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第222話 ルミニスとの決戦
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新大砦では多大な犠牲者を出し、廃墟と化した大砦では精霊人形となったサードと恋人エブラノが戦い、ジャックを守るべく命を燃やしてマリが触手で殴りかかっている頃。
ダイ、メリー、ヨハネは大砦の壁を破壊し吹き飛ぶルミニスを追い掛けていた。
「メリー! 外だ、用心しろ」
「はい! 兄上」
一足先にダイとメリーが最後の大穴を通り抜け、外の森へと出た。
しかし、その先に居る筈のルミニスの姿は見えず。 2人は周囲を見渡す。
「え!? ルミニス……一体何処に!? まさか、逃げたのでは?」
「いや、居るな。 メリー、奴は姿が消せるのか?」
ダイの問いにメリーは思い出した。 ゴルメディア帝国の帝城で、姿を消したルミニスに連れ去られた時の事を。
「そうです! 確か、帝国では姿を消して襲ってきた事がありました!」
「おい、エルフの英雄ヨハネ! 敵は姿を消している、何とか出来るか?」
ダイとメリーは遅れて来たヨハネを守る様に、背中合わせで挟む。
「は、早いね……2人共。 勿論さ、精霊の御業は精霊で見破れる。 少し時間を稼いでくれ!」
「承知!」 「頼みます!」
ダイの筋肉が盛り上がり、メリーの手が刃物の様に煌めく。
『あはははは! 残念、下でしたぁ!』
しかし、突如として地面が盛り上がり黒い触手がヨハネ達を襲う。
「エルフ、避けろ! ちっ、だが……捕まえたぞ!! ふんぬっ!」
ヨハネを庇ったダイは触手に縛られ、締め上げられたが筋肉で無理矢理引きずり出そうと引いた。
『はぁ!? くそ! 脳筋の魔族が、私に触るなぁぁぁ!』
ダイが触手を引きずり出し、ルミニスが居る筈の場所をメリーの手刀が斬り裂いたが全く手応えは無かった。
どうやら、透明の間は一切の攻撃が当たらない様だ。
「ダメ、当たらない! キサラギ、早く!」
「闇の精霊よ、全て受け入れ全てを飲み込む闇の精霊よ。 新しき友が願う。 墜ちた同胞を助ける為、救う為、墜ちた者の姿を曝け出したまえ!」
ヨハネから穏やかな光が漏れ出し、触手を伸ばす根本へと放たれた。
『ぎゃぁぁぁっ?! 何で私に効くのよ! まさか……私の愛しい御方が私を殺す為に……? そんな、うぅぅ……よくもぉ、よくもやったわねぇ。 そもそも何でよぉ! 何でエルフが私じゃなくて魔族の味方してるのよぉぉぉぉ! おかしいでしょぉぉ!?』
ルミニスは呻きながら姿を現した。 身体からは黒い煙が吹き上がり、闇の精霊から貸し与えられた力がルミニスに通用している事を表している。
「何もおかしくはないよ、ルミニス。 君は私からマリを奪った。 どんな正当な理由が君にあったとしても、私が君の味方をする事は絶対に無い!」
ヨハネは苦しむルミニスの前に進み、きっぱりと拒絶した。 しかし、ルミニスが突如として笑い始めヨハネに向かって飛び付いた。
『あははははっ! ばぁか、引っ掛かったわねぇ。 さっきので私を仕留めれなかった事を悔いなさぁぁい!』
「!? ヨハネ、避けろ!」
『お前さえいなければ、私が殺られる事は無いよねぇぇぇ! あはははははははって、嘘でしょぉぉぉ!?』
ヨハネにルミニスが飛び付く寸前、ダイは身体に巻き付いていた触手を全て鷲掴みにし反対方向の地面へと叩き付けた。
そして、引っ張られたルミニスも高速で吹き飛び地面へと激突する。
「ありがとう、ダイ!」
「お前が要なのだ。 油断するな」
『いっっったいわねぇぇぇ! 治りが遅い……何でなのよ、愛しい御方。 何で私をこんな目に合わせるのよ……もぉ、いい! 何もかもどうでもいい!! あははははははははっ!』
「キサラギ、兄上! ルミニスが何かします!」
最愛の闇の精霊に裏切られたと絶望したルミニスは笑い、真っ黒な目が光り輝き始める。
「これは……2人共注意してくれ! 前は、気付いた時には腹に穴が空いてたからね」
「厄介だな……」 「分かりました!」
その光は闇を祓う神聖差すら感じたが、直後に闇と溶け込みどす黒い光に変わった。
『あハははハはハハ! もウ、全部滅ベバいい! 私を受ケ入レ無い世界なンて無くナれェェェェェ!!」
明らかに様子の変わったルミニスの背後から、どす黒い光のレーザーが大量に放たれた。
そのレーザーは全てヨハネに向けられており、瞬きの間にヨハネは全身に穴を空けられ即死するだろう。
「っ?! ぬぁぁぁっ!! エルフ! メリー! 動くなぁぁぁっ!!」
しかし、ダイがヨハネとメリーの前に立ち全てのレーザーを赤く燃える腕で弾き飛ばす。
