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靴屋
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入って早速「どのコーナー?」と聞かれる。
とりあえず冬はブーツかなとブーツコーナーを探すとカップルが2組いるのが目に入った。
「入りにくいねー」
「そうですね…。リア充さん同士の間って…」
遠目から苦笑しながらそう話していると彼がクスッと笑った。
「あっちからしてみれば、僕らもきっと立派なカップルに見えてるんだろうけど」
その言葉に「そんなっ…申し訳ないです」と咄嗟に謝る。
ちらっとカップルがこっちを見て「あの人かっこいい」と彼女が口にこぼしたのが聞こえた。
本当に…この人はかっこいいですよね。
心で激しく同意しながらとなりにいるのがこんなのでごめんなさいと自虐する。
「今。沙織ちゃんが可愛いからこっち見たんだ。あの彼氏。殴ってくる」
ぽろっと斜め後ろから聞こえた声に「え」と顔を見上げる。
とりあえず冬はブーツかなとブーツコーナーを探すとカップルが2組いるのが目に入った。
「入りにくいねー」
「そうですね…。リア充さん同士の間って…」
遠目から苦笑しながらそう話していると彼がクスッと笑った。
「あっちからしてみれば、僕らもきっと立派なカップルに見えてるんだろうけど」
その言葉に「そんなっ…申し訳ないです」と咄嗟に謝る。
ちらっとカップルがこっちを見て「あの人かっこいい」と彼女が口にこぼしたのが聞こえた。
本当に…この人はかっこいいですよね。
心で激しく同意しながらとなりにいるのがこんなのでごめんなさいと自虐する。
「今。沙織ちゃんが可愛いからこっち見たんだ。あの彼氏。殴ってくる」
ぽろっと斜め後ろから聞こえた声に「え」と顔を見上げる。
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