20 / 146
ひきとり
しおりを挟む
「…はい?」
思わずはい?と口から出てしまい慌てて口を押さえる。
僕の家にって…どーゆうこと?
ヤクザさん家の家政婦??
いや…ヤクザさん家の性処理係…??
ちらっと彼を確認すると、返事待ちみたいに前のめりで。
「…どっちが辛いですか」
と馬鹿正直に聞いてしまった。
口を開いたから返事だと思ったんだろうか、彼は私の言葉を聞く寸前まで目を輝かせて、聞いてから「あっ…」という辛そうな顔を見せた。
「こっちにいたら知らない男の相手を1日3人以上しなきゃいけないし、人気がなければ40歳前後まで…人気があるとしても10年以上は働かないと行けない。」
そう言われてそんなにかかるんだ…と絶望感を感じた。
「けど」
続けられた彼の言葉に次は私が前のめりになる。
「僕の家に来るなら、そうと決まった時点で借金は一括返済。
知らない男の相手どころか、まず性的行為は求めない。小遣いも月5万は出せる。生活費は全面負担。ただ半永久ってことになる。」
…半永久的に辛くない家政婦の仕事をやって、借金もゼロで、小遣いあり…。
20年、30年も小遣い無し稼いだ金は借金返済に回され辛い仕事を毎日3回以上…。
「私をお願いします」
私は彼の家に行くことを決意した
思わずはい?と口から出てしまい慌てて口を押さえる。
僕の家にって…どーゆうこと?
ヤクザさん家の家政婦??
いや…ヤクザさん家の性処理係…??
ちらっと彼を確認すると、返事待ちみたいに前のめりで。
「…どっちが辛いですか」
と馬鹿正直に聞いてしまった。
口を開いたから返事だと思ったんだろうか、彼は私の言葉を聞く寸前まで目を輝かせて、聞いてから「あっ…」という辛そうな顔を見せた。
「こっちにいたら知らない男の相手を1日3人以上しなきゃいけないし、人気がなければ40歳前後まで…人気があるとしても10年以上は働かないと行けない。」
そう言われてそんなにかかるんだ…と絶望感を感じた。
「けど」
続けられた彼の言葉に次は私が前のめりになる。
「僕の家に来るなら、そうと決まった時点で借金は一括返済。
知らない男の相手どころか、まず性的行為は求めない。小遣いも月5万は出せる。生活費は全面負担。ただ半永久ってことになる。」
…半永久的に辛くない家政婦の仕事をやって、借金もゼロで、小遣いあり…。
20年、30年も小遣い無し稼いだ金は借金返済に回され辛い仕事を毎日3回以上…。
「私をお願いします」
私は彼の家に行くことを決意した
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,447
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる