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付録3、ご質問へのお答え
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※こちらは、連載終了時の企画として質問等を募集させていただいた際のものです。
このページの掲載後にいただくご質問には、このページでお答えすることはありません。悪しからずご了承いただければ幸いです。
※できるだけ原文の通りに掲載させていただいておりますが、分かりやすくするため固有名詞など変更・統一させていただいている部分があります。
※ご質問くださった方のお名前は掲載なしで統一させていただいております。
Q.タイトルの意味を教えてください!
A.「星に牙、魔に祈り」は、……あの、改めてお話するのも恥ずかしいくらいそのままですが、エルフらしくなく生き物の牙を身に着けるようになったハルカレンディア、祈るはずのない魔物が祈る心を持って人間になったヴァルグというルーツを持つアギレオ、二人のことです。
アギレオとの出会いによって、数百年同じように生きていた己が変わっていくハルカレンディアと、ハルカレンディアとの出会いによってハルカレンディアとは別の意味で成長し、捨てたはずの故郷、ルーツに改めて結びついていくアギレオ、という二人の関係を描きたいと考え、このタイトルに決めました。
Q.ハルカレンディアの髪が短い理由が知りたいです!幼なじみの男エルフたち(グレアディルやアグラミア)が短髪なのも気になります…!
エルフの短髪がそれほどめずらしくなくなったのはいつ頃からなのでしょうか?
A.ハルカレンディアの髪が短い理由は全く大したことないので、引っ張りたくないのは山々なのですが、前作「この奇妙なる虜」でも、いつか書きたいのでご容赦くださいと言ってしまったので、中途半端には出せず…。…いつかご披露する機会があることを祈って…笑
年数はあまり考えていなかったのですが、髪を短くするエルフが現れはじめたこと自体は、ハルカレンディアとは全然関係なく、人間からいえば元々、エルフからは割と最近という感覚の千年以内あたりかもしれません。
Q.ベスシャッテテスタルのエルフがアギレオを拐ったのはなんで?
A.突然現れた異種族達の正体を知るため、話がしたかった、というのが理由です。アギレオを選んだわけではないのですが、リューが「お頭」と呼ぶのを聞き取れたので、なお好都合だと連れ帰りました。
Q.ベスシャッテテスタルのエルフがハルカレンディアの魔石を砕いたのはなんで?
A.ハルカレンディアの魔石は、自然に砕けた、というのが近いです。
実は衝撃で砕けたわけではなく、一瞬、境の森の精霊の力を媒介したために砕けました。
ほとんど前作の話だったのでバッサリ省いたのですが、ハルカレンディアをはじめとした砦の面々は境の森に集落を築くために、精霊に居住の許しを求めるエルフ式の挨拶をしており、一応は森の守護者として認識されていたこと。この魔石がハルカレンディアの霊力と、境の森の精霊の力を練って作られていたこと。魔石を作った時にハルカレンディアがアギレオの死を強く案じていたこと。ベスシャッテテスタルのエルフが境の森に、精霊の嫌がる火の魔法を使ったことがあった。などの複合的な要因で、精霊の力が味方し、致命傷を負うはずだったアギレオが生きていた理由の一因になりました。
Q.登場人物達のプロフィールが知りたいです!綴りや身長体重のほか、好みの食べ物や趣味など本編に出てこない設定もあれば、教えていただけると嬉しいです。
アギレオやハルカレンディア、砦メンバーなどメインキャラの他に、エルノールさんやヴィルベルヴィントさんの容姿なども気になっています…!
登場するキャラクターたちがみんな魅力的で大好きです!
A.ありがとうございます。ものすごく正直に言うと、お話に出てこないことはあんまり設定がありません。笑
で、終わらせてしまうとあまりにもどうしようもないので…
数字が苦手なのと、生体ですので以下は数字の前に(約)がつくとお考えいただければ幸いです。
身長の大体のイメージは…。ドイツ男性の最近の平均身長が184cmだそうで、「星に牙、魔に祈り」の舞台は一応(仮想)中世で昔の話なので、-10cmして、人間の男性が175cm、女性165cm。エルフはもう少し高くて、男性の平均身長が190cm。ハルカレンディアはちょうど平均なので190cm、アギレオが205cm。リーがハルカレンディアより2、3cm低いかもしれません。レビは半エルフなので少し低くて180台前半。ナハトは170後半、リューは前半、後はなんとなくイメージで…
ラウレオルンは実は長身で、アギレオとそんなに変わらない身長です。どっちが高い方がエモいか未だに決めかねています。笑
エルノールやヴィルベルヴィントについては、あまり…特には…笑
なんとなく、ヴィルベルヴィントは鹿色の髪で、BLの攻めにいそうなイケメンのつもりで書いていました。
Q.エルフの馬は普通の馬と同じ寿命ですか?
