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13話 メイド?
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帝都に帰還後。
ギルドにクエストの完了を報告し、ドロップアイテムの換金を済ませた。
ベガとお金を折半し、からかわれつつも彼女と別れた。
家に帰る途中。
冒険者ギルドではない別のギルドに足を運び、用件を頼んだ。
そして家に帰り着くなり、僕はソファで横になった。
「ふぁ~……今日も疲れたなぁ……」
目を瞑ると、今日の出来事がフラッシュバックする。
ゴブリンを倒し、ダンジョンを見つけた。
ベガに水を掛けられ、抱き締められた。
……あのまま眠ってしまいたくなるような柔らかさに包まれて。
その後、彼女の後ろ姿は濡れ透けていて……って、僕は何を思い出しているんだ!
ぶんぶん!
頭を振って、エッチな記憶を振り払う。
代わりに思い出されたのは、十数人の怪しい奴ら。
フードで顔を隠さなければならない、良からぬ理由がある連中だ。
僕、記憶力には自信がある。
彼等を見たのは一瞬の事だけど、色々と覚えている。
彼等が背嚢に入れていた武器には確か……『ニエル武具』という刻印が刻まれていたはず。
防具も同じ刻印だった。
しかも、『身代金の件が吹っ飛んだ』とも言っていた。
無関係だとは思いたいが、僕とベガが倒したあの五人組と、無関係とは思えない。
……どうやら、探る必要がありそうだ。
明日、ベガと話し合う予定ができた。
「んん……すぅ……すぅ……」
そう考えているうちに、僕の意識は睡魔に引っ張られた。
「……オ、……て、……オ」
ん?
誰かの声がする……。
ピチュン。チュン、ピッ。
BGMとして、鳥のさえずりまで聞こえてくる。
「……イオ。起きなさい、イオ」
声は、どうやら僕を起こしてくれているようだ。
でも、ここは実家じゃない。
ましてや、テレーズと住んでいたあの家でもない。
新居だ。
僕は今、独り暮らしのはず。
……はっ!
ご、強盗ッ!?
「け、剣と杖はどこにっ!」
素早く飛び起き、武器を探すが──
どてんっ!
ソファから転げ落ち、視界いっぱいに天井に映る。
しかし直後。
視界の端に、青色と肌色が映り込んできた。
「危ない夢でも見てたのかしら? 冒険者なんて危ないことをやっているから、そんな夢を見るのよ」
よく見れば、それは──姉上だった。
床で仰向けになった僕を、姉上が上から覗き込んでいた。
「あ、姉上っ!? ど、どうしてここに!?」
「死人を見たような反応ね、イオ。まぁ、とりあえず起きなさい」
姉上に言われ、僕は床から起き上がる。
ソファに座ると、姉上は僕の前に立ち、"メイド服"から櫛を取り出した。
……え?
なんで姉上がメイド服?
しかも、メイドらしく髪をポニーテールに纏めてるし……
あっ!
もしかして、
「昨日、家政婦ギルドにハウスキーパーさんを頼んだんだ! それで姉上が……って、ええっ!?」
昨夜の帰り際、確かに僕は家政婦ギルドに足を運んだ。
留守にしている間、家を任せるハウスキーパーさんを雇うためだ。
だ、だけど……姉上が来るとは想像できなくない!?
貴族の令嬢だよ!?
由緒正しい侯爵家だよ!?
王家、公爵家に次ぐ格の高い爵位だよ!?
「朝から元気ね、イオ。そんなに意外かしら?」
姉上は僕の頬を押さえると、櫛で髪を梳いてくれる。
か、顔が近い……。
姉上から漂うフローラルな香りが、鼻孔をくすぐってくる。
なんだか、すごく恥ずかしいんだけど……!
「そ、それくらい自分で出来ますよ!」
「だーめっ。イオってば、こういうの適当に済ませるんだから。身嗜みは貴族の基本よ? 大人しくメイドに任せなさい」
いや、メイドじゃなくてハウスキーパーですよね?
