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14章
647.久しぶりの再会
「この先の部屋のはずだ!」
ロブさんが指さす先にある豪華な扉を目指して走ると…
バーン!
扉を開けてサッと閉めた!
「見つからなかったかな…」
途中危ない場面があったがどうにか獣人達と接触せずにここまで来れた。
「ミ、ミヅキ?」
「えっ?」
名前を呼ばれて振り返ると…
そこには少し背が高くなったレオンハルト王子が赤毛の獣人と並んでたっていた。
「レオンハルト王子?」
って事は…
「動くな!」
横から獣人達が剣を構えた!
「ミヅキ!大丈夫か!?」
ユリウスさんとシリウスさんだった!
「わー!二人とも会いたかった!」
思わずすぐ隣にいたシリウスさんに抱きつくと
「ミ、ミヅキ!こいつらは誰だ!」
私をサッと抱き上げて後ろに隠すとシリウスさんが剣を構え直す。
「ああ、みんな友達だよ!バイオレッド様が大変だって聞いてここまで忍びこんで来たの」
「し、忍び込む…」
シリウスはミヅキの様子に剣を仕舞うと
「申し訳ございません…ここではもう誰が味方なのかわからずに…」
「ああ、大丈夫だ。ウエスト国の王子の従者達だな。バイオレッド様を匿っていてくれたのか?」
「その声は…ロブ?お前ロブか?」
赤毛の獣人が驚いた顔でロブさんを見つめた!
「前にあった時は確か頭の毛がなかったような…どういう事だ…」
少し警戒している。
「おお、あのちび猫姫様が大きくなったなぁ~すっかりレディじゃないか」
ロブさんは元気そうなバイオレッドの様子に安堵していた。
「洗脳されていたのをこちらの方達に解いて貰ったのだ」
「洗脳を解く?そんな事ができる人が…」
「でもその代わりに魔力切れをおこして寝ている…」
申し訳なさそうに後ろのベッドを指さした。
「アルフノーヴァさん!」
寝ていたのはアルフノーヴァさんだった!
「あっ…その声はミヅキさん…やっぱりここに来てたんですね…」
物音で気がついたようで青白い顔でこちらを見ている。
「だ、大丈夫ですか!?」
「ええ…以前あなたに魔力切れを注意したのに情けないです…」
「そんな事ないですよ…ちょ、ちょと待ってください!」
確か以前魔力切れを起こしたら飲めと言われた薬があったはず…
私は収納からそれを出すと
「アルフノーヴァさんこれ…前に貰ったものなんですけど…」
「ああ魔力を少し回復するものですね…いいのかい?」
「はい、私は大丈夫ですから」
「ではありがたく…」
アルフノーヴァさんを起こしてあげて支えると薬を飲み干した。
すると顔色が少し良くなった。
「大丈夫ですか?」
まだ少し具合が悪そうだ…顔を覗き込む。
「少し楽になったよ。だかがしばらくは回復に専念した方が良さそうかな」
「魔力のお薬効かなかったんですか?」
「いや、魔力回復の薬は大変作るのが難しくて高価なんだよ、あっても少ししか回復出来ないんだ」
そうなんだ…じゃあ今度魔力を回復する薬を作ってみようかな…
エリクサーが出来たなら大丈夫かも、もうエリクサーを作る気はないが他の薬は少し興味があった。
それにロブさんの髪には今度は育毛剤がいいかもしれない。
私が余計な事を考えていると…
「私の事よりもアルフレッド王子の洗脳を解かないと…すみませんが私には無理そうだ。ミヅキさん頼んでもいいかな?」
「この子に弟の洗脳が解けるのか!?」
バイオレッド様が私を見て驚いた顔をしている。
「ああ、なんせバイオレッド様の父も助けてくれた人だぞ!」
ロブさんが笑いながらバイオレッド様の肩に手を置いた。
「お父様が!大丈夫なのか?」
「今元気に外で暴れて気を引いてくれている。今からバイオレッド様とアルフレッド様が父親の無実をみんなに話すんだ」
「そうか…お父様が…ミヅキと言ったな、ありがとう…」
バイオレッド様が目を潤ませながら私の手を掴んだ。
「あ…全然…大丈夫です~」
私はポーっとバイオレッド様の頭に注目する…理想の猫耳だ…少し大きめの赤毛の耳…
「おっほん!…ミヅキ!」
ポケッとするた私にコジローさんが苦笑して声をかける。
「はっ!」
見るとバイオレッド様が不安そうにこっちを見ていた。
「やはり獣人は助けて貰えないか?」
可愛い耳をしゅんと下げさせてしまった!