A.普通の馬と同じ寿命です。
特に軍馬はエルフ達が代々丹精込めて育てているので多少霊力が強い可能性がありますが、生物的には、どこまでも馬です。
Q.クリッペンヴァルト世界には、お正月にはお餅を食べる、というような行事や感謝祭のようなお祭りなどはありますか?
Q.以前、番外編「雪の上に陽は注ぎ」で新年の挨拶をしていたので、行事毎に食べる料理や、砦の決まりごと、建国記念のお祝いなどの行事はあるのかと気になりました。
A.二つのご質問だったのですが、……そこまで考えてはないですね……。
恐らく、彼らの習慣や考え方に則って考えてみると、現代の私達ほど数字を重要視はしていないので、暦にしたがった記念日などは少ないかもしれません。季節の行事は確かにあるかもしれないですね。
日を決めてご馳走を用意する、というのは多分、かなり豊かな状況でないと難しいので、季節に応じたもの、収穫祭や冬至などがもっともありそうだなと思います。
お正月にご馳走食べるのって、実はすごく難しくないかな?(すっかり冬だから)と考えていたのですが、特別な保存食(砂糖漬けや塩漬け等)を並べたりすると楽しそうですね。
Q.アギレオの初体験を誰といつ、どんな感じに終えたのか教えてほしいです!!!
A.アギレオのいた氏族には、15才で何らかの儀式を経て成人と認められ、その際に、一人選ばれた人妻に何度かに渡って手ほどきを受けるという習慣があります。(誰が誰に手ほどきをしたかは隠される)
そんなに詳しく設定はしていないのですが、ヴァルグ族の人妻に数日にわたってこっそりと基本的な心構えを、手取り足取り教わっています。
人生初の気持ちよさで喘ぐ息を、持ち前の気の強さで必死に押し殺しながら、若さ故の真剣さで懸命にそれらを教わった、という辺りでしょうか。笑
Q.コウと砦の船長の関係が気になります。コウは船長に恩があるとのことですが…一体何があったの?
A.……すみません、あまり詳しく設定はしていないのですが……笑
「船長」は、アギレオの前の砦の頭領ですね。
彼の元々住んでいた山はドワーフによって掘り尽くされ、鉱人には住みにくい環境になったこと。森の精霊が他者を拒む、エルフの守護地に近いクリッペンヴァルト国の地下付近にコウがいること。辺りが関係しています。
船長にエルフと交渉する術があるとも思えないので、勝手に許して住まわせちゃったのかもしれません。
Q.メリリエルとランシリエルは、この奇妙なる虜本のオマケで描かれていた子エルフの佃煮の中にいた女の子2人と同一人物ですか?
A.本編以外もたくさん読んでいただいて、ありがとうございます。
昨年春に私が発行した「この奇妙なる虜」同人誌にお礼としてつけていた、おまけのハガキに描いたエルフの子供達のイラストのことですね。(金の芽寮の寮生たち、ハルカレンディアたちが子供の頃で、寮にはたくさんの子供エルフがいたのを、私が「子エルフの佃煮」と名付けました)
メリリエルとランシリエルは、このイラストの中にいる、特徴が一致する(と判るか微妙な下手さですが…)二人と同一人物です。
「イラストに描かれている子供のエルフ」にも「ハルカレンディアの留守番を引き受けてくれるエルフ」にも、元々あまり深い設定はなかったのですが、なかったが故に、この二人に登場してもらいました。
Q.崖から落とされたヴァルグは無事だった?
A.全員生きています。ご心配ありがとうございます。
格闘が起きた場所が、切り立った崖状の段がいくつも続く場所で、実はそれほど大した高さではありません。衝撃としては、二階の屋根から落とされたくらいでしょうか…
運が悪ければ骨を折ったかもしれませんが、アギレオとハルカレンディアにとっては弱すぎでも、彼らも普段からよく鍛えているので、命に関わるほどの怪我はしませんでした。
Q.アギレオがハルカレンディアに贈った竜の鱗はどのくらいの大きさですか? いつ入手したんですか? 偽物かもしれないと言ってましたが、本物でしたか?
