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第2章 タランテラの悪夢
126 冬の到来1
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コリンシアは村の外れで蹲っていた。頬には涙の痕があり、口はへの字に曲がっている。
父親が無事だと分かり、帰れると思ったのに大人の事情で帰るどころかお手紙も許して貰えなかった。それに反発した姫君は不貞腐れて家を飛び出してきたのだ。先程から彼女を探す声が今いる農具小屋の陰まで聞こえてきているのだが、へそを曲げた姫君は出て行こうとはしない。
「みんな嫌い……」
鼻を啜り、ポツリと呟く。既に日は傾き始め、寒さと空腹がコリンシアに伸し掛かっているのだが、それでも姫君はそこから動こうとはしなかった。
「ここでしたか、姫様」
そこへひょっこり姿を現したのはティムだった。みんなの手を煩わせている事に怒られるかとビクついたが、彼はいつも通り柔和な笑みを浮かべていた。
悪いことをしている自覚はあるが、コリンシアはわざとつんと顔を背ける。しかし、何か食べるものを持ってきているらしく、いい匂いが漂って来るので、とたんにお腹の虫が騒ぎだした。
「……」
だが、食べ物につられるのもコリンシアの自尊心が許さなかった。自分は怒っているのだぞと言う姿勢を見せようと、座り込んだ場所から動かず、顔はそっぽを向けて黙り込んだ。
「失礼します」
ティムは一言断ると、コリンシアの側に座った。そして背負っていた背嚢を降ろすと、中から持って来た食料を取りだす。薄焼きのパンに焼いた鱒とチーズを挟んだものと塩を一振りした蒸したむかご、そして小ぶりのリンゴもあった。最後に水筒から湯気の立つお茶を持ってきた器に淹れてコリンシアの前に差し出した。
「寒かったでしょう? これを飲んで温まって下さい」
「……」
美味しそうな匂いについフラフラと手を伸ばしかけるが、このまま丸め込まれてしまうのが悔しくて慌てて手を引っ込めた。今度こそ怒られるかと思ってティムの様子をうかがうが、彼は気分を害した様子も無くいつもの笑顔で姫君を見ていた。
「冷めてしまいますよ?」
「……コリン、怒ってるんだもん」
「それから?」
「コリン、悪くないもん」
自分自身に言い聞かせるように呟く。ティムは分かっているとばかりに大きくうなずいた。
「そうです、姫様は悪くありません。怒っていいんですよ」
予想外の答えにコリンシアは驚いてティムを見上げる。
「……コリン、悪くないの?」
「ええ。家族に会いたいと思うのは当然だと思います。ですから、それを邪魔した悪者に怒るのは悪いことではありませんよ」
不安げなコリンシアにティムは優しく語りかける。まだ子供のコリンシアに大人の事情はまだ理解出来なくて当然なのだ。
「本当に?」
「ええ。でも、母君や皆に心配かけた事は謝るんですよ?」
ティムに言い含められると、もう意地ははれなくなる。コリンシアは小さくうなずいた。
「さ、お腹が空いたでしょう? 召し上がって下さい」
ティムに勧められるままお茶を飲み、パンを頬張る。気付けば辺りは既に暗く、いつもなら夕食の時間だった。今日はおやつも食べていなかったので、空腹だったコリンシアはティムが用意した食事を全て平らげていた。
「さ、母君が心配しておられますよ。帰りましょう」
ティムが手を差し伸べるが、コリンシアは少し躊躇する。皆に手を煩わせたぶん、やはり気恥ずかしいのだろう。
「疲れましたか?」
それもあるのでうなずくと、ティムはその背中をコリンシアに向ける。
「おんぶしましょうか?」
コリンシアは躊躇したが、うなずくとその背に縋った。
「さあ、帰りましょう」
ティムは姫君を背負うと、立ち上がって歩き始めた。温かな背中に掴まって揺られていると、お腹が膨れた事もあってコリンシアはだんだん瞼が重くなってくる。帰ったらちゃんとフレアに謝るとティムと約束したので、起きていようとするのだが、睡魔には勝てなかった。
「姫様?」
「……ティム……あり……がと」
背後からは小さな寝息が聞こえてくる。ティムは姫君を落とさないように気を付けながら、家路を急いだ。
翌朝、目を覚ました姫君は、恥ずかしそうにしながらも騒がしたことを謝った。勿論それは快く許してもらったのだった。
ソフィアはソファに座ったまま幾度目かのため息をついた。国主アロンの見舞いを済ませ、お茶に誘ってくれたセシーリアが席を外してからもうずいぶん時間が経っていた。
「ふぅ……」
