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第3章 ダナシアの祝福
34 叶わぬ恋に2
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最悪の出会いをしたのにもかかわらず、フレアやアレスとは無二の親友といえる間柄となっていた。
元々城の中に同じ年頃の子供は少なく、否応なしに行動を共にさせられていたおかげかもしれない。
不思議と彼等の前では素のままの自分でいられるのが心地良かったし、彼等も城の生活で困った事を遠慮なく言える相手がいて助かったのだと後から聞いた。
「ルイス・カルロスって呼びにくいよなぁ」
何時だったか、勉強の合間のおやつの時間にアレスが唐突に言い出した。
「……文句は父上に言ってくれ」
自分で付けたわけではないので、名前に文句を言われても困る。
ルイスは旧プルメリア王家の高名な王の名前で、カルロスは同じく旧プルメリア王家から排出された高名な賢者の名前だった。特にカルロスの名は頭に血が上りやすいから少しでも冷静に物事を捕えられるようになって欲しいから付けたと両親からは聞いている。
……確かに、否定できない。
「そうだなぁ……」
アレスは腕を組んで考え込む。そんな自分達のやり取りをフレアはいつもニコニコと見守っている。
この頃はまだ自分の気持ちを自覚していなかったが、彼女と一緒に居られるだけでふわふわと幸せな気持ちになれるのが心地よかった。
「ルカってどうだ?」
「なんだ、その略し方は? それなら普通にルイスと呼んでくれよ」
「え~、良いじゃないか」
アレスの提案は正直言って気に入らなかった。助けを求める様にフレアを見ると、彼女は飛び切りの笑顔で弟の意見を後押しした。
「あら、素敵ね。私達だけの呼び方にしたらどうかしら?」
「……」
彼女の笑顔に見惚れて返答を忘れているうちに、その呼び方は彼等の間で了承されてしまっていた。
まあ、彼女にそう呼ばれるのは嫌では無いが……。
「せっかく来て頂いたのに申し訳ない」
差し向かいに座ったエドワルドがルイスの杯にタランテラ産のワインを注いでくれる。
「いえ、急に来たので仕方ないです」
夏至を過ぎ、本格的な夏が来た頃にエドワルドが次期国主と決定したとの連絡を受け、その慶賀の使節としてルイスはタランテラに再訪していた。船便で送りだしたフレアの花嫁道具ももうじき皇都に到着するので、それを確認して帰るのが両親から出されたソレルの騎士団を辞職する最後の条件だった。
「フレアは明日の午後戻ってくる予定だ」
一家は昨日、アロンやハルベルトの墓参の為、霊廟神殿に揃って出向いていた。エドワルドや子供達は今日の昼頃本宮に帰って来たが、フレアはもう1日神殿に滞在して祈りを捧げる事になっていた。皇家に嫁ぐ花嫁が婚礼前に行う古いしきたりではあるが、もう婚礼どころか子供が生まれているこの2人には今更のような気もする。
「こだわらなくていいとは言ったのだが、仕来りを疎かにしてはいけないと言い張ってきかなくてな」
「フレアは言い出したら聞かないから……昔からそうだ」
エドワルドの言葉にルイスは苦笑する。一見、たおやかで御しやすいようにも見える彼女だが、自分の信念は頑なまでに譲らない。その昔、ブレシッドに居た頃に、ルイスの恋人だと周囲が勝手に思い込み、その妻の座を狙った令嬢達に理不尽な言いがかりを付けられた時でも彼女は一歩も譲ろうとしなかったし、ベルクがアレスの復位をちらつかせて迫った時でも屈する事は無かった。その芯の強さにルイスは強く惹かれたのだ。
「分かる気がするな。彼女は本当の意味で強い」
酔った勢いでルイスがフレアとの思い出話を披露すると、それにつられたようにエドワルドもフロリエと名乗っていた頃の彼女との思い出を語った。
グロリアが倒れた時には親族達の横暴さに意見した。ただ優しいだけでは無い彼女に魅力を感じたのだ。
「……フレアが子供を宿して帰って来たと知った時はショックだった。正直に言うと、何でよりによって相手がタランテラの皇子なんだとね」
「ほう……」
エドワルドはいぶかしげに彼の様子を窺う。
「だけど、貴公がきちんと彼女の本質を理解していてくれて少しほっとした」
「少しだけかい?」
エドワルドが少しだけ残念そうに問いかけると、ルイスは意地悪い笑みを浮かべる。
「ええ、少しです。厄介な事にまだ自分は納得できていないんですよ」
「ほう……それは困りましたな。では、どうすれば納得いく答えが得られますかな?」
ルイスの挑発にエドワルドも悪乗りして応える。彼も相当飲んでいるから、いい加減酔っているのかもしれない。
