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第三章
19.奪われたもの
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最近のリィナは、驚くほど沈黙を貫いていた。
それが逆にどこか不気味で、私は笑顔でジュリー達と毎日を過ごしながらも、漠然とした不安を抱えていた。
そんなある日、私は講義室に忘れ物をした。
「ごめん、みんな。先に行っててくれるかしら。
すぐに追いかけるから。」
「うん。いつものところで待ってるわね。」
ジュリー達と別れて、一人、講義室に戻る。
人気の無くなった講義室に入ると、そこには一人リィナが佇んでいた。
「リィナ…。」
私が呟くと、彼女は髪をふわっと遊ばせながら振り返った。
「あら、アンナ様。ご機嫌よう。」
口ではそう挨拶するが、目が笑っていない。
今日はライル様が公務で休みだし、いつも近くにいるウィルガの姿も今は見えなかった。
「……何しているの?」
「何もしてませんけどぉ。
何だかうまく行かないなぁ~って考えてました。」
「……また何か企んでるの?」
リィナが悲しそうに眉を下げる。
「人聞きの悪いこと言わないで下さいよ。
私、何にもしてませんよ?」
白々しい。
今までやってきたことを棚に上げて、何を言っているのか。
「ねぇわずっと聞きたかったの。
……この前ドラゴンを使ってソフィアを襲わせたのも貴女なの?」
すると、リィナはその顔を急に歪ませた。
「はぁ……?
あのイベントは、私のもので奪ったのはあんたらでしょ?!
あの事件のお陰で、あの女とあんたの金魚の糞みたいな奴が聖女と勇者とか言われるようなったくせに!!
本当はドラゴンが襲うのは私だったはずなのよ!それをウィルガが助けるイベントだったの!!このルートまで邪魔してくるなんて……あんたらは私を地獄にでも落としたいわけ?!」
リィナはそう言って、近くの椅子を蹴飛ばした。
彼女の様子からして、嘘ではなさそうだ。
…あれは、ウィルガルートだったのね。
どうりで私が知らないはずだわ。
「地獄だなんて……。それにこの世界はゲームじゃない。
その通りにいかないことだってあるわ。」
リィナは目尻をキュッと上げて、私を睨みつける。
「そんなの嫌と言うほど実感してるわよ!!
あんたか、あの女がちゃんと悪役令嬢さえやってくれたら、私だって綺麗なままのリィナでいられたの!!
何よ……なんであの女が聖女なのよ!そういうのはヒロインである私の役目であるはずでしょう?!」
「……あの世界の出来事が必ず起こるわけじゃない。
ここはゲームじゃないし、貴女はヒロインではないの。」
リィナの身体が怒りで震えている。
「でも…ウィルガはシナリオの通り、私を愛してる!!
ライル様だって……!!」
そう言いながらも、リィナは不安なんだろう。
ライル様は隣にいるものの、リィナを大事にしている雰囲気は微塵も感じられないから。
リィナは、惨めだった。目を血走らせて、怒りに身を震わせ…
なんだか、そんな彼女が可哀想に見えた。
私はリィナに言い聞かせるように話す。
「……もうゲームに囚われて生きるのはお互いやめない?貴女は、美しく、勉強も出来る、魔力だって持っているわ。そんな才能豊かな貴女を愛してくれる人はたくさんー」
「普通の奴じゃ意味ないの!なんで、ヒロインの私が妥協しなきゃいけないのよ!!私が本気を出せば誰だって手に入れられる世界なのよ?!
私は…、お金も、権力もあって、美形な男性に囲まれて、誰もが羨むような生活をしたいの!!それが許される人間なの、私は選ばれた人間なのよ!!」
「……だからと言って、人を傷つけて良い理由にはならない。」
「本当にあなたって生意気だわ……。
いつも良い子ぶっちゃって!!