「そ、そんな事ないですよ!早く行きましょう!アルフレッド様を助けに!ちょちょいと洗脳なんて解いて見せます!ねぇコハク!?」
ちょっと洗脳なんてわからないが幻影が得意なコハクならわかるかも!
【うん!がんばるー】
コハクがフリフリと尻尾を振って出番だと喜んでいた。
「よし!早速王子様のところに行こう!」
私が急ごうと走り出そうとすると…
「ちょっと待てー!」
レオンハルト様が私の前に立ち塞がった。
ああ…忘れていた。
「レオンハルト様お久しぶりです。よしさぁ行こう!」
「ミヅキ!俺に対して雑すぎないか!?」
「そんな事ないですー今はそんな事言ってる暇ないでしょ」
「うっ…」
「後でゆっくり話す時間ありますよ!」
だから急ごうと促すとレオンハルト王子が渋々頷く。
「わかった…絶対だからな!」
ハイハイ…
私は苦笑して頷いた。
バイオレッド様が案内してくれると言うのでまだ回復していない彼女とアルフノーヴァ様を再び誰が運ぶ事となった。
「わ、私は先程のユリウス様に…」
バイオレッドがチラッとユリウスを見ると
「はい、では失礼致します」
ユリウスが先程と同様シーツで包んで抱き上げた。
アルフノーヴァ様も先程と同じようにシリウスが担ぐと…
「ミ、ミヅキ…俺が運んでやろうか?」
レオンハルトが私に声をかける。
「あっ、大丈夫。コジローさんに運んでもらう約束してるんだ!」
私はコジローさんのそばに行くと手を差し出した。
「レオンハルト王子…すみません」
コジローは謝りながらも譲る気はないらしく私を笑顔で抱っこした。
「で、ではこちらです…」
先程までの勢いが少ししおらしくなったバイオレッド様が指さす方にみんなで走り出した!
ロブさんが指さす先にある豪華な扉を目指して走ると…
バーン!
扉を開けてサッと閉めた!
「見つからなかったかな…」
途中危ない場面があったがどうにか獣人達と接触せずにここまで来れた。
「ミ、ミヅキ?」
「えっ?」
名前を呼ばれて振り返ると…
そこには少し背が高くなったレオンハルト王子が赤毛の獣人と並んでたっていた。
「レオンハルト王子?」
って事は…
「動くな!」
横から獣人達が剣を構えた!
「ミヅキ!大丈夫か!?」
ユリウスさんとシリウスさんだった!
「わー!二人とも会いたかった!」
思わずすぐ隣にいたシリウスさんに抱きつくと
「ミ、ミヅキ!こいつらは誰だ!」
私をサッと抱き上げて後ろに隠すとシリウスさんが剣を構え直す。
「ああ、みんな友達だよ!バイオレッド様が大変だって聞いてここまで忍びこんで来たの」
「し、忍び込む…」
シリウスはミヅキの様子に剣を仕舞うと
「申し訳ございません…ここではもう誰が味方なのかわからずに…」
「ああ、大丈夫だ。ウエスト国の王子の従者達だな。バイオレッド様を匿っていてくれたのか?」
「その声は…ロブ?お前ロブか?」
赤毛の獣人が驚いた顔でロブさんを見つめた!
「前にあった時は確か頭の毛がなかったような…どういう事だ…」
少し警戒している。
「おお、あのちび猫姫様が大きくなったなぁ~すっかりレディじゃないか」
ロブさんは元気そうなバイオレッドの様子に安堵していた。
「洗脳されていたのをこちらの方達に解いて貰ったのだ」
「洗脳を解く?そんな事ができる人が…」
「でもその代わりに魔力切れをおこして寝ている…」
申し訳なさそうに後ろのベッドを指さした。
「アルフノーヴァさん!」
寝ていたのはアルフノーヴァさんだった!