A.竜の鱗は、ハルカレンディアの顔より少し小さいくらいです。
もうちょっと正確に計算すればよかったのですが、昔ネバーエンディングストーリーという映画で見た白いドラゴンをぼんやりイメージしていて、確か主人公が近付いた時、そんな鱗があったような…という、雑な測定です…
入手経路(アギレオ視点)としては、ビーネンドルフに行った時、ここには商売相手が多く集まるので見つかる限り全員に「白飛龍デェラトモウンの鱗を高く買い取る。もちろん偽物を掴ませたやつは、死んだ方がマシだったって目に遭わせる」と声を掛けて回りました。娼館はついででした。
自分が死ぬまでにも手に入るか分からない駄目元でしたが、入手したという報せが思いがけず届いたのが、ランシリエルとメリリエルがやってくる少し前。
西の大陸に行ってしまうと受け取りがいつになるか、そもそも叶うか分からなくなる、というやりとりを、相手の使いと交わして、海を渡る手前の港で待ち合わせることに落ち着きました。
今だったら、結婚前にそんなに使ったとバレたら婚約破棄も危ぶまれる金額を支払ってこれを入手。ポヤッとした(と思っている)ハルカレンディアに渡すよりも、自分がしっかり持っておいて、砦に戻ってからハルカレンディアにあげようと思って持ち歩いていました。
実は、正真正銘の本物です。
ちょっと、短い物語が書けるような…笑
港の回で少し話題に出ていた、ハルカレンディア達が向かったのとは逆側の東の海、幾つかの島からなる諸島地域が竜の棲処なのですが、この近くの島に住む、貧しい村の少年が鱗を手に入れました。
漁の仕事の最中に、目玉の飛び出るような値段で竜の鱗を買い取るという話を小耳に挟んだ少年は、貧しさのせいで風邪を拗らせただけでも死ぬような村を変えようと、竜のいる島へと向かい、死ぬ目に遭いながらも竜と交渉を試みて、鱗を分けてもらうことができました。
Q.ハルカレンディアはヴァルグ達の氏族で普通に会話していましたが、ヴァルグ語?がしゃべれるんですか?
A.ええと、ご返答は2点になります。
1、ヴァルグ達が話しているのは「西の共通語」という言葉で
2、ハルカレンディアは西の共通語が話せます。流暢に会話できるのは、母国語であるエルフ語、東の大陸の多くで通じる東の共通語、西の共通語の三カ国語です。この三カ国語は読み書きもでき、これはエルフの趣味のひとつが「教養」であるせいです。
折角ですので、言語の設定についても少し。
この大陸の多くで通じる共通語がある、というのは完全にご都合主義だなと思うのですが(モデルはあります)、恐らく、エルフが存在しているせいです。
森の外では、お高くとまっているとか説教臭いとか好き勝手言われていますが、彼らは昔から真面目に世界に平和と知識をもたらすために色々はたらきかけています。
アギレオは西の出身者で東に居着いた経緯から、東西の共通語を(スラング混じりですが)話し、西の共通語は読み書きもできます。ヴァルグ達は意外に教育を大事にしており、これは、彼らが昔々はエルフであったことと関係があります。
その他の種族については、共通語と各自の方言があったりなかったり、識字率はまちまちですが、時代背景を考えるとかなり高いです。
Q.アギレオとハルカレンディアの結婚式素敵でした! 何かモデルがありますか?
A.ありがとうございます。
ヴァルグ族のモデルが、子供の頃に読んだモンゴル平原の騎馬族の話、若い頃に見た「ダンス・ウィズ・ウルブス」という映画のネイティブアメリカン、本や漫画で読んだ昔のアイヌ、辺りのミックスイメージです。
婚礼のイメージは、「ダンス・ウィズ・ウルブス」で出てきた主人公の結婚式がすごく手短で印象的だったものと、日本の三三九度を簡略化したものを組み合わせるように作りました。
婚礼衣装は、モンゴルの婚礼衣装というのをいくつか見つけて、後は自分の好き勝手なものを融合させています。
Q.これまでにヴァルグ族と結ばれたエルフはいたのでしょうか?
A.これまでにはヴァルグ族と結ばれたエルフは知られていません。
実はヴァルグ達の住む山からそれほど遠くない場所に守護地を持つエルフがいますが、近いが故に彼らはヴァルグが何者かをまだ覚えていて、気に掛け、けれど遠巻きに見守っています。冬の寒波が厳しくなりそうな時など、素知らぬ振りをして物資を提供してくれたりしますが、基本的には交流がありません。
ですが、アギレオのように山を下りたヴァルグがどこかでエルフと出会ったことがないとは言い切れないかもしれないですね。
ただ、北の山を離れると今度は、ヴァルグは「魔物のような姿」という認識になるので、魔物と戦うことを使命とするエルフと親しくなる可能性は低いかもしれません。
Q.エピローグに出てきたヘルマンは誰かの子孫ですか?