……全部、奪ってやる。あなたから…、全部…!」
リィナはそう言って、私を憎らしく睨みつけると、教室から走り去って行った。
私の言葉は何一つ彼女に届かなかった。
◆ ◇ ◆
リィナとそんな言い合いをしてから数日後、私が学園から帰宅すると、何やら屋敷内が騒がしかった。
「お嬢様、おかえりなさいませ。
至急お伝えしたいことがございますので、こちらへ。」
いつもなら笑顔でオルヒが出迎えてくれるのに、今日は珍しく執事長が出てきた。しかも、執事長の顔は青白く硬直している。
何か大変なことが起きたのかもしれない、と足早に歩く執事長について行くと……そこはオルヒの部屋だった。
「オル…ヒ……?」
しっかりと首下まで布団をかけられ、オルヒはベッドに横たわっていた。あわてて駆け寄るが、オルヒは眠ったままだ。
でも、呼吸はしている。だけど、脂汗が滲み、呼吸が浅く苦しそうだ。
「オルヒ…オルヒ…!!」
オルヒは何度呼んでも目を覚ましてはくれない。
私は、いつも私の髪を綺麗にといてくれる優しく分厚い手のひらを握ろうとした。
…と、そこであることに気付く。
「……うで………が……。」
慌てて布団を捲ると、二の腕の部分から下のオルヒの左腕が無くなっていた。
「オルヒ……?どうしたの……?
なんで、なんでこんな事に…っ!!」
私が何度問いかけてもオルヒは答えてくれない。
グスグスと泣き続ける私の後ろで執事長が話す。
「一緒にいたテレサの話によりますと、お嬢様の新しいドレスを取りに行く途中、急に柄の悪い男達に襲われたそうです。金を出せと言われて、オルヒが手を出したところ、そのまま腕ごと切られたそうで。男たちは金を奪って、そのまま逃走しました。
その後、たまたまその場に顔見知りの男性が通りかかって、応急処置をして、この屋敷まで送ってくれました。
既に医師に診てもらい、手当をしてもらいました。腕はもう使えないでしょうが、命は助かるだろうとー」
執事長の言葉が上手く頭に入ってこない。
とにかく…とにかく早く治さないと…!!
「ソフィア……。ソフィアよ、ソフィアを呼んで!!」
私がそう叫ぶのを、執事長は困ったように見つめる。
「アンナお嬢様……。」
執事が私の名を戸惑いを含む声で呼んだ時、扉が開く音がした。
「アンナ。聖女様は現在、二つ隣の街まで行っている。本日中には王都にお戻りにならない。それに聖女様でも切られた腕をくっ付けたり、生やしたりすることは出来ない。」
威厳のあるその声は、この家の主だった。
「……おとう、さま…!」
ただでさえ、涙で前が見えないのに、お父様が来た事で、私の涙腺は完全に崩壊した。お父様は私の後ろに立ち、私を包み込むように抱きしめてくれた。
「おとぉ、しゃま…グスッ……。おる、ひ…が。
オルヒのうで…がぁ……!!」
「あぁ。」
お父様がギリッと歯を食いしばったのが分かった。
結局私はその後もお父様の腕の中で泣き続け、いつの間にか眠ったのだった。
◆ ◇ ◆
翌日、目が覚めると、自分のベッドで寝ていた。
昨日泣きすぎたせいなのか、上手く目が開かない。
いつもならオルヒがニコニコ笑いながら、入ってきてカーテンを開けてくれるのに、今日はまだ誰も開けにこない。
カーテンの向こう側は確かに朝日が昇っているはずなのに、私の部屋は真っ暗だった。
腕のないオルヒの横たわる姿を思い出して、また泣けてくる。
「なんで…なんでこうなっちゃったの……?」
両手で顔を覆っても、指の隙間からこぼれ落ちた涙がシーツを濡らす。
その時、扉がノックされた。
「誰?」
「テレサです。」
「入って。」
「はい…。」
テレサが緊張した面持ちで入ってくる。
「おはようございます。アンナお嬢様。大丈夫、ですか?」
「おはよう…。あんまり大丈夫とは言えないわね…。
オルヒの状態はどう?」
「まだ目を覚ましませんが、容体は落ち着いています。」
「そう……。」
でも、もう腕は戻らない。
「分かった。オルヒに会いに行きたいから、着替えるわ。」
「あ、あの!…あと……」
「なに?」
「……今朝、お嬢様宛に届きました。」