間違った先入観を煽られ、図らずもこの度の内乱の首謀者を助長させてしまい、その後ろめたさから復権後のエドワルドに会う勇気が無かった。それでもきちんと謝罪するようにと夫のカールと息子のオスカーから言われ、今日こそはと北棟に足を向けたのだが、踏ん切りがつかずに躊躇している所をセシーリアに声を掛けられたのだ。
狼狽しているのが丸わかりだったはずなのだが、心優しい彼女はそれに気づかないふりをしてアロンの見舞いに誘い、その後にこうしてお茶を振舞ってくれた。
息子に後を託し後顧の憂いが無くなったのか、アロンの生気は日を追うごとに薄れてきている。冬はもう超えられないだろうと専属の医師の見立てだった。その事もあって、皇家の女性陣は全てを女官に任せきりにせずに出来る限り自分達の手で彼の看病をしていて、見舞ったときはアルメリアが側に付いていた。
おそらく、その後はセシーリアが変わるはずだったのだろう。北棟の実務も取り仕切って忙しい筈なのに、彼女の手を煩わせて申し訳なく思う。
「誰か……」
そろそろ弟の元へ赴こうと腹をくくり、応接間の外で控えているはずの女官を呼ぼうとしたところへ、扉を叩く音がする。ソフィアが返事をすると、そこへ入って来たのは今、会いに行こうと決意したエドワルドだった。
「エ、エ、エ、エドワルド?」
「お久しぶりです、姉上」
心の準備が出来ておらず、思いっきり狼狽してエドワルドに苦笑される。彼はいつも通りの洗練された所作でソフィアの向かいに座り、腰を浮かしかけた彼女に改めて席を勧める。
「驚かした様で申し訳ありません。とりあえず、お座りください」
「ど、どうしてそなたが……。セシーリアは?」
驚きのあまり先程までどんな顔して会いに行くか悩んでいたのも忘れていた。促されるままに席に座り、静々と入って来た女官が淹れ替えたお茶を口に含んだ。
「セシーリア義姉上は父上の看病に行かれました。実は、姉上にお会いしたいと思っていたのですが、お忙しいご様子でしたので、こちらに姿を現した時に声をかけてもらうように頼んでいました」
「そ……そうか……。じゃが、皆ほどは忙しくないのじゃ。出来る事も知れておるしの」
ソフィアはどうにか落ち着きを取り戻し、優雅にお茶を楽しむエドワルドの様子を窺う余裕も取り戻した。彼が帰還した直後の御前会議でその姿を見たきりだったのだが、その頃に比べると随分と顔色が良くなっている。だが、完全には回復してないのは一目瞭然だった。
「そんな事は無いでしょう? グスタフの妻子がさほど問題を起こさずに済んでいるのは姉上のおかげと聞いております。他にも貴族や官僚、果ては大店の商人達に率先してこの冬を乗りきる為の援助を頼みに足を運んでおられるとか。随分と助けていただいております。一言、お礼を申し上げたかったのです」
エドワルドは頭を下げるが、ソフィアはそれを止めさせる。そして今度は彼女が席を立ってその場に跪いた。
「姉上?」
「頭を下げるのは妾の方じゃ。済まぬ、エドワルド。妾があのような戯言に踊らされたばかりに、此度の事態を引き起こしてしまった。そなたにもそなたの妻子にもどう詫びてよいか……」
床に頭が着くほどソフィアは頭を下げる。驚いたエドワルドは慌ててその傍らに跪き、彼女の頭を上げさせる。
「姉上、過ぎた事です。もう気に病まないでください」
「じゃが……」
「グスタフの計略に気付かなかった我々の落ち度です」
「エドワルド、済まぬ……」
気が済まないソフィアはそれでも頭を下げる。エドワルドは一つため息をつくと、彼女を再びソファに座らせ、自分はその傍らに跪く。
「姉上、これは昨日ルークが届けてくれたものからアルメリアが作ってくれたものです」
懐から何かを取りだすと、ソフィアの前に置いた。それは黒と銀の糸状の物を編んだお守りだった。よく見ると、その糸状の物は髪の毛だった。
「これは……もしや……」
黒はともかく、銀色の……プラチナブロンドは見間違える筈は無い。ソフィアは驚き、エドワルドの顔をうかがう。
「フロリエとコリンシアの髪です。リラ湖の南岸に彼女達は着きました。そして立ち寄った村で旅に必要な物と手形まで頂いてロベリアに向かったそうです」
「真なのか?」
「向かったのは間違いありません。ですが、検問の厳しさに躊躇したのでしょう。関所を通った形跡はありませんでした」
「何と……」
ソフィアは返す言葉が見付からなかった。だが、エドワルドは笑みを湛えて言葉を続ける。
「ルークが力説するんです。自分が野営の技術を叩き込んだのだから、ティムがいれば彼女達を飢えさせる真似は絶対にしないと。南へ……タルカナへ向かったのではないと見ております」
「そうか……そうか……」
ソフィアは恐る恐るそのお守りを手に取ると、それを胸に抱いて涙を流した。その背中をエドワルドは優しく摩り続けた。
父親が無事だと分かり、帰れると思ったのに大人の事情で帰るどころかお手紙も許して貰えなかった。それに反発した姫君は不貞腐れて家を飛び出してきたのだ。先程から彼女を探す声が今いる農具小屋の陰まで聞こえてきているのだが、へそを曲げた姫君は出て行こうとはしない。
「みんな嫌い……」
鼻を啜り、ポツリと呟く。既に日は傾き始め、寒さと空腹がコリンシアに伸し掛かっているのだが、それでも姫君はそこから動こうとはしなかった。
「ここでしたか、姫様」
そこへひょっこり姿を現したのはティムだった。みんなの手を煩わせている事に怒られるかとビクついたが、彼はいつも通り柔和な笑みを浮かべていた。
悪いことをしている自覚はあるが、コリンシアはわざとつんと顔を背ける。しかし、何か食べるものを持ってきているらしく、いい匂いが漂って来るので、とたんにお腹の虫が騒ぎだした。
「……」
だが、食べ物につられるのもコリンシアの自尊心が許さなかった。自分は怒っているのだぞと言う姿勢を見せようと、座り込んだ場所から動かず、顔はそっぽを向けて黙り込んだ。
「失礼します」
ティムは一言断ると、コリンシアの側に座った。そして背負っていた背嚢を降ろすと、中から持って来た食料を取りだす。薄焼きのパンに焼いた鱒とチーズを挟んだものと塩を一振りした蒸したむかご、そして小ぶりのリンゴもあった。最後に水筒から湯気の立つお茶を持ってきた器に淹れてコリンシアの前に差し出した。
「寒かったでしょう? これを飲んで温まって下さい」
「……」
美味しそうな匂いについフラフラと手を伸ばしかけるが、このまま丸め込まれてしまうのが悔しくて慌てて手を引っ込めた。今度こそ怒られるかと思ってティムの様子をうかがうが、彼は気分を害した様子も無くいつもの笑顔で姫君を見ていた。
「冷めてしまいますよ?」
「……コリン、怒ってるんだもん」
「それから?」
「コリン、悪くないもん」
自分自身に言い聞かせるように呟く。ティムは分かっているとばかりに大きくうなずいた。
「そうです、姫様は悪くありません。怒っていいんですよ」
予想外の答えにコリンシアは驚いてティムを見上げる。
「……コリン、悪くないの?」
「ええ。家族に会いたいと思うのは当然だと思います。ですから、それを邪魔した悪者に怒るのは悪いことではありませんよ」
不安げなコリンシアにティムは優しく語りかける。まだ子供のコリンシアに大人の事情はまだ理解出来なくて当然なのだ。
「本当に?」
「ええ。でも、母君や皆に心配かけた事は謝るんですよ?」
ティムに言い含められると、もう意地ははれなくなる。コリンシアは小さくうなずいた。
「さ、お腹が空いたでしょう? 召し上がって下さい」
ティムに勧められるままお茶を飲み、パンを頬張る。気付けば辺りは既に暗く、いつもなら夕食の時間だった。今日はおやつも食べていなかったので、空腹だったコリンシアはティムが用意した食事を全て平らげていた。
「さ、母君が心配しておられますよ。帰りましょう」
ティムが手を差し伸べるが、コリンシアは少し躊躇する。皆に手を煩わせたぶん、やはり気恥ずかしいのだろう。
「疲れましたか?」
それもあるのでうなずくと、ティムはその背中をコリンシアに向ける。
「おんぶしましょうか?」
コリンシアは躊躇したが、うなずくとその背に縋った。
「さあ、帰りましょう」
ティムは姫君を背負うと、立ち上がって歩き始めた。温かな背中に掴まって揺られていると、お腹が膨れた事もあってコリンシアはだんだん瞼が重くなってくる。帰ったらちゃんとフレアに謝るとティムと約束したので、起きていようとするのだが、睡魔には勝てなかった。
「姫様?」
「……ティム……あり……がと」
背後からは小さな寝息が聞こえてくる。ティムは姫君を落とさないように気を付けながら、家路を急いだ。
翌朝、目を覚ました姫君は、恥ずかしそうにしながらも騒がしたことを謝った。勿論それは快く許してもらったのだった。
ソフィアはソファに座ったまま幾度目かのため息をついた。国主アロンの見舞いを済ませ、お茶に誘ってくれたセシーリアが席を外してからもうずいぶん時間が経っていた。
「ふぅ……」
間違った先入観を煽られ、図らずもこの度の内乱の首謀者を助長させてしまい、その後ろめたさから復権後のエドワルドに会う勇気が無かった。それでもきちんと謝罪するようにと夫のカールと息子のオスカーから言われ、今日こそはと北棟に足を向けたのだが、踏ん切りがつかずに躊躇している所をセシーリアに声を掛けられたのだ。
狼狽しているのが丸わかりだったはずなのだが、心優しい彼女はそれに気づかないふりをしてアロンの見舞いに誘い、その後にこうしてお茶を振舞ってくれた。
息子に後を託し後顧の憂いが無くなったのか、アロンの生気は日を追うごとに薄れてきている。冬はもう超えられないだろうと専属の医師の見立てだった。その事もあって、皇家の女性陣は全てを女官に任せきりにせずに出来る限り自分達の手で彼の看病をしていて、見舞ったときはアルメリアが側に付いていた。
おそらく、その後はセシーリアが変わるはずだったのだろう。北棟の実務も取り仕切って忙しい筈なのに、彼女の手を煩わせて申し訳なく思う。
「誰か……」
そろそろ弟の元へ赴こうと腹をくくり、応接間の外で控えているはずの女官を呼ぼうとしたところへ、扉を叩く音がする。ソフィアが返事をすると、そこへ入って来たのは今、会いに行こうと決意したエドワルドだった。
「エ、エ、エ、エドワルド?」
「お久しぶりです、姉上」
心の準備が出来ておらず、思いっきり狼狽してエドワルドに苦笑される。彼はいつも通りの洗練された所作でソフィアの向かいに座り、腰を浮かしかけた彼女に改めて席を勧める。
「驚かした様で申し訳ありません。とりあえず、お座りください」
「ど、どうしてそなたが……。セシーリアは?」
驚きのあまり先程までどんな顔して会いに行くか悩んでいたのも忘れていた。促されるままに席に座り、静々と入って来た女官が淹れ替えたお茶を口に含んだ。
「セシーリア義姉上は父上の看病に行かれました。実は、姉上にお会いしたいと思っていたのですが、お忙しいご様子でしたので、こちらに姿を現した時に声をかけてもらうように頼んでいました」
「そ……そうか……。じゃが、皆ほどは忙しくないのじゃ。出来る事も知れておるしの」
ソフィアはどうにか落ち着きを取り戻し、優雅にお茶を楽しむエドワルドの様子を窺う余裕も取り戻した。彼が帰還した直後の御前会議でその姿を見たきりだったのだが、その頃に比べると随分と顔色が良くなっている。だが、完全には回復してないのは一目瞭然だった。
「そんな事は無いでしょう? グスタフの妻子がさほど問題を起こさずに済んでいるのは姉上のおかげと聞いております。他にも貴族や官僚、果ては大店の商人達に率先してこの冬を乗りきる為の援助を頼みに足を運んでおられるとか。随分と助けていただいております。一言、お礼を申し上げたかったのです」
エドワルドは頭を下げるが、ソフィアはそれを止めさせる。そして今度は彼女が席を立ってその場に跪いた。
「姉上?」
「頭を下げるのは妾の方じゃ。済まぬ、エドワルド。妾があのような戯言に踊らされたばかりに、此度の事態を引き起こしてしまった。そなたにもそなたの妻子にもどう詫びてよいか……」
床に頭が着くほどソフィアは頭を下げる。驚いたエドワルドは慌ててその傍らに跪き、彼女の頭を上げさせる。
「姉上、過ぎた事です。もう気に病まないでください」
「じゃが……」
「グスタフの計略に気付かなかった我々の落ち度です」
「エドワルド、済まぬ……」
気が済まないソフィアはそれでも頭を下げる。エドワルドは一つため息をつくと、彼女を再びソファに座らせ、自分はその傍らに跪く。
「姉上、これは昨日ルークが届けてくれたものからアルメリアが作ってくれたものです」
懐から何かを取りだすと、ソフィアの前に置いた。それは黒と銀の糸状の物を編んだお守りだった。よく見ると、その糸状の物は髪の毛だった。
「これは……もしや……」
黒はともかく、銀色の……プラチナブロンドは見間違える筈は無い。ソフィアは驚き、エドワルドの顔をうかがう。
「フロリエとコリンシアの髪です。リラ湖の南岸に彼女達は着きました。そして立ち寄った村で旅に必要な物と手形まで頂いてロベリアに向かったそうです」
「真なのか?」
「向かったのは間違いありません。ですが、検問の厳しさに躊躇したのでしょう。関所を通った形跡はありませんでした」
「何と……」
ソフィアは返す言葉が見付からなかった。だが、エドワルドは笑みを湛えて言葉を続ける。
「ルークが力説するんです。自分が野営の技術を叩き込んだのだから、ティムがいれば彼女達を飢えさせる真似は絶対にしないと。南へ……タルカナへ向かったのではないと見ております」
「そうか……そうか……」
ソフィアは恐る恐るそのお守りを手に取ると、それを胸に抱いて涙を流した。その背中をエドワルドは優しく摩り続けた。
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