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出会い
アイルファルの国に入ると、占いの店がそこら中にあった。ラジオと言う機械から聞こえてくる今日の運勢の星座占いが聞こえてきた。どうやら、産まれた月日で星座が決まりその星座で一日の運勢や運勢を少しでも良くするためのグッズが紹介されていた。
まさか、ここまでとは思っていなかった。
「占いの国だとは知っていましたが、ここまで発展しているんですね」
「そうだな、アルはちなみに何月が誕生日なんだ?」
「内緒ですね、占いに頼りたくないので」
「そうか、残念だがとっくに調べて知っているから別にいいけどな」
「知っているんですか……、まぁいいですけどね」
誕生日くらい知られても大丈夫だ。そう言えば僕はシフォンの誕生日を知らない。
またの機会にでも聞いてみよう。
馬車はガタガタと道を順調に進んでいる。
さて、首都に着いたら王に謁見するだろう。イモータルもきっとその時に会えると思っている。どんな奴なんだろう?
「なぁ、馬車から降りてちょっとイモータルの事を一般の人にも聞いてみないか?」
「いいが、食い歩きは駄目だぞ」
「えー!」
「俺達はアラン国の顔として来ている。泥をぬったら怖い、特に父上が」
「そうだね、うん。今回は大人しくします。食べる時は座ってだね」
僕とシフォンは馬車から降りて、後ろから護衛の人が二人ついてくる。
「すみません、団子とお茶を二つお願いします!」
「はーい、承りました! あら、君達護衛なんて何処かの貴族かい?」
「はい、そうですが?」
「気を付けた方がいいよ」
「え?」
僕はそう言って、静かに話しに来る店のおばちゃんの言葉に驚いた。
「貴族や金持ちを狙った窃盗団が夜な夜な出ているからね」
「そうなんですか、物騒ですね」
「けど、大丈夫だよ! ちゃんと警備隊が見回りしているからね」
「そうなんですか、それは安心ですね。ちょっと、お聞きしたい事があるのですが」
「なんだい?」
おばちゃんは不思議そうな顔をしていた。
「イモータル様の事で何か知っている事はありますか?」
「イモータル様は国の大事な事を決める時に占いをして、王様がそれを了承するほどの占い師としての力は、とびぬけているね。皆、イモータル様に占ってほしいって思っているよ」
「そうなんですね、ありがとうございます」
「いえいえ、ゆっくりしていってね」
そう言って、おばちゃんは店の奥に行ってしまった。
僕は小声でシフォンに話した。
「どうやら、洗脳されているね。この国の人間は」
「あぁ、占いで国の事を決めるなんて、傀儡になっているな。占いに頼りすぎている」
「イモータル、会ってどんな奴か気になる。こんなに、国に影響を与えているなんて」
「そうだな、馬車に戻ろう。きっと、他のこの国の人に聞いても同じ答えだろう。それに、夜な夜な出ると言う窃盗団が気になる」
「そうだな」
僕とシフォンは団子を食べてお茶を飲んで、馬車に戻ろうとすると後ろから声をかけられた。
「君達、他の国からの観光者?」
声をする方を見ると、見た事のある顔があった。髪は赤く、瞳はルビーの色をしている美形が立っていた。軍服を着ているが鍛えられた身体は隠しきれていない。その両隣には護衛と思われる男が後ろで二人立っている。
「あの、なんでしょうか?」
「あぁ、悪い。俺はアルフェイって言うんだ。お前たちは何て名前なんだ?」
知っています! ていうか、貴方が目当てで来ましたなんて言えない。あぁ、出会えてラッキーだと思うが今の状況は心臓に悪い。
「すみません、話なら馬車の中でもいいですか?」
「構わない、話を聴いてくれるようで感謝する」
「いえ」
ここで立ち話何て、女性達の視線で刺さりまくりで死ぬ。僕の精神がごっそり無くなる。
「馬車に失礼する」
「はい」
俺とシフォンは隣同士に座り、アルフェイ様はその前に座った。付き添いの護衛の二人も。
「さて、あんた等は何しにこの国に来たんだ」
アルフェイ様からの直球の質問だ。
「今は大事な時期なんだ。イモータルを失脚させるための」
「邪魔ですか?」
「あぁ、邪魔だね。悪いがアラン国に帰ってくれ。今は、この国の大事な時期なんだ」
アルフェイ様が厳しい顔を見せる。
だが、僕もひけない!