A.ヘルマンは、砦の面子の子孫ではないです。
物語の中での砦は、行き場を失った者達が辿り着く場所という面がまだまだ強いですが、長い時間を掛けて、腕に覚えのある者や、特に後ろめたいことがない者も、普通に職を求めてやってくるような頼れる集落に変化しています。
ヘルマンのように、完全にポジティブな理由とはいえなくも、再起をかけて外からやってくる若者がいる。という一つの面を現す人物です。
Q.エピローグにも登場した、アギレオの牙を加工したネックレスや残りの牙…アギレオはハルカレンディアが隠し持っていたことを知っていたのでしょうか?
A.特に考えていなかったのですが、多分、あれだけ毎日ベタベタベタベタしていて、しかもハルカレンディアはアギレオと違って隠し事が上手くはないので、どこかでバレたのではないでしょうか。笑
Q.アギレオとハルカレンディアは、もう一度2人でアギレオの故郷に行けたのでしょうか?
A.考えてみたのですが、分かりません。
アギレオが頭領を下りる頃にはそれなりの年齢で、辿り着いた故郷で、もう両親が亡くなっていたというニュースをアギレオが聞きたがらないかもしれない、と思います。
別の可能性としては、オソグリスとヴィボラの方が、年老いて行けなくなる前に、と、老体に鞭打って砦まで来てくれた可能性はあるかもしれないですね。
Q.ハルカレンディアがエルフではなく人間だったとしても、アギレオを好きになりましたか?
A.ハルカレンディアがアギレオを好きになったのは、ハルカレンディアの育った環境や価値観に意味がある、ということが伝わっていて、とても嬉しいです。ありがとうございます…
考えてみたのですが、ハルカレンディアがただアナルセックスに目覚めただけではなく、アギレオという人物を好きになったのは、エルフという種族的特徴よりも、男性権威的な騎士隊という組織、騎士という立場に関わりがあるかもしれません。
同じエルフであっても、あるいは人間でも、もう少し解放されたジェンダー観を持っていたら、アギレオ個人に目を取られるよりも、新しい性の目覚めの方に夢中になったかもしれないですね。
Q.完結おめでとうございます!! 種田先生の好きな登場人物ベスト3教えてください! できれば理由も知りたいです!
A.ありがとうございます。
一番好きなのはハルカレンディアです。理由は、彼のモデルが元々ある版権コンテンツ(オンラインゲーム)に出てくる私の激推しだからです。笑
長く書いてきて、今はもうあまりモデルに似ていませんが、ハルカレンディアのあの絶妙になんかおかしい生真面目さは、激推しへの愛しさから生み出されています。
二番目に好きなのは、ラウレオルン陛下ですね。単純に、有能で性格が微妙な美しい男が好きだからです。笑
三番目は…悩みますが、リーです。リーは、私が「こういう男が夫としての理想」というキャラクターとして描いています。
Q.紙の本の発売予定はありますか?
A.気に掛けてくださって、ありがとうございます。
ほんとのほんとの本音を言うと、本を作るのは大変だったので、ちょっとあんまり、やりたいとは思っていません…。笑
ただ、紙がいい!という方は結構いらっしゃるので、考えてはいます………いや、うーん。笑
Q.次回作以降の予定はありますか?
A.ありがとうございます。「続きが読みたいです!」というのをプレッシャーに感じるより喜ぶタイプなので、とても嬉しいです。
書きたいものはあるのですが…。……まだ「予定」と呼べるほどではないです。
去年は「星に牙、魔に祈り」を書くのでまるまるいっぱいいっぱい、という状況になってしまったので、つくづく、もっと色んなものを見たり読んだりして勉強したい。もっと表現できる引き出しを増やしてから、あるいはせめて、増やしながら書きたい、と身悶える思いです。笑
今回もたくさんのご質問をお寄せいただき、また、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
みなさまに素敵な物語との出会いがありますように。
またどこかでお会いできることを願って!
このページの掲載後にいただくご質問には、このページでお答えすることはありません。悪しからずご了承いただければ幸いです。
※できるだけ原文の通りに掲載させていただいておりますが、分かりやすくするため固有名詞など変更・統一させていただいている部分があります。
※ご質問くださった方のお名前は掲載なしで統一させていただいております。
Q.タイトルの意味を教えてください!