髪を梳くのは、ハウスキーパーの業務内容ではない気が……。
それに僕、既に貴族ではないんですけど……。
「ん~、ふふっ」
なぜか上機嫌だし、突っ込まないでおこう。
「……それで、どうして姉上がここに? ハウスキーパーとして来ているって事は、僕の応募を見たんですよね?」
「えぇ。イオが前の家を出て行くことは容易に察せられたし、そうなると新居ではメイドが必須になるでしょう? 簡単な話よ、あなたがメイドを募集するのを待ったのよ」
そうか……。
発言から察するに、テレーズとの婚約破棄も知っているんだね。
その上で、僕がどう行動するかまで読まれているし……
姉上には、なんでもお見通しだ。
「はい、これで寝癖もばっちりね。それで、今日はどうするのかしら? 冒険者のお仕事?」
「うん。仲間に相談したいことがあって」
僕はソファから立ち上がり、本棚から地図を抜き取った。
机に丁重に置かれている剣と杖。
それを拾い上げ、代わりに地図を広げる。
「ニエル武具、ニエル武具……」
武器を装備しながら、地図の上に視線を這わせる。
すると、『ニエル武具店』はすぐに見つかった。
僕は集中し、付近の地図情報を頭の中に叩き込む。
脳にインプットして、地図を畳んだ。
「よし、覚えた」
「さすがの記憶力ね。はい、どうぞ」
と、姉上が机の隅に皿を置く。
朝食だ。
しかも、ものすごく美味しそうだ。
「え? ……あ、姉上が作ってくれたんですか?」
「そうよ。初めてだから少し不格好かも知れないれけど、味は保障するわ」
さぁどうぞ、と言わんばかりに掌を広げる姉上。
その指には絆創膏が……という事はない。
「ありがとうございます、姉上。それじゃあ、いただきます」
僕はソファに腰を下ろす。
恐る恐る手を伸ばし、朝食を頬張った。
外見は美味しそうだが中身はマズイ……という事もない。
「美味しくて、逆にビックリしますね……」
「私、昔からなんでもそつなくこなせるのよ。だから、掃除も料理も洗濯も、必要とあらばイオの仕事の手伝いまで、なんでも頼って頂戴」
部屋を見渡してみると、信じられないほどピカピカだ。
あまりにも綺麗すぎて、むしろ眩しい。
は、ハウスキーパーさんとして完璧だ……っ!
僕が驚いて、言葉を失っていると、
コンコン。
ドアがノックされる。
音は玄関からだ。
「ん、誰か来たのかな?」
向かおうとした僕を、姉上が手で制止。
「私が出るわよ。イオは朝食を食べていなさい」
「で、でも……」
「朝くらいゆっくりしてくださいませ、"ご主人様"」
メイドらしく、腰を折って丁寧に一礼。
顔を上げて少し楽しそうに微笑むと、姉上は玄関へと向かった。
がちゃり。
という扉が開く音の直後。
姉上と来訪者──ベガの話し声が、こちらにまで届いてくる。
「おはよう、イオ……って、誰だい?」
「ランベルク侯爵家が長女、ヒマリア・フィン・ランベルクと申します。イオの姉でございます」
「へぇー。ランベルク家の人間がメイド服を着ていることに違和感があるけど……まぁいいか。私はベガ・フィン・ギースリンゲン。以後お見知りおきを、"お義姉さん"」
…………ピキッ。
何かが割れる音がした。
「お・義・姉・さ・ん? あなたはイオのなんなのかしら?」
「……察してくれ。そういう関係だ」
違うからっ!
「そういう関係だなんて、証拠はあるの?」
「相合傘で身を寄せ合ったし、池で抱き合った。それにイオ……私の下着の色まで知ってるから」
違うか……違わないっ!
けど、話がややこしくなるから!