「もし、お時間があれば手合わせを願いたいのですが?」
ルイスが出した答えは手っ取り早い方法だった。本気で剣を交えれば相手の力量もおのずと分かってくる。もちろん、負ける気はない。
「良いだろう」
エドワルドも異論は無いらしく、快く承諾してくれた。
「どうして、公表しないんだ?」
成人した日、両親によって明かされたフレアとアレスの出生の秘密は少なからず衝撃を受けた。そして同時に今まで隠してきた彼等に腹が立った。
「理由は分かるはずだ。この事が公になれば、要らぬ騒動の元となりかねない」
「それは昔の話だろう?」
「そうとも言い切れない。私達が目を光らせている間は大人しくしているだろうが、次の世代で必ずもめる事になる。担ぎ出されるのはお前やアレスだけとは限らない。一番の標的にされるのはおそらくフレアだ」
「……」
父親に諭されてと言うよりか、フレアの名が出てようやく頭が冷えた。彼女が政治の駒に利用されると考えただけで寒気がする。だが、それでも2人の失われた地位は取り戻してやりたい。
「だったら、俺がフレアと結婚したらそんな事言う奴はいなくなるよな?」
「素敵な考えだけど、本人はなんていうかしら?」
今まで黙っていた母親が少し砕けた口調で割って入って来る。
「それは……これから……」
「この事はね、あの子達を引き取る時に賢者様とも話をしたの。あの子達の父親は争いを望まなかった。だったら、その遺志を尊重してもらえないだろうかと頼まれたの。以前にフレアにこの事を話した時も、彼女は公表を望まなかったわ」
「……」
「ルイスがあの子達の為を思って言っているのは分かるわ。だけど、優先すべきは彼等の意思じゃないかしら?」
母親に諭されてようやく自分が余計な口出しをしている事に気付いた。
「……アレスが望んだ場合は?」
「そうね、その時はフレアとも相談して決めるわ」
アレスの誕生日は半年後だった。彼にはその時にこの事を告げるのだろう。尤も、彼も地位や名声に執着する人間では無い。きっと、姉のフレアと同じ答えを出すに違いない。
「俺一人で空回りしていただけか」
「それでも彼等の為なのでしょう? 貴方が他人を思いやれる心を持っているのは嬉しい事だわ」
母親に慰められ、その夜は父の秘蔵の酒で成人を祝ってもらった。だが、それは少しだけ苦く感じた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに、子供の頃のアレスは女の子に良く間違えられていて、成人する前までは中性的な感じだった設定。
元々城の中に同じ年頃の子供は少なく、否応なしに行動を共にさせられていたおかげかもしれない。
不思議と彼等の前では素のままの自分でいられるのが心地良かったし、彼等も城の生活で困った事を遠慮なく言える相手がいて助かったのだと後から聞いた。
「ルイス・カルロスって呼びにくいよなぁ」
何時だったか、勉強の合間のおやつの時間にアレスが唐突に言い出した。
「……文句は父上に言ってくれ」
自分で付けたわけではないので、名前に文句を言われても困る。
ルイスは旧プルメリア王家の高名な王の名前で、カルロスは同じく旧プルメリア王家から排出された高名な賢者の名前だった。特にカルロスの名は頭に血が上りやすいから少しでも冷静に物事を捕えられるようになって欲しいから付けたと両親からは聞いている。
……確かに、否定できない。
「そうだなぁ……」
アレスは腕を組んで考え込む。そんな自分達のやり取りをフレアはいつもニコニコと見守っている。
この頃はまだ自分の気持ちを自覚していなかったが、彼女と一緒に居られるだけでふわふわと幸せな気持ちになれるのが心地よかった。
「ルカってどうだ?」
「なんだ、その略し方は? それなら普通にルイスと呼んでくれよ」
「え~、良いじゃないか」
アレスの提案は正直言って気に入らなかった。助けを求める様にフレアを見ると、彼女は飛び切りの笑顔で弟の意見を後押しした。
「あら、素敵ね。私達だけの呼び方にしたらどうかしら?」
「……」
彼女の笑顔に見惚れて返答を忘れているうちに、その呼び方は彼等の間で了承されてしまっていた。
まあ、彼女にそう呼ばれるのは嫌では無いが……。
「せっかく来て頂いたのに申し訳ない」
差し向かいに座ったエドワルドがルイスの杯にタランテラ産のワインを注いでくれる。
「いえ、急に来たので仕方ないです」
夏至を過ぎ、本格的な夏が来た頃にエドワルドが次期国主と決定したとの連絡を受け、その慶賀の使節としてルイスはタランテラに再訪していた。船便で送りだしたフレアの花嫁道具ももうじき皇都に到着するので、それを確認して帰るのが両親から出されたソレルの騎士団を辞職する最後の条件だった。
「フレアは明日の午後戻ってくる予定だ」
一家は昨日、アロンやハルベルトの墓参の為、霊廟神殿に揃って出向いていた。エドワルドや子供達は今日の昼頃本宮に帰って来たが、フレアはもう1日神殿に滞在して祈りを捧げる事になっていた。皇家に嫁ぐ花嫁が婚礼前に行う古いしきたりではあるが、もう婚礼どころか子供が生まれているこの2人には今更のような気もする。
「こだわらなくていいとは言ったのだが、仕来りを疎かにしてはいけないと言い張ってきかなくてな」
「フレアは言い出したら聞かないから……昔からそうだ」
エドワルドの言葉にルイスは苦笑する。一見、たおやかで御しやすいようにも見える彼女だが、自分の信念は頑なまでに譲らない。その昔、ブレシッドに居た頃に、ルイスの恋人だと周囲が勝手に思い込み、その妻の座を狙った令嬢達に理不尽な言いがかりを付けられた時でも彼女は一歩も譲ろうとしなかったし、ベルクがアレスの復位をちらつかせて迫った時でも屈する事は無かった。その芯の強さにルイスは強く惹かれたのだ。
「分かる気がするな。彼女は本当の意味で強い」
酔った勢いでルイスがフレアとの思い出話を披露すると、それにつられたようにエドワルドもフロリエと名乗っていた頃の彼女との思い出を語った。
グロリアが倒れた時には親族達の横暴さに意見した。ただ優しいだけでは無い彼女に魅力を感じたのだ。
「……フレアが子供を宿して帰って来たと知った時はショックだった。正直に言うと、何でよりによって相手がタランテラの皇子なんだとね」
「ほう……」
エドワルドはいぶかしげに彼の様子を窺う。
「だけど、貴公がきちんと彼女の本質を理解していてくれて少しほっとした」
「少しだけかい?」
エドワルドが少しだけ残念そうに問いかけると、ルイスは意地悪い笑みを浮かべる。
「ええ、少しです。厄介な事にまだ自分は納得できていないんですよ」
「ほう……それは困りましたな。では、どうすれば納得いく答えが得られますかな?」
ルイスの挑発にエドワルドも悪乗りして応える。彼も相当飲んでいるから、いい加減酔っているのかもしれない。
「もし、お時間があれば手合わせを願いたいのですが?」
ルイスが出した答えは手っ取り早い方法だった。本気で剣を交えれば相手の力量もおのずと分かってくる。もちろん、負ける気はない。
「良いだろう」
エドワルドも異論は無いらしく、快く承諾してくれた。
「どうして、公表しないんだ?」
成人した日、両親によって明かされたフレアとアレスの出生の秘密は少なからず衝撃を受けた。そして同時に今まで隠してきた彼等に腹が立った。
「理由は分かるはずだ。この事が公になれば、要らぬ騒動の元となりかねない」
「それは昔の話だろう?」
「そうとも言い切れない。私達が目を光らせている間は大人しくしているだろうが、次の世代で必ずもめる事になる。担ぎ出されるのはお前やアレスだけとは限らない。一番の標的にされるのはおそらくフレアだ」
「……」
父親に諭されてと言うよりか、フレアの名が出てようやく頭が冷えた。彼女が政治の駒に利用されると考えただけで寒気がする。だが、それでも2人の失われた地位は取り戻してやりたい。
「だったら、俺がフレアと結婚したらそんな事言う奴はいなくなるよな?」
「素敵な考えだけど、本人はなんていうかしら?」
今まで黙っていた母親が少し砕けた口調で割って入って来る。
「それは……これから……」
「この事はね、あの子達を引き取る時に賢者様とも話をしたの。あの子達の父親は争いを望まなかった。だったら、その遺志を尊重してもらえないだろうかと頼まれたの。以前にフレアにこの事を話した時も、彼女は公表を望まなかったわ」
「……」
「ルイスがあの子達の為を思って言っているのは分かるわ。だけど、優先すべきは彼等の意思じゃないかしら?」
母親に諭されてようやく自分が余計な口出しをしている事に気付いた。
「……アレスが望んだ場合は?」
「そうね、その時はフレアとも相談して決めるわ」
アレスの誕生日は半年後だった。彼にはその時にこの事を告げるのだろう。尤も、彼も地位や名声に執着する人間では無い。きっと、姉のフレアと同じ答えを出すに違いない。
「俺一人で空回りしていただけか」
「それでも彼等の為なのでしょう? 貴方が他人を思いやれる心を持っているのは嬉しい事だわ」
母親に慰められ、その夜は父の秘蔵の酒で成人を祝ってもらった。だが、それは少しだけ苦く感じた。
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