A.「星に牙、魔に祈り」は、……あの、改めてお話するのも恥ずかしいくらいそのままですが、エルフらしくなく生き物の牙を身に着けるようになったハルカレンディア、祈るはずのない魔物が祈る心を持って人間になったヴァルグというルーツを持つアギレオ、二人のことです。
アギレオとの出会いによって、数百年同じように生きていた己が変わっていくハルカレンディアと、ハルカレンディアとの出会いによってハルカレンディアとは別の意味で成長し、捨てたはずの故郷、ルーツに改めて結びついていくアギレオ、という二人の関係を描きたいと考え、このタイトルに決めました。
Q.ハルカレンディアの髪が短い理由が知りたいです!幼なじみの男エルフたち(グレアディルやアグラミア)が短髪なのも気になります…!
エルフの短髪がそれほどめずらしくなくなったのはいつ頃からなのでしょうか?
A.ハルカレンディアの髪が短い理由は全く大したことないので、引っ張りたくないのは山々なのですが、前作「この奇妙なる虜」でも、いつか書きたいのでご容赦くださいと言ってしまったので、中途半端には出せず…。…いつかご披露する機会があることを祈って…笑
年数はあまり考えていなかったのですが、髪を短くするエルフが現れはじめたこと自体は、ハルカレンディアとは全然関係なく、人間からいえば元々、エルフからは割と最近という感覚の千年以内あたりかもしれません。
Q.ベスシャッテテスタルのエルフがアギレオを拐ったのはなんで?
A.突然現れた異種族達の正体を知るため、話がしたかった、というのが理由です。アギレオを選んだわけではないのですが、リューが「お頭」と呼ぶのを聞き取れたので、なお好都合だと連れ帰りました。
Q.ベスシャッテテスタルのエルフがハルカレンディアの魔石を砕いたのはなんで?
A.ハルカレンディアの魔石は、自然に砕けた、というのが近いです。
実は衝撃で砕けたわけではなく、一瞬、境の森の精霊の力を媒介したために砕けました。
ほとんど前作の話だったのでバッサリ省いたのですが、ハルカレンディアをはじめとした砦の面々は境の森に集落を築くために、精霊に居住の許しを求めるエルフ式の挨拶をしており、一応は森の守護者として認識されていたこと。この魔石がハルカレンディアの霊力と、境の森の精霊の力を練って作られていたこと。魔石を作った時にハルカレンディアがアギレオの死を強く案じていたこと。ベスシャッテテスタルのエルフが境の森に、精霊の嫌がる火の魔法を使ったことがあった。などの複合的な要因で、精霊の力が味方し、致命傷を負うはずだったアギレオが生きていた理由の一因になりました。
Q.登場人物達のプロフィールが知りたいです!綴りや身長体重のほか、好みの食べ物や趣味など本編に出てこない設定もあれば、教えていただけると嬉しいです。
アギレオやハルカレンディア、砦メンバーなどメインキャラの他に、エルノールさんやヴィルベルヴィントさんの容姿なども気になっています…!
登場するキャラクターたちがみんな魅力的で大好きです!
A.ありがとうございます。ものすごく正直に言うと、お話に出てこないことはあんまり設定がありません。笑
で、終わらせてしまうとあまりにもどうしようもないので…
数字が苦手なのと、生体ですので以下は数字の前に(約)がつくとお考えいただければ幸いです。
身長の大体のイメージは…。ドイツ男性の最近の平均身長が184cmだそうで、「星に牙、魔に祈り」の舞台は一応(仮想)中世で昔の話なので、-10cmして、人間の男性が175cm、女性165cm。エルフはもう少し高くて、男性の平均身長が190cm。ハルカレンディアはちょうど平均なので190cm、アギレオが205cm。リーがハルカレンディアより2、3cm低いかもしれません。レビは半エルフなので少し低くて180台前半。ナハトは170後半、リューは前半、後はなんとなくイメージで…
ラウレオルンは実は長身で、アギレオとそんなに変わらない身長です。どっちが高い方がエモいか未だに決めかねています。笑
エルノールやヴィルベルヴィントについては、あまり…特には…笑
なんとなく、ヴィルベルヴィントは鹿色の髪で、BLの攻めにいそうなイケメンのつもりで書いていました。
Q.エルフの馬は普通の馬と同じ寿命ですか?
A.普通の馬と同じ寿命です。
特に軍馬はエルフ達が代々丹精込めて育てているので多少霊力が強い可能性がありますが、生物的には、どこまでも馬です。
Q.クリッペンヴァルト世界には、お正月にはお餅を食べる、というような行事や感謝祭のようなお祭りなどはありますか?
