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第1章

1-22 販売価格決定

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ご馳走を食べお酒を飲みながら、ボードの話を進めた。

ユウカは弟子たちとトランプを始めていた。トランプは勇者様が伝えたらしい。

ユウカが大富豪のルールを教えて盛り上がっていた。

それまでは、トランプ=ポーカーだったようだ。

まず、ボードの製造原価は、素材や装置が金貨8枚。工賃は5枚。合計金貨13枚

スケートも同じようだ。

売値をどうするか?

先生の案では、ギルドの専売制にすること。
販売価格 金貨48枚

原価   金貨13枚
師匠     10枚
先生      5枚
俺       5枚
王様      7枚
ギルド     8枚

最初の内は師匠の配分を大きくして、工房を大きくして量産体制を整える。

王様に利益を渡すことで王様とのパイプを作り、他の工房でまねできないようにする。

ギルドの専売にして、ギルドにも深いパイプを作る。

弟子にもボードの使い方を教えて、講習会の先生役にする。講習会の費用は金貨2枚。

結構強気の値段設定だ。
俺や弟子たちの試運転を見ていた、ギルドの職員たちからの問い合わせが多いので、
これくらいで売れると予想している。

確かに日本でも大型スクーターなら50万円くらいするのでいい値段設定かもしれない。

この案で打診するようだ。王様に見せるために一度この国の首都に行くことになった。

正式名称 エアボード (スノーボード)
正式名称 エアブレード(スケート)

(流通するようになってからは、エアボードのことを板、エアブレードはブレードと呼ばれるようになっていった。)

その時に思い付いたのが、キックボードだ。

日本でも子供たちが乗っている。アルミ製?で1万円くらいで売ってるやつ。

それに、椅子を付けた形にした。

浮遊装置は2個、移動装置は1個で原価を抑える。

浮遊装置が2個なのでバランスが悪いので、止まってるときは足をつき動き出したら、
安定するので、足を板の上に置く。

ブレーキは地面をこするような器具を考えてもらうことにした。

ジャイロ効果?だったかな動き出したら安定するが説明しきれなかったので、試作品を作ることになった。

売り出し価格は、ブレードの半額で、原価も半分に収まる。

俺たちの板に移動装置を取付作業が終わった後に、試作機を作ることになった。

ついでに俺の板の浮遊装置の配列を前2つ後ろ2つから、ダイヤの形、前後と真ん中に左右の配列に変えることにした。

ユウカは、今のままが良いのでそのままにした。

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