「流石です兄上! え……兄上?」
この一瞬で動けたのは、魔人化したダイだけだった。
これで、魔王ダイの命の火はあと僅かとなる。
ダイ、メリー、ヨハネは大砦の壁を破壊し吹き飛ぶルミニスを追い掛けていた。
「メリー! 外だ、用心しろ」
「はい! 兄上」
一足先にダイとメリーが最後の大穴を通り抜け、外の森へと出た。
しかし、その先に居る筈のルミニスの姿は見えず。 2人は周囲を見渡す。
「え!? ルミニス……一体何処に!? まさか、逃げたのでは?」
「いや、居るな。 メリー、奴は姿が消せるのか?」
ダイの問いにメリーは思い出した。 ゴルメディア帝国の帝城で、姿を消したルミニスに連れ去られた時の事を。
「そうです! 確か、帝国では姿を消して襲ってきた事がありました!」
「おい、エルフの英雄ヨハネ! 敵は姿を消している、何とか出来るか?」
ダイとメリーは遅れて来たヨハネを守る様に、背中合わせで挟む。
「は、早いね……2人共。 勿論さ、精霊の御業は精霊で見破れる。 少し時間を稼いでくれ!」
「承知!」 「頼みます!」
ダイの筋肉が盛り上がり、メリーの手が刃物の様に煌めく。
『あはははは! 残念、下でしたぁ!』
しかし、突如として地面が盛り上がり黒い触手がヨハネ達を襲う。
「エルフ、避けろ! ちっ、だが……捕まえたぞ!! ふんぬっ!」
ヨハネを庇ったダイは触手に縛られ、締め上げられたが筋肉で無理矢理引きずり出そうと引いた。
『はぁ!? くそ! 脳筋の魔族が、私に触るなぁぁぁ!』
ダイが触手を引きずり出し、ルミニスが居る筈の場所をメリーの手刀が斬り裂いたが全く手応えは無かった。
どうやら、透明の間は一切の攻撃が当たらない様だ。
「ダメ、当たらない! キサラギ、早く!」
「闇の精霊よ、全て受け入れ全てを飲み込む闇の精霊よ。 新しき友が願う。 墜ちた同胞を助ける為、救う為、墜ちた者の姿を曝け出したまえ!」
ヨハネから穏やかな光が漏れ出し、触手を伸ばす根本へと放たれた。
『ぎゃぁぁぁっ?! 何で私に効くのよ! まさか……私の愛しい御方が私を殺す為に……? そんな、うぅぅ……よくもぉ、よくもやったわねぇ。 そもそも何でよぉ! 何でエルフが私じゃなくて魔族の味方してるのよぉぉぉぉ! おかしいでしょぉぉ!?』
ルミニスは呻きながら姿を現した。 身体からは黒い煙が吹き上がり、闇の精霊から貸し与えられた力がルミニスに通用している事を表している。
「何もおかしくはないよ、ルミニス。 君は私からマリを奪った。 どんな正当な理由が君にあったとしても、私が君の味方をする事は絶対に無い!」
ヨハネは苦しむルミニスの前に進み、きっぱりと拒絶した。 しかし、ルミニスが突如として笑い始めヨハネに向かって飛び付いた。
『あははははっ! ばぁか、引っ掛かったわねぇ。 さっきので私を仕留めれなかった事を悔いなさぁぁい!』
「!? ヨハネ、避けろ!」
『お前さえいなければ、私が殺られる事は無いよねぇぇぇ! あはははははははって、嘘でしょぉぉぉ!?』
ヨハネにルミニスが飛び付く寸前、ダイは身体に巻き付いていた触手を全て鷲掴みにし反対方向の地面へと叩き付けた。
そして、引っ張られたルミニスも高速で吹き飛び地面へと激突する。
「ありがとう、ダイ!」
「お前が要なのだ。 油断するな」
『いっっったいわねぇぇぇ! 治りが遅い……何でなのよ、愛しい御方。 何で私をこんな目に合わせるのよ……もぉ、いい! 何もかもどうでもいい!! あははははははははっ!』
「キサラギ、兄上! ルミニスが何かします!」
最愛の闇の精霊に裏切られたと絶望したルミニスは笑い、真っ黒な目が光り輝き始める。
「これは……2人共注意してくれ! 前は、気付いた時には腹に穴が空いてたからね」
「厄介だな……」 「分かりました!」
その光は闇を祓う神聖差すら感じたが、直後に闇と溶け込みどす黒い光に変わった。
『あハははハはハハ! もウ、全部滅ベバいい! 私を受ケ入レ無い世界なンて無くナれェェェェェ!!」
明らかに様子の変わったルミニスの背後から、どす黒い光のレーザーが大量に放たれた。
そのレーザーは全てヨハネに向けられており、瞬きの間にヨハネは全身に穴を空けられ即死するだろう。
「っ?! ぬぁぁぁっ!! エルフ! メリー! 動くなぁぁぁっ!!」
しかし、ダイがヨハネとメリーの前に立ち全てのレーザーを赤く燃える腕で弾き飛ばす。
「流石です兄上! え……兄上?」
この一瞬で動けたのは、魔人化したダイだけだった。
これで、魔王ダイの命の火はあと僅かとなる。
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