Q.以前、番外編「雪の上に陽は注ぎ」で新年の挨拶をしていたので、行事毎に食べる料理や、砦の決まりごと、建国記念のお祝いなどの行事はあるのかと気になりました。
A.二つのご質問だったのですが、……そこまで考えてはないですね……。
恐らく、彼らの習慣や考え方に則って考えてみると、現代の私達ほど数字を重要視はしていないので、暦にしたがった記念日などは少ないかもしれません。季節の行事は確かにあるかもしれないですね。
日を決めてご馳走を用意する、というのは多分、かなり豊かな状況でないと難しいので、季節に応じたもの、収穫祭や冬至などがもっともありそうだなと思います。
お正月にご馳走食べるのって、実はすごく難しくないかな?(すっかり冬だから)と考えていたのですが、特別な保存食(砂糖漬けや塩漬け等)を並べたりすると楽しそうですね。
Q.アギレオの初体験を誰といつ、どんな感じに終えたのか教えてほしいです!!!
A.アギレオのいた氏族には、15才で何らかの儀式を経て成人と認められ、その際に、一人選ばれた人妻に何度かに渡って手ほどきを受けるという習慣があります。(誰が誰に手ほどきをしたかは隠される)
そんなに詳しく設定はしていないのですが、ヴァルグ族の人妻に数日にわたってこっそりと基本的な心構えを、手取り足取り教わっています。
人生初の気持ちよさで喘ぐ息を、持ち前の気の強さで必死に押し殺しながら、若さ故の真剣さで懸命にそれらを教わった、という辺りでしょうか。笑
Q.コウと砦の船長の関係が気になります。コウは船長に恩があるとのことですが…一体何があったの?
A.……すみません、あまり詳しく設定はしていないのですが……笑
「船長」は、アギレオの前の砦の頭領ですね。
彼の元々住んでいた山はドワーフによって掘り尽くされ、鉱人には住みにくい環境になったこと。森の精霊が他者を拒む、エルフの守護地に近いクリッペンヴァルト国の地下付近にコウがいること。辺りが関係しています。
船長にエルフと交渉する術があるとも思えないので、勝手に許して住まわせちゃったのかもしれません。
Q.メリリエルとランシリエルは、この奇妙なる虜本のオマケで描かれていた子エルフの佃煮の中にいた女の子2人と同一人物ですか?
A.本編以外もたくさん読んでいただいて、ありがとうございます。
昨年春に私が発行した「この奇妙なる虜」同人誌にお礼としてつけていた、おまけのハガキに描いたエルフの子供達のイラストのことですね。(金の芽寮の寮生たち、ハルカレンディアたちが子供の頃で、寮にはたくさんの子供エルフがいたのを、私が「子エルフの佃煮」と名付けました)
メリリエルとランシリエルは、このイラストの中にいる、特徴が一致する(と判るか微妙な下手さですが…)二人と同一人物です。
「イラストに描かれている子供のエルフ」にも「ハルカレンディアの留守番を引き受けてくれるエルフ」にも、元々あまり深い設定はなかったのですが、なかったが故に、この二人に登場してもらいました。
Q.崖から落とされたヴァルグは無事だった?
A.全員生きています。ご心配ありがとうございます。
格闘が起きた場所が、切り立った崖状の段がいくつも続く場所で、実はそれほど大した高さではありません。衝撃としては、二階の屋根から落とされたくらいでしょうか…
運が悪ければ骨を折ったかもしれませんが、アギレオとハルカレンディアにとっては弱すぎでも、彼らも普段からよく鍛えているので、命に関わるほどの怪我はしませんでした。
Q.アギレオがハルカレンディアに贈った竜の鱗はどのくらいの大きさですか? いつ入手したんですか? 偽物かもしれないと言ってましたが、本物でしたか?
