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第37話 光刃の姫に全裸土下座させてみる

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 歓声で揺れる闘技場の舞台の上で俺は手を上げて観衆に応えた。

「これより、全裸土下座の義を行う」

 もちろん、それっぽく言ってみただけでただの全裸土下座である。

 拘束の魔法を解除してティアの姿を改めて見る。

 負けを認めたもののその表情はどこか納得のいっていない不満顔だ。

「それでは勝負に負けたことですし、今までの私への非礼をわびて、全裸で土下座してください」

「……全裸土下座するのは構わないけど、貴方への非礼とは何のことかしら?」

「私を下品な男と言ったり平民と見下したことですよ」

「ああ、そのことね。……そうね。釈然としない思いはあるけど謝らないといけないわね」

 魅了で意思をねじ曲げられて従っているが、俺を見下しているということに変わりはないようで、その目つきは未だに鋭い。

「そうでしょう。では服を脱いでください」

 ティアは渋々といった感じで身につけている防具を外し始める。

 手袋を外して靴を脱ぎ捨て、靴下を脱ぐ。

 部屋の中にいるような無防備な姿は見ているだけで高揚感を高めていく。

 大きな胸を支えている胸当てを外して、スカートを脱ぐと純白のインナーウエアとパンティ姿になった。

 インナーウエアを脱ぐと大きな胸がぶるんとブラジャーごと揺れている。

 ブラジャーを取ると、綺麗なお椀型の巨大な膨らみが直で見えた。

 パンティを手でするりと下に落として足から抜くとついに全裸になる。

 ティアの身体は割れた腹筋にくびれたウエスト、大きな胸にお尻、鍛えられているのか手と足はすらっとしていて健康的だった。

 うんうん、今まで時間をかけて王都を制圧してきたかいはあるね。

「どうですか? 下品と見下した平民のおっさんに剣で負けて、大勢の前で全裸になった気分は?」

「……屈辱ですわ」

 柔和な目をきつく歪めているティアを見ていると果てそうになる。

 魅了にかかっているとはいえ、ティアが感じている屈辱感は本物だからだ。
 
「それじゃあ、土下座してください」

「……わかったわ」

 ティアは床に膝をついて土下座の体勢へと移行する。

 額をしっかりと床につけて綺麗な土下座の姿勢になった。

「申し訳ございませんでした」

 初めて会った日から土下座させてやろうと思っていたのだけど、いざさせてみると快感だね。

 あれだけ俺のことをゲスの極みみたいな目で見てたのになあ。

「踏んでいい?」

「……構いませんわ」

 裸足になって、さらさらの綺麗な白銀の髪の生えた頭の上に足をのせた。

 そして、体重をかけていく。

「うっ……」

 ティアがピクリと身体を揺らして、俺は震えた。

 更にぐりぐりと髪をかき乱しながら頭を踏みつける。

「どう? 屈辱?」

「……屈辱ですわ」

 ぐりぐり、ぐりぐり

 屈辱に震えているのか、痛みに震えているのか、ティアの身体がぷるぷると揺れているのを見ると身体がどんどん震えて熱くなってくる。

 さて、本格的に謝罪してもらうか。

「まだ謝罪が足りてませんよ。ティア姫が下品な平民のおっさん以下の存在であることをしっかりと謝罪してください」

「……くううううぅぅっ」

 俺がティアに謝罪を要求すると、絞り出したようなうめき声をティアはあげた。

 それと同時に身体を今まで以上に震わせている。

「どうしました?」

「……いえ、あまりの屈辱に身体の震えが止まりませんでした」

 そうかそうか。魅了でも抑えきれない程の怒りを覚えるんだなあ。

 まあ、今の俺には快感でしかないけど。

 ぐりぐり、ぐりぐり

「ほら、早く謝罪してくださいよ」

「……私は自身が下品と蔑んだ平民のおっさんに剣で負けてしまう価値のない女です。……本当に申し訳ございませんでした」

 ぐりぐり、ぐりぐり

 ティアの声は怒りで震えていて、頭を踏む足も激しく揺れてしょうがない。

「これからはありとあらゆる性的な奉仕をティア姫にはしてもらいます。問題ないですよね?」

 ティアはぶるぶると激しく身体を震わせた。

「……はい、問題ありませんわ」

「それでは宣言をお願いします。あっ、今後は私の事をダイスケ様と呼んでくださいね」

「……ティア・フルナスターは今後ダイスケ様にありとあらゆる性的な奉仕を行わせて頂きます」

 ぐりぐり、ぐりぐり

 うんうん、気持ちいいなあ。

 頭を踏みつけている足から伝わるティアの怒りが、俺にたくさんの快感を運んでくる。

 たっぷりと時間をかけてティアの頭を踏み、足を入れ替えてさらに頭を踏みにじった。

 ティアの震えがどんどん大きくなり、その揺れが最大になったところで足をあげた。

「許そう」

「……ありがとうございます」

 額を地面から離して顔を上げたティアは、歯を食いしばって頬を赤く染めていた。

 屈辱と興奮に同時に身体を浸食されているようだ。

 さて、ティアの本丸を楽しく頂きますか。
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