「ちなみに、アルフェイ様は婚約者や恋人とかいらっしゃいますか?」
「あ? いないが、なんだ?」
「いえ! ちょっとした疑問です!」
ヨッシャ! まずは第一関門は突破! 恋人も婚約者もいないなら、こっちのものだ!
「僕達もイモータルの事を疑っています」
「なに?」
「イモータルが王様に近付いてから、アラン国でこの国から麻薬が入っている情報を掴んで、それを調べにこの国来たんだ」
「……、そうなのか! イモータル、アイツの仕業だな」
「やっぱりそうですか?」
「あぁ、アイツは裏では汚い事をしている金の亡者だ。金のためなら、この国がどうなろうといいと思っている。しかし、君達の本当の狙いを知っていいのか?」
「はい! 信頼できる方だと分かります。国が傾きそうなのを立ち直そうとしている。立派だと思いますよ」
それに、絵画と一緒の外見で安心した。性格も国民想いだ。いい物件だ!
「俺達はこのまま、王様に謁見する予定だ」
「そうか」
「なんか、暗いですね? 王様がどうしたんですか?」
「王は、イモータルの言葉で何でもする。自分で考えてものを言わない。だから、危険なんだよ」
「とういう?」
「なるほど」
シフォンは分かった様で、僕もちょっと考えたら分かった。
傀儡の王は、イモータルが俺達を邪魔だと思ったら何時でも殺せるという事だ。
だが、出来るのか?
俺達はこの国よりも大国のアランの貴族とシフォンは王族だぞ。もし、殺したりしたら戦争なんて話になる。
「お前等も分かっているみたいだが、イモータルは裏工作が上手い」
「なるほど、こちらが死刑になるような事を仕組んでくると?」
「あぁ、それ位してくる。自分が一番偉くないとイヤらしいからな」
「なんじゃ、そりゃ?」
僕は小さな子供みたいで呆れた。
シフォンも大きなため息をついた。
あぁ、今からお城に入って王様に会うのが億劫だ。
まさか、ここまでとは思っていなかった。
「占いの国だとは知っていましたが、ここまで発展しているんですね」
「そうだな、アルはちなみに何月が誕生日なんだ?」
「内緒ですね、占いに頼りたくないので」
「そうか、残念だがとっくに調べて知っているから別にいいけどな」
「知っているんですか……、まぁいいですけどね」
誕生日くらい知られても大丈夫だ。そう言えば僕はシフォンの誕生日を知らない。
またの機会にでも聞いてみよう。
馬車はガタガタと道を順調に進んでいる。
さて、首都に着いたら王に謁見するだろう。イモータルもきっとその時に会えると思っている。どんな奴なんだろう?