A.竜の鱗は、ハルカレンディアの顔より少し小さいくらいです。
もうちょっと正確に計算すればよかったのですが、昔ネバーエンディングストーリーという映画で見た白いドラゴンをぼんやりイメージしていて、確か主人公が近付いた時、そんな鱗があったような…という、雑な測定です…
入手経路(アギレオ視点)としては、ビーネンドルフに行った時、ここには商売相手が多く集まるので見つかる限り全員に「白飛龍デェラトモウンの鱗を高く買い取る。もちろん偽物を掴ませたやつは、死んだ方がマシだったって目に遭わせる」と声を掛けて回りました。娼館はついででした。
自分が死ぬまでにも手に入るか分からない駄目元でしたが、入手したという報せが思いがけず届いたのが、ランシリエルとメリリエルがやってくる少し前。
西の大陸に行ってしまうと受け取りがいつになるか、そもそも叶うか分からなくなる、というやりとりを、相手の使いと交わして、海を渡る手前の港で待ち合わせることに落ち着きました。
今だったら、結婚前にそんなに使ったとバレたら婚約破棄も危ぶまれる金額を支払ってこれを入手。ポヤッとした(と思っている)ハルカレンディアに渡すよりも、自分がしっかり持っておいて、砦に戻ってからハルカレンディアにあげようと思って持ち歩いていました。
実は、正真正銘の本物です。
ちょっと、短い物語が書けるような…笑
港の回で少し話題に出ていた、ハルカレンディア達が向かったのとは逆側の東の海、幾つかの島からなる諸島地域が竜の棲処なのですが、この近くの島に住む、貧しい村の少年が鱗を手に入れました。
漁の仕事の最中に、目玉の飛び出るような値段で竜の鱗を買い取るという話を小耳に挟んだ少年は、貧しさのせいで風邪を拗らせただけでも死ぬような村を変えようと、竜のいる島へと向かい、死ぬ目に遭いながらも竜と交渉を試みて、鱗を分けてもらうことができました。
Q.ハルカレンディアはヴァルグ達の氏族で普通に会話していましたが、ヴァルグ語?がしゃべれるんですか?
A.ええと、ご返答は2点になります。
1、ヴァルグ達が話しているのは「西の共通語」という言葉で
2、ハルカレンディアは西の共通語が話せます。流暢に会話できるのは、母国語であるエルフ語、東の大陸の多くで通じる東の共通語、西の共通語の三カ国語です。この三カ国語は読み書きもでき、これはエルフの趣味のひとつが「教養」であるせいです。
折角ですので、言語の設定についても少し。
この大陸の多くで通じる共通語がある、というのは完全にご都合主義だなと思うのですが(モデルはあります)、恐らく、エルフが存在しているせいです。
森の外では、お高くとまっているとか説教臭いとか好き勝手言われていますが、彼らは昔から真面目に世界に平和と知識をもたらすために色々はたらきかけています。
アギレオは西の出身者で東に居着いた経緯から、東西の共通語を(スラング混じりですが)話し、西の共通語は読み書きもできます。ヴァルグ達は意外に教育を大事にしており、これは、彼らが昔々はエルフであったことと関係があります。
その他の種族については、共通語と各自の方言があったりなかったり、識字率はまちまちですが、時代背景を考えるとかなり高いです。
Q.アギレオとハルカレンディアの結婚式素敵でした! 何かモデルがありますか?
A.ありがとうございます。
ヴァルグ族のモデルが、子供の頃に読んだモンゴル平原の騎馬族の話、若い頃に見た「ダンス・ウィズ・ウルブス」という映画のネイティブアメリカン、本や漫画で読んだ昔のアイヌ、辺りのミックスイメージです。
婚礼のイメージは、「ダンス・ウィズ・ウルブス」で出てきた主人公の結婚式がすごく手短で印象的だったものと、日本の三三九度を簡略化したものを組み合わせるように作りました。
婚礼衣装は、モンゴルの婚礼衣装というのをいくつか見つけて、後は自分の好き勝手なものを融合させています。
Q.これまでにヴァルグ族と結ばれたエルフはいたのでしょうか?
A.これまでにはヴァルグ族と結ばれたエルフは知られていません。
実はヴァルグ達の住む山からそれほど遠くない場所に守護地を持つエルフがいますが、近いが故に彼らはヴァルグが何者かをまだ覚えていて、気に掛け、けれど遠巻きに見守っています。冬の寒波が厳しくなりそうな時など、素知らぬ振りをして物資を提供してくれたりしますが、基本的には交流がありません。
ですが、アギレオのように山を下りたヴァルグがどこかでエルフと出会ったことがないとは言い切れないかもしれないですね。
ただ、北の山を離れると今度は、ヴァルグは「魔物のような姿」という認識になるので、魔物と戦うことを使命とするエルフと親しくなる可能性は低いかもしれません。
Q.エピローグに出てきたヘルマンは誰かの子孫ですか?
A.ヘルマンは、砦の面子の子孫ではないです。
物語の中での砦は、行き場を失った者達が辿り着く場所という面がまだまだ強いですが、長い時間を掛けて、腕に覚えのある者や、特に後ろめたいことがない者も、普通に職を求めてやってくるような頼れる集落に変化しています。
ヘルマンのように、完全にポジティブな理由とはいえなくも、再起をかけて外からやってくる若者がいる。という一つの面を現す人物です。
Q.エピローグにも登場した、アギレオの牙を加工したネックレスや残りの牙…アギレオはハルカレンディアが隠し持っていたことを知っていたのでしょうか?