僕は朝食をかきこみ、玄関へとダッシュ。
見えない火花を飛ばす二人の間に割って入った。
「ベガ、ストーーップ! 姉上をからかわないで! 姉上、真に受けないでください! 全て、必要があったから行ったに過ぎません!」
「……という事にしておこうか」
「ベガ、ちょっと黙ってて!」
「いいのよ、イオ。羽虫がいくら妄言を垂れ流そうと、イオの正妻は私だから」
「あ、姉上っ!?」
結局、二人の説得に十分以上の時間が掛かった。
それと、玄関が開きっぱなしだったから、街行く人たちが僕らを見てクスクスと笑っていた。
朝から恥ずかしい……。
ギルドにクエストの完了を報告し、ドロップアイテムの換金を済ませた。
ベガとお金を折半し、からかわれつつも彼女と別れた。
家に帰る途中。
冒険者ギルドではない別のギルドに足を運び、用件を頼んだ。
そして家に帰り着くなり、僕はソファで横になった。
「ふぁ~……今日も疲れたなぁ……」
目を瞑ると、今日の出来事がフラッシュバックする。
ゴブリンを倒し、ダンジョンを見つけた。
ベガに水を掛けられ、抱き締められた。
……あのまま眠ってしまいたくなるような柔らかさに包まれて。
その後、彼女の後ろ姿は濡れ透けていて……って、僕は何を思い出しているんだ!
ぶんぶん!
頭を振って、エッチな記憶を振り払う。
代わりに思い出されたのは、十数人の怪しい奴ら。
フードで顔を隠さなければならない、良からぬ理由がある連中だ。
僕、記憶力には自信がある。
彼等を見たのは一瞬の事だけど、色々と覚えている。
彼等が背嚢に入れていた武器には確か……『ニエル武具』という刻印が刻まれていたはず。
防具も同じ刻印だった。
しかも、『身代金の件が吹っ飛んだ』とも言っていた。
無関係だとは思いたいが、僕とベガが倒したあの五人組と、無関係とは思えない。
……どうやら、探る必要がありそうだ。
明日、ベガと話し合う予定ができた。
「んん……すぅ……すぅ……」
そう考えているうちに、僕の意識は睡魔に引っ張られた。
「……オ、……て、……オ」
ん?
誰かの声がする……。
ピチュン。チュン、ピッ。
BGMとして、鳥のさえずりまで聞こえてくる。
「……イオ。起きなさい、イオ」
声は、どうやら僕を起こしてくれているようだ。
でも、ここは実家じゃない。
ましてや、テレーズと住んでいたあの家でもない。
新居だ。
僕は今、独り暮らしのはず。
……はっ!
ご、強盗ッ!?
「け、剣と杖はどこにっ!」
素早く飛び起き、武器を探すが──
どてんっ!
ソファから転げ落ち、視界いっぱいに天井に映る。
しかし直後。
視界の端に、青色と肌色が映り込んできた。
「危ない夢でも見てたのかしら? 冒険者なんて危ないことをやっているから、そんな夢を見るのよ」
よく見れば、それは──姉上だった。
床で仰向けになった僕を、姉上が上から覗き込んでいた。
「あ、姉上っ!? ど、どうしてここに!?」
「死人を見たような反応ね、イオ。まぁ、とりあえず起きなさい」
姉上に言われ、僕は床から起き上がる。
ソファに座ると、姉上は僕の前に立ち、"メイド服"から櫛を取り出した。
……え?
なんで姉上がメイド服?
しかも、メイドらしく髪をポニーテールに纏めてるし……
あっ!
もしかして、
「昨日、家政婦ギルドにハウスキーパーさんを頼んだんだ! それで姉上が……って、ええっ!?」
昨夜の帰り際、確かに僕は家政婦ギルドに足を運んだ。
留守にしている間、家を任せるハウスキーパーさんを雇うためだ。
だ、だけど……姉上が来るとは想像できなくない!?
貴族の令嬢だよ!?
由緒正しい侯爵家だよ!?
王家、公爵家に次ぐ格の高い爵位だよ!?
「朝から元気ね、イオ。そんなに意外かしら?」
姉上は僕の頬を押さえると、櫛で髪を梳いてくれる。
か、顔が近い……。
姉上から漂うフローラルな香りが、鼻孔をくすぐってくる。
なんだか、すごく恥ずかしいんだけど……!
「そ、それくらい自分で出来ますよ!」
「だーめっ。イオってば、こういうの適当に済ませるんだから。身嗜みは貴族の基本よ? 大人しくメイドに任せなさい」
いや、メイドじゃなくてハウスキーパーですよね?