そう言って、テレサはおずおずと私に手紙を渡してきた。
中に何かが入っているのか、膨らんでいる。
いつも私宛の手紙はオルヒが全て開けて、チェックした上で私に渡してくれるのだが、オルヒがあの状態なのでどうして良いか分からなかったのだろう。
その場合は執事長に渡すのが正しいが、一通くらいいいか…と思い、自ら封を切った。
すると、ボタッと何かが封筒から落ちた。
足元を見ると、人の指が転がっている。
その指には、私がオルヒに送った指輪が付いていた。
震える手で中の便箋を開く。
『お前は、殺す。』
血文字で、そう書き記されていた。
それが逆にどこか不気味で、私は笑顔でジュリー達と毎日を過ごしながらも、漠然とした不安を抱えていた。
そんなある日、私は講義室に忘れ物をした。
「ごめん、みんな。先に行っててくれるかしら。
すぐに追いかけるから。」
「うん。いつものところで待ってるわね。」
ジュリー達と別れて、一人、講義室に戻る。
人気の無くなった講義室に入ると、そこには一人リィナが佇んでいた。
「リィナ…。」
私が呟くと、彼女は髪をふわっと遊ばせながら振り返った。
「あら、アンナ様。ご機嫌よう。」
口ではそう挨拶するが、目が笑っていない。
今日はライル様が公務で休みだし、いつも近くにいるウィルガの姿も今は見えなかった。
「……何しているの?」
「何もしてませんけどぉ。
何だかうまく行かないなぁ~って考えてました。」
「……また何か企んでるの?」
リィナが悲しそうに眉を下げる。
「人聞きの悪いこと言わないで下さいよ。
私、何にもしてませんよ?」
白々しい。
今までやってきたことを棚に上げて、何を言っているのか。
「ねぇわずっと聞きたかったの。
……この前ドラゴンを使ってソフィアを襲わせたのも貴女なの?」
すると、リィナはその顔を急に歪ませた。
「はぁ……?
あのイベントは、私のもので奪ったのはあんたらでしょ?!
あの事件のお陰で、あの女とあんたの金魚の糞みたいな奴が聖女と勇者とか言われるようなったくせに!!
本当はドラゴンが襲うのは私だったはずなのよ!それをウィルガが助けるイベントだったの!!このルートまで邪魔してくるなんて……あんたらは私を地獄にでも落としたいわけ?!」
リィナはそう言って、近くの椅子を蹴飛ばした。
彼女の様子からして、嘘ではなさそうだ。
…あれは、ウィルガルートだったのね。
どうりで私が知らないはずだわ。
「地獄だなんて……。それにこの世界はゲームじゃない。
その通りにいかないことだってあるわ。」
リィナは目尻をキュッと上げて、私を睨みつける。
「そんなの嫌と言うほど実感してるわよ!!
あんたか、あの女がちゃんと悪役令嬢さえやってくれたら、私だって綺麗なままのリィナでいられたの!!
何よ……なんであの女が聖女なのよ!そういうのはヒロインである私の役目であるはずでしょう?!」
「……あの世界の出来事が必ず起こるわけじゃない。
ここはゲームじゃないし、貴女はヒロインではないの。」
リィナの身体が怒りで震えている。
「でも…ウィルガはシナリオの通り、私を愛してる!!
ライル様だって……!!」
そう言いながらも、リィナは不安なんだろう。
ライル様は隣にいるものの、リィナを大事にしている雰囲気は微塵も感じられないから。
リィナは、惨めだった。目を血走らせて、怒りに身を震わせ…
なんだか、そんな彼女が可哀想に見えた。
私はリィナに言い聞かせるように話す。
「……もうゲームに囚われて生きるのはお互いやめない?貴女は、美しく、勉強も出来る、魔力だって持っているわ。そんな才能豊かな貴女を愛してくれる人はたくさんー」
「普通の奴じゃ意味ないの!なんで、ヒロインの私が妥協しなきゃいけないのよ!!私が本気を出せば誰だって手に入れられる世界なのよ?!
私は…、お金も、権力もあって、美形な男性に囲まれて、誰もが羨むような生活をしたいの!!それが許される人間なの、私は選ばれた人間なのよ!!」
「……だからと言って、人を傷つけて良い理由にはならない。」
「本当にあなたって生意気だわ……。
いつも良い子ぶっちゃって!!
……全部、奪ってやる。あなたから…、全部…!」
リィナはそう言って、私を憎らしく睨みつけると、教室から走り去って行った。
私の言葉は何一つ彼女に届かなかった。
◆ ◇ ◆
リィナとそんな言い合いをしてから数日後、私が学園から帰宅すると、何やら屋敷内が騒がしかった。
「お嬢様、おかえりなさいませ。
至急お伝えしたいことがございますので、こちらへ。」
いつもなら笑顔でオルヒが出迎えてくれるのに、今日は珍しく執事長が出てきた。しかも、執事長の顔は青白く硬直している。
何か大変なことが起きたのかもしれない、と足早に歩く執事長について行くと……そこはオルヒの部屋だった。
「オル…ヒ……?」
しっかりと首下まで布団をかけられ、オルヒはベッドに横たわっていた。あわてて駆け寄るが、オルヒは眠ったままだ。
でも、呼吸はしている。だけど、脂汗が滲み、呼吸が浅く苦しそうだ。
「オルヒ…オルヒ…!!」
オルヒは何度呼んでも目を覚ましてはくれない。
私は、いつも私の髪を綺麗にといてくれる優しく分厚い手のひらを握ろうとした。
…と、そこであることに気付く。
「……うで………が……。」
慌てて布団を捲ると、二の腕の部分から下のオルヒの左腕が無くなっていた。
「オルヒ……?どうしたの……?
なんで、なんでこんな事に…っ!!」
私が何度問いかけてもオルヒは答えてくれない。
グスグスと泣き続ける私の後ろで執事長が話す。
「一緒にいたテレサの話によりますと、お嬢様の新しいドレスを取りに行く途中、急に柄の悪い男達に襲われたそうです。金を出せと言われて、オルヒが手を出したところ、そのまま腕ごと切られたそうで。男たちは金を奪って、そのまま逃走しました。
その後、たまたまその場に顔見知りの男性が通りかかって、応急処置をして、この屋敷まで送ってくれました。
既に医師に診てもらい、手当をしてもらいました。腕はもう使えないでしょうが、命は助かるだろうとー」
執事長の言葉が上手く頭に入ってこない。
とにかく…とにかく早く治さないと…!!
「ソフィア……。ソフィアよ、ソフィアを呼んで!!」
私がそう叫ぶのを、執事長は困ったように見つめる。
「アンナお嬢様……。」
執事が私の名を戸惑いを含む声で呼んだ時、扉が開く音がした。
「アンナ。聖女様は現在、二つ隣の街まで行っている。本日中には王都にお戻りにならない。それに聖女様でも切られた腕をくっ付けたり、生やしたりすることは出来ない。」
威厳のあるその声は、この家の主だった。
「……おとう、さま…!」
ただでさえ、涙で前が見えないのに、お父様が来た事で、私の涙腺は完全に崩壊した。お父様は私の後ろに立ち、私を包み込むように抱きしめてくれた。
「おとぉ、しゃま…グスッ……。おる、ひ…が。
オルヒのうで…がぁ……!!」
「あぁ。」
お父様がギリッと歯を食いしばったのが分かった。
結局私はその後もお父様の腕の中で泣き続け、いつの間にか眠ったのだった。
◆ ◇ ◆
翌日、目が覚めると、自分のベッドで寝ていた。
昨日泣きすぎたせいなのか、上手く目が開かない。
いつもならオルヒがニコニコ笑いながら、入ってきてカーテンを開けてくれるのに、今日はまだ誰も開けにこない。
カーテンの向こう側は確かに朝日が昇っているはずなのに、私の部屋は真っ暗だった。
腕のないオルヒの横たわる姿を思い出して、また泣けてくる。
「なんで…なんでこうなっちゃったの……?」
両手で顔を覆っても、指の隙間からこぼれ落ちた涙がシーツを濡らす。
その時、扉がノックされた。
「誰?」
「テレサです。」
「入って。」
「はい…。」
テレサが緊張した面持ちで入ってくる。
「おはようございます。アンナお嬢様。大丈夫、ですか?」
「おはよう…。あんまり大丈夫とは言えないわね…。
オルヒの状態はどう?」
「まだ目を覚ましませんが、容体は落ち着いています。」
「そう……。」
でも、もう腕は戻らない。
「分かった。オルヒに会いに行きたいから、着替えるわ。」
「あ、あの!…あと……」
「なに?」
「……今朝、お嬢様宛に届きました。」
そう言って、テレサはおずおずと私に手紙を渡してきた。
中に何かが入っているのか、膨らんでいる。
いつも私宛の手紙はオルヒが全て開けて、チェックした上で私に渡してくれるのだが、オルヒがあの状態なのでどうして良いか分からなかったのだろう。
その場合は執事長に渡すのが正しいが、一通くらいいいか…と思い、自ら封を切った。
すると、ボタッと何かが封筒から落ちた。
足元を見ると、人の指が転がっている。
その指には、私がオルヒに送った指輪が付いていた。
震える手で中の便箋を開く。
『お前は、殺す。』
血文字で、そう書き記されていた。
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