21 / 409
21 もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふはせーいーぎー♪
しおりを挟む
「もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふはせーいーぎー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは神だー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは愛だよー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは
「せんせー! あたしカタリーナーっ!! 何歌ってるのー?」
カタリーナが駆け寄ってくる。尻尾を出してばふばふ振りながら!
学はもう猫にとってのまたたび状態、最強のトリマー的地位にいた。
「モフ☆モフの神様へのお祈りの歌だよ♪、さあ一緒に!」
「「「「もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふはせーいーぎー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは神だー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは愛だよー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは最強っ!!」」」」」
子どもたち皆が一緒に歌う。
モフ教、最初の祝詞の誕生であった。
その後、きれいな毛並、毛艶、モフ☆モフ具合が獣人たちにとって重要だという認識が浸透し、獣人達は自分の毛並に注意を払うようになった。そうするとどうだろう?
今迄獣人を見下していた者達でさえ、獣人達と仲良くなりスキンシップをとろうとするではないか。
モフ教は、何の説教もナシに、人間と獣人の垣根を消したのだ。
そのことを予測できるものはいなかった。学でさえも。
それは何も遠い未来のことではなかった。
はじまりは王都に赴任した小館隊からだった。
早朝の王都。
人通りも殆ど無い夜が明けて間もない町中を狼の群れが3頭の騎兵と走り抜けている。
一匹の狼が、ヒュンと小さい路地に飛び込む。騎兵が1人、引き返して来て馬が入らない細いその路地に徒歩で入る。
男が一人建物に持たれて倒れている。
騎士が調べる。
「酔っぱらいだなー。よくやった。深夜組が見つけていないから、それから今の間、精々3時間位。俺が詰め所に連れて帰るから、行っていいよ!」
狼は群れに戻る。
小館隊が王都の警備に加わるようになって、効率が格段に良くなった。
今までは徒歩で警らしなければよく見ることはできなかった。それでも見落としはあった。
が人狼軍団が変態しているときの、嗅覚を始めとした殺気その他の感覚で、今のように「日常では無い状態のなにか」を見つけ出すのだ、かなりの速度で走りながら。
広い王都を1時間ほどで走り回り、ほぼ全てを網羅できる。ひとには考えられない効率である。
勿論日中も行っているが、日中は人通りがおおいので、朝や夜中ほどの疾走はできない。
「あら、小館の!これ持ってきな!」
露天のおかみが鳥串を高く6本投げる。と、それぞれがひょいと咥え取る。それが見たくてやっている者も多くなっている。
日中はそれほど異常は無いので、おやつを食べる時間くらいとれるのだ。騎士達も慣れて、出店の多い市場付近で少々休憩を入れる。
「でも、いい毛艶だよねぇ、、見惚れちまうよ、、、」
「おら、モフラーとかじゃないが、あれだけ気持ちよさそうじゃ、モフ☆モフしたがる気持もよくわかるわー」
「おじちゃん、ちょっとさわっていーい?」子供まで。
そういう場合、幼児だけにはしっぽをさらわせてあげる。7-8才くらいの男の子になると、結構いたずらするようになるので、頭やボディのほうだけだ。
小館隊のモフ☆モフは人気なのである。
王都も、東武領都と同様に獣人は多い。
小館隊が警らを始めるようになり、”毛艶”に人々の目が行き始めると、当然獣人達は自分たちの毛艶を気にし始める。小館のそれと、どうしても比較してしまうのだ。
かくして、
王都の獣人達は、オスも含めて皆毛艶に手を入れるようになった。
更に、日常的に変態して街に出る者も多くなった。手入れの行き届いた毛艶の良い毛並を”見せびらかしたい”のだ。
そして、ひと達も、多くの毛艶の良い毛並を日常的に目にするようになり、毛艶を見る目ができてきている。
「あれはよい艶だ、、何か塗っているのか?」
「いや、あの艶の出は、食べ物だろう、、」
など、見事な者達は、町中で見る者たちから視線を集める。
「それがたまらん!」
だそうだ。
面白くないのが爬虫類系の獣人達。
だがそれはそれ、鱗を磨き上げ、食べ物をいろいろ試し、オイルなどもいろいろ試し、
「皮の艶、張り」など、ひと目見て「良さ」がわかるくらいにまでになった者も出始めた。
「おお!あのリザ、素晴らしい鱗の輝きだな!!なに食べてりゃああなるんだ?」