髪を梳くのは、ハウスキーパーの業務内容ではない気が……。
それに僕、既に貴族ではないんですけど……。
「ん~、ふふっ」
なぜか上機嫌だし、突っ込まないでおこう。
「……それで、どうして姉上がここに? ハウスキーパーとして来ているって事は、僕の応募を見たんですよね?」
「えぇ。イオが前の家を出て行くことは容易に察せられたし、そうなると新居ではメイドが必須になるでしょう? 簡単な話よ、あなたがメイドを募集するのを待ったのよ」
そうか……。
発言から察するに、テレーズとの婚約破棄も知っているんだね。
その上で、僕がどう行動するかまで読まれているし……
姉上には、なんでもお見通しだ。
「はい、これで寝癖もばっちりね。それで、今日はどうするのかしら? 冒険者のお仕事?」
「うん。仲間に相談したいことがあって」
僕はソファから立ち上がり、本棚から地図を抜き取った。
机に丁重に置かれている剣と杖。
それを拾い上げ、代わりに地図を広げる。
「ニエル武具、ニエル武具……」
武器を装備しながら、地図の上に視線を這わせる。
すると、『ニエル武具店』はすぐに見つかった。
僕は集中し、付近の地図情報を頭の中に叩き込む。
脳にインプットして、地図を畳んだ。
「よし、覚えた」
「さすがの記憶力ね。はい、どうぞ」
と、姉上が机の隅に皿を置く。
朝食だ。
しかも、ものすごく美味しそうだ。
「え? ……あ、姉上が作ってくれたんですか?」
「そうよ。初めてだから少し不格好かも知れないれけど、味は保障するわ」
さぁどうぞ、と言わんばかりに掌を広げる姉上。
その指には絆創膏が……という事はない。
「ありがとうございます、姉上。それじゃあ、いただきます」
僕はソファに腰を下ろす。
恐る恐る手を伸ばし、朝食を頬張った。
外見は美味しそうだが中身はマズイ……という事もない。
「美味しくて、逆にビックリしますね……」
「私、昔からなんでもそつなくこなせるのよ。だから、掃除も料理も洗濯も、必要とあらばイオの仕事の手伝いまで、なんでも頼って頂戴」
部屋を見渡してみると、信じられないほどピカピカだ。
あまりにも綺麗すぎて、むしろ眩しい。
は、ハウスキーパーさんとして完璧だ……っ!
僕が驚いて、言葉を失っていると、
コンコン。
ドアがノックされる。
音は玄関からだ。
「ん、誰か来たのかな?」
向かおうとした僕を、姉上が手で制止。
「私が出るわよ。イオは朝食を食べていなさい」
「で、でも……」
「朝くらいゆっくりしてくださいませ、"ご主人様"」
メイドらしく、腰を折って丁寧に一礼。
顔を上げて少し楽しそうに微笑むと、姉上は玄関へと向かった。
がちゃり。
という扉が開く音の直後。
姉上と来訪者──ベガの話し声が、こちらにまで届いてくる。
「おはよう、イオ……って、誰だい?」
「ランベルク侯爵家が長女、ヒマリア・フィン・ランベルクと申します。イオの姉でございます」
「へぇー。ランベルク家の人間がメイド服を着ていることに違和感があるけど……まぁいいか。私はベガ・フィン・ギースリンゲン。以後お見知りおきを、"お義姉さん"」
…………ピキッ。
何かが割れる音がした。
「お・義・姉・さ・ん? あなたはイオのなんなのかしら?」
「……察してくれ。そういう関係だ」
違うからっ!
「そういう関係だなんて、証拠はあるの?」
「相合傘で身を寄せ合ったし、池で抱き合った。それにイオ……私の下着の色まで知ってるから」
違うか……違わないっ!
けど、話がややこしくなるから!
僕は朝食をかきこみ、玄関へとダッシュ。
見えない火花を飛ばす二人の間に割って入った。
「ベガ、ストーーップ! 姉上をからかわないで! 姉上、真に受けないでください! 全て、必要があったから行ったに過ぎません!」
「……という事にしておこうか」
「ベガ、ちょっと黙ってて!」
「いいのよ、イオ。羽虫がいくら妄言を垂れ流そうと、イオの正妻は私だから」
「あ、姉上っ!?」
結局、二人の説得に十分以上の時間が掛かった。
それと、玄関が開きっぱなしだったから、街行く人たちが僕らを見てクスクスと笑っていた。
朝から恥ずかしい……。
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