A.特に考えていなかったのですが、多分、あれだけ毎日ベタベタベタベタしていて、しかもハルカレンディアはアギレオと違って隠し事が上手くはないので、どこかでバレたのではないでしょうか。笑
Q.アギレオとハルカレンディアは、もう一度2人でアギレオの故郷に行けたのでしょうか?
A.考えてみたのですが、分かりません。
アギレオが頭領を下りる頃にはそれなりの年齢で、辿り着いた故郷で、もう両親が亡くなっていたというニュースをアギレオが聞きたがらないかもしれない、と思います。
別の可能性としては、オソグリスとヴィボラの方が、年老いて行けなくなる前に、と、老体に鞭打って砦まで来てくれた可能性はあるかもしれないですね。
Q.ハルカレンディアがエルフではなく人間だったとしても、アギレオを好きになりましたか?
A.ハルカレンディアがアギレオを好きになったのは、ハルカレンディアの育った環境や価値観に意味がある、ということが伝わっていて、とても嬉しいです。ありがとうございます…
考えてみたのですが、ハルカレンディアがただアナルセックスに目覚めただけではなく、アギレオという人物を好きになったのは、エルフという種族的特徴よりも、男性権威的な騎士隊という組織、騎士という立場に関わりがあるかもしれません。
同じエルフであっても、あるいは人間でも、もう少し解放されたジェンダー観を持っていたら、アギレオ個人に目を取られるよりも、新しい性の目覚めの方に夢中になったかもしれないですね。
Q.完結おめでとうございます!! 種田先生の好きな登場人物ベスト3教えてください! できれば理由も知りたいです!
A.ありがとうございます。
一番好きなのはハルカレンディアです。理由は、彼のモデルが元々ある版権コンテンツ(オンラインゲーム)に出てくる私の激推しだからです。笑
長く書いてきて、今はもうあまりモデルに似ていませんが、ハルカレンディアのあの絶妙になんかおかしい生真面目さは、激推しへの愛しさから生み出されています。
二番目に好きなのは、ラウレオルン陛下ですね。単純に、有能で性格が微妙な美しい男が好きだからです。笑
三番目は…悩みますが、リーです。リーは、私が「こういう男が夫としての理想」というキャラクターとして描いています。
Q.紙の本の発売予定はありますか?
A.気に掛けてくださって、ありがとうございます。
ほんとのほんとの本音を言うと、本を作るのは大変だったので、ちょっとあんまり、やりたいとは思っていません…。笑
ただ、紙がいい!という方は結構いらっしゃるので、考えてはいます………いや、うーん。笑
Q.次回作以降の予定はありますか?
A.ありがとうございます。「続きが読みたいです!」というのをプレッシャーに感じるより喜ぶタイプなので、とても嬉しいです。
書きたいものはあるのですが…。……まだ「予定」と呼べるほどではないです。
去年は「星に牙、魔に祈り」を書くのでまるまるいっぱいいっぱい、という状況になってしまったので、つくづく、もっと色んなものを見たり読んだりして勉強したい。もっと表現できる引き出しを増やしてから、あるいはせめて、増やしながら書きたい、と身悶える思いです。笑
今回もたくさんのご質問をお寄せいただき、また、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
みなさまに素敵な物語との出会いがありますように。
またどこかでお会いできることを願って!
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弓の名手が(多いエルフという種族が)まったく狩猟をしないというはむしろ不自然なのでは…? という設定初期の疑問から、食の好みの設定が生まれました。笑
ちなみにレビくんも同じく肉があまり好きでないですが、卵が食べられるので、食堂で同席すると「俺は卵も食べられるもんね」「クッ…」という、子供のようなやりとりをしそうです。
ありがとうございます。
最後までアギハルたっぷりですので、楽しんでいただければ幸いです。
退会済ユーザのコメントです
ありがとうございます!
そうおっしゃっていただけると励みになります୧(^ ^)୨
気づくのが遅くなって大変申し訳ありません…!
ご感想ありがとうございます。
ハルカレンディアはめちゃくちゃ行動派ですね。私も見習わねば、より先に、面白さが先に立つイケイケ(古い)ぶりです。笑
「星に牙、魔に祈り」はエルフ陵辱小説ではなくなったのですが、ハルカレンディアが辱めを受けていると安心感がありますね。
いつもあたたかい応援ありがとうございます。
身に余る嬉しいお言葉の数々に報いられるよう、また頑張って続きを書いていきます!