射した。
その雷撃は不自然なまでに真っ直ぐ飛んでクモに直撃し、クモの動きは止まった。
その事実を後から知ったフェンネルさんは、その後ダウンしたキースのことをいたく心配してくれているのだ。
「ロイド、人でなし。いつものこと。気にならない」
「動物に対する愛情を人間にも注ぐべきですよね」
フェンネルさんは、容赦なくキースに向かってポーションをぶちまける。
「動物の方が脆い。合理的な心配」
「キー……!!?」
わたしも、キースが魔術を使えるとは知らなかった。
しかも電撃なんて、何の属性をどう混ぜれば出るのかも分からないし、しかも結構な威力だったし。
こんな風に何日も寝込むのでなければ、たくさん使ってほしいものだ。
「……それ、なんですか?」
「買った。ポーション」
「キー……キー……」
「2回も水浸しにされるとは思わなかったみたいです」
「あたしと一緒」
「ああ……そうですね」
「ヒックシッ」
「くしゃみ。かわいい」
フェンネルさんは、指先でキースの頭を撫でた。
キースは居心地悪そうにしている。
「スズネも助けてくれたんでしょ。聞いた」
「ああ……はい。わたしがしなくても、ホーンウルフは助けてくれたと思いますよ」
「でも助かった」
フェンネルさんは嬉しそうに顔を綻ばせ、残ったポーションをラッパ飲みした。
「そ、それ飲んでも大丈夫なんですか?」
「酒には強い」
「え、さ、酒ですかそれ?」
「ポーション」
ヘーキヘーキ、とフェンネルさんはパタパタ手を振る。
「口に入っても無害。小動物にかけても平気」
「じゃあわたしも飲めたり……?」
「薬と同じ。子供の飲み過ぎはダメ」
フェンネルさんは空っぽになったポーションの瓶をテーブルに置いた。
「いい判断力。自分の能力も理解してる。一人でもやっていける」
「えっ。本当ですか。わたし……フェンネルさんに言ってもらえるとは思ってませんでした」
「スズネは観光をしたい。ホーンウルフは南には行けない。目的が違う。いつか別れる」
フェンネルさんは、キースのことを指先で撫でながらそう言った。
「一人旅、したら? アリスは嫌がるだろうけど」
「……どうして勧めてくれるんですか?」
「多少危険でも、面白い方がいい」
フェンネルさんはいつもの無表情に戻って、わたしを見た。
「人生なんて、いつまでも続くわけじゃない。どんなに安全にしてても、死ぬときは死ぬ」
燃えるような赤髪とは裏腹に、その目は冷え切っている。
それでいてどこまでも澄んでいた。
やはりこの人は、強い人なのだろう。
わたしはそう思った。
わたしはキースと一緒に、キャンプのテントでのんびり休憩していた。
「これ、見舞い」
フェンネルさんが、何か瓶に入った液体を掲げる。
「キュゥ……」
と、キースが鳴いた。
それは、ついこの前の話。
突如現れた巨大なクモ型の魔物。
そのときはちょうどアリスメードさんとレイスさんの交代のタイミングで、その場にはロイドさんとフェンネルさんしかいなかった。
強力な後衛がいないことで、攻撃がフェンネルさん一人に集中し、反撃もままならない状況。
頼みの綱のロイドさんはというと、彼は戦闘はほとんどできないらしい。
基本的にホーンウルフに指示を出すのが仕事のようだ。
わたしは耳を疑った。
しかも肝心のホーンウルフは、傷つけたくないとかで全然動かそうとしない。
彼らは怪我人の輸送を手伝っている。
わたしは頭を抱えた。
まあそのくらいフェンネルさんが信用されているんだろうし、実際フェンネルさんはめちゃくちゃ強い。
一人で大立ち回りを演じ、石の巨人やなんやらをバッタバッタと薙ぎ倒していた。
そんなフェンネルさんですら、そのクモには苦戦していた。
ストーンジャイアントという、石の巨人の魔物がいる。
それが周囲の魔物の魔石とか濃い魔力を吸い込んで、変異したものだそうだ。
すごい回復力と機動力を併せ持っていて、謎の衝撃波を出して接近して来た相手を吹き飛ばす。
しかもむっちゃ大きかった。10mくらいありそうだった。
そのとき、わたしはホーンウルフに乗って前線の戦闘を見学していたのだけど、周囲の冒険者さんたちが一気に吹っ飛ばされたのでびっくりした。
フェンネルさんは倒そうとしたけど、上空に吹っ飛ばされてしまって、危うく地面に叩きつけられるところだった。
わたしはとっさに、真下に水の泡を張って受け止めた。
助けに行ったホーンウルフの1匹が巻き込まれてびっしょびしょになったのと、フェンネルさん本人もびっしょり濡れたのが申し訳なかったけど。
で、とにかくその後もフェンネルさんは一人で打ち合いながら攻撃を受け続けた。
ロイドさんはどうにか打開策を考えているようだったけど、援護に向かわせたホーンウルフが弾き飛ばされたら「うぱああう」とか意味のわからないことを叫んで動かなくなった。こいつ……