「なぁ、馬車から降りてちょっとイモータルの事を一般の人にも聞いてみないか?」
「いいが、食い歩きは駄目だぞ」
「えー!」
「俺達はアラン国の顔として来ている。泥をぬったら怖い、特に父上が」
「そうだね、うん。今回は大人しくします。食べる時は座ってだね」
僕とシフォンは馬車から降りて、後ろから護衛の人が二人ついてくる。
「すみません、団子とお茶を二つお願いします!」
「はーい、承りました! あら、君達護衛なんて何処かの貴族かい?」
「はい、そうですが?」
「気を付けた方がいいよ」
「え?」
僕はそう言って、静かに話しに来る店のおばちゃんの言葉に驚いた。
「貴族や金持ちを狙った窃盗団が夜な夜な出ているからね」
「そうなんですか、物騒ですね」
「けど、大丈夫だよ! ちゃんと警備隊が見回りしているからね」
「そうなんですか、それは安心ですね。ちょっと、お聞きしたい事があるのですが」
「なんだい?」
おばちゃんは不思議そうな顔をしていた。
「イモータル様の事で何か知っている事はありますか?」
「イモータル様は国の大事な事を決める時に占いをして、王様がそれを了承するほどの占い師としての力は、とびぬけているね。皆、イモータル様に占ってほしいって思っているよ」
「そうなんですね、ありがとうございます」
「いえいえ、ゆっくりしていってね」
そう言って、おばちゃんは店の奥に行ってしまった。
僕は小声でシフォンに話した。
「どうやら、洗脳されているね。この国の人間は」
「あぁ、占いで国の事を決めるなんて、傀儡になっているな。占いに頼りすぎている」
「イモータル、会ってどんな奴か気になる。こんなに、国に影響を与えているなんて」
「そうだな、馬車に戻ろう。きっと、他のこの国の人に聞いても同じ答えだろう。それに、夜な夜な出ると言う窃盗団が気になる」
「そうだな」
僕とシフォンは団子を食べてお茶を飲んで、馬車に戻ろうとすると後ろから声をかけられた。
「君達、他の国からの観光者?」
声をする方を見ると、見た事のある顔があった。髪は赤く、瞳はルビーの色をしている美形が立っていた。軍服を着ているが鍛えられた身体は隠しきれていない。その両隣には護衛と思われる男が後ろで二人立っている。
「あの、なんでしょうか?」
「あぁ、悪い。俺はアルフェイって言うんだ。お前たちは何て名前なんだ?」
知っています! ていうか、貴方が目当てで来ましたなんて言えない。あぁ、出会えてラッキーだと思うが今の状況は心臓に悪い。
「すみません、話なら馬車の中でもいいですか?」
「構わない、話を聴いてくれるようで感謝する」
「いえ」
ここで立ち話何て、女性達の視線で刺さりまくりで死ぬ。僕の精神がごっそり無くなる。
「馬車に失礼する」
「はい」
俺とシフォンは隣同士に座り、アルフェイ様はその前に座った。付き添いの護衛の二人も。
「さて、あんた等は何しにこの国に来たんだ」
アルフェイ様からの直球の質問だ。
「今は大事な時期なんだ。イモータルを失脚させるための」
「邪魔ですか?」
「あぁ、邪魔だね。悪いがアラン国に帰ってくれ。今は、この国の大事な時期なんだ」
アルフェイ様が厳しい顔を見せる。
だが、僕もひけない!
「ちなみに、アルフェイ様は婚約者や恋人とかいらっしゃいますか?」
「あ? いないが、なんだ?」
「いえ! ちょっとした疑問です!」
ヨッシャ! まずは第一関門は突破! 恋人も婚約者もいないなら、こっちのものだ!
「僕達もイモータルの事を疑っています」
「なに?」
「イモータルが王様に近付いてから、アラン国でこの国から麻薬が入っている情報を掴んで、それを調べにこの国来たんだ」
「……、そうなのか! イモータル、アイツの仕業だな」
「やっぱりそうですか?」
「あぁ、アイツは裏では汚い事をしている金の亡者だ。金のためなら、この国がどうなろうといいと思っている。しかし、君達の本当の狙いを知っていいのか?」
「はい! 信頼できる方だと分かります。国が傾きそうなのを立ち直そうとしている。立派だと思いますよ」
それに、絵画と一緒の外見で安心した。性格も国民想いだ。いい物件だ!
「俺達はこのまま、王様に謁見する予定だ」
「そうか」
「なんか、暗いですね? 王様がどうしたんですか?」
「王は、イモータルの言葉で何でもする。自分で考えてものを言わない。だから、危険なんだよ」
「とういう?」
「なるほど」
シフォンは分かった様で、僕もちょっと考えたら分かった。
傀儡の王は、イモータルが俺達を邪魔だと思ったら何時でも殺せるという事だ。
だが、出来るのか?
俺達はこの国よりも大国のアランの貴族とシフォンは王族だぞ。もし、殺したりしたら戦争なんて話になる。
「お前等も分かっているみたいだが、イモータルは裏工作が上手い」
「なるほど、こちらが死刑になるような事を仕組んでくると?」
「あぁ、それ位してくる。自分が一番偉くないとイヤらしいからな」
「なんじゃ、そりゃ?」
僕は小さな子供みたいで呆れた。
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