「あっ…その声はミヅキさん…やっぱりここに来てたんですね…」
物音で気がついたようで青白い顔でこちらを見ている。
「だ、大丈夫ですか!?」
「ええ…以前あなたに魔力切れを注意したのに情けないです…」
「そんな事ないですよ…ちょ、ちょと待ってください!」
確か以前魔力切れを起こしたら飲めと言われた薬があったはず…
私は収納からそれを出すと
「アルフノーヴァさんこれ…前に貰ったものなんですけど…」
「ああ魔力を少し回復するものですね…いいのかい?」
「はい、私は大丈夫ですから」
「ではありがたく…」
アルフノーヴァさんを起こしてあげて支えると薬を飲み干した。
すると顔色が少し良くなった。
「大丈夫ですか?」
まだ少し具合が悪そうだ…顔を覗き込む。
「少し楽になったよ。だかがしばらくは回復に専念した方が良さそうかな」
「魔力のお薬効かなかったんですか?」
「いや、魔力回復の薬は大変作るのが難しくて高価なんだよ、あっても少ししか回復出来ないんだ」
そうなんだ…じゃあ今度魔力を回復する薬を作ってみようかな…
エリクサーが出来たなら大丈夫かも、もうエリクサーを作る気はないが他の薬は少し興味があった。
それにロブさんの髪には今度は育毛剤がいいかもしれない。
私が余計な事を考えていると…
「私の事よりもアルフレッド王子の洗脳を解かないと…すみませんが私には無理そうだ。ミヅキさん頼んでもいいかな?」
「この子に弟の洗脳が解けるのか!?」
バイオレッド様が私を見て驚いた顔をしている。
「ああ、なんせバイオレッド様の父も助けてくれた人だぞ!」
ロブさんが笑いながらバイオレッド様の肩に手を置いた。
「お父様が!大丈夫なのか?」
「今元気に外で暴れて気を引いてくれている。今からバイオレッド様とアルフレッド様が父親の無実をみんなに話すんだ」
「そうか…お父様が…ミヅキと言ったな、ありがとう…」
バイオレッド様が目を潤ませながら私の手を掴んだ。
「あ…全然…大丈夫です~」
私はポーっとバイオレッド様の頭に注目する…理想の猫耳だ…少し大きめの赤毛の耳…
「おっほん!…ミヅキ!」
ポケッとするた私にコジローさんが苦笑して声をかける。
「はっ!」
見るとバイオレッド様が不安そうにこっちを見ていた。
「やはり獣人は助けて貰えないか?」
可愛い耳をしゅんと下げさせてしまった!
「そ、そんな事ないですよ!早く行きましょう!アルフレッド様を助けに!ちょちょいと洗脳なんて解いて見せます!ねぇコハク!?」
ちょっと洗脳なんてわからないが幻影が得意なコハクならわかるかも!
【うん!がんばるー】
コハクがフリフリと尻尾を振って出番だと喜んでいた。
「よし!早速王子様のところに行こう!」
私が急ごうと走り出そうとすると…
「ちょっと待てー!」
レオンハルト様が私の前に立ち塞がった。
ああ…忘れていた。
「レオンハルト様お久しぶりです。よしさぁ行こう!」
「ミヅキ!俺に対して雑すぎないか!?」
「そんな事ないですー今はそんな事言ってる暇ないでしょ」
「うっ…」
「後でゆっくり話す時間ありますよ!」
だから急ごうと促すとレオンハルト王子が渋々頷く。
「わかった…絶対だからな!」
ハイハイ…
私は苦笑して頷いた。
バイオレッド様が案内してくれると言うのでまだ回復していない彼女とアルフノーヴァ様を再び誰が運ぶ事となった。
「わ、私は先程のユリウス様に…」
バイオレッドがチラッとユリウスを見ると
「はい、では失礼致します」
ユリウスが先程と同様シーツで包んで抱き上げた。
アルフノーヴァ様も先程と同じようにシリウスが担ぐと…
「ミ、ミヅキ…俺が運んでやろうか?」
レオンハルトが私に声をかける。
「あっ、大丈夫。コジローさんに運んでもらう約束してるんだ!」
私はコジローさんのそばに行くと手を差し出した。
「レオンハルト王子…すみません」
コジローは謝りながらも譲る気はないらしく私を笑顔で抱っこした。
「で、ではこちらです…」
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