「ロイドさん! ちょっと、落ち込んでる場合じゃないですよ! フェンネルさんが!」
「ああ可哀想に、痛かったなぁ、痛かったなぁ……」
こいつ……マジで。
と、ロイドさんの株は大暴落していたのだけど、ロイドさんは「突破策はあるんだよ」と言った。
どうやら腹に魔石があって、それがコアらしい。
それを砕けばいいそうだ。
「レイスが来たらそれで済む話だ。フェンネルならそれまで余裕で耐えられる」
「余裕には見えないんですけど?」
「余裕だよ。コアが分かれば、レイスが来なくてもどうにかなるかもな」
「じゃあどうして言わないんですか?」
「確実に突破出来るとは限らないから」
周囲の冒険者たちが、一斉に砲撃を浴びせている。
クモは時折衝撃波を出して、それに冒険者の人たちが巻き込まれる。
「フェンネルさんは平気でも、周囲の人たちは巻き込まれてますよ」
「知るかそんなの。自己責任だろ」
「知るかって……協力してるんじゃないですか?」
「俺は仲間にとって最も安全な策を取る。フェンネルがあの腹でぺちゃんこにされる可能性を考えれば、今突っ込ませるのは得策じゃない」
今衝撃波で吹き飛ばされている人々と、必死で戦うフェンネルさんを見てもこの態度。
ロイドさんにも色々考えがあってのことなのだろうけど、人でなしとはこのことでは。
そのときだった。
キースが「キー」と大きな声で鳴いた。
鳴いて、パタパタと飛んでいった。
「なんか、キースが隙を作るって飛んで行きましたよ」
「は? は、おいおい待てダメだ、戻れキース!」
「ダメみたいですよ」
「くっ、仕方ない、愛らしいもふもふを犠牲にするわけにはいかない……」
こいつマジでやばいなとドン引きするわたしをよそに、ロイドさんはフェンネルさんに向かって叫んだ。
「腹からコアを砕け! 中心だ!」
そして2匹のホールウルフに指示を飛ばす。
「フェンネルをサポートしろ! 左右から飛びかかって気を散らせ!」
そして飛んでいったキースは、ジタバタ体を動かしながら、その体から、巨大な雷撃を発射した。
その雷撃は不自然なまでに真っ直ぐ飛んでクモに直撃し、クモの動きは止まった。
その事実を後から知ったフェンネルさんは、その後ダウンしたキースのことをいたく心配してくれているのだ。
「ロイド、人でなし。いつものこと。気にならない」
「動物に対する愛情を人間にも注ぐべきですよね」
フェンネルさんは、容赦なくキースに向かってポーションをぶちまける。
「動物の方が脆い。合理的な心配」
「キー……!!?」
わたしも、キースが魔術を使えるとは知らなかった。
しかも電撃なんて、何の属性をどう混ぜれば出るのかも分からないし、しかも結構な威力だったし。
こんな風に何日も寝込むのでなければ、たくさん使ってほしいものだ。
「……それ、なんですか?」
「買った。ポーション」
「キー……キー……」
「2回も水浸しにされるとは思わなかったみたいです」
「あたしと一緒」
「ああ……そうですね」
「ヒックシッ」
「くしゃみ。かわいい」
フェンネルさんは、指先でキースの頭を撫でた。
キースは居心地悪そうにしている。
「スズネも助けてくれたんでしょ。聞いた」
「ああ……はい。わたしがしなくても、ホーンウルフは助けてくれたと思いますよ」
「でも助かった」
フェンネルさんは嬉しそうに顔を綻ばせ、残ったポーションをラッパ飲みした。
「そ、それ飲んでも大丈夫なんですか?」
「酒には強い」
「え、さ、酒ですかそれ?」
「ポーション」
ヘーキヘーキ、とフェンネルさんはパタパタ手を振る。
「口に入っても無害。小動物にかけても平気」
「じゃあわたしも飲めたり……?」
「薬と同じ。子供の飲み過ぎはダメ」
フェンネルさんは空っぽになったポーションの瓶をテーブルに置いた。
「いい判断力。自分の能力も理解してる。一人でもやっていける」
「えっ。本当ですか。わたし……フェンネルさんに言ってもらえるとは思ってませんでした」
「スズネは観光をしたい。ホーンウルフは南には行けない。目的が違う。いつか別れる」
フェンネルさんは、キースのことを指先で撫でながらそう言った。
「一人旅、したら? アリスは嫌がるだろうけど」
「……どうして勧めてくれるんですか?」
「多少危険でも、面白い方がいい」
フェンネルさんはいつもの無表情に戻って、わたしを見た。
「人生なんて、いつまでも続くわけじゃない。どんなに安全にしてても、死ぬときは死ぬ」
燃えるような赤髪とは裏腹に、その目は冷え切っている。
それでいてどこまでも澄んでいた。
やはりこの人は、強い人なのだろう。
わたしはそう思った。
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