五人目のご令嬢

じぇいそんむらた

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後日譚

あとがき

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 さらっと書いてさらっと終わるはずだった話が、まさかここまで膨らむとは。今でも不思議な感じです。

 書き方悪いですが、本当に大雑把な流れのみで、成り行きに任せて綴った物語なので、どこかに整合性のない箇所あったらすみません。

 いやー、山も谷もなくただただハッピー全開、みたいなお話にできて、本当に楽しかったです。(なってましたよね?)

 読んでくださった方にも、楽しい気持ちになってもらえてれば何よりです。

 きっと2人はこの先、小さな喧嘩をしたとしても、それ以上に大きく愛し合う、そんな毎日を送ってくれると思ってます。

 今は書き切った気分なので、とりあえず完結にはしますが、また2人や、その周りの人達に会いたくなったら、新しいお話を書くかもしれません。その時はまた読んでもらえると嬉しいです。

 ――

 せっかくなので、本編には出てこなかった裏設定をいくつか。

 ご令嬢の虜になってしまった王子の妹ですが、王子とは双子。双子は、親が年取ってからの子供なので、兄姉達は一回り以上離れています。
 ちなみに、王子だけあっさり顔の父親似、それ以外はみんな母親似の美男美女だそうです。

 爺と王様とご令嬢の父親はご学友で、よくご令嬢の屋敷に遊びに行っていたのですが、屋敷の人たちは当時はまだ王子だった王様を、坊ちゃんの友人として扱ってくれたそうです。王様はそれが嬉しくて、今も屋敷やそこの人達にとても思い入れがあるそうです。

 爺は、未婚です。ご学友であった王様を慕って、人生全てを捧げようと思って側で仕えています。だから、作中で語った、王子の事を息子のように思っているというのは本心からの言葉です。
 自分の自慢の姪と、自分の愛する人の息子が結ばれて、爺は本当に幸せなんだと思います。
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