リザードマンは尻尾を切り落としても生えてくる。「ぜひ譲ってくれ!!」と懇願される者も出てくるくらいだった。
勿論王都なので外国から来た者達も多い。犯罪者や予備軍も少なくない。
他では見られないくらいに良い毛艶、鱗、を持つ獣人達。「どのくらいの値がつくことか!!」と、誘拐されることもある。
が、数時間置きに警らしている小館隊が見逃すはずがなく、全て捕え、全員処刑されている。
被害者の命や人生に大きな危害を意図的に加える犯罪は、全て死刑だ。被害者が加害者にそれをさせる原因を作った場合、双方処刑。公平だ。
小館隊の一人が、学の家に寄って神棚によくお参りをしていた。
彼は王都に来ると、ソレがないのでなんとなく心もとなかったので、小館隊が駐屯している王城騎士隊本部駐屯地の中にある小館隊駐屯部大食堂に作った。
人狼達は皆それを知っているので、あればあったで「うれし」かった。ので、皆それぞれ勝手に拝んでいた。
それをたまたま騎士隊大隊長が見て
「これは?」
「はい、これはモフ神様です。われわれと東武領主様を引き合わせてくれ、われわれ人狼達の生活と幸福を見舞おってくださる神様です。毛艶にも気を使ってくれると聞きます」
「・・ほう、、、」
大隊長が家で、たまたま
「あなた、あなたのところの部隊の狼達って、毛並良いわねぇ、、、王都の獣人達も努力してかなり良い毛並になったけど、どうしてもあそこまで艶モフいかないんだって、、、」
「ああ、あれじゃないか?モフ神様、、」
「モフ神様?」
「うん、こんなかんじで、あんなかんじの神棚をだな・・」
主婦のネットワークは凄い。
数日のうちに、獣人各家庭にほとんどモフ神様の神棚ができた。
その後、獣人有志により、中央公園端に、祠が作られた。
小館隊ローテによって、モフ神様の歌を覚えた者達が王都に来たときから、モフ神様の歌は王都の獣人のみならずひとの子どもたちにも歌われ始めた。
子どもたちはモフ☆モフが大好きなのだから!!
「モフ☆モフの神様へのお祈りの歌だよ♪、さあ一緒に!」
「「「「もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふはせーいーぎー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは神だー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは愛だよー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは最強っ!!」」」」」
学もカタリーナも、まだそれを知らない。
**-------**
いつも見ていただき、ほんとうにありがとうございます!!
明日から、更新できる場合はお昼の12時に更新いたします。
よろしくお願いいたします。
「せんせー! あたしカタリーナーっ!! 何歌ってるのー?」
カタリーナが駆け寄ってくる。尻尾を出してばふばふ振りながら!
学はもう猫にとってのまたたび状態、最強のトリマー的地位にいた。
「モフ☆モフの神様へのお祈りの歌だよ♪、さあ一緒に!」
「「「「もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふはせーいーぎー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは神だー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは愛だよー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは最強っ!!」」」」」
子どもたち皆が一緒に歌う。
モフ教、最初の祝詞の誕生であった。
その後、きれいな毛並、毛艶、モフ☆モフ具合が獣人たちにとって重要だという認識が浸透し、獣人達は自分の毛並に注意を払うようになった。そうするとどうだろう?
今迄獣人を見下していた者達でさえ、獣人達と仲良くなりスキンシップをとろうとするではないか。
モフ教は、何の説教もナシに、人間と獣人の垣根を消したのだ。
そのことを予測できるものはいなかった。学でさえも。
それは何も遠い未来のことではなかった。
はじまりは王都に赴任した小館隊からだった。
早朝の王都。
人通りも殆ど無い夜が明けて間もない町中を狼の群れが3頭の騎兵と走り抜けている。
一匹の狼が、ヒュンと小さい路地に飛び込む。騎兵が1人、引き返して来て馬が入らない細いその路地に徒歩で入る。
男が一人建物に持たれて倒れている。
騎士が調べる。
「酔っぱらいだなー。よくやった。深夜組が見つけていないから、それから今の間、精々3時間位。俺が詰め所に連れて帰るから、行っていいよ!」
狼は群れに戻る。
小館隊が王都の警備に加わるようになって、効率が格段に良くなった。
今までは徒歩で警らしなければよく見ることはできなかった。それでも見落としはあった。
