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13章
535.合流
「それでなにが起きているのですか?」
アルフノーヴァが聞くと皆が魔物が出現した事を伝える。
「見た事もない魔物なんだ…素早くて何しろ魔法が使えるんだ」
「魔法が使える魔物などたくさんいるでしょう?」
アルフノーヴァが首を傾げると
「それでもエルフの俺たちより魔力が上なんて有り得るか?…そんな魔物がそうそういるとは思えん」
話を聞いていたベイカー達はシルバ達の姿を思い浮かべる。
「はい、いますね。たくさん。」
アルフノーヴァが間髪なく答える。
セバス達もうんうんと頷いていると…
「そう…なのか?人の国ではそれは普通なのか…」
エルフ達がたじろぐと
「普通…?何をもって普通と言うのでしょう?」
セバスが聞くと、エルフ達は口を噤んだ。
すると部屋の外が騒がしくなり誰かが駆け込んで来ると…
「お知らせいたします。今城の前にエヴァとイシスが到着しました!魔物を見たと言ってアルフノーヴァ様を連れてきてくれと…」
「エヴァさんが!あとイシスとは?」
誰だと首を傾げるとセバス達はエヴァの名前を聞いて顔を見合わせる。
「イシスは森の村の青年です。エヴァとはここへは一緒に来たのですか?」
アルフノーヴァが聞かれ頷くと
「エヴァさんとイシスの他に誰かは?子供とかはいなかったかい?」
報告にきたエルフにアルフノーヴァが聞くと…
「子供…はいませんが」
なぜそんなことを聞くのかと戸惑っている。
セバスとベイカーが顔を見合わせると、嫌な予感がして双方顔を顰める。
「エヴァさんがいるのに子供がいない…」
「エルフの国で起こっているトラブル…」
「そしてミヅキのスキルを考えれば、絶対に巻き込まれてるな」
アランが頷くと…否定したい気持ちを抑えて納得してしまう。
「セバスさん、早く行こう!こうしてる間にもどんどんミヅキが何かするかもしれん!」
「そうですね。師匠とりあえずエヴァさんのところに行きたいのですが、なぜミヅキさんといないのかお聞きしたい」
「そうだね、連れてきた私の責任でもある!すぐに向かおう!」
アルフノーヴァは父達に頭を下げると
「すぐにエヴァの元に向かいたいのですが…」
「わかった行きなさい、我らも向かおう。魔物の事なら聞かなければ」
皆で急いでエヴァ達に元に向かった!
城の門の前は騒がしく、たくさんのエルフが集まっている。
そこには早く先に通せと暴れているエヴァさんがいた…
「エヴァさん!」
アルフノーヴァやベイカー達が駆けつけると、エヴァさんはみんなの顔を見てほっとい息をつくがすぐに顔を顰めた。
「すまん!ミヅキとはぐれた、キメラの様な魔物に襲われて…執拗にミヅキに執着していて…」
エヴァさんが悔しそうな顔をすると
「魔物にあったのか?」
エルフの王子達が声をかけると…
「はい、詳しい事はイシスの方からがよろしかと…私は彼らとはぐれた仲間と合流したいので」
エヴァさんがイシスに頼むと
「そうだ、エルフの子供が襲われている!早く助けなければ!」
「エルフの子供?」
「ミヅキ…じゃないのか?」
どういうことかとエヴァを見るとしまったと顔を手で軽く覆う…慌てていてイシスに口止めをするのを忘れてしまっていた。
「あっ…」
ベイカーが何かに気がつくと…
「まさかコハクが?」
ベイカーの言葉にエヴァが頷く、それだけでセバスもアランも理解した。
「よし、エルフの子供を助けよう!我々はすぐにでも向かう!」
すぐに切り替え、エヴァさんが案内するとベイカー達に言うと
「ここはエルフの国だ、詳しい案内が必要だろう。オリーブ彼らを手伝ってあげなさい」
アンドロメダ王が一人のエルフに声をかけると
「はい」
物静かげなエルフか頷いた。
「付いてこい。エヴァもエルフの国は久しいだろ。私が案内する」
「オリーブ様…」
エヴァは近づいてきたエルフに驚きの顔を隠せない。
「エヴァさん、どうした?」
ベイカーが動かないエヴァに声をかける。
「す、すまない…あの方はアンドロメダ王の第二王子のオリーブ様だ。私も何度かしかお会いしたことがないお方なんだよ」
コソッと説明すると
「アルフノーヴァさんも王子なんだろ?」
「いや、アルフノーヴァさんは王権を放棄している。あの人は確か…第七王子だったんだ」
「アルフノーヴァさんが王子…だからレオンハルト王子の教育係をしていたのか…」
「話はいいから向かおう!道に詳しい者も必要だが…あまりミヅキに会わせたくないな」
ベイカー達はどうするかと顔を合わせあった。
その頃ミヅキはシルバやコジローさん達と魔物から逃げていた…
【しつこいなぁ~】
ちらっと後ろを振り返るとすごい形相でミヅキの後を追っている。
【そんなに恨まれることしたっけ?】
うーんと考えるがあまり心当たりはない…しかし恨みとは意外と気が付かないところで貰ってたりもする。
【あんなやつ一発で頭をかち割って殺ればいい!】
執拗にミヅキに殺気を送るキメラにシルバ達にも限界がきていた。
【賛成!僕は真っ黒焦げがいいと思う!二度と再生出来ないぐらい消し炭にしてやる】
【待て、待て二人とも…それよりも徐々に手足を捥ぐのはどうだ?そんな一気にやったら反省する暇もないだろ?】
【ならくしざしは~?ここはきがたくさんあるもん!】
プルプル!
【ムーは自分が取り込んで溶かすもいいと言ってますね】
レムが通訳してくれる。
【み、みんな…落ち着いてそんな残酷な事をさも当たり前のように言わなくていいんだよ…】
私がみんなに落ち着いてと声をかけると
「ワン!」
コジローさんが何か言いたそうにしている!
【あっ!ほらコジローさんがやり過ぎたって止めてくれてるんじゃない?】
シルバを見ると…
【いや、どの考えもすべて素晴らしい!出来れば自分も加わりたいって言ってる】
「コジローさん!何言ってるの!止めてよ!」
コジローさんを見ると可愛い顔で何をだと言わんばかりに首を傾げている!
クソー!可愛いじゃないか!
【と、とりあえずエルフさんが取り込まれてるかもしれない以上下手に手は出せないよ!何処か隠れられる場所か…この子を閉じ込めないと…】
【じゃあぼくがおりつくろうか?】
コハクが言うと、
【でもそしたら幻影解けちゃうでしょ?何処でエルフに会うかわからないし】
【やはり一発入れて気を失わせるか…まぁ手加減次第ではそのまま首が取れるかもしれんが】
【だめだめ!シルバは手出し禁止!】
私が慌てて止めると
【やっぱり燃やす?】
シンクが可愛く聞いて来ると
【か、可愛く言ってもだめだよ!周りも木が多いし燃え移ったりでもしたら大変でしょ】
【なら吹き飛ばすか?】
プルシアがグンっと魔力をあげようとすると…
【プルシアまってー!まりょくあげたらげんえいとけちゃう~】
コハクが慌て出した。
どうも自分よりも強い魔力を使われると幻影が解けてしまうようだ…
【こりゃ困ったね…】
【まぁここの森は木が避けてくれるから走りやすいからこのまま逃げてても問題ないが】
シルバの言葉に
「へっ?」
思わず変な声が出てしまった…
アルフノーヴァが聞くと皆が魔物が出現した事を伝える。
「見た事もない魔物なんだ…素早くて何しろ魔法が使えるんだ」
「魔法が使える魔物などたくさんいるでしょう?」
アルフノーヴァが首を傾げると
「それでもエルフの俺たちより魔力が上なんて有り得るか?…そんな魔物がそうそういるとは思えん」
話を聞いていたベイカー達はシルバ達の姿を思い浮かべる。
「はい、いますね。たくさん。」
アルフノーヴァが間髪なく答える。
セバス達もうんうんと頷いていると…
「そう…なのか?人の国ではそれは普通なのか…」
エルフ達がたじろぐと
「普通…?何をもって普通と言うのでしょう?」
セバスが聞くと、エルフ達は口を噤んだ。
すると部屋の外が騒がしくなり誰かが駆け込んで来ると…
「お知らせいたします。今城の前にエヴァとイシスが到着しました!魔物を見たと言ってアルフノーヴァ様を連れてきてくれと…」
「エヴァさんが!あとイシスとは?」
誰だと首を傾げるとセバス達はエヴァの名前を聞いて顔を見合わせる。
「イシスは森の村の青年です。エヴァとはここへは一緒に来たのですか?」
アルフノーヴァが聞かれ頷くと
「エヴァさんとイシスの他に誰かは?子供とかはいなかったかい?」
報告にきたエルフにアルフノーヴァが聞くと…
「子供…はいませんが」
なぜそんなことを聞くのかと戸惑っている。
セバスとベイカーが顔を見合わせると、嫌な予感がして双方顔を顰める。
「エヴァさんがいるのに子供がいない…」
「エルフの国で起こっているトラブル…」
「そしてミヅキのスキルを考えれば、絶対に巻き込まれてるな」
アランが頷くと…否定したい気持ちを抑えて納得してしまう。
「セバスさん、早く行こう!こうしてる間にもどんどんミヅキが何かするかもしれん!」
「そうですね。師匠とりあえずエヴァさんのところに行きたいのですが、なぜミヅキさんといないのかお聞きしたい」
「そうだね、連れてきた私の責任でもある!すぐに向かおう!」
アルフノーヴァは父達に頭を下げると
「すぐにエヴァの元に向かいたいのですが…」
「わかった行きなさい、我らも向かおう。魔物の事なら聞かなければ」
皆で急いでエヴァ達に元に向かった!
