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第十一章 怪しいパーティー
64.珍しい外出
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トイレから出て廊下を歩いていると、メアリーが来てドグマ様が呼んでいると教えてくれた。
もしかして、仕事をさぼって自慰行為に耽っていたことを見抜かれているのではないだろうか。ドキドキしながら書斎へ向かった。
「ドグマ様、お呼びでしょうか?」
ドグマ様はいつもと変わらない様子で、新聞を読んでいた。赤い瞳と目が合うと、イったばかりの女性器がピクッと震えてTバッグの下着がキュンと食い込んだ。甘い痺れが腰へ駆け抜ける。
「午後のお茶の時間を過ぎたら町の方へでかける。パーティーがあるんだ」
「お珍しゅうございますね」
ドグマ様は会合や社交イベントにはほとんど参加しない。魔族であるドグマ様が人の集まる場へ出ていくことはリスクが大きいのかと思っていたのだが。
「ああ、たまには参加しておいた方がいいだろうと思ってな。お前にもついてきてもらうから、そのつもりでいてくれ」
「かしこまりました」
やるべき仕事を片付けて、ドグマ様の着替えや支度を手伝っていると、すぐに出発の時間になった。ドグマ様は魔法で自分のツノを消して、瞳や肌の色も人間に近づけた。町へ出るときは目立たぬようにいつもこの姿になるが、それでも色気があって格好良くてきっと人目を引いてしまう。
ドグマ様はコートを羽織って帽子を被った。屋敷にいるときとは違う格好もよく似合って、ドキドキしてしまう。
ドグマ様の後ろに続いて森を歩きながら、下着が食い込んでキュンと甘く疼く女性器にばかり意識が集中してしまう。
「どうかしたか? 足を捻ったか?」
時折俺の歩き方が不自然なのをドグマ様は気づいていた。
「いえ、なんでもありません」
下着を元へ戻してほしかったが、言い出しにくかった。どうして元へ戻してほしいのか聞かれるに決まっていたが、まさかおまんこに食い込んで感じてしまうから戻してほしいなんて言えない。
森を抜けると馬車が待っていた。
乗り込んでドグマ様の隣に座る際にもぎゅんと下着がめり込んで俺は肩を震わせてしまった。
「やはり、どこか変なんじゃないか?」
再び指摘してきたドグマ様の顔には笑みが浮かんでいた。
ああ、知っているくせに、わざと言っている。意地悪だ……と俺は唇を噛んで顔を熱くした。
座ってしまえば下着はもう関係なかった。
流れる景色をぼんやりと眺めていると体の熱も落ち着いてきた。日が暮れ始めていて、辺りはどんどん暗くなっていく。
ドグマ様とお出かけなんて初めてだから、それだけで少し嬉しい。なんだかデートみたいだ……。
これから参加するのはどんなパーティーなのか、退屈そうに景色を眺めているドグマ様に聞いてみようか……と思ったが、俺は開きかけた口を閉じた。
そういえば、ドグマ様には「大事なヒト」がいるのだと言っていた。だからマデューサ様との婚約を破棄したのだ。
もしかして今日のパーティーでその想い人に会うのではないだろうか?
浮かれた気分が一瞬にして暗くなった。
ドグマ様の「大事なヒト」ってどんな人だろうか……?
もしかして、仕事をさぼって自慰行為に耽っていたことを見抜かれているのではないだろうか。ドキドキしながら書斎へ向かった。
「ドグマ様、お呼びでしょうか?」
ドグマ様はいつもと変わらない様子で、新聞を読んでいた。赤い瞳と目が合うと、イったばかりの女性器がピクッと震えてTバッグの下着がキュンと食い込んだ。甘い痺れが腰へ駆け抜ける。
「午後のお茶の時間を過ぎたら町の方へでかける。パーティーがあるんだ」
「お珍しゅうございますね」
ドグマ様は会合や社交イベントにはほとんど参加しない。魔族であるドグマ様が人の集まる場へ出ていくことはリスクが大きいのかと思っていたのだが。
「ああ、たまには参加しておいた方がいいだろうと思ってな。お前にもついてきてもらうから、そのつもりでいてくれ」
「かしこまりました」
やるべき仕事を片付けて、ドグマ様の着替えや支度を手伝っていると、すぐに出発の時間になった。ドグマ様は魔法で自分のツノを消して、瞳や肌の色も人間に近づけた。町へ出るときは目立たぬようにいつもこの姿になるが、それでも色気があって格好良くてきっと人目を引いてしまう。
ドグマ様はコートを羽織って帽子を被った。屋敷にいるときとは違う格好もよく似合って、ドキドキしてしまう。
ドグマ様の後ろに続いて森を歩きながら、下着が食い込んでキュンと甘く疼く女性器にばかり意識が集中してしまう。
「どうかしたか? 足を捻ったか?」
時折俺の歩き方が不自然なのをドグマ様は気づいていた。
「いえ、なんでもありません」
下着を元へ戻してほしかったが、言い出しにくかった。どうして元へ戻してほしいのか聞かれるに決まっていたが、まさかおまんこに食い込んで感じてしまうから戻してほしいなんて言えない。
森を抜けると馬車が待っていた。
乗り込んでドグマ様の隣に座る際にもぎゅんと下着がめり込んで俺は肩を震わせてしまった。
「やはり、どこか変なんじゃないか?」
再び指摘してきたドグマ様の顔には笑みが浮かんでいた。
ああ、知っているくせに、わざと言っている。意地悪だ……と俺は唇を噛んで顔を熱くした。
座ってしまえば下着はもう関係なかった。
流れる景色をぼんやりと眺めていると体の熱も落ち着いてきた。日が暮れ始めていて、辺りはどんどん暗くなっていく。
ドグマ様とお出かけなんて初めてだから、それだけで少し嬉しい。なんだかデートみたいだ……。
これから参加するのはどんなパーティーなのか、退屈そうに景色を眺めているドグマ様に聞いてみようか……と思ったが、俺は開きかけた口を閉じた。
そういえば、ドグマ様には「大事なヒト」がいるのだと言っていた。だからマデューサ様との婚約を破棄したのだ。
もしかして今日のパーティーでその想い人に会うのではないだろうか?
浮かれた気分が一瞬にして暗くなった。
ドグマ様の「大事なヒト」ってどんな人だろうか……?
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