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おうちでおしおきえっち♡
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しおりを挟む「今日もお疲れさまでした!欠勤2人いた中でよく頑張ってくれたな。今日フルではいってくれた子は明日休みにしといたから、ゆっくり休んでくれ」
閉店後、終礼が始まり店長がスタッフに労いの言葉をかける。
そのまま解散かと思いきや、店長は僕の方を見て申し訳なさそうな顔をした。
「それと、ゆき。昼間は気付けなくて悪かったな…。もう少し配慮すべきだった」
「いえ、そんなっ、僕がしっかり注意できればよかったんですけど…」
「そうですよ店長。こいつが普段からもっとちゃんとしてれば、あんなふうに絡まれることだってないんだから」
横からイライラした口調で責めてきたのは、僕の先輩でもあるこの店No. 1人気の”もも”だった。
昼間あの男性客から助けてくれたのは彼なのだが、最近立て続くゆきの失態に怒りを露わにしているようだった。こちらを睨みつける視線に思わず気圧されてしまう。
「っ、すみません…!」
「そんな顔してるからつけこまれるんだよ。俺が助けなかったらどうするつもりだったの?だいたい先週だって、」
「もも落ち着け。今日はお前が気付いてくれてよかった。ゆきも、もし次来たとき何かされそうになったら、すぐに俺や周りのスタッフに教えくれ」
「……はい、すみませんでした…」
「よし。じゃあ、今日は解散!おつかれさまでした!」
店長が気を遣ってすぐに空気を切り替えてくれたが、解散したそのあとも側から感じられる刺々しい視線はやまなかった。
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