城の門の前は騒がしく、たくさんのエルフが集まっている。
そこには早く先に通せと暴れているエヴァさんがいた…
「エヴァさん!」
アルフノーヴァやベイカー達が駆けつけると、エヴァさんはみんなの顔を見てほっとい息をつくがすぐに顔を顰めた。
「すまん!ミヅキとはぐれた、キメラの様な魔物に襲われて…執拗にミヅキに執着していて…」
エヴァさんが悔しそうな顔をすると
「魔物にあったのか?」
エルフの王子達が声をかけると…
「はい、詳しい事はイシスの方からがよろしかと…私は彼らとはぐれた仲間と合流したいので」
エヴァさんがイシスに頼むと
「そうだ、エルフの子供が襲われている!早く助けなければ!」
「エルフの子供?」
「ミヅキ…じゃないのか?」
どういうことかとエヴァを見るとしまったと顔を手で軽く覆う…慌てていてイシスに口止めをするのを忘れてしまっていた。
「あっ…」
ベイカーが何かに気がつくと…
「まさかコハクが?」
ベイカーの言葉にエヴァが頷く、それだけでセバスもアランも理解した。
「よし、エルフの子供を助けよう!我々はすぐにでも向かう!」
すぐに切り替え、エヴァさんが案内するとベイカー達に言うと
「ここはエルフの国だ、詳しい案内が必要だろう。オリーブ彼らを手伝ってあげなさい」
アンドロメダ王が一人のエルフに声をかけると
「はい」
物静かげなエルフか頷いた。
「付いてこい。エヴァもエルフの国は久しいだろ。私が案内する」
「オリーブ様…」
エヴァは近づいてきたエルフに驚きの顔を隠せない。
「エヴァさん、どうした?」
ベイカーが動かないエヴァに声をかける。
「す、すまない…あの方はアンドロメダ王の第二王子のオリーブ様だ。私も何度かしかお会いしたことがないお方なんだよ」
コソッと説明すると
「アルフノーヴァさんも王子なんだろ?」
「いや、アルフノーヴァさんは王権を放棄している。あの人は確か…第七王子だったんだ」
「アルフノーヴァさんが王子…だからレオンハルト王子の教育係をしていたのか…」
「話はいいから向かおう!道に詳しい者も必要だが…あまりミヅキに会わせたくないな」
ベイカー達はどうするかと顔を合わせあった。
その頃ミヅキはシルバやコジローさん達と魔物から逃げていた…
【しつこいなぁ~】
ちらっと後ろを振り返るとすごい形相でミヅキの後を追っている。
【そんなに恨まれることしたっけ?】
うーんと考えるがあまり心当たりはない…しかし恨みとは意外と気が付かないところで貰ってたりもする。
【あんなやつ一発で頭をかち割って殺ればいい!】
執拗にミヅキに殺気を送るキメラにシルバ達にも限界がきていた。
【賛成!僕は真っ黒焦げがいいと思う!二度と再生出来ないぐらい消し炭にしてやる】
【待て、待て二人とも…それよりも徐々に手足を捥ぐのはどうだ?そんな一気にやったら反省する暇もないだろ?】
【ならくしざしは~?ここはきがたくさんあるもん!】
プルプル!
【ムーは自分が取り込んで溶かすもいいと言ってますね】
レムが通訳してくれる。
【み、みんな…落ち着いてそんな残酷な事をさも当たり前のように言わなくていいんだよ…】
私がみんなに落ち着いてと声をかけると
「ワン!」
コジローさんが何か言いたそうにしている!
【あっ!ほらコジローさんがやり過ぎたって止めてくれてるんじゃない?】
シルバを見ると…
【いや、どの考えもすべて素晴らしい!出来れば自分も加わりたいって言ってる】
「コジローさん!何言ってるの!止めてよ!」
コジローさんを見ると可愛い顔で何をだと言わんばかりに首を傾げている!
クソー!可愛いじゃないか!
【と、とりあえずエルフさんが取り込まれてるかもしれない以上下手に手は出せないよ!何処か隠れられる場所か…この子を閉じ込めないと…】
【じゃあぼくがおりつくろうか?】
コハクが言うと、
【でもそしたら幻影解けちゃうでしょ?何処でエルフに会うかわからないし】
【やはり一発入れて気を失わせるか…まぁ手加減次第ではそのまま首が取れるかもしれんが】
【だめだめ!シルバは手出し禁止!】
私が慌てて止めると
【やっぱり燃やす?】
シンクが可愛く聞いて来ると
【か、可愛く言ってもだめだよ!周りも木が多いし燃え移ったりでもしたら大変でしょ】
【なら吹き飛ばすか?】
プルシアがグンっと魔力をあげようとすると…
【プルシアまってー!まりょくあげたらげんえいとけちゃう~】
コハクが慌て出した。
どうも自分よりも強い魔力を使われると幻影が解けてしまうようだ…
【こりゃ困ったね…】
【まぁここの森は木が避けてくれるから走りやすいからこのまま逃げてても問題ないが】
シルバの言葉に
「へっ?」
思わず変な声が出てしまった…
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