イカセテクダサイゴシュジンサマ

但馬憂姫

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イカセテクダサイゴシュジンサマ

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「っ、ぁあ…」

あと少し、あと少し…。
頭の先から爪先まで快楽が駆け巡り全身に熱を帯びた身体が熱を放出しようとしたその瞬間。
唐突に刺激が止まる。
両手を拘束されているため、自分で触る事もできず、放出できなかった熱が、ただ身体の中でくすぶる。

「あぶねぇ。うっかりイカしちまうところだったぜ」
「っしゃ。次俺な」

入れ代わり立ち代わり身体をもてあそばれては寸止めされる。
その繰り返し。
終わりが見えないこの遊びに、頭も身体もおかしくなる。

「おねが、っ…いかせ、てっ…も、む、りっ…」
「だぁめ。ちゃんと待て、ができなかった悪い子にはお仕置きが必要でしょ? 待て、の練習、しっかりしないとね」

にっこりと微笑みながら楽しそうに言うご主人様に、逆らうことなどできない。

「ねえ、君たちさ。今度はみんなでいっぺんに責めてみたらどうかな? イケないように根元縛っとくから」

そう言って、コックリングをはめられる。

「ちぎれちゃわないようにちゃんと加減はしてよ? ボクの大切なおもちゃなんだから」
「やっ、やだ…やぁ…もうしないか、ら…ゆるし、て…」
「だぁめ」

涙を流しながら懇願するも、受け入れてもらえるはずもなく。
周りを囲まれ、上下の口に突っ込まれ、全身をまさぐられ、快楽の絶頂に立たされる。

でも、イケない。

いつまで続くかわからない快楽に翻弄されながら、楽しそうなご主人様の顔を見ているとなんとも言えない気持ちになる。

お仕置きのあとのご褒美に希望を寄せながら、ひたすらえることしかできなかった。

夜はまだ、長い。
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