が人狼軍団が変態しているときの、嗅覚を始めとした殺気その他の感覚で、今のように「日常では無い状態のなにか」を見つけ出すのだ、かなりの速度で走りながら。
広い王都を1時間ほどで走り回り、ほぼ全てを網羅できる。ひとには考えられない効率である。
勿論日中も行っているが、日中は人通りがおおいので、朝や夜中ほどの疾走はできない。
「あら、小館の!これ持ってきな!」
露天のおかみが鳥串を高く6本投げる。と、それぞれがひょいと咥え取る。それが見たくてやっている者も多くなっている。
日中はそれほど異常は無いので、おやつを食べる時間くらいとれるのだ。騎士達も慣れて、出店の多い市場付近で少々休憩を入れる。
「でも、いい毛艶だよねぇ、、見惚れちまうよ、、、」
「おら、モフラーとかじゃないが、あれだけ気持ちよさそうじゃ、モフ☆モフしたがる気持もよくわかるわー」
「おじちゃん、ちょっとさわっていーい?」子供まで。
そういう場合、幼児だけにはしっぽをさらわせてあげる。7-8才くらいの男の子になると、結構いたずらするようになるので、頭やボディのほうだけだ。
小館隊のモフ☆モフは人気なのである。
王都も、東武領都と同様に獣人は多い。
小館隊が警らを始めるようになり、”毛艶”に人々の目が行き始めると、当然獣人達は自分たちの毛艶を気にし始める。小館のそれと、どうしても比較してしまうのだ。
かくして、
王都の獣人達は、オスも含めて皆毛艶に手を入れるようになった。
更に、日常的に変態して街に出る者も多くなった。手入れの行き届いた毛艶の良い毛並を”見せびらかしたい”のだ。
そして、ひと達も、多くの毛艶の良い毛並を日常的に目にするようになり、毛艶を見る目ができてきている。
「あれはよい艶だ、、何か塗っているのか?」
「いや、あの艶の出は、食べ物だろう、、」
など、見事な者達は、町中で見る者たちから視線を集める。
「それがたまらん!」
だそうだ。
面白くないのが爬虫類系の獣人達。
だがそれはそれ、鱗を磨き上げ、食べ物をいろいろ試し、オイルなどもいろいろ試し、
「皮の艶、張り」など、ひと目見て「良さ」がわかるくらいにまでになった者も出始めた。
「おお!あのリザ、素晴らしい鱗の輝きだな!!なに食べてりゃああなるんだ?」
リザードマンは尻尾を切り落としても生えてくる。「ぜひ譲ってくれ!!」と懇願される者も出てくるくらいだった。
勿論王都なので外国から来た者達も多い。犯罪者や予備軍も少なくない。
他では見られないくらいに良い毛艶、鱗、を持つ獣人達。「どのくらいの値がつくことか!!」と、誘拐されることもある。
が、数時間置きに警らしている小館隊が見逃すはずがなく、全て捕え、全員処刑されている。
被害者の命や人生に大きな危害を意図的に加える犯罪は、全て死刑だ。被害者が加害者にそれをさせる原因を作った場合、双方処刑。公平だ。
小館隊の一人が、学の家に寄って神棚によくお参りをしていた。
彼は王都に来ると、ソレがないのでなんとなく心もとなかったので、小館隊が駐屯している王城騎士隊本部駐屯地の中にある小館隊駐屯部大食堂に作った。
人狼達は皆それを知っているので、あればあったで「うれし」かった。ので、皆それぞれ勝手に拝んでいた。
それをたまたま騎士隊大隊長が見て
「これは?」
「はい、これはモフ神様です。われわれと東武領主様を引き合わせてくれ、われわれ人狼達の生活と幸福を見舞おってくださる神様です。毛艶にも気を使ってくれると聞きます」
「・・ほう、、、」
大隊長が家で、たまたま
「あなた、あなたのところの部隊の狼達って、毛並良いわねぇ、、、王都の獣人達も努力してかなり良い毛並になったけど、どうしてもあそこまで艶モフいかないんだって、、、」
「ああ、あれじゃないか?モフ神様、、」
「モフ神様?」
「うん、こんなかんじで、あんなかんじの神棚をだな・・」
主婦のネットワークは凄い。
数日のうちに、獣人各家庭にほとんどモフ神様の神棚ができた。
その後、獣人有志により、中央公園端に、祠が作られた。
小館隊ローテによって、モフ神様の歌を覚えた者達が王都に来たときから、モフ神様の歌は王都の獣人のみならずひとの子どもたちにも歌われ始めた。
子どもたちはモフ☆モフが大好きなのだから!!
「モフ☆モフの神様へのお祈りの歌だよ♪、さあ一緒に!」
「「「「もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふはせーいーぎー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは神だー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは愛だよー♪、もっふもふー♪もっふもふー♪もっふもっふは最強っ!!」」」」」
学もカタリーナも、まだそれを知らない。
**-------**
いつも見ていただき、ほんとうにありがとうございます!!
明日から、更新できる場合はお昼の12時に更新いたします。
よろしくお願いいたします。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる