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  =====第一章幼年期編=====

20•どうやら僕は5歳になりましたわ

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あれからじいじとばあばには会っていませんが手紙が届くようになりました。まだ字は読めないのでポトフに代わりに読んでもらってます
僕は5歳になりました。実は知らなかったんですがこの世界には魔法がありますそうですよね魔法がなければ魔力暴走はおきませんだから魔力は存在するので魔法もあります。何故この話をしたかというと魔力判定の儀式があるからです。5歳になったら教会に行って調べます。

聞いた話ではお父様が火魔法でお母様が水魔法です。ベシャメルお姉様が火魔法でショロンお姉様が水魔法だそうです。私は何魔法が使えるんでしょうか楽しみですね誕生日に教会に行って調べます。この世界の一つの大きな節目です

「お姉様僕は何魔法が使えますか」

「わからないわ多分火魔法か水魔法ね」

「大体親から遺伝するものなのよ」

「そうか楽しみ」「そうね楽しみね」

こうして僕の誕生日はきました。今日はお洒落なドレスを着て判定を受けます。お父様とお母様が付き添ってくれます。一大行事ですね

「さあアンちゃん行こうか緊張してるかい」

「大丈夫かな」「そうね緊張してるのは私達じゃないかしら」

「そうだね上のお姉ちゃん達の時より緊張するよ」

「そうねアンちゃんは特別だから」

そんな話をして馬車に揺られて教会に行きました。教会の中には神父さんがいて水晶玉のようなものが台の上にあります。どうやらこの玉に手をかざすと自分の属性が分かるみたいです

「さあアンちゃん手をかざしてごらん」

「はいわかりましたわ」

水晶玉が光ます。結果はどうでしょうか神父さんが驚いています。何があったのでしょうか

「お嬢様の属性が分かりました聖属性です」

聖属性って聞いた事ありません何かめずらしいんでしょうかよく分かりませんみんな驚いています。どうしましょう誰も何もいいません

「あの聖属性ってなに」

「ああ失礼しました。お嬢様聖属性はとてもめずらしく出たのは10年ぶりです」

「お父様、お母様どうなるの」

「大丈夫よアンちゃんは心配しなくて」

「そうだ絶対にアンちゃんは守るから」

「あの宰相様お嬢様を教会で預かる事は」

「それはないすまないが帰らせてもらおうか」

という事で帰る事になりました。よく意味がわかりませんがめずらしい属性みたいです

「あなたまさかアンちゃんが聖女なんて」

「大丈夫だなにがあっても私達が守るから」

結局あまり意味がわからないまま